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道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日 単行本 – 2003/11/13
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- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2003/11/13
- ISBN-104163654003
- ISBN-13978-4163654003
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商品の説明
商品説明
2002年から翌03年にかけて、猪瀬直樹の顔と声は、まさにテレビのニュース番組の定番であった。だがそれは、道路公団という巨大な権力に、ひとりのタフな作家が挑んでいる、という漠然としたイメージが先行していた。テレビでの取り上げ方は、どうしても喧嘩を見物する野次馬的なものになりがちだし、新聞を1紙か2紙読んでいたところで、全体像はなかなかつかみにくかったのだ。
今回、異例ともいえる早さで刊行された本書を読むと、この3年間の動きはもとより、既得権益を死守する集団との攻防の内実が、そしてすさまじさが、改めて解る。とにかく、この本から受ける印象は、スピードの速さだ。熱いうちに書いて出せ、とばかりに書き下ろされた文章には臨場感があり、その一方で緻密である。通常、この種の本は、数年の冷却期間をおいて書かれたり、下手をすると当事者があらかたリタイアしてから出されたりするものだ。猪瀬の多忙を思うと、今この時点で、これだけの完成度の本が出たことは奇跡に近い。
臨場感があるゆえに、テレビの見方と同様、「橋龍、クリア」「古賀、クリア」といった具合に、つい人対人のやりとりや、議論の枝葉などに目を奪われたりしがちではある。また、道は太古からあり、商売の手段となってきたけれど、それと国との関わりは、といった哲学的、思想史的な深い話にはならない。そんなことには構ってられないとでもいうような速さで筆は進んでゆく。しかし構造改革について、この時期に広く一般向けに出された本としては、最良の書き手、最良の手法によるノンフィクションであることは間違いない。(坂本成子)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2003/11/13)
- 発売日 : 2003/11/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 400ページ
- ISBN-10 : 4163654003
- ISBN-13 : 978-4163654003
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,698位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39位道路・トンネル工学
- - 2,223位政治入門
- - 37,852位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

作家。1946年長野県生まれ。
83年に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『日本凡人伝』を上梓し、87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。定評の評伝小説に『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』『こころの王国 菊池寛と文芸春秋の誕生』がある。
『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞。
2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。その戦いの軌跡は『道路の権力』『道路の決着』に詳しい。06年に東京工業大学特任教授、07年に東京都知事に任命される。近著に『ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』『東京の副知事になってみたら』。また、『昭和16年夏の敗戦』中公文庫版が2010年6月に刊行された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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読み物として、面白く読みました。
どうやら「道路公団改革」とは「改革の名に値しない」との評価が固まりつつあるようです。
改めてこの書籍を読み、感じることは
猪瀬氏は「道路の権力」に書かれていない「何を」してきたのか
猪瀬氏は「改革」を実現するための「何を」しなかったのか
ということ。
櫻井よしこ著「権力の道化」(新潮社)
田中一昭(元民営化委員長代理)著「偽りの民営化」(WAC)
この2冊とセットで読まれることをお勧めします。
「権力」とは、「道化」とは誰のことを指すのか
理解するヒントになるかも知れません。
「...本書は、道路関係四公団の分割民営化の攻防1000日の歴史を正確無比に追跡した唯一の記録である」(「はじめに」より引用)
す、すごいなあ。
いずれも、行政の天下りのための作られた外郭団体のずぶずぶの体質を問題視するもの。
で、今度はその最大の親玉ともいえる道路公団改革の民営化推進委員会の内幕を明かす。
官僚サイドの妨害工作の数々、土木業界の利益を守ろうとする委員とのやりとりが生生しい。
委員会は、事実上、
・業界利益派:今井委員長、中村氏
・改革推進派:猪瀬氏、松田氏
の衝突。
でも業界利権派と改革派は水と油。議論がまとまるはずもなく。
JR東日本会長の松田氏は行政を敵に回すことを恐れず徹底改革を主張する気骨ある人物。
まあ、著者はあくまで自分だけが正しいというスタンスで書いているんだが。
星−2は、著者が現実路線と調整に重きを置きすぎて、繰り返し妥協を重ねてしまい、後半に行くほど改革のトーンが盛り下がっていくこと。
読み手としてはつらい。現実は小説のようにはいかないか。
とはいえ、小泉内閣は、郵政や道路など官僚がもっとも手をつけて欲しくない所にメスを入れようとしたほんとに稀有な存在だった。
ここを改革しようとする内閣は、平成の間はもう出ないだろう・・。
自分のために、道路族といっしょに、道路改革を完全につぶした久々に見たひどい人物
皆さん欺かれないで・・・
必ず、日本でも最高レベルのジャーナリスト櫻井よしこさんの権力の道化とあわせて読むことをお勧めします
この本を読んで、この姑息な人に対する私の憤りを、なるほどやっぱりと、事実をしることで確信しました
確かにそうだ。日本のマスコミは(に限らないが)何か有ると、良し悪しを考えずタダ批判するという悪い癖がある。道路改革だって、一つでも二つでもやったほうがイイに決まってる。なのに10のうち「残り九つ出来なかったから悪い。」みたいな言われ方をされたら、もう誰もやる気出さなくなりますよ。何もしないより一つか二つやった人を誉めるべきでしょ。何も出来なかった奴よりマシですよ。
それと、ここから見えてくるのは「日本人というのは一人のスーバーマンに頼りがちだ」ということ(本音は頼りたいくせに,そのスーパーマンを皆で嫉妬し潰してまわっているみたい。そして気が付けば周りは全員凡人だらけ。リーダーの資質が有る人が殆どいない…)。なのに成果を上げた人を誉めているか?(いないだろう)。皆で嫉妬したりして「出る杭は打つ」で,スーパーマンの足を引っ張りがち。そのトバッチリを受けるのもまた(結果を出した人を誉めず、妬み、足を引っ張ってる)国民なのだが…自分達で自分達の首を絞めている…オカシナ話だ。そろそろ「一人のスーパーマン」頼るのは止めてもらいたい。そして一人一人が自立し,各々が出来る事をキチンとやる国であってほしい。
また,櫻井良子さんと猪瀬さんは道路改革に関し,意見が対立しているようだが,両者どちらの意見が正しいのか私には今の時点では良く分からない。テレビ等で両者の意見を見聞きするが,どちらの意見もそれ相応に的を射てると思うからだ。