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ジャニ研!: ジャニーズ文化論 単行本 – 2012/12/10
☆キムタクは団塊ジュニアのロールモデル!?
☆櫻井翔君がコンサートで「叫べー! 」と煽る、その元ネタは?
☆Sexy Zoneの36年前に、薔薇と宝塚をモチーフにデビューしたグループがいた!
☆関ジャニ∞の『関風ファイティング』に込められた、ディスコとジャニーズの歴史とは!?
……etc.
ジャニーズ事務所から繰り出されるミラクルな文化の歴史、意味、元ネタ、社会への影響を、SMAP・嵐世代の批評家たちが徹底考察!
50年の偉業に限りないリスペクトを込めて、ジャニーズ文化の根源に迫ります。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2012/12/10
- ISBN-104562048816
- ISBN-13978-4562048816
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商品の説明
著者について
1972年生まれ。中居正広君、木村拓哉君と同い年。批評家、音楽家。著書に『貧しい音楽』(月曜社)、『持ってゆくうた、置いてゆくうた』(アルテス・パブリッシング)、『植草甚一の勉強』(本の雑誌社)、『日本ジャズの誕生』(青土社、瀬川昌久との共著)、『憂鬱と官能を教えた学校』『M/D』(河出書房新社、どちらも菊地成孔との共著)など。音楽作品のリリースも多数。
速水健朗(はやみず・けんろう)
1973年生まれ。稲垣吾郎君と同い年。編集者・ライター。専門分野は、都市論、メディア論等。著書に『タイアップの歌謡史』(新書y)、『ケータイ小説的。~“再ヤンキー化"時代の少女たち~』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『都市と消費とディズニーの夢~ショッピングモーライゼーションの時代~』(角川oneテーマ新書)など。
矢野利裕(やの・としひろ)
1983年生まれ。二宮和也君、松本潤君と同い年。ライター、DJ、イラスト、国語教師。専門は文化研究、文学研究。共著に『村上春樹と一九九〇年代』(おうふう)など。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2012/12/10)
- 発売日 : 2012/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4562048816
- ISBN-13 : 978-4562048816
- Amazon 売れ筋ランキング: - 715,151位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1972年生まれ。批評家、音楽家。96年~02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。様々な雑誌、webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。
2004年9月、菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社刊)を上梓。2004、2005年と同氏と共に東京大学教養学部にて講義 を担当。『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編』『同 キー ワード編』(菊地成孔・大谷能生/メディア総合研究所)として書籍化される。他に、『日本の電子音楽』(川崎弘二著 大谷能生協力/愛育社)、『200CDジャズ入門200音楽書シリーズ』(200CDジャズ入門編纂委員会編/学習研究社刊)等。2007年9月に月曜 社から初の単独批評単行本『貧しい音楽』刊行予定。音楽家としては、sim、masなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河 岸忘日抄」より』(原作:堀江敏幸)をHEADZからリリース。その他さまざまなセッションで演奏を行っている。
2007年には待望の第一批評集『貧しい音楽』(月曜社)を上梓。
2008年には 菊地成孔と共著で待望の『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクアイア マガジン ジャパン)を発表。
また、2008年には 第二批評集『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)も発表された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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頭でっかちの批評家たちが一生懸命資料をあさってきた印象が非常に強かっです。
フォーリーブス、たのきん、少年隊の記述が少ないのは実体験をしていない人たちの本当に「研究しましたけど、なにか?」的な内容でした。
全体的な流れとしてもお粗末だし、まだまだ掘り切っていないのに発表してしまった夏休み課題といった印象です。
おそらくファンの方々はこれ以上の研究結果を導き出せるのではないでしょうか。
ただ一つ、評価できるのはこれは男性たちが残した研究という点です。
音楽製作のテクノロジーやテレビ局のビジネスモデルの変化、ステージングと興行の歴史、アイドル文化のルーツ、はては日米関係まで、ジャニーズをたどれば読み解けるという驚きがありました。著者の目の付け所のよさによるところも大きいのでしょうが、どこを切ってもサブカルチャーや社会風俗のかなめにリーチしてしまう、ジャニーズという表象の巨大さにあらためて感じ入ります。
また、ジャニーズを見て感じるある種の不思議さというものがどこから来るのか、この本を読んで非常に腑に落ちるところがありました。現場を見に行ったことのあるファンなら、うならされずにはいられないと思います。もちろん、TVで見るのみという人にも興味深いでしょう。やっぱり面白いわ、ジャニーズは。
内容がイマイチ散漫で良くないです。
中古で500円ぐらいになったら買いましょう。
ジャニーさんって、ちょっとあやしい印象があって、たとえば男色家だとか、そんなことが先行していたけれど、こんな風に分析されると面白かった。
キムタクはこの先もずっとセダンには乗らないんだろうな。CMの妙というか、大衆的大衆である私の脳への刷り込みの深さが怖い。くどい編集だけど、今までなかった本だと思う。
嵐頑張れー!
今の「嵐」や「スマップ」等の活躍をみていると、ジャニーズ事務所の理念や目指してきたものは何か? 芸能界に深い興味はなくとも、知りたいことであります。
これを読んでみて感じたことは、事務所としてタレントに求めてきたレベルは高く一貫性があったということです。それは大げさにいうと、戦後日本の芸能文化を形づくったものでもあります。
中身は芸能・タレント論としてかなり濃いので軽く読める内容ではないですが、ジャニーズ事務所は歴史もあり所属のタレントとグループは数多いので、自分の人生と重ねて思い出にふけることもできました。
初代グループの「ジャニーズ」及び、ジャニーズ事務所の発端は『ウエストサイドストーリー』であると本書は述べています。
『ウエストサイドストーリー』は、ミュージカルがもとになり映画化したもので、ジャニーズ(とりわけ、事務所の社長であるジャニー喜多川)はそこを目指し、アイドル育成を始めたとのことです。
本書はジャニーズのことを内側から、つまりジャニオタの人が書いたものではありません。副題にもあるとおり文化史です。戦後、オリエンタリズム、ミュージカル…といったキーワードが並ぶジャニーズ本はコレ以外にないのではないでしょうか(笑)
ジャニーズの初学書、として今あるもののなかでは最適であるのではないかと思います。