マニアックな古本で実は4万くらいの古本ですがAmazonでほとんど定価で購入出来ました。
内容は特の魔術とか(あまり関係性がなく)タロットファンにはものすごく魅力的な本で現在、120年前の本の訳なので販売されていません、
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高等魔術の教理と祭儀 (教理篇) 単行本 – 1982/6/5
エリファス・レヴィ
(著)
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カバラ的、錬金術的、キリスト教的角度から、
魔術の基本をなす原理と理論を解き明かした
〈魔道中興の祖〉エリファス・レヴィの不朽の名著。
魔術の基本をなす原理と理論を解き明かした
〈魔道中興の祖〉エリファス・レヴィの不朽の名著。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社人文書院
- 発売日1982/6/5
- ISBN-104409030221
- ISBN-13978-4409030226
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
カバラ的、錬金術的、キリスト教的角度から、魔術の基本をなす原理と理論を説き明かした〈魔道中興の祖〉エリファス・レヴィ不朽の名著。ヨーロッパ思想の大きな〈影の部分〉を知るうえで不可欠の書物。
著者について
フランスの神秘思想家。本名A.L.コンスタン(Alphonse Louis Constant)。西欧に伝わる魔術の基本、カバラ研究の権威であり、同時にまた実践者として〈魔道中興の祖〉と称される。パリで生まれ、はじめ聖職を志して神学校に学び、卒業後助祭の地位にまで進んだが、神秘主義、社会主義に接近してしだいに正統的カトリシズムから遠ざかり、1844年に出版した著書《神の母》は教会から異端の書として糾弾された。45年には、ボードレールの同名の詩への影響が指摘される〈コレスポンダンス〉を含む詩集《三つの調和》を刊行している。46年、還俗して結婚生活に入るが間もなく離婚。51年、長年取り組んできた《キリスト教文献事典》を中途で放棄して魔術研究に没入、同時にカバラへの帰依のしるしとして名前もヘブライ語化して、エリファス・レヴィと改める。《高等魔術の教理と祭儀》(1855-1856)に続いて、60年から65年にかけてその方面の研究成果を〈オカルト哲学叢書〉として次々と世に問い、代表的なものに《魔術の歴史》(1860)、《大いなる神秘の鍵》(1861)などがある。死の直前、教会と和解したとも言われるが、その魔術関係の諸著作が19世紀後半以降のヨーロッパ異端思想や文学に与えた影響は甚大で、ボードレール、ヴィリエ・ド・リラダン、マラルメ、ランボー、W.B.イェーツ、ブルトン、バタイユらにインスピレーションを与えたほか、現代の思想・文学・芸術・にまで大きな影を投じている。
*《大いなる神秘の鍵》は弊社より刊行予定。
*《大いなる神秘の鍵》は弊社より刊行予定。
登録情報
- 出版社 : 人文書院; 第2版 (1982/6/5)
- 発売日 : 1982/6/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4409030221
- ISBN-13 : 978-4409030226
- Amazon 売れ筋ランキング: - 185,890位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32位原始宗教 (本)
- カスタマーレビュー:
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2016年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待通りの盛り沢山な内容で大満足でした。
エリファス・レヴィが「魔術」というものをどのように定義付けているのか知りたくて読み進めました。
フランス人的な?ロマンティストな言い回しも気に入りましたし(訳者の言葉センスなのかもしれませんが)
カバラ・聖書・神話等々、魔術と総されるものについて興味があるならば、良い魔導書となるのではないでしょうか。
魔術とは哲学だと、改めて認識出来ました。
エリファス・レヴィが「魔術」というものをどのように定義付けているのか知りたくて読み進めました。
フランス人的な?ロマンティストな言い回しも気に入りましたし(訳者の言葉センスなのかもしれませんが)
カバラ・聖書・神話等々、魔術と総されるものについて興味があるならば、良い魔導書となるのではないでしょうか。
魔術とは哲学だと、改めて認識出来ました。
2015年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
占いは立派な学問であり、興味深い世界ですね。学校の教科書には載って世界を探求できますよ。
2011年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、魔術の学術書、哲学書である。
帯に”本書をどう扱うかは自由であるが、軽んずることも忘れ去ることも許されないであろう。もし諸君が清浄であれば、本書は光明となろう。強靭であれば、諸君の武器となろう。賢明であれば、諸君の知恵を整えるであろう。だがもし悪しき性格であれば、本書は地獄の松明の如きものとなろう。諸君の胸を短剣のようにえぐり、記憶の中に悔恨となって残るであろう”
つまり、自分は”良い性格だ”、と思い込んでいる人にしか本書を手にしてはならないのである。私も、”良い性格だ”と思い込んで、読んでみた。
ところが・・・良いも、悪いも私にはさっぱり歯が立たない。難解度ナンバーワン。参りました、である。まず、はずかしながら、読めない漢字が目立つ。国語辞典、漢和辞典は手放せない。
そして多くの関連文献をある程度読み込んでいる方にしか理解不能。聖書、カバラ、神話等。そして行間を読める精神力。
レヴィー曰く、”私は明快に話し、全てを述べるつもりであるが、秘宝参入する資格のある者のみが全てを読み取り、なにものかを悟り得ると確信している”とある。
何故難解かというと、秘伝だからである、何故秘伝かというと、心の準備が出来ていない者に語るとすると、狂人化するからだ。
魔術の本というと、子供でも読める、おまじないない本と、本書のような難解な魔術本のどちらかで、中間的な本が殆ど無い。難解だからこそ、魔術本としての価値は高いのだろう。
本文を引用 ”絶対的なるもの”は、言葉によって開示され、それ自らと等しい意味をその言葉に授け、その言葉の知覚のなかで第三の自らを創造する”
という意味が理解できる方ならば、本書を手にする資格はあるだろう。
帯に”本書をどう扱うかは自由であるが、軽んずることも忘れ去ることも許されないであろう。もし諸君が清浄であれば、本書は光明となろう。強靭であれば、諸君の武器となろう。賢明であれば、諸君の知恵を整えるであろう。だがもし悪しき性格であれば、本書は地獄の松明の如きものとなろう。諸君の胸を短剣のようにえぐり、記憶の中に悔恨となって残るであろう”
つまり、自分は”良い性格だ”、と思い込んでいる人にしか本書を手にしてはならないのである。私も、”良い性格だ”と思い込んで、読んでみた。
ところが・・・良いも、悪いも私にはさっぱり歯が立たない。難解度ナンバーワン。参りました、である。まず、はずかしながら、読めない漢字が目立つ。国語辞典、漢和辞典は手放せない。
そして多くの関連文献をある程度読み込んでいる方にしか理解不能。聖書、カバラ、神話等。そして行間を読める精神力。
レヴィー曰く、”私は明快に話し、全てを述べるつもりであるが、秘宝参入する資格のある者のみが全てを読み取り、なにものかを悟り得ると確信している”とある。
何故難解かというと、秘伝だからである、何故秘伝かというと、心の準備が出来ていない者に語るとすると、狂人化するからだ。
魔術の本というと、子供でも読める、おまじないない本と、本書のような難解な魔術本のどちらかで、中間的な本が殆ど無い。難解だからこそ、魔術本としての価値は高いのだろう。
本文を引用 ”絶対的なるもの”は、言葉によって開示され、それ自らと等しい意味をその言葉に授け、その言葉の知覚のなかで第三の自らを創造する”
という意味が理解できる方ならば、本書を手にする資格はあるだろう。
2010年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すばらしい本です。
魔術的真理の探究を求める人には必携の一冊と言えるでしょう。
ただし、キリスト教的立場から書かれた本ですので、
基本となる聖書やギリシア神話などの知識が全く無い人には寓意が読み取れないかもしれません。
また、キリスト教以外の信仰を持っている方は解釈に工夫が必要となるかもしれません。
魔術的真理の探究を求める人には必携の一冊と言えるでしょう。
ただし、キリスト教的立場から書かれた本ですので、
基本となる聖書やギリシア神話などの知識が全く無い人には寓意が読み取れないかもしれません。
また、キリスト教以外の信仰を持っている方は解釈に工夫が必要となるかもしれません。
2014年4月27日に日本でレビュー済み
初版第一刷発行 1982年6月5日
二版第一刷発行 1994年1月10日
訳者生田耕作は1994年10月21日に亡くなっているので、自宅療養中に第二版の訳文の推敲を重ねていたことと思う。そのため、初版ページ数272(ノンブル最後)、第二版ページ数279(ノンブル最後)と7ページほど増えている。
初版入手後、評者はこの事実を長いこと知らずにいた。己の不明を愧じた。
生田ファンの諸兄も初版第一刷を購入された方は多いと思う。
しからば生田の死の直前まで推敲を重ねた珠玉の訳文にも触れてみようではないか。
二版第一刷発行 1994年1月10日
訳者生田耕作は1994年10月21日に亡くなっているので、自宅療養中に第二版の訳文の推敲を重ねていたことと思う。そのため、初版ページ数272(ノンブル最後)、第二版ページ数279(ノンブル最後)と7ページほど増えている。
初版入手後、評者はこの事実を長いこと知らずにいた。己の不明を愧じた。
生田ファンの諸兄も初版第一刷を購入された方は多いと思う。
しからば生田の死の直前まで推敲を重ねた珠玉の訳文にも触れてみようではないか。
2010年8月1日に日本でレビュー済み
第一章 入門 教義の一致―魔術修行者に要求される諸資格
第二章 神殿の支柱 教義の基礎―二つの原理能動態と受動態
第三章 ソロモンの三角形 三つ組の普遍的神学―大宇宙
第四章 聖四文字(テトラグラムマ)四つ組の魔術的効力―照応と適応―「カバラ」の要素霊
第五章 五芒星 小宇宙とその徴し―自然力を支配する力
第六章 魔術的均衡 意思の働き―作戦と抵抗―性愛ー充溢と空無
第七章 炎の剣 神聖なる王国(サンクトウム・レグヌム)―七天使と惑星の七精霊―七つ組の普遍的効力
第八章 実現 諸力の照応的再現―理念の具現―平行現象―必然的拮抗
第九章 秘法伝授 魔術のランプ、外套、杖―予言と直観―霊魂の群れに囲まれた中での秘法伝受者の安全と沈着―魔術力の行使
第十章 カバラ「セフィロト」―「セムハムフォラス」―「タロット」―道と門、「べレジド」と「メルカヴァ」、「ゲマトリア」と「テムラ」
第十一章 魔術的鎖 磁気流―大成功の秘密―物言うテーブル―流体現出
第十二章 大作業 ヘルメスの魔術―ヘルメスの教義―ミネルヴァ・ムンディ―偉大なる唯一無二の「大竈」―吊し人
第十三章 降霊術 別世界の開示―死と生の秘密―招魂
第十四章 変成 狼狂―相互憑依、または魂の胚胎―キルケの杖―カリオストロの霊薬
第十五章 黒魔術 鬼神学―妄想―神経的病いの不思議―ルーダンのウルスラ童貞会修道尼とルーヴィエの尼僧―ゴーフリディとジラール神父―ユード・ド・M……の著書
第十六章 呪詛 危険な力―生殺与奪の能力―事実と法則―治療―パラケルススの実践
第十七章 占星術 生得の徴しに基づく人物識別―骨相学―手相術―観相術―惑星と星座―厄年―星の周期に基づく予言
第十八章 媚薬と呪い(まじない)妖術師の薬物と契約―ナポリのjettature―邪視―迷信―護符
第十九章 賢者の石―エラガバルス この石とはいかなるものか―なに故に石か―異様な照応
第二十章 万能薬 黄金飲料による生命延長―復活説―苦痛の排除
第二十一章 予見 夢―夢中遊行―予感―透視力―予見の道具―アリエットのこと。「タロット」にかんする彼の発見
第二十二章 隠秘学総括 「カバラ」―魔術―錬金術―催眠術、すなわち魔術的医学
第二章 神殿の支柱 教義の基礎―二つの原理能動態と受動態
第三章 ソロモンの三角形 三つ組の普遍的神学―大宇宙
第四章 聖四文字(テトラグラムマ)四つ組の魔術的効力―照応と適応―「カバラ」の要素霊
第五章 五芒星 小宇宙とその徴し―自然力を支配する力
第六章 魔術的均衡 意思の働き―作戦と抵抗―性愛ー充溢と空無
第七章 炎の剣 神聖なる王国(サンクトウム・レグヌム)―七天使と惑星の七精霊―七つ組の普遍的効力
第八章 実現 諸力の照応的再現―理念の具現―平行現象―必然的拮抗
第九章 秘法伝授 魔術のランプ、外套、杖―予言と直観―霊魂の群れに囲まれた中での秘法伝受者の安全と沈着―魔術力の行使
第十章 カバラ「セフィロト」―「セムハムフォラス」―「タロット」―道と門、「べレジド」と「メルカヴァ」、「ゲマトリア」と「テムラ」
第十一章 魔術的鎖 磁気流―大成功の秘密―物言うテーブル―流体現出
第十二章 大作業 ヘルメスの魔術―ヘルメスの教義―ミネルヴァ・ムンディ―偉大なる唯一無二の「大竈」―吊し人
第十三章 降霊術 別世界の開示―死と生の秘密―招魂
第十四章 変成 狼狂―相互憑依、または魂の胚胎―キルケの杖―カリオストロの霊薬
第十五章 黒魔術 鬼神学―妄想―神経的病いの不思議―ルーダンのウルスラ童貞会修道尼とルーヴィエの尼僧―ゴーフリディとジラール神父―ユード・ド・M……の著書
第十六章 呪詛 危険な力―生殺与奪の能力―事実と法則―治療―パラケルススの実践
第十七章 占星術 生得の徴しに基づく人物識別―骨相学―手相術―観相術―惑星と星座―厄年―星の周期に基づく予言
第十八章 媚薬と呪い(まじない)妖術師の薬物と契約―ナポリのjettature―邪視―迷信―護符
第十九章 賢者の石―エラガバルス この石とはいかなるものか―なに故に石か―異様な照応
第二十章 万能薬 黄金飲料による生命延長―復活説―苦痛の排除
第二十一章 予見 夢―夢中遊行―予感―透視力―予見の道具―アリエットのこと。「タロット」にかんする彼の発見
第二十二章 隠秘学総括 「カバラ」―魔術―錬金術―催眠術、すなわち魔術的医学
2011年9月20日に日本でレビュー済み
この書は晦渋です。
何度も読み返す必要があります。
真意、寓意、相互関連性、その他様々な発見があります。
この本を読み終える頃には専門書が身の回りを山積していることと思います。
そして、自身の意識が本来の在るべき場所へ立ち返ろうと更に強く動き始めます。
何度も読み返す必要があります。
真意、寓意、相互関連性、その他様々な発見があります。
この本を読み終える頃には専門書が身の回りを山積していることと思います。
そして、自身の意識が本来の在るべき場所へ立ち返ろうと更に強く動き始めます。