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人生生涯小僧のこころ単行本 – 2008/3/10

塩沼亮潤 (著)

4.4 211個の評価

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千日回峰行――
往復48キロ、高低差1,300mの山道を毎日、16時間かけて9年間歩き続ける。
この荒行は著者を含め、1,300年にたった2人しか達成した者はいない。
さらに、千日回峰行の後には、断食、断水、不眠、不臥(食べない、飲まない、寝ない、横にならない)を9日間続ける四無行という行も成し遂げた。
こう聞けば、著者はまさに超人。
その言葉は現実離れした悟りを開いた人間のものと思われるかもしれないが、実は至って平易だ。
「現実を受け入れ、愚痴らず精いっぱい生きると、そこに道が開けてくる」
苦行を乗り越えた僧侶の言葉には、生きるヒントが溢れていた。
苦しい時こそ噛みしめたい1冊である。

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本の長さ

260ページ
言語

日本語
出版社

致知出版社
発売日

2008/3/10
ISBN-10

4884748034
ISBN-13

978-4884748036
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	人生生涯小僧のこころ	人生の歩き方

カスタマーレビュー	211	43
価格	￥1,760	￥1,540
発売日	2008/3/10	2011/9/16
商品紹介	修行の果てに見えた世界に心洗われる。心を整えるために読むオススメの１冊です。8万部突破のベストセラー。	謙虚で素直な心であり続けるための教え。前作「人生生涯小僧のこころ」よりも、より実践的となった本書は、いま苦しみの中にいる人にこそ読んでいただきたい内容。必ずや心に潤いが得られるはずである。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 致知出版社 (2008/3/10)
発売日 ‏ : ‎ 2008/3/10
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 260ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4884748034
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4884748036

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カスタマーレビュー:
4.4 211個の評価

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塩沼亮潤

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ゴーン太

ありがとう

2023年12月23日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とても優良なお買物が出来ました。助かりました。有難うございました。

2023年6月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

親しみやすい文章で、自分の心に沁みる内容でした。繰り返し読みたいと思っています。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ハンタカチ

読みやすいです

2021年11月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

「御仏（みほとけ）はこうおっしゃいます」とか
「お浄土では～」のような、どこかソワソワと落ち着かない、
俗人の私には上滑りして頭に入りづらい難しいお説法ではなく、
良い意味でとても普通の本で読みやすかったです。

お坊さんが書かれた本なのに訓戒が少なく押し付けもなく
手短にいえば「気取りがない、飾りがない」です。

とんでもない偉業を達成し大阿闍梨にまでなられたお坊さんなのに
偉ぶるところがない、鼻にかけるところがない、
「生き仏」ってこういう方のことなのでしょうね。

たいへん厳しい千日回峰行については、
「これは近年ドクターストップや何かしらの規制で禁じられるかも」
と思ったほど、過酷なんてレベルではなく
「これを今の時代に認めて良いのだろうか？」と思うくらい壮絶。
これを千回やり遂げたのですね・・・凄すぎます。
山中を走り抜けるマラソン競技のアスリート、
海外を飛び回るベテラン登山家でもムリだと思います。

夜中に出発して山の中に・・まずそこがムリです。怖い。
毎晩肝試し状態・・真っ暗な山中は想像しただけでも怖いです。
昼間だって虫も動物も怖い、雨に打たれるのも暑いのもイヤ。
睡眠時間4時間だけで、高低差1300ｍの山を毎日往復48km。
それを9年かけて千日（千往復）
ただもう「凄い」としか・・言葉がないです。

「往復48kmといえば、自分の家からどこまでだろう？」と調べ絶句。
しかも平坦な国道でも絶句するのに、険しい山中、真夜中ですから。
亮潤さんの身体能力もですが精神力の強さに愕然とします。

アスリートの回顧録や成長記録のような感じなので、
ちょっと賢い読書好きのお子さんなら小学生でも楽に読めそうです。
国語の教科書に載っていそうな読みやすさです。

千日回峰行の話がガーンと印象的な本ですが、
それよりも印象に残ったのが、亮潤さんのお母様。
本文に記された、お母様がかけられた言葉の数々や考え方など
胸を衝かれました。お母様ご自身がまるで仏様みたいですね。
亮潤さんの仏門の修行やご縁は19歳からではなく、
実は生まれた時からだったのでは？

お母様は毅然と厳しくも優しい凛とした方です。
「まるで”鬼滅の刃”の煉獄さんのお母さん」
といえば伝わりますでしょうか。
この親にしてこの子あり、なのでしょう。

亮潤さんが、たった一人の苦手な人と
後に邂逅したエピソードも印象に残りました。
人間関係はむずかしいです。
特にまじめで優しく良識があればあるほど
今の時代は生き辛いですね。

その対策といいますか、自分自身の考え方や見方を変えるヒント、
楽になれるヒント、亮潤さんの気付きなども記されています。

生い立ち、千日回峰行の壮絶な記録、お母様、その後の歩みなど
夢中で読み通しましたが、読後感は世界観が揺さぶられます。

何て言うんでしょうね、「ちょっとかしこまる」感ではないです。
神社仏閣の敷地内では作法をしっかり守り、鳥居でペコリペコリと御礼をし、
「柏手は○回、礼は○回が正しいんだ」といたる所で
妙に礼儀正しくなってしまう、あの白々さでもなく・・・

今後は身を引き締めますとか、正しい道を歩む努力をいたしますとか、
そういうきれいごとや、ありきたりの感動とかではないんです。

本当にうまく言えません。
でも、言えば言うほど軽々しく嘘っぽくなりそうで。
「多幸感」でもないです。
だけど確実に世界観が揺さぶられているのを感じます。
それと少しだけ心が強くなれるかもしれません。
不思議な本です。

色々な立場や別々の悩みの人が読んでも、
きっと何かしらの答えやヒントにぶつかる本だと思います。
他の著書も読みたくなりました。

28人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

下高原　研二

装丁も中身も美しい

2021年8月6日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

本の装丁から美しく静謐さがあり内容も濃ゆく読んで勉強になりました

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ma

1日遅れて届いた。

2020年12月25日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

先日Amazonの他の商品で配達も3週間も遅れて商品も届かないし返金もされないので
こちらも1日遅れて心配していましたが
なんとか無事に届いて良かったです。

2019年5月6日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

『人生生涯小僧の心』
塩沼亮潤
致知出版社

著者は語る。。『９９９日目に、怖くなった』
その時に思ったのが、初心に還る、遥か途上に戻るということであり、本のタイトルはそこからも来ている

以前から千日回峰行には興味があったが、満行した僧侶たちに漂う何とも言えないオーラ、あれほどの苦行を爽やかに成し遂げている上原行照氏や、息を吸う様に行じている酒井雄哉氏に、憧憬の念すら感じていた

そこで、この塩沼亮潤氏である
詳細は周知のとおりであると思うので省くが、その壮絶さには『苦しむ権利』という言葉が相応しく、『義務』という言葉の概念を感じない。。。
『やり遂げた喜びが生き甲斐と化す』行程を、丹念に積み重ねている

自分たちは3.11を経て半ば強制的に質素を知り、普段は何気ないはずの恩恵の有り難さを知り、そして少なからず強くなったはずである

しかし、この行者たちは積極的に、喜々として苦しみや辛さに飛び込んで行く
調子が良いという日はなく、悪いか最悪なのである
苦行の意味を探ったり、推測するのではなく、『やればわかる』『やらなければわからない』そういう世界である

スポーツでも格闘技でも、日々稽古鍛錬に打ち込み、それは外観にはっきりと現れ、少なからず利益に結びつく。。。
しかし、修行僧は人目に触れず、孤独のうちに黙々と地道に続けて行く。。。
完全なる自己の内面の範疇の世界である

一ヶ月目で爪がボロボロ、三ヶ月目には血尿、起きて滝行のあと、曲がらなくなった膝で宿坊から参籠所まで５００段の階段を登り、そこからおにぎり２つと５００ミリの水を持って、標高差１３００メートル以上の山道を４８キロ、１６時間かけて往復する。。。
それを期間を設けて、天候やコンディションに関係なく１０００日続けるのである
達成感と賞賛は、満業式の時だけ、９９９日間は暑い、寒い、痛い、苦しい、のみ。。。

それでも、行者は気が進まない日は一日もなかったと言う
『限界の中に咲いている、悟りの花を見てみたい』と、日々丁寧に根気よく、心を込めて一日一日を惜しむように行を積み重ねてゆく

四無行（食わず、飲まず、寝ず、横にならず）では、特に断水は死の苦しみである
水は飲まなくとも尿は必ず出るし、色もこげ茶に変わって行き、血液はドロドロ、体重が一日１キロ減ってゆく。。。
脈拍は座っていて９０、ゆっくり歩いても１２０ほどあったと言う。。。

何があれば、そこまでのことができるのだろうか。。。

自分が感じたように、行に対する単純な憧憬もあるだろうが、もっと確かなものは『備えと覚悟』『目的意識』だと思う
体調管理は常軌を逸しているこの行では、限界がある。。。
亮潤氏は、心の備えが細心であり完璧なのである
エネルギー配分の大半を、最後に懸けた。。。
行の間は病院に行けず、やり遂げられなければ『自死』を迫られる掟の中で、行者は苦しみを日常に置き換えた。。。
生い立ちの中で、『何もない豊かさ』も知っていた。。。

目標が低ければ妥協が多くなり、高ければ困難が多くなる
行者は、この困難は自己の向上のために与えられたものと解釈する。。。

発想の転換の奇跡が、ここには満ち溢れている

亮潤氏が、苦行の後、出版等を通じて我々に示唆を与えてくれていることも、純粋で必然的なことなのである
日々、何時も訪れる『甘さ』に気付けない自分にとっての良い指針であり、背中を叩いて『地道の継続』を奨励してくれる書である。。。

彼らは小僧のままで良い。。それが当然なのだ
一切皆空。。世の中のものはそれ単独では価値を見い出せない
それがわかるのは、それを決めるのは他人なのである

彼らは、苦行の中から価値を見つけ出す
更に言えば、苦行の中に自分を追いやることで見つけ出せるモノの、価値を知っている

21人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

神奈川県在住の読者

毎朝ありがたいと思うと気が楽になりました

2021年2月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

FMラジオで毎朝ご飯がおいしいと思える事に有り難いと思えるとのコメントに共感、本著書に興味を持ち拝読させていただきました。生かされていることに感謝するとの示唆は大変参考になりました。毎朝感謝の気持ちで一日を始めることで、独りよがりにならず気を楽にして生活ができるようになりました。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Singing D

行動は何より語る

2021年2月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とにかく説得力がある。

だって結果出してるんだもん

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