マヌエル・プイグ
50
文庫
54個の商品：￥224から
洋画
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ロイ・シャイダー
1,680
DVD
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マーギット・カーステンゼン
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アキ・カウリスマキ
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サンドリーヌ・ボネール
2
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商品の説明

製作25周年記念。HDマスターで蘇る!「蜘蛛女のキス」初DVD化。
豪華特典映像を収録した2枚組スペシャル・エディションで刊行!

ブエノスアイレスの刑務所の中で生まれた、テロリストとホモセクシュアルの男との、妖しいまでに美しい愛、巧みな会話体で綴る衝撃の話題作。

ブエノスアイレスの刑務所。二人の男が同じ監房に入れられている。テロリストのヴァレンティンと、ホモセクシャルのモリーナである。闘争に挫折したヴァレンティンは当初モリーナに冷淡だったが、悲恋映画を物語ってくれるモリーナに親しみを感じるようになる。
極限状況の中、社会から断絶した男二人の間にやがて愛が芽生えてゆく……

【収録】ドキュメンタリー(119分) メイキングブロードウェイミュージカル(10分) マヌエル・プイグの蜘蛛女の秘密(10分)

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
言語 ‏ : ‎ 英語
梱包サイズ ‏ : ‎ 19 x 13.4 x 1.6 cm; 158.76 g
EAN ‏ : ‎ 4523215038829
監督 ‏ : ‎ ヘクトル・バベンコ
メディア形式 ‏ : ‎ ワイドスクリーン, 色, 字幕付き, ドルビー
時間 ‏ : ‎ 2 時間
発売日 ‏ : ‎ 2010/5/29
出演 ‏ : ‎ ウィリアム・ハート, ラウル・ジュリア, ソニア・ブラガ, マヌエル・プイグ
字幕: ‏ : ‎ 日本語
言語 ‏ : ‎ 英語 (Mono)
販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
生産者 ‏ : ‎ デイヴィッド・ワイズマン
ASIN ‏ : ‎ B003AUS0OA
ディスク枚数 ‏ : ‎ 2

Amazon 売れ筋ランキング: - 39,997位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,711位外国のドラマ映画

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ジーン

懐かしい思い出と切ないストーリー

2016年8月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ストーリーは他の多くの方が書かれているのでそちらを参考になさって下さい。
この映画は高校をサボって都内のうらぶれた名画座で二本立で観ました。なんか凄い衝撃を受けて学校には行かずに、単車に乗って湾岸方面を通って遠回りして家に帰った記憶があります。

大学生の時にバイト先の同僚の女の子と飲み会が始まるまでの時間つぶしにリバイバル上映で一緒に見ました。ラストシーンで号泣した彼女を支えるようにして映画館を後にしました。通りですれ違う会社帰りのサラリーマンやOLと思しき人達は号泣する彼女を見て驚いた後、僕に非難の眼差しを向けてくるのが恥ずかしいやら辛いやら（笑）懐かしい・・・。

今でも時々無性に観たくなる映画の一つです。映画の表面的な部分ではなく、本質的な所をわかってくれるだろうなと思う人にしか勧めません。なんか誤解されそうなんで（笑）DVDになるまでフジテレビ（？）のミッドナイトアートシアターで放映したCM無しのテレビ放送を録画したビデオを大切にしていました（笑）俺も年齢をとったなぁ。BDは発売されないんでしょうか？ラスト30分だけ観てしまう事もタマにあります。ラストシーンは秀逸だと思います。

35人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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sleepy

牢獄の中、幻想が人を救う

2015年3月1日に日本でレビュー済み

プイグの有名な原作は未読です。過酷な現実と逃避としての幻想が交錯し、
すべてが彼岸に昇華するような不思議な味わいを持つ作品でした。観る人により感じ方、捉え方が分かれる作品です。
性差を超えたsoul salvation.

南米の独裁国家と思しき刑務所の一室での2人のやりとりと、ウィリアム・ハートが語る劇中映画を中心に映画は進みます。
ハートが演じるモリーナは同性愛であり、ラウル・ジュリア演じるヴァレンティンは政府のいうところの反体制分子です。
本作が大変面白いのはこの2人が、狭い、汚い、暑い独房でいわば「化学反応」を起こすことです。

ここでの2人の感情は「愛」ときいて連想するような生臭み、ロマンティックで感傷的なものではありませんでした。
ましてや恋愛という言葉は観る者をミス・リードさせるかと思われました。同性愛というより「同志愛」に近いものと感じます。
では何が「同志」なのか。それは社会の異分子（とみなされている）たちの現状打破の同志ではないでしょうか。
それは今の自分についてだったり、体制についてのものです。自己不全感や存在意義と戦うモリーナと政権と戦うヴァレンティン。
2人の間にあるものはシンパシーであり、いたわりなのではないでしょうか。つまり「Thank you」です。

しかしこのラストは哀しいのでしょうかという疑問も湧いてまいります。
以下、★まで私見を含む核心に触れています。未見の方はスルーしてください。

劇中映画のレニはおそらく、モリーナの理想像。愛する者のために命を落とす情熱的なヒロイン。
そして遠くどこかの南洋の孤島に1人で暮らす「蜘蛛女」もモリーナの自画像ではないでしょうか。
自らの出す糸にからめ捕られ身動きできない蜘蛛女、浜辺に打ち上げられ、突如出会った男性に恋する蜘蛛女。
蜘蛛女が恋する漂流者はヴァレンティンの顔をしています。幻想に登場するヴァレンティンが愛する女性マルタもモリーナでしょうか。
すべてソニア・ブラガが演じているのです（一人三役）。

表面は悲劇ですが一概にそうとも言えない気もします。はじめて人に喜んでもらい、自己不全感を埋めることができたのではないか・・。
そしてラスト、ヴァレンティンは夢を見ているのか、命を落としたのかは判然としませんが、
登場するマルタはお迎えの天使のようにヴァレンティンを連れ出します。ひょっとしてその前に命を落としたモリーナが、
マルタの顔姿をとってヴァレンティンの前に現れたのか・・。
自分が存在価値を持つ人間と思える機会を与えてくれたヴァレンティンへの彼岸からの恩返しなのか。
いずれにせよ彼はモリーナとの出会いがなければ最後にこのような幻想を見ることはなかったと思います。
私には2人の結末が悲劇ばかりとは思えないのですが。★

ウィリアム・ハート（『白いドレスの女』『アルタード・ステーツ』『スモーク』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』等）が
女性のような細やかさをくどくなく繊細に演じます。熱演とは違いますが、役どころを掴まないとこの説得力ある芝居は出来ないでしょう。
母との関係がさりげないですがしっかりと描かれ、ハートが眠る老母に語りかけるところは名シーンかと思います。

これを受ける一方のラウル・ジュリア（『ワン・フロム・ザ・ハート』『推定無罪』『アダムス・ファミリー』等）も彼と真っ向勝負の名演。
人を顧みない非情な闘士一辺倒にはなっておらず、ハートの心根に触れて長い間忘れていた安らぎを覚えるのです。
本作は2人が心の殻を脱いでいく映画でもあります。ジュリアは若くして亡くなられ残念です。ジョン・ネシュリングの音楽も素晴らしい。
監督は寡作なアルゼンチンのヘクトール・バベンコ。細やかな心理描写が光ります。

刑務所の一室という濃密な空間で語られる「架空の」映画を触媒として2人が変化し、幻想に生きたモリーナは現実に立ち向かい、
現実の闘士ヴァレンティンは戦いの果てに安らぎにつつまれるという逆転現象。
最後には居場所のない人間たちの泡沫のような儚さと健気さが立ち上がります。

しばらく経っても2人の眼差しとラストの余韻があとを引きます。すべて分かり合わなくても人は人を尊重し、自身もまた変わることができる。
これもまた幻想でしょうか。マイノリティたちの淡い生への渇望とともにこんなことを考えさせられました。

Kiss of the Spider Woman 1985 US=BR

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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のじり

香気

2015年12月1日に日本でレビュー済み

「この夢は短いけれど、　この夢は幸せなの」

刑務所の中、同房の二人の男、断定的で殺伐とした状況。しかし立ち上るのは奇妙な ‘香気’ 。それは、美しいとか華麗とは少し違う。淫靡といえば行き過ぎる。純粋でも猥雑でもない。恋や愛 ‘だけ’ でまとめるには無理がある。
香気・・・本作最大の魅力。その正体は・・・。

二人の男・・・一人は、未成年者に対する性犯罪のため投獄されたモリーナ。「やはり、僕は女だ」と語りゲイである。もう一人は政治犯ヴァレンティン。「天命は戦う事」と語り、体には無数の傷。繰り返し拷問を受けているらしい。夢見がちの男と戦う男・・・外の世界であれば一切接点がなかったであろう二人は同房の長い夜を語り合って過ごす。それは、過去の物語、‘家族’ や ‘政治運動’ や ‘恋’ や ‘映画’ だ。
そんな、語り合う一つ一つはノスタルジアと切なさと奇妙な親密さを伴っている。特に印象的なのはモリーナが好きだった、という二つの ‘映画’ 。その一つは、第二次大戦・占領下のパリを舞台にナチス将校と美しいキャバレーの歌姫の悲恋物。ほとんどセピアといった色調、ソフトフォーカス、ノスタルジックでどこか甘くデカダンスの香りがある ‘虚構’ の世界。それは断定的で殺伐とした ‘現実’ とコントラストをなす。

現実・・・おそらく、７０年代の南米。軍事政権とか、そういった強権的な国家（原作者の出身地から考えると、あそこは・・・）。映画の（虚構の）世界とあまりに遠く離れた世界、あまりに遠く離れた生活。・・・その現実に憤り変えるため格闘し政治犯として投獄されたヴァレンティン。しかし、拷問され痛めつけられる日々の中モリーナの語る世界（虚構）に反発しながら揺れ癒され引き寄せられていく。

モリーナ・・・。戦い続けるヴァレンティンをさりげなく、しかし献身的に助けていく。彼がゲイだから・・・？。しかし観ていればそんな単純なものだけではないと知るだろう。彼は愛する価値（他者）と人生の意味を求めているのだ。
「女はやさしいし敏感だよ。」「男が女みたいになれば暴力もない。」
暴力を好まず、身近な人に献身的なモリーナの細やかさ。そして、求めるものを知ったとき・・・やがて、ヴァレンティンはモリーナへ ‘越境’ する。

本作の舞台は７割がた刑務所の中だ。そこで・・・モリーナの語る映画（虚構）を一つの仲立ちとしつつ・・・交わるはずのない二つがおこす ‘化学反応’ が描かれていく。
二つとは、・・・刑務所の中と外・・・パリと南米・・・嘘と献身・・・男と女（男？）・・・モリーナとヴァレンティン・・・そして、現実と虚構（夢？）。立ち上る香気、正体はその化学反応・・・いや、それが放つ香り。奇妙で刺激的で儚げで幻想的で、だからこそ濃密で苦味と甘さの同居した香気。恋や愛も含まれるが、それだけでは足りない。それを、奇妙な幻想性と一緒にすくい上げてみせたのが本作だろう。凄い。私としては、本作における最も重要な要素はこれで言い切っている、ような気するほど凄い。

確かに、他にもポイントはある。
筆頭はモリーナ役・ウィリアム・ハートの名演。美肌ではあるが長身で女性的仕草が似合う体格ではない。だが、映画では極めて自然で魅力的な繊細さ。性的にはスクエアなヴァレンティン（と私）が魅了されていくのが当然（！）に感じるほどだ。本作を圧倒的に支えているといえる。
他にも、ジャンルとして多様な捕らえ方ができるのが興味深い。当然（？）プリズン物というジャンルには入るだろうし、強権的国家を暗喩的に描いた面もある。さらに閉鎖空間を生かした密室劇の要素や、サスペンスの要素もある。これらが重要な構成要素なのは間違いない。終盤はそういった要素を絡めて物語が閉じていくわけでもあるし・・・。

しかし、本作最大の魅力はやはり香り立つ瞬間（←なんだかコーヒーみたいな表現だけど・・・）。
・・・その象徴は、モリーナが語るもう一つの映画「蜘蛛女」。その圧倒的な幻想性、溢れるロマンチシズムに息を呑む。それは、香気を象徴するように月夜に輝くのだった・・・。
悲劇的なラスト。しかし、物語が閉じる時に月夜を観ながら思う・・・ ‘幸せだったか不幸だったかは彼にしかわからない’ のだと。彼・・・とは、モリーナでありヴァレンティンでもある。

‘香気’・・・本作最大の魅力だ。その正体は、交わるはずのない二つが化学反応していくとき・・・価値観が揺さぶられ拡大するとき・・・そのときに産まれる跳躍とも越境とも言うべき感覚。現実と虚構（夢）の融合・・・それは精神を自由に解き放つに十分な力を有するのだろう。・・・それが何処であろうと。

「この夢は短いけれど、　この夢は幸せなの」

18人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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岡文

何なんだこのジャケットは

2010年6月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

VHSの時のジャケットとも映画公開時のポスター、チラシのデザインとも違う上、何より、めちゃくちゃかっこ悪い。
このジャケを見て「この映画を観てみたい」と思う人、もしくは中身（映画）の素晴らしさを類推できる人がどれだけ居るというのか。
映画自体は、報われない、ゲイの恋愛の切なさを描ききった大傑作。
国内DVD化を手掛けた紀伊国屋書店には、中身の素晴らしさを台無しにしてしまった、罪深いアートワークを猛省してもらいたい。

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にあぁ

最高の映画のひとつ

2015年10月9日に日本でレビュー済み

性犯罪者のゲイと政治犯。
同じ刑務所の同じ房に入れるのはどうかと思わないでもないのだが（理由はそのうちわかる）、刑務所の中での出会いと交流。

プイグの原作（戯曲版）に比較的忠実。

どんでん返しというか、練ったストーリィ。
ウィリアム・ハートの卓抜な演技。

奇をてらった部分がないとは言わないが、名作の一つだと言える。

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Amazon カスタマー

とにかく2人の役者が素晴らしい

2016年8月16日に日本でレビュー済み

2人の俳優を観て、日本にはこんな演技できる人いないよな〜…と思ってしまう。ウィリアム・ハートがこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞したらしいが、私はラウル・ジュリアの演技が光っていたと思う。
それにしても内容は素晴らしいのに、他の方も書いているが何でこんなジャケットにしたのか笑…この映画の良さが全く伝わらなくて残念。

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街道を行く

メタファーを使ったミステリアスなドラマ。

2014年5月9日に日本でレビュー済み

マヌエル・プイグさんの小説を自ら舞台化。
その映画化です。
基本的に、ゲイのモリーナと革命家のヴァレンチンの獄中二人芝居です。
映画化では、様々な映像カットが嵌めこまれていますが・・・。
特に、モリーナが語る映画の話がメタファーとして使われています。
ストーリーは、途中からガクンと音がするように切り替わり、スリル感が増します。
あまり予習をしない方がより楽しめると思います。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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BareOpera

Region code problem

2023年9月30日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

I've waited a long time for a quality version of this movie to become available. This video was produced in The Netherlands and has Dutch subtitles. It would have been nice if English subtitles were provided too for the hearing impaired. When I first played the video, the Dutch subtitles were already present. It took me quite a few tries to turn off the subtitles. Secondly the bonus disc is not a Blue Ray but a regular DVD which is not compatible with USA playback. Fortunately I have a multi region dvd player and could watch the bonus disc.

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazon Customer

Great film

2021年12月13日にカナダでレビュー済み

Amazonで購入

Thank uou

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Francisco Torres Balderas

Buena entrega!!

2018年11月13日にメキシコでレビュー済み

Amazonで購入

Llego en perfectas condiciones el paquete y wspero disfrutar mi pelicula con mis seres queridos

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Amazon Customer

KISS OF THE SPIDER WOMAN [1985 / 2016] [Blu-ray]

2016年2月18日に英国でレビュー済み

Amazonで購入

KISS OF THE SPIDER WOMAN [1985 / 2016] [Blu-ray] Rare and Entrancing! A Brilliant Achievement! Greatness From Beginning To End!

A dreary prison cell is shared by two men who, in terms of lifestyle, could not be further apart. Luis Molina [William Hurt] is a homosexual convicted for obscene behaviour, the other, Valentin Arregui [Raúl Juliá], is a revolutionary who has been continually tortured by the same totalitarian authorities.

As the minutes slowly pass, Luis Molina invents a story based on the glamorous cinema of yesteryear involving a Nazi propaganda film involving an unlikely love affair. At first, this extravagant display of personality doesn’t bode well for the cellmates’ relationship, but as time and the story progresses a new kind of friendship begins to blossom.

Featuring an extraordinary Oscar® winning performance from William Hurt, 'KISS OF THE SPIDER WOMAN’ has proven to be a truly timeless cinematic masterpiece.

FILM FACT: Awards and Nominations: 1985 Academy Awards®: Win: Best Actor for William Hurt. Nominated: Best Picture. Nominated: Best Director. Nominated: Best Adapted Screenplay. 1985 BAFTA® Awards: Win: Best Actor for William Hurt. 1985 Cannes Film Festival: Win: Best Actor for William Hurt. The story features a "film within a film", featuring Luis Molina episodically telling Valentin Arregui the plot of a fictional film called ‘Her Real Glory’ ostensibly produced in Germany during the Second World War by the Nazis.

Cast: William Hurt, Raúl Juliá, Sônia Braga, José Lewgoy, Milton Gonçalves, Míriam Pires, Nuno Leal Maia, Fernando Torres, Patricio Bisso, Herson Capri, Denise Dumont, Nildo Parente, Antônio Petrin, Wilson Grey, Miguel Falabella, Walter Breda, Luis Guilherme, Walmir Barros, Luiz Serra, Ana Maria Braga, Benjamin Cattan, Oswaldo Barreto, Sergio Bright, Claudio Curi, Lineu Dias, Joe Kantor, Luis Roberto Galizia, Pericles Campos, Edmilson Santos, Walter Vicca, Ken Kaneko, Geogers Schlesinger, Carlos Fariello, Frederico Botelho, Sylvio Band, Paulo Ludmer, Elvira Bisso and Sergio Kato (uncredited)

Director: Héctor Babenco

Producers: Altamiro Boscoli, Bernard Sofronski, David Weisman, Ernest Z. Frausto, Francisco Ramalho Jr., Gustavo Halbreich, Jaime Sverner, Jane Holzer, Michael Maiello and Paulo Francini

Screenplay: Leonard Schrader and Manuel Puig (novel)

Composers: John Neschling and Nando Carneiro

Cinematography: Rodolfo Sánchez

Video Resolution: 1080p

Aspect Ratio: 1.85:1

Running Time: 120 minutes

Audio: English: 5.1 DTS-HD Master Audio and 2.0 LPCM Stereo Audio

Subtitles: None

Region: Region B/2

Number of discs: 1

Studio: Curzon / Artificial Eye

Andrew’s Blu-ray Review: ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ [1985] [Portuguese: O Beijo da Mulher-Aranha] is a 1985 Brazilian-American drama film directed by Argentine-born Brazilian director Héctor Babenco, and adapted by Leonard Schrader from the Manuel Puig novel of the same name. William Hurt, Raúl Juliá, Sônia Braga, José Lewgoy, and Milton Gonçalves star in the leading roles. Beyond the intrigue of the complex story; aside from the political and moral messages that adorn the script, are two performances that elevates ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ above the standard thriller it could so easily have become.

In a prison in Brazil, two cellmate, one is a cross-dressing homosexual Luis Molina [William Hurt] and aggressive political prisoner Valentin Arregui [Raúl Juliá] forms an unlikely friendship as Luis recounts one of his favourite films to pass the time. At first, Valentin is repelled yet hypnotised by Molina and his tale. Their relationship is a constant sparring match between two radically different but equally desperate human beings to maintain their identities. But gradually, a remarkably touching bond of friendship, fraternal love and self-sacrifice is formed.

Much of the film takes place within the restricted confines of the cell, developing the relationship between these two men but, just as I began to tire of the limitations, plot developments drop in to add some much-welcomed momentum to the story. It's almost a film of two halves, building up the bond to begin with, then showing the effect it has had on these two men as the outside world imposes upon their inside lives, and it's extremely well handled. Similarly the depiction of the film William Hurt's Luis Molina is describing is very well done too. In comparison to the "real" world in the cell, the film is shown with broader acting and characters, and deliberate plotting and staging. This is partly due to the type of film, which is a German wartime propaganda piece and also because it's Luis Molina's recollection being told to Valentin Arregui, so much will get lost in the re-telling. The beauty of William Hurt's performance really comes through as he narrated these segments, often making the film-within-a-film sound more enticing than it is depicted visually on screen.

The real pleasure comes from just watching these two great actors working together in the harsh prison environment. There's a definite bond between them, shown no greater than the single-take scene of Luis stripping and cleaning Valentin Arregui for reasons I won't disclose. It's a touching act of compassion that proves to be the inciting incident between the two.

‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ has lost none of its power over the years. The simplicity of its setting, in opposition to the complexity of the relationships, takes it outside time. While it's true that some of the late scenes transpire outside of the prison, one doesn't recall them with the clarity or the force of the interaction between Luis Molina and Valentin Arregui. For a film in which one of the characters has a strong political backstory, ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ is surprisingly apolitical. Although Valentin Arregui is being tortured and brutalized by a corrupt, totalitarian regime for Marxist ideals, the film is careful to keep things generic: no specific country or government is identified and no details are provided. ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ is about relationships and how one views life, not about the oppression of people in South American dictatorships.

The late Raúl Juliá is William Hurt's perfect foil: the rugged, macho Marxist revolutionary who must admit to being less of an idealist than his persona might indicate, and who has difficulty coping with his affection for his cellmate. In ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN,’ William Hurt's is the showy role while Julia's is the more grounded. Sonia Braga, who did not know English at the time, was forced to pronounce words phonetically. This approach is oddly effective since she is seen primarily in fantasy sequences and film re-creations. It emphasises the unreality of the circumstances and the cheesiness of the productions with which Luis Molina is infatuated.

Blu-ray Video Quality – The Curzon / Artificial Eye ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ film is presented in the original 1.85:1 widescreen aspect ratio and is also presented in a superb 1080p encoded image and it has a decent sharp print during the prison scenes, but the film William Hurt is describing is very soft focus, but maybe that’s the intention, but it’s not readily apparent. Colour reproduction looks good and black levels are fairly strong throughout but some fine detail is lost in the shadows and in the darker scenes. Playback Region B/2: This will not play on most Blu-ray players sold in North America, Central America, South America, Japan, North Korea, South Korea, Taiwan, Hong Kong and Southeast Asia. Learn more about Blu-ray region specifications.

Blu-ray Audio Quality – The Curzon / Artificial Eye ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ film is presented with only two audio tracks and they are 5.1 DTS HD Master Audio and a 2.0 LPCM Stereo Audio track as an option, but while it has a wonderful score from Nando Carneiro and John Neschling, but the film was originally shot in mono and there’s nothing spectacular in the audio department in terms of stereo separation, but the film score gets prominence in certain parts of the film with the 5.1 mix, and your rear speakers get some good workout. Purists may opt for the 2.0 LPCM Stereo Audio track mix and there's nothing wrong with that at all, it sounds pretty good here. The 5.1 track opens things up a bit, however, and while the film remains primarily a 'front of the mix' production, and it spreads the score around quite nicely and effectively. The levels are well balanced and the film sounds just fine regardless what audio option you choose.

Blu-ray Special Features and Extras:

Special Feature: Tangled Web: Making of Kiss of the Spider Woman [2008] [480i] [1.37:1] [108:34] This is a wonderful and fascinating documentary, is brought to you by I•C•R•A [Independent Cinema Restoration Archive], which runs almost as long as the film itself. This special feature starts off with Peter Dekom [Attorney] who is also the Founding Chairman of American Cinemateque, who informs us that the world in 1983 was not really geared up to a high quality, high profile actors and Art Film, that did not fit into any kind of genre way back in the 1980s., especially making a film ‘Kiss of the Spider Woman’ which was a marketing nightmare confess that it was a daunting challenges and profound satisfactions of creating this watershed film which almost never made it to the big screen. “Tangled Web: Making Kiss of the Spider Woman” is a strange odyssey from novel to film is chronicled in this brilliant documentary, at one point Burt Lancaster had a real mysterious obsession and was desperate to play the part of the gay Molina, and we get to hear that Burt Lancaster was originally considered for the role of Luis Molina, on the back of him having a comeback after his appearance in the 1980’s film ‘Atlantic City,’ directed by Louis Malle. But because of his frustration in taken over 12 months to get the film off the ground, Burt Lancaster decided to pull out and finally let William Hurt get the go ahead to appear in the film, especially when he read the script, he longed to appear in the film and of course his wish was granted. To get the project off the ground, they wanted Raúl Juliá [Actor], who was very excited and was eager to sign up, especially with everyone involved with the film had seen some of his films, but what was also interesting is that Gene Parseghian was the same agent for William Hurt and that is why the two actors got to work together. Director Hector Babenco's had an epic struggle and frustration with the author Manuel Puig, and the film was the birth of today's independent cinema and these are all chapters in the startling saga behind this timeless gem and filmmaker David Weisman's “Tangled Web: Making Kiss of the Spider Woman” captures many of the unique and emotionally charged moments that serendipitously turned this courageous film into a total masterpiece. We move to 1984, where they start to edit the film, which was a total nightmare, because the director had lost interest and had gone off on another project, so Mauro Alice [Film Editor] had to take charge and sort it all out himself, but informs us that it was like solving a mind-boggling puzzle, especially with the problematic in figuring out how to integrate the film-within-a-film scenario, because you never knew exactly which of the two part of the film was more important, especially the real life story taking place within the cell of the prison or the film fantasy being told as an escape. But on the first screening they found the film was well over three hours long. When it was shown at the New York Film Festival it was a total disaster, so while in New York they did a total new edit in the hope of rescuing the film. Then in 1985 it was to be given a premiere at the Cannes Film Festival, but the committee were not happy and they had to do another massive new edit to tighten up the ending, as well as having a brand new sound track done. So when the film was finally given a premiere the word went round like wild fire, with a total massive interest and you now had people flying in from The Hollywood Reporter, CBS Television network and the film distributors Island Alive who wanted to know more about the film, which in turn became a hot topic at the Cannes Film Festival. But at the end of the film being previewed by the Cannes audience it got the longest ovation ever at the Cannes Film Festival. The finally in 1985 it opened at one cinema in New York and in one week it had made $108,778, which was a total record for an Independent film of this genre and in the end because people were clamouring to see it they had to do a 24 hour screening. Because the film was so hot Island Alive were bombarded for more prints and in the end had to leave the receiver off the phone. By 1986 it was winning massive amounts of Awards and of course eventually it was entered into the Oscars® and it finally got the recognition it deserved. But what was so special about this film, it was the first Independent film to win at the Academy Awards® and set the ball rolling for future Independent films at the Academy Awards® and of course the film changed the lives forever involved with the film and all were very proud and honoured to be involved with such a classic Independent film, that as you will see nearly did not make it to the silver screen, but of course with the enthusiasm and endeavour in making this film, it has endured the test of time. Contributors to this special feature includes David Weisman [Producer], Hector Babenco [Director], Sonia Brago [Actress], William Hurt [Actor], Manuel Puig [Author], Dr. Sam L Grogg [Dean of the College of Arts and Sciences], Patricio Bisso [Costume Designer/Actor], Raúl Juliá [Actor], Gene Parseghian [Agent], Michael Maiello [Associate Producer], Jane Holzer [Associate Producer], Altamiro Boscoli [Attorney/Associated Producer], Leonard Schrader [Screenwriter] and Mauro Alice [Film Editor]. This was a film by David Weisman. Producer: David Weisman. Screenplay: Leonard Shrader. Composer: Michael Hay. Cinematography: Rodolfo Sanchez.

Theatrical Trailer [1985] [1080p] [1.85:1] [2:38] This is the Original Theatrical Trailer for ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN.’ This is a new trailer from again the I•C•R•A [Independent Cinema Restoration Archive]. This is a totally brilliant terrific presentation. We also get to see all the fantastic glowing quotes from all the critics who were bowled over by the film, praising this brilliant Independent film.

Special Feature: Manuel Puig Mini-Documentary: The Submissive Woman's Role [2008] [1080p] [1.33:1] [9:06] Once again I•C•R•A [Independent Cinema Restoration Archive] brings us another interesting special that features the Author Manuel Puig [1932 – 1990], who gives us an audio commentary about his life story, especially telling us that he was born in Argentina and life was very poor and very rural, but the one ray of hope in his life was visiting the local cinema regular to get away from the dull existence he had to endure and would rather spend all his time at the cinema, especially watching all the Hollywood films and seeing all the glamourous Hollywood actresses appear on the screen. But in real life he felt betrayed from the Military Junta running his country, which we get to see in newsreels. But because the Military Junta knew about Manuel Puig political views against the Junta, he was ordered and threatened to leave Argentina, otherwise he would be arrested. So eventually he met loads of political prisoners that were released from jail and asked about their experiences and wrote all this information down that eventually went towards his novel “Kiss of the Spider Woman.” But when Manuel Puig became very successful outside his native country Argentina, people in Argentina finally got to read his novels, especially “Kiss of the Spider Woman,” he finally became an overnight success. But what was really nice is hearing the voice of Manuel Puig, who must have been recorded at a certain venue that was recorded in front of a live audience and sounded like the whole session was a total delight. Narrated by Beverly D’Angelo. Composer: Gabriel Rotello.

Special Feature: Slide Show Commentary: Transitions from Novel to Film [2008] [1080] [1.33:1] [36:06] Once again I•C•R•A [Independent Cinema Restoration Archive] brings us another interesting special that features an archival feature that focuses on the novel that inspired the film as well as the structure of the narrative and its key themes. Here you get the narrator talk through some of the changes from the novel to the film. You also get loads of images from the film that the narrator relates to sections in the book that are relevant to parts of the beautiful Manuel Puig novel. This is a very nice bonus and explains in great detail why the novel was so ideal storyline that was so successfully transferred to the silver screen. All in all it is a brilliant presentation and a really nice bonus. Commentary Written and Narrated by Norman Lavers. Producers: David Weisman and Sarah Weise.

Special Feature: Photo Gallery [1080p] [1.85:1] This special feature is spilt up into three separate categories, and they are Costume Gallery [00:51]; Production Gallery [7:05] and Film and Promotional Stills Gallery [7:10]. This is a really beautiful professional presentation, and you get to see some absolutely stunning images from the Film and Promotional Stills Gallery.

Finally, ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ film is a subtle insight into the value of imagination, love, and heroism carried home by the bold and touching performances of William Hurt and Raúl Juliá. Curzon/Artificial Eye release of Hector Babenco's ‘KISS OF THE SPIDER WOMAN’ is very similar to the one Carlotta Films released back in 2011, which seems been sourced from the same master the French label worked with, which is quite good, but it has a bigger selection of supplemental features. William Hurt and Raúl Juliá are fantastic together and Rodolfo Sánchez's cinematography is very beautiful. A true essential in seeing the true best picture of 1985 in all its Blu-ray glory and a wonderful tribute to the power of the human spirit, in bringing one of the greatest and most daringly uncommercial films of the 1980s era. Highly Recommended!

Andrew C. Miller – Your Ultimate No.1 Film Aficionado
Le Cinema Paradiso
United Kingdom

7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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lori

great movie.

2019年9月4日にカナダでレビュー済み

Amazonで購入

What a wonderful story, well acted with a great cast.

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