本作は解散寸前で各人バラバラで散漫なアルバムと言われるが、それこそが”はっぴいえんど”ではないだろうか。あの「風街ろまん」でさえ聴き方によっては個性のぶつかり合いで曲ごとに主導権が変わっている。
”はっぴいえんど”とはリーダーのいない天才集団だったのである。本作では前作以上に個性が際立ちより激しいぶつかり合いになっている。それこそがこのバンドの本質なのだ。
個人的に松本隆氏のドラムが異常に好きなのでスティックからペンに持ち替えてしまったのは残念な気持ちも大きいんですよね。両方やって欲しかったなぁ、無理か。
HAPPY END
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2012/10/3
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥1,375 | ¥1,125 |
CD, 2017/9/20
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,631 | ¥880 |
CD, 2023/11/1
"もう一度試してください。" | 高品質Blu-spec CD2 通常盤 | ¥2,200 | ¥1,568 |
CD, 1995/4/5
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥17,650 | ¥880 |
CD, 2000/2/4
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥412 |
CD, 1991/7/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥1,560 |
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曲目リスト
1 | 風来坊 |
2 | 氷雨月のスケッチ |
3 | 明日あたりはきっと春 |
4 | 無風状態 |
5 | さよなら通り3番地 |
6 | 相合傘 |
7 | 田舎道 |
8 | 外はいい天気 |
9 | さよならアメリカ さよならニッポン |
商品の説明
商品の説明
2000年;キングレコード
Amazonレビュー
実質的には解散状態にあったはっぴいえんどが、LAでのレコーディング、そしてヴァン・ダイク・パークスによるプロデュースという条件下で再集結して製作した3rdアルバム。
細野晴臣作の<1>や<4><6>は、同時進行的に製作された1stソロアルバム『HOSONO HOUSE』(名盤!)と共通するアットホームな雰囲気を漂わせ、大滝詠一作の<7><8>は、その後の彼のソロ活動へとつながるアメリカン・ポップスのテイストがふんだんに盛り込まれた名曲。
しかしこのアルバムでは鈴木茂の成長がめざましく、<2><3><5>の3曲が彼の作品だ。特に<2>は、大滝作の「12月の雨の日」にも似た雰囲気の、鈴木のシャープなギターが全面にフィーチャーされた超名曲。小坂忠がアルバム『ほうろう』の中でソウルフルにカヴァーしたヴァージョンも有名だ。
ラストの<9>における、ヴァン・ダイクの鮮やかなプロデュース・ワークにメンバーは圧倒され、大いに刺激を受けたとか。はっぴいえんど後の、各メンバーの飛躍につながっていった名盤といえるだろう。(田中棚雄)
メディア掲載レビューほか
ベルウッド名盤シリーズ、はっぴぃえんど編。`73年発表の最後のスタジオ録音盤をデジタル・リマスタリング。「風来坊」「氷雨月のスケッチ」他、全9曲を収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.4 x 12.6 x 1 cm; 93.83 g
- メーカー : キングレコード
- EAN : 4988003241155
- レーベル : キングレコード
- ASIN : B00004RFVR
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 207,377位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 62,948位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの頃、LPレコードで購入。
40年ぶりくらい?に聞きました。
一つのグループというよりは、細野さん、大瀧さん、鈴木さんがそれぞれという感じですね。
思い出しました。
40年ぶりくらい?に聞きました。
一つのグループというよりは、細野さん、大瀧さん、鈴木さんがそれぞれという感じですね。
思い出しました。
2023年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲しかったので良かったです。
CDの送り方問題ありますよ。前にもケース割れあり交換してもらいましたが今回はすぐに聞きたかったので返品しませんでした
CDの送り方問題ありますよ。前にもケース割れあり交換してもらいましたが今回はすぐに聞きたかったので返品しませんでした
2019年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
細野晴臣や大瀧詠一が好きなのに、今さら感があって聴かずにきたけれど、45年ぐらい前でも古臭くなく
バンド名の如く、はっぴいえんど‼︎なり。
バンド名の如く、はっぴいえんど‼︎なり。
2016年9月27日に日本でレビュー済み
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このたびはありがとうございました。たいへん満足しております。ありがとうございました
2015年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「はっぴいえんどマスターピース」を聴いて感激した勢いで購入したのですが、「風街ろまん」の印象を強く残したままで聞いたため、サウンドのあまりの変化に衝撃を受けました。私はちょっとついて行けなくて、一度聴いて封印決定、思わず酷評してしまったほどです。
ただ、「風街」の印象が薄れた今聴き直してみると、酷評するような内容ではありませんね。オケの印象が随分変わっていますが、根っこのところが変わった訳ではありませんし。ただ、ボーカルとオケのバランスはやはり疑問です。特に「風来坊」はボーカルが引っ込んでしまって、聞き辛かったですね。他のレコードではそんな事にはならないのですが。ボーカルが遠い曲とそうでないのとあるので、恐らくミックスのせいだろうと思うのですけれど、どうなのでしょう。
最初に聞いた時に特に印象を悪くしたのは、最後の「さよならアメリカ・さよならニッポン」です。ボーカルに極端なエフェクトがかけてあって奇妙な雰囲気なのですが、プログレだと思って聞けば、理解出来ると思います。
特に好みだったのは「相合傘」と「田舎道」。逆に苦手だったのは「さよならアメリカ・さよならニッポン」ですね。要するに私はプログレが苦手なのでしょうね。
ただ、「風街」の印象が薄れた今聴き直してみると、酷評するような内容ではありませんね。オケの印象が随分変わっていますが、根っこのところが変わった訳ではありませんし。ただ、ボーカルとオケのバランスはやはり疑問です。特に「風来坊」はボーカルが引っ込んでしまって、聞き辛かったですね。他のレコードではそんな事にはならないのですが。ボーカルが遠い曲とそうでないのとあるので、恐らくミックスのせいだろうと思うのですけれど、どうなのでしょう。
最初に聞いた時に特に印象を悪くしたのは、最後の「さよならアメリカ・さよならニッポン」です。ボーカルに極端なエフェクトがかけてあって奇妙な雰囲気なのですが、プログレだと思って聞けば、理解出来ると思います。
特に好みだったのは「相合傘」と「田舎道」。逆に苦手だったのは「さよならアメリカ・さよならニッポン」ですね。要するに私はプログレが苦手なのでしょうね。
2017年5月3日に日本でレビュー済み
ひさしぶりに「風をあつめて」を聴きたくなり、ツタヤにいったら「風街ろまん」がおいてなく、1作目と3作目とライブ盤(これにも「風」入ってない)をかりてきた。
デビュー作も良かったけど、3作目のこれは素晴らしいな。
水のようで、幻想的だ。
で、はっぴいえんどって、ロックだけど ロックンロールはやらないイメージだったけど、しっかり、いや、けっこうスイングするのも
ここでは やってる。
あと、自分でびっくりしたけど、これまではっぴいえんどのオリジナルアルバムを一枚も・通して聴いたことがなかったことが判明。
むかしはせっかちで、忍耐力がなかったんだなあ。。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
(日本語ロック創始について)「下世話な言い方するとさ、早い者勝ちだったよね。。」(大瀧詠一)
「そしたら1か月後に大滝から電話がかかってきて、バッファロー(スプリングフィールド)が分かったよと、それだけ言うんだね。
分かっちゃったんなら一緒にやるしかないだろうと、そういうことだったんだよ」 (細野晴臣)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はっぴいえんど=ゆでめん(1970年)
風街ろまん(1971年)
HAPPY END(1973年)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
風来坊 [3:30]作詞・作曲:細野晴臣
氷雨月のスケッチ [3:05]作詞:松本隆 作曲:鈴木茂
明日あたりはきっと春 [4:00]作詞:松本隆 作曲:鈴木茂
無風状態 [3:16]作詞・作曲:細野晴臣 ※“オウム” inspiration by 松本隆
SIDE 2
さよなら通り3番地 [3:14] 作詞:松本隆 作曲:鈴木茂
相合傘 [3:05] 作詞・作曲:細野晴臣
田舎道 [2:36] 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一
外はいい天気 [2:17] 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一
さよならアメリカ さよならニッポン [4:35]
作詞:はっぴいえんど 作曲:はっぴいえんど, VAN DYKE PARKS
デビュー作も良かったけど、3作目のこれは素晴らしいな。
水のようで、幻想的だ。
で、はっぴいえんどって、ロックだけど ロックンロールはやらないイメージだったけど、しっかり、いや、けっこうスイングするのも
ここでは やってる。
あと、自分でびっくりしたけど、これまではっぴいえんどのオリジナルアルバムを一枚も・通して聴いたことがなかったことが判明。
むかしはせっかちで、忍耐力がなかったんだなあ。。
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(日本語ロック創始について)「下世話な言い方するとさ、早い者勝ちだったよね。。」(大瀧詠一)
「そしたら1か月後に大滝から電話がかかってきて、バッファロー(スプリングフィールド)が分かったよと、それだけ言うんだね。
分かっちゃったんなら一緒にやるしかないだろうと、そういうことだったんだよ」 (細野晴臣)
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はっぴいえんど=ゆでめん(1970年)
風街ろまん(1971年)
HAPPY END(1973年)
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風来坊 [3:30]作詞・作曲:細野晴臣
氷雨月のスケッチ [3:05]作詞:松本隆 作曲:鈴木茂
明日あたりはきっと春 [4:00]作詞:松本隆 作曲:鈴木茂
無風状態 [3:16]作詞・作曲:細野晴臣 ※“オウム” inspiration by 松本隆
SIDE 2
さよなら通り3番地 [3:14] 作詞:松本隆 作曲:鈴木茂
相合傘 [3:05] 作詞・作曲:細野晴臣
田舎道 [2:36] 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一
外はいい天気 [2:17] 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一
さよならアメリカ さよならニッポン [4:35]
作詞:はっぴいえんど 作曲:はっぴいえんど, VAN DYKE PARKS
2015年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思えばいまどきのJPOP全盛の基礎には、こうしたアルバム、とくにはっぴいえんどの存在というのが大きいのだなーとつくづく感じた一枚。何しろ音が全く古びていない。デジタルリマスターのせいもあろうが、初めてこのアルバムを聴いた頃の思い出がまざまざとよみがえる。もっとも、はっぴいえんどのアルバム作品としては、当時の自分には「ゆでめん」そして「風街ろまん」の衝撃を超えるものではなかったし、大瀧エッセンスがあまりに薄く、彼の熱烈なファンだった自分としてはかなりがっかりさせられた記憶がある。そして、これがラストアルバムということにずいぶん寂しい思いも味わわされた。しかし、今あらためてこのCDを聴き直して、いやいや、これはものすごい作品だったと再評価せざるを得なくなった。こちらの耳も大人になったし、何より当時あまり意識していなかった鈴木茂カラーが、もうハンパなくかっこいい!これは、今聴いてこそ価値がわかる傑作だった。鈴木茂の「バンドワゴン」と合わせて聴くことを強くお薦めする。どちらも当時の日本語ロックとアメリカンロック(特に西海岸)との強い絆が感じられる名盤。「作詞家」松本隆が実にいい仕事をしている。
他の国からのトップレビュー

daniel
5つ星のうち5.0
Five Stars
2014年11月17日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I love this album.