私が読み出したビジネス書は、最初「船井幸雄」だった。
この本に書かれ叩かれている著者たちの大先輩こそ「船井幸雄」氏だろう。
しかし、船井幸雄氏においても、最初の頃ほどまともな本が多いが、時代を経るに従い、ずれが大きくなり、最後は「地震が起きるのを自分は止めている」とまで言うようになって、読むのをやめた。
そして、本格的に読み出した最初が神田昌典氏。
なんといっても、彼の「90日本」には船井幸雄氏の推薦の言葉が載っていたしね。
もっとも、この推薦は「やらせ」らしいが。
以降、うーん何冊読んだかな。やはり、1000冊近いか越えているか。
会社を経営しているから、経費でバンバン買った。
さて・・・本書だが、「元ビジネス書オタク」としては、納得できる内容。
とくに、ビジネス書を「もどき」とそれ以外に分けているのは慧眼である。
残念な点は、推薦する「もどきでない」ビジネス書が少ない点か。
少なくともドラッガーは読んでいて欲しかったと感じる。
また「7つの習慣」に対する高い評価はうなずける。
著者も記しているが「7つの習慣」自体が、「金儲けだけの安易な成功」から「人生の真の成功とは何か?」を問うた本であるから。
もっとも「7つの習慣」は本来ビジネス書ではないから「もどき」でもない。
ビジネスでの成功だけをターゲットとしていない。
最後にあえて言えば、「ビジネス書もどき」にお金をかけるのは悪いことではないと思う。
わずかなパーセンテージにしても「もどき」本で成功できる人間はいる。
「もどき」本を100冊読めば、1つ(1冊でなく)くらいは実践できる手法にめぐり合えるかもしれない。
しかし、「もどき本」には詐欺同然の内容も含まれていることを本書を通じて理解しておくことも必要だろう。
形を変えた「宗教もどき」さえあるのだから(斉藤一人氏のように・・・)
新品:
¥2,993¥2,993 税込
無料お届け日:
4月8日 - 12日
発送元: ※お届け予定日をご確認ください※有明Village 販売者: ※お届け予定日をご確認ください※有明Village
新品:
¥2,993¥2,993 税込
無料お届け日:
4月8日 - 12日
発送元: ※お届け予定日をご確認ください※有明Village
販売者: ※お届け予定日をご確認ください※有明Village
中古品: ¥41
中古品:
¥41

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ビジネス書大バカ事典 単行本(ソフトカバー) – 2010/5/21
勢古 浩爾
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,993","priceAmount":2993.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,993","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"fv5Wg%2BmHUkK9G%2Bbmf%2Bw7HnjAXM232P7%2FJb8M3prBkT8OmOZQP64hpu9vYyLZUIOC0lv%2F1AmE0%2BAE34mwM2x0pmMO00wXlq13BKOGFYcVOBVUekacvq7xYVavxmf1XSRAfKFDNJIQJXjILdnLyFwFgSsrCokgf%2B%2FCvRt7jwXZ3%2BcP0YckomKjWQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥41","priceAmount":41.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"41","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"fv5Wg%2BmHUkK9G%2Bbmf%2Bw7HnjAXM232P7%2FBRqg39b5CV4vYOFRMKqfIH2nQg5Vj%2BK7yiZxAcFmH7qWyLJxPwalzb8EsqPrPVIAjL%2B566fr86f72w4N6XhnSB0o0A6IoK1lo6gQ%2F0nLvwoDs66pEiGKqdSDkLlbpctAJhnalmVgVpf1CR9QSCO8Lw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
著者は「ビジネス書には二種類ある」といいます。
まともなビジネス書と、いかがわしいビジネス書「もどき」です。
「だれでも」「必ず」「成功する」「金持ちになる」など明らかなウソ(あるいは誇大広告)を謳った本が、
書店のビジネス書コーナーにはワンサカあります。
それなら一丁、それらを真剣に読んでみようではありませんか!
ビジネス書業界への「警告」「批判」「痛罵」を、「笑い」「皮肉」「つっこみ」でコーティングしてお届けする「大バカ事典」の登場です。
まともなビジネス書と、いかがわしいビジネス書「もどき」です。
「だれでも」「必ず」「成功する」「金持ちになる」など明らかなウソ(あるいは誇大広告)を謳った本が、
書店のビジネス書コーナーにはワンサカあります。
それなら一丁、それらを真剣に読んでみようではありませんか!
ビジネス書業界への「警告」「批判」「痛罵」を、「笑い」「皮肉」「つっこみ」でコーティングしてお届けする「大バカ事典」の登場です。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社三五館
- 発売日2010/5/21
- ISBN-104883205002
- ISBN-13978-4883205004
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
勝間和代、苫米地英人、本田健、ファンの方……ごめんなさい!
著者について
勢古浩爾(せこ・こうじ)
1947年大分県生まれ。明治大学卒業。
洋書輸入会社に勤務しながら、「ふつうの生き方」の価値を問い直す執筆活動を行なう。
2006年に退職するまで、34年間にわたった会社員時代には、
ごく一部のものを除きビジネス書はほとんど読まなかった。
今回、玉石混淆のビジネス書約100冊を読破。
一部で圧倒的な支持を集めるビジネス書「もどき」の正体を白日の下にさらすと同時に、
本物のビジネス書の凄みも実感している。
1947年大分県生まれ。明治大学卒業。
洋書輸入会社に勤務しながら、「ふつうの生き方」の価値を問い直す執筆活動を行なう。
2006年に退職するまで、34年間にわたった会社員時代には、
ごく一部のものを除きビジネス書はほとんど読まなかった。
今回、玉石混淆のビジネス書約100冊を読破。
一部で圧倒的な支持を集めるビジネス書「もどき」の正体を白日の下にさらすと同時に、
本物のビジネス書の凄みも実感している。
登録情報
- 出版社 : 三五館 (2010/5/21)
- 発売日 : 2010/5/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 336ページ
- ISBN-10 : 4883205002
- ISBN-13 : 978-4883205004
- Amazon 売れ筋ランキング: - 669,368位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読む価値は十分にある本だと思う。
他の方が言っているように内容は下品で稚拙ではある。
ただ、その下品で稚拙で、
ビジネス書を初めて読んだ時誰もが抱くような感想を
あえて言葉にしているところが良かった。
「バカバカしい」「ありえない」そう思いながらも、
「でももしかしたら。。。」とか「こんなすごい経歴の人なんだし」などと
考えて意味のないものにお金を出してしまっている人も多いと思う。
そして、何の意味も何の効果もないものを
これで私は成功したから、あなたも成功できると適当なことを
「力強く」「意味ありげに」「自信を持って」言われて
その気になってしまう人が多いように感じる。(自分もその一人だ。)
もし今、この本の通りにすれば「理想の」「豊かな」「苦しみのない幸福な人生」が
手に入るはずなのに手に入らないのは信仰心が足りないからかと
思いつめてしまっているのだとしたらおすすめできる。
他の方が言っているように内容は下品で稚拙ではある。
ただ、その下品で稚拙で、
ビジネス書を初めて読んだ時誰もが抱くような感想を
あえて言葉にしているところが良かった。
「バカバカしい」「ありえない」そう思いながらも、
「でももしかしたら。。。」とか「こんなすごい経歴の人なんだし」などと
考えて意味のないものにお金を出してしまっている人も多いと思う。
そして、何の意味も何の効果もないものを
これで私は成功したから、あなたも成功できると適当なことを
「力強く」「意味ありげに」「自信を持って」言われて
その気になってしまう人が多いように感じる。(自分もその一人だ。)
もし今、この本の通りにすれば「理想の」「豊かな」「苦しみのない幸福な人生」が
手に入るはずなのに手に入らないのは信仰心が足りないからかと
思いつめてしまっているのだとしたらおすすめできる。
2016年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネス書とか成功法とかの本が、怪しい感じがすると思っていたので、買ってみました。
多くの「ビジネス書」が紹介されていますが、著者自身が「これまで(ビジネス書)ほとんど読んでいなかった」「同じ著者の本と比較はあまりしていない」と言うようなことを書いていて、分量は多いけど真面目にやっているのか?と疑問に思いました。しっかり分析している姿勢に見えなかったです。文体も、ふざけて書いているような感じで、この本自体がかなり微妙でした。
多くの「ビジネス書」が紹介されていますが、著者自身が「これまで(ビジネス書)ほとんど読んでいなかった」「同じ著者の本と比較はあまりしていない」と言うようなことを書いていて、分量は多いけど真面目にやっているのか?と疑問に思いました。しっかり分析している姿勢に見えなかったです。文体も、ふざけて書いているような感じで、この本自体がかなり微妙でした。
2013年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真面目に成功本を批評するのではなく、成功本をクサして笑いましょう。という趣旨の本。
ですが笑えません。おもしろくないです。
おそらく「目にあまる英語バカ」が売れたので成功本でもそれをやろうとしたのでしょうが、
企画倒れです。
作者は自分で述べているとおり成功本に興味がないため、やっつけ仕事になっています。
編集者に依頼されて書いたのでしょうね。
作者は好きなことを仕事にすることに批判的ですが、この本を読むと好きな仕事をしたほうがクオリティが
あがると思いました。
ですが笑えません。おもしろくないです。
おそらく「目にあまる英語バカ」が売れたので成功本でもそれをやろうとしたのでしょうが、
企画倒れです。
作者は自分で述べているとおり成功本に興味がないため、やっつけ仕事になっています。
編集者に依頼されて書いたのでしょうね。
作者は好きなことを仕事にすることに批判的ですが、この本を読むと好きな仕事をしたほうがクオリティが
あがると思いました。
2017年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
笑いがとまりません。痛快です。
著者のブラックユーモアも豊かでその辺の批判本の類ではありません。
コメディです。
著者のブラックユーモアも豊かでその辺の批判本の類ではありません。
コメディです。
2013年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段ビジネス書を読んだことのない人の
ビジネス書感想記です。
ビジネス書ばかり読んでいると
その世界が普遍的なものに思えてきますが、
普段読まない人から見た
その世界の偏狭さが分かります。
扱っている本は
いわゆるトンデモ本みたいなものから
ベストセラーになった比較的著名なビジネス書まで
広範囲に数多くとなっています。
著者の仕事観をベースにした
あくまで個人的な判定ですが、
バッタバッタと切っています。
ビジネス書感想記です。
ビジネス書ばかり読んでいると
その世界が普遍的なものに思えてきますが、
普段読まない人から見た
その世界の偏狭さが分かります。
扱っている本は
いわゆるトンデモ本みたいなものから
ベストセラーになった比較的著名なビジネス書まで
広範囲に数多くとなっています。
著者の仕事観をベースにした
あくまで個人的な判定ですが、
バッタバッタと切っています。
2012年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悩んでいた時期があり、「成功法則」や「幸福」「金持ち」「経済的自立」等の言葉にのせられて、この本で紹介されているようなヘンテコ本にはまっていました。この本で紹介されている作者の本はほとんど読んでいました。いくら本を読んでも、CDを聞いても、気持ちは何も変わらず毎日悶々としていましたが、この本を読んで、まさに目から鱗が落ちました。
新興宗教のマインドコントロールが解けた感じです。早速、ヘンテコ本や付属のCDを全て捨て、この本に紹介されていた「本物のビジネス書」を読み、それまでが時間とお金の無駄だった事を思い知ることが出来ました。
折しも今日、金持ち父さん、貧乏父さんで有名だった、ロバートキヨサキ氏の会社が倒産したというニュースが流れましたが、お金があれば幸福という人生観の終焉を感じました。
私はこの本に出会えて本当に良かったと思います。人生に悩んでヘンテコ本を読んでいる人は、是非この本で、鱗を落としましょう!つまらない本をいくら読んでも、何にも変わりません。
新興宗教のマインドコントロールが解けた感じです。早速、ヘンテコ本や付属のCDを全て捨て、この本に紹介されていた「本物のビジネス書」を読み、それまでが時間とお金の無駄だった事を思い知ることが出来ました。
折しも今日、金持ち父さん、貧乏父さんで有名だった、ロバートキヨサキ氏の会社が倒産したというニュースが流れましたが、お金があれば幸福という人生観の終焉を感じました。
私はこの本に出会えて本当に良かったと思います。人生に悩んでヘンテコ本を読んでいる人は、是非この本で、鱗を落としましょう!つまらない本をいくら読んでも、何にも変わりません。
2010年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が言いたいこと、そして書く動機となった思いは、
「成功、成功ってうるさいよ。金持ちになることが成功?底が浅すぎるんじゃないか?」ということだろう。
個別に著者を批判している部分は、正直、読んでいて不愉快だったところもあるが、
後半になってくると、著者の人生観が真面目に綴ってある。
最終的な読後感は、わりと気持ちよかった。
信じる信じないは人の勝手だが、念ずれば道が開けるということはあると私は思う。
それを「引き寄せの法則」と呼ぶかどうかは別として。それを、「さっぱり、わけがわからん」などと切り捨てるのは、むしろ著者のほうが「浅い」気がしてならなかった。
自分が成功した(金持ちになった)からといって、「こうすれば必ず成功する」というのは論理に飛躍があるし、こうした成功本の著者たちが、「甘言」で読者を惹き付け、それがその儲けの源泉となっている事実、さらに、著書をアドバルーンにして、セミナーなどで荒稼ぎしているという事実は、著者の指摘通り、読者をカモと見ているということだと思う。
苫米地博士の本を読んで、「なんでこんなことを書いて、信じる人がいるのよ?」と反駁する情報を探したりもしたが、本書を買った理由も、自分が疑わしいと思う気持ちをスッキリさせたかったから。その期待には、頭ごなしに否定するのみなので、応えてはもらえなかった。残念。
「成功、成功ってうるさいよ。金持ちになることが成功?底が浅すぎるんじゃないか?」ということだろう。
個別に著者を批判している部分は、正直、読んでいて不愉快だったところもあるが、
後半になってくると、著者の人生観が真面目に綴ってある。
最終的な読後感は、わりと気持ちよかった。
信じる信じないは人の勝手だが、念ずれば道が開けるということはあると私は思う。
それを「引き寄せの法則」と呼ぶかどうかは別として。それを、「さっぱり、わけがわからん」などと切り捨てるのは、むしろ著者のほうが「浅い」気がしてならなかった。
自分が成功した(金持ちになった)からといって、「こうすれば必ず成功する」というのは論理に飛躍があるし、こうした成功本の著者たちが、「甘言」で読者を惹き付け、それがその儲けの源泉となっている事実、さらに、著書をアドバルーンにして、セミナーなどで荒稼ぎしているという事実は、著者の指摘通り、読者をカモと見ているということだと思う。
苫米地博士の本を読んで、「なんでこんなことを書いて、信じる人がいるのよ?」と反駁する情報を探したりもしたが、本書を買った理由も、自分が疑わしいと思う気持ちをスッキリさせたかったから。その期待には、頭ごなしに否定するのみなので、応えてはもらえなかった。残念。