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勤めないという生き方 単行本(ソフトカバー) – 2011/2/18
森 健
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「会社で安定」「起業成功」だけが価値ではない。多くの若い人が身の丈に合った、理想の働き方・生き方を「自立自営」に求めている。自動車メーカーから小島での町おこしビジネスへ、一流会社から農家へ、雑誌編集者からカフェオーナーへ。。地域をベースに新しい仕事の形を作り、理想を求めてNPO立ち上げ、人との出会いから職人の世界へ。さまざまなドラマを経て「勤めない」という生き方を選んだ13人の姿から、新しい「働き方」のテキスト。成功物語だけではなく、苦労や課題も赤裸々に語ることで、「働くことの意味と価値」を見出していくノンフィクション。
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2011/2/18
- ISBN-10484013832X
- ISBN-13978-4840138321
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商品の説明
著者について
1968年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。月刊『文藝春秋』、『週刊文春』『AERA』をはじめ各誌で経済記事や人物ルポを中心に執筆。著書に『人体改造の 世紀』、『インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?』、『グーグル・アマゾン化する社会』他。
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2011/2/18)
- 発売日 : 2011/2/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 271ページ
- ISBN-10 : 484013832X
- ISBN-13 : 978-4840138321
- Amazon 売れ筋ランキング: - 980,680位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 114,001位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ジャーナリスト。
1968年1月、東京都生まれ。神奈川県相模原市で育つ。早稲田大学法学部卒業。
在学中の1990年からライター活動をはじめ、科学雑誌、 経済誌、総合誌で専属記者を経て、フリーランスに。2012年『「つなみ」の子どもたち』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2015年『小倉昌男 祈りと経営』で第22回小学館ノンフィクション大賞の大賞を受賞。2017年、同書で第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞の大賞を受賞、ビジネス書大賞2017で審査員特別賞を受賞。
http://moriken.org
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の仕事に疲れてきたんで、読んでみましたが、やっぱり浮世離れしてる話だなと。実践はできないなぁ。
2011年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルがタイトルなだけに誤解しないようにして欲しいのですが、
何もニートでいることを奨励した本ではありません。
職人、農家、カフェ経営、NPOなど一般的に会社と呼ばれる組織
に属さないヒト達がどういう過程を得て、今の状況になっているか
がまとめられています。
そして世にでている自己啓発、ビジネス書などにあるようなサクセ
スストーリーを取り扱っているわけではありません。
手染め職人、酒造メーカー、カフェオーナー、ピクルス農業などそ
れぞれの形で独立したヒト達。独立と言うと、「絶対やってやる」
みたいな精神論的なことを紹介する本が多いのですが、むしろそう
いったことより本書は彼らがどういう時、どういう行動していたか
を主軸においてまとめられています。
困難や苦労に対してどのように向き合っていたか。単なる自慢話にな
ることもなく、読んでいて一つの物語を読んでいるかのようです。
本書に取り上げられているかたが全員最初から独立を考えていたわけ
ではなく、生活に追われて始めたヒトもいれば、現存しないのであれ
ば自分がやってやろうと考えたヒトもいます。
全員が成功者というわけではなく、今現在まだ混迷を続けているヒト
もいる。でも共通して言えるのは彼らは自分の人生と仕事というもの
が密接に関係している点でしょうか。
個人的に各々の話の冒頭で土地などの紹介、終わりでまだこの続きが
あるように著者がまとめているのが小説のようで好きです。
独立を考えているヒト、独立したヒトは面白いと思いますが、ただそ
うでないかた。
独立したヒトに限らず会社勤めのヒトにも当然困難はあるわけですか
ら本書で紹介されているヒト達の行動原理は参考・・・と言うより共
感できる部分があると思います。
一度は大企業に勤めていたこともあるヒト達がリスクをとして生きて
く姿は一人一人を勇気づけてくれるのではないかと思います。
何もニートでいることを奨励した本ではありません。
職人、農家、カフェ経営、NPOなど一般的に会社と呼ばれる組織
に属さないヒト達がどういう過程を得て、今の状況になっているか
がまとめられています。
そして世にでている自己啓発、ビジネス書などにあるようなサクセ
スストーリーを取り扱っているわけではありません。
手染め職人、酒造メーカー、カフェオーナー、ピクルス農業などそ
れぞれの形で独立したヒト達。独立と言うと、「絶対やってやる」
みたいな精神論的なことを紹介する本が多いのですが、むしろそう
いったことより本書は彼らがどういう時、どういう行動していたか
を主軸においてまとめられています。
困難や苦労に対してどのように向き合っていたか。単なる自慢話にな
ることもなく、読んでいて一つの物語を読んでいるかのようです。
本書に取り上げられているかたが全員最初から独立を考えていたわけ
ではなく、生活に追われて始めたヒトもいれば、現存しないのであれ
ば自分がやってやろうと考えたヒトもいます。
全員が成功者というわけではなく、今現在まだ混迷を続けているヒト
もいる。でも共通して言えるのは彼らは自分の人生と仕事というもの
が密接に関係している点でしょうか。
個人的に各々の話の冒頭で土地などの紹介、終わりでまだこの続きが
あるように著者がまとめているのが小説のようで好きです。
独立を考えているヒト、独立したヒトは面白いと思いますが、ただそ
うでないかた。
独立したヒトに限らず会社勤めのヒトにも当然困難はあるわけですか
ら本書で紹介されているヒト達の行動原理は参考・・・と言うより共
感できる部分があると思います。
一度は大企業に勤めていたこともあるヒト達がリスクをとして生きて
く姿は一人一人を勇気づけてくれるのではないかと思います。
2011年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事とは、「どうしてもしたいこと」と「とりあえず生活を支えること」の間の
どこかにあるのだ、と著者は最後に述べます。
まさに、本書に登場する人達は、この「間」に広く分布しています。
会社に入ったものの辞めて自らの道を進んだ人、学生からそのままやりたい方向を目指す人、
彼らの軌跡は個性的ですが、共通するのは、「どうしてもしたいこと」があること。
その輪郭はおぼろげながら、手探りで進むことで道がはっきりしてきて、次の段階が見えてきています。
その過程には、師となる人や、協力者、助言者との出会いがあることは見逃せません。
学生の頃、進路指導では、将来のことを考え計画を立てるとか、自己分析しよう等とアドバイスされましたが、
この論理的思考には納得するものの、何だか空虚なことだと感じていました。
なぜなら、先のことなどみえないからです。
同様なことを感じているのであれば、本書を手に取り、登場人物達の軌跡を共有体験してみるのもよいでしょう。
成功物語ではないので、結論があるわけではありません。彼らの「行動」があるだけです。
でも、これから社会に出ていく人や会社で悩んでいる人にとっては、その「行動」が、
ヒントになるかもしれないから。
どこかにあるのだ、と著者は最後に述べます。
まさに、本書に登場する人達は、この「間」に広く分布しています。
会社に入ったものの辞めて自らの道を進んだ人、学生からそのままやりたい方向を目指す人、
彼らの軌跡は個性的ですが、共通するのは、「どうしてもしたいこと」があること。
その輪郭はおぼろげながら、手探りで進むことで道がはっきりしてきて、次の段階が見えてきています。
その過程には、師となる人や、協力者、助言者との出会いがあることは見逃せません。
学生の頃、進路指導では、将来のことを考え計画を立てるとか、自己分析しよう等とアドバイスされましたが、
この論理的思考には納得するものの、何だか空虚なことだと感じていました。
なぜなら、先のことなどみえないからです。
同様なことを感じているのであれば、本書を手に取り、登場人物達の軌跡を共有体験してみるのもよいでしょう。
成功物語ではないので、結論があるわけではありません。彼らの「行動」があるだけです。
でも、これから社会に出ていく人や会社で悩んでいる人にとっては、その「行動」が、
ヒントになるかもしれないから。
2012年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まさに独立にむけて準備している僕にとっては、本書のおかげで多くの有益な情報がゲット出来ました。
既に独立して生きている先輩方の、そこに至るまでの過程、思考の流れなどが、
「ぶっちゃけ、そこんとこどうなの?」と友人に聞いたかの様に生々しく書かれていたのでとても参考になりました。
「そうそう!そういう事が知りたかったんです!」って感じでした。
成功体験だけじゃなく、辛かった事や上手く行かなかった事なんかも沢山書いてありましたが、
そちらの方がリアルで、これで事前に対策を立てられるとやる気がムクムクと湧いてきました。
独立に興味がある人、背中を押してもらって勇気が欲しい人、情報が欲しい人は一読をおススメします。
既に独立して生きている先輩方の、そこに至るまでの過程、思考の流れなどが、
「ぶっちゃけ、そこんとこどうなの?」と友人に聞いたかの様に生々しく書かれていたのでとても参考になりました。
「そうそう!そういう事が知りたかったんです!」って感じでした。
成功体験だけじゃなく、辛かった事や上手く行かなかった事なんかも沢山書いてありましたが、
そちらの方がリアルで、これで事前に対策を立てられるとやる気がムクムクと湧いてきました。
独立に興味がある人、背中を押してもらって勇気が欲しい人、情報が欲しい人は一読をおススメします。
2011年4月6日に日本でレビュー済み
独立を志向した人達の仕事と人生に対する考え方、それを実践した軌跡が紹介されていて、参考になるし、考えさせられる部分が多い。
仕事とは何か、人生とは何かということに今まさに自問自答している人は、読むべき1冊
仕事とは何か、人生とは何かということに今まさに自問自答している人は、読むべき1冊
2011年11月20日に日本でレビュー済み
本書では、様々な種類の「勤めない生き方」を紹介してくれます。
単純にいえば自営であり、他人に使われる形ではなく、
自分の意志で仕事を選んでいるということです。
それは、選択を繰り返した末の仕事であったり、
既存の職がなかったからこそ創出した職である場合もあります。
「職人」 「地域振興」 「店舗」 「農業」 「NPO」と大別して、
13人の経た道程と現状をレポートしています。
著者も指摘していますが、現代の自営市場において、
パソコン・インターネットの活用は、もはや避けて通れないところでしょう。
「地域振興」や「ウェブショップ」、「NPO」などでは、主力のツールとなり、商売を後押しします。
また「農業」や「職人」が、地域に根ざしながら、身体で仕事をやっていても、それは強力なツールとなっています。
各人通して興味深いところは、誰もが最初は何をしたらいいのかは判っていなかったという事。
皆が、行動していくうちに、方向が自ずと定まってきたという共通体験を持ちます。
「組織で働いていく自信がない」
「明日いるべき場所は、ここではない」
「何をやったらいいのか分からない」
そんな気持ちを抱いている人にとっては、参考になる実例が見付かるかも知れません。
いくつかの体験談を抜粋します。
売れるじゃん。
それは何度か出品するなかで、自身そして確信に転じていった。
デイトレードに手を出し、3ヶ月ほど挑戦した。
だが、収支はマイナス6万円。
母親に「バカか、お前は」と言われて目が覚めた。
アルバイトでも毎月20万、3ヶ月で60万になる。
お前の収支はマイナス66万だと指摘された。
もっと農地を広げることはできるんです。
でも、ここでとどめているのは、これ以上やると一人では回らなくなるから。
そうなると、農機具などの問題も出てきます。
講演は自身の仕事にも直結していた。
当時の講演料は1回1万円。10回やれば10万円になる。
アルバイトよりも効率よく稼げるうえ、社会のためにもなる仕事だと気がついた。
単純にいえば自営であり、他人に使われる形ではなく、
自分の意志で仕事を選んでいるということです。
それは、選択を繰り返した末の仕事であったり、
既存の職がなかったからこそ創出した職である場合もあります。
「職人」 「地域振興」 「店舗」 「農業」 「NPO」と大別して、
13人の経た道程と現状をレポートしています。
著者も指摘していますが、現代の自営市場において、
パソコン・インターネットの活用は、もはや避けて通れないところでしょう。
「地域振興」や「ウェブショップ」、「NPO」などでは、主力のツールとなり、商売を後押しします。
また「農業」や「職人」が、地域に根ざしながら、身体で仕事をやっていても、それは強力なツールとなっています。
各人通して興味深いところは、誰もが最初は何をしたらいいのかは判っていなかったという事。
皆が、行動していくうちに、方向が自ずと定まってきたという共通体験を持ちます。
「組織で働いていく自信がない」
「明日いるべき場所は、ここではない」
「何をやったらいいのか分からない」
そんな気持ちを抱いている人にとっては、参考になる実例が見付かるかも知れません。
いくつかの体験談を抜粋します。
売れるじゃん。
それは何度か出品するなかで、自身そして確信に転じていった。
デイトレードに手を出し、3ヶ月ほど挑戦した。
だが、収支はマイナス6万円。
母親に「バカか、お前は」と言われて目が覚めた。
アルバイトでも毎月20万、3ヶ月で60万になる。
お前の収支はマイナス66万だと指摘された。
もっと農地を広げることはできるんです。
でも、ここでとどめているのは、これ以上やると一人では回らなくなるから。
そうなると、農機具などの問題も出てきます。
講演は自身の仕事にも直結していた。
当時の講演料は1回1万円。10回やれば10万円になる。
アルバイトよりも効率よく稼げるうえ、社会のためにもなる仕事だと気がついた。
2011年3月25日に日本でレビュー済み
実は私自身も取材していただいた本なのですが
意外に文字が多く、
非常に読み応えのある本でした。
風呂に浸かりながら読んでたら
1週間ぐらいかかった気がします。
今までメディアに出るような方たちというのは
読者さんが見て面白いと思うことに
テーマを絞って書かれていることもあり、
また字数も限られているということもあって
実際のところ、何で独立したの、何でやろうと思ったの、
というところが伝わりにくかった。
というか書かれていないことが多かった。
この本は、会社勤めをしていた方が
なぜ年収で半分以下どころかゼロになるような
勤めない生き方をしたのか、
ということを、様々な業界で独立した
13人の取材で追及しています。
大手企業に勤めていた方も多く(僕もそうだが)、
なぜ安定(と実は勝手に思っているだけだが)を捨てたのか、
そして今の仕事をなぜやろうと思ったか、
最初はどういう気持ちだったのか、
どのように展開していったのかという
生々しい過程が書かれています。
これから独立を考えている人には
素晴らしい階段の一段になると思います。
非常に現実的なので、独立して7年になる僕でも
とても勉強になることも多かったです。
意外に文字が多く、
非常に読み応えのある本でした。
風呂に浸かりながら読んでたら
1週間ぐらいかかった気がします。
今までメディアに出るような方たちというのは
読者さんが見て面白いと思うことに
テーマを絞って書かれていることもあり、
また字数も限られているということもあって
実際のところ、何で独立したの、何でやろうと思ったの、
というところが伝わりにくかった。
というか書かれていないことが多かった。
この本は、会社勤めをしていた方が
なぜ年収で半分以下どころかゼロになるような
勤めない生き方をしたのか、
ということを、様々な業界で独立した
13人の取材で追及しています。
大手企業に勤めていた方も多く(僕もそうだが)、
なぜ安定(と実は勝手に思っているだけだが)を捨てたのか、
そして今の仕事をなぜやろうと思ったか、
最初はどういう気持ちだったのか、
どのように展開していったのかという
生々しい過程が書かれています。
これから独立を考えている人には
素晴らしい階段の一段になると思います。
非常に現実的なので、独立して7年になる僕でも
とても勉強になることも多かったです。
2014年4月22日に日本でレビュー済み
著者は早大を卒業し、フリーのライターとして活躍する森健氏です。
本書は会社勤めをしないで生きている人々を取材したもので、「大企業」「都会」「スマート」という新卒生の多くが求める志向とは真っ向から対立するような、「ニッチ」「地方」「3K」という条件でも自身のやりたいことを求める「逆張り」の発想で生きる人々を紹介していました。
著者自身が40代で、フリーで生きているという背景を持つためか、同年代の取材対象者の懐深くに飛び込んで、それぞれの来し方、考え方を含んだ人生哲学を詳細に取材していて読み応えがありました。
紹介されている人々は13名で、次の5つの項目−自らの技量を極めていく職人の世界で生きる人、地方の魅力を発掘する人、自分の好みの店を自分で作り上げる人、農業に未来を見出す人、NPOで稼げる仕組みを作る人−に分けて紹介していました。
特に心に残っているのが取材された人たちが語った次のような記述です。
・確かにたくさん儲けられればいいなと思います。
でも自分が把握できる範囲で良い物を作って、ニコニコ生活できればそれでいいとも思っています。
・土をいじっているだけで面白いし、その後に美味しいものも食べられる、生活そのものが楽しいです。
・種蒔きや苗付けなんて、おおよその時期にやればいいと思うでしょう?違うんです。
必ず「今日でなければ」というタイミングが農業にはあるんです。
それは教わってわかるものではないですけど、空や温度を見ていると何となくわかってくるんですよ。
・昔、お金に憧れた時期もありましたが、仕事とはそういうものではないと感じています。
一年中全ての時間で仕事と生きることが一致している、これ以上の喜びはないですよ。
・勤めない生き方を選んだ人たちには、一歩を踏み出す時にある共通する思いがあります。
それは「明日いるべき場所はここではない」ことに気づいた時なのです。
各人が自分の心の声に導かれるようにして、苦心しながらも道なき道を歩いていく姿には興味を惹かれました。
また最後に著者による「まとめに代えて」で総括が行なわれているのですが、それぞれの生き方に著者なりの考察が加えられていて読み応えがありました。
本書は近年多く出版されているようなフリーを無条件に賛美するものではなく、扇動的な部分もありません。
筆致はあくまで淡々としながら、でも著者は共感を持って勤めずに生きる人々のありようを掴んでいこうという心意気を感じさせるような良書でした。
本書は会社勤めをしないで生きている人々を取材したもので、「大企業」「都会」「スマート」という新卒生の多くが求める志向とは真っ向から対立するような、「ニッチ」「地方」「3K」という条件でも自身のやりたいことを求める「逆張り」の発想で生きる人々を紹介していました。
著者自身が40代で、フリーで生きているという背景を持つためか、同年代の取材対象者の懐深くに飛び込んで、それぞれの来し方、考え方を含んだ人生哲学を詳細に取材していて読み応えがありました。
紹介されている人々は13名で、次の5つの項目−自らの技量を極めていく職人の世界で生きる人、地方の魅力を発掘する人、自分の好みの店を自分で作り上げる人、農業に未来を見出す人、NPOで稼げる仕組みを作る人−に分けて紹介していました。
特に心に残っているのが取材された人たちが語った次のような記述です。
・確かにたくさん儲けられればいいなと思います。
でも自分が把握できる範囲で良い物を作って、ニコニコ生活できればそれでいいとも思っています。
・土をいじっているだけで面白いし、その後に美味しいものも食べられる、生活そのものが楽しいです。
・種蒔きや苗付けなんて、おおよその時期にやればいいと思うでしょう?違うんです。
必ず「今日でなければ」というタイミングが農業にはあるんです。
それは教わってわかるものではないですけど、空や温度を見ていると何となくわかってくるんですよ。
・昔、お金に憧れた時期もありましたが、仕事とはそういうものではないと感じています。
一年中全ての時間で仕事と生きることが一致している、これ以上の喜びはないですよ。
・勤めない生き方を選んだ人たちには、一歩を踏み出す時にある共通する思いがあります。
それは「明日いるべき場所はここではない」ことに気づいた時なのです。
各人が自分の心の声に導かれるようにして、苦心しながらも道なき道を歩いていく姿には興味を惹かれました。
また最後に著者による「まとめに代えて」で総括が行なわれているのですが、それぞれの生き方に著者なりの考察が加えられていて読み応えがありました。
本書は近年多く出版されているようなフリーを無条件に賛美するものではなく、扇動的な部分もありません。
筆致はあくまで淡々としながら、でも著者は共感を持って勤めずに生きる人々のありようを掴んでいこうという心意気を感じさせるような良書でした。