残酷なミステリー、どろどろした結末というよりかは、ややスッキリしたもの。
ただ、悪い読後感ではない。
人の内面を浮き彫りにするような場面もある。響く言葉も何点かある。
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贖罪 (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 55) 単行本 – 2009/6/12
湊 かなえ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
誇るべきところは空気のきれいさ、夕方六時にはグリーンスリーブスの音色。そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺人事件。犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに投げつけられた激情の言葉が、彼女たちの運命を大きく狂わせることになる――これで、私の罪は、償えたのでしょうか? 衝撃のベストセラー『告白』の著者が贈る、新たな傑作。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2009/6/12
- ISBN-104488017568
- ISBN-13978-4488017569
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2009/6/12)
- 発売日 : 2009/6/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4488017568
- ISBN-13 : 978-4488017569
- Amazon 売れ筋ランキング: - 315,830位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,887位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年、第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選、07年、第35回創作ラジオドラマ大賞受賞。同じ年、第29回小説推理新人賞を「聖職者」で受賞。
08年、「聖職者」を第一章に、その後の顛末までを描いた長篇小説『告白』を刊行。同作が2008年週刊文春ミステリーベスト10第1位、第6回本屋大賞を受賞する。「告白」は2010年6月、松たか子主演で映画公開。著作:告白(2008年8月 双葉社 / 2010年4月 双葉文庫)、少女(2009年1月 早川書房)、贖罪(2009年6月 東京創元社)、Nのために(2010年1月 東京創元社)、夜行観覧車(2010年6月 双葉社)、白ゆき姫殺人事件(2012年7月 集英社)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スリラーの真髄が堪能できました。
2020年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グイグイと引き込まれていく物語で、ラストまで一気に楽しめます。
それぞれの登場人物の過去と現在と未来が交錯し行き来し、作者はどうなふうに物語を終結させるのだろう、と固唾を飲んで(?)読み進めました。
ラストはアッと驚く結末が用意されていて、なんとも言えない読後感に浸りました。
アクロバティックな結末にはガーン!と脳天を打ち砕かれますが、これが小説、これぞエンターテインメント小説だよな、と湊かなえさんワールドを堪能しました。
それぞれの登場人物の過去と現在と未来が交錯し行き来し、作者はどうなふうに物語を終結させるのだろう、と固唾を飲んで(?)読み進めました。
ラストはアッと驚く結末が用意されていて、なんとも言えない読後感に浸りました。
アクロバティックな結末にはガーン!と脳天を打ち砕かれますが、これが小説、これぞエンターテインメント小説だよな、と湊かなえさんワールドを堪能しました。
2024年3月27日に日本でレビュー済み
日本一空気のきれいな田舎町で、15年前に起きた一人の美少女の残虐な殺害事件。
事件直前までこの少女と校庭でバレーボールをしていた4人の少女たちは、
犯人と会話までしたのに、なぜかこの男性の顔や服装などを記憶しておらず、
事件は暗礁に乗り上げます。
殺された少女は東京から転校して来た美少女の「エミリ」でした。
大切な娘を失って鬱状態になってしまった母親の「麻子」は、東京に戻る直前に、
4人の少女「紗英」「真紀」「晶子」「由香」を自宅に呼び出し、
「私はあんたたちを許さない。時効までに犯人を見つけなさい。それができないのなら、
私が納得できるような償いをしなさい」
といって脅かします。
全編を通して見え隠れするのは、「エミリ」の母親である「麻子」の存在です。
この麻子が4人の「元少女」たちに送った手紙を通して、真実が明かされていきます。
事件直前までこの少女と校庭でバレーボールをしていた4人の少女たちは、
犯人と会話までしたのに、なぜかこの男性の顔や服装などを記憶しておらず、
事件は暗礁に乗り上げます。
殺された少女は東京から転校して来た美少女の「エミリ」でした。
大切な娘を失って鬱状態になってしまった母親の「麻子」は、東京に戻る直前に、
4人の少女「紗英」「真紀」「晶子」「由香」を自宅に呼び出し、
「私はあんたたちを許さない。時効までに犯人を見つけなさい。それができないのなら、
私が納得できるような償いをしなさい」
といって脅かします。
全編を通して見え隠れするのは、「エミリ」の母親である「麻子」の存在です。
この麻子が4人の「元少女」たちに送った手紙を通して、真実が明かされていきます。
2020年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には結構おすすめです。
久々に本を最後まで読み切った。
久々に本を最後まで読み切った。
2023年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ殺人事件だ。だけど目撃者それぞれに違う体験と感情がある。時には、何気ない一言が人の人生を大きく左右することもある。そんなことを考えると、人間の生きる世界は一筋縄ではいかない複雑なものだと思う。
2018年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は40歳の、バツイチ、公務員。
三十代前半までは、新書とか純文学が好きだった、
カッコよくなれる気がしたから。
40を前にして、東野圭吾を読むようになった、
すごく面白い。
40にして、湊かなえを知る、面白いね、
女性的だし。
まだ、リバースと、この贖罪しか読んでいません、
楽しみです
三十代前半までは、新書とか純文学が好きだった、
カッコよくなれる気がしたから。
40を前にして、東野圭吾を読むようになった、
すごく面白い。
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女性的だし。
まだ、リバースと、この贖罪しか読んでいません、
楽しみです
2023年7月17日に日本でレビュー済み
湊さんの『告白』を読まれたことのある方なら、類似の雰囲気だなあと感じてもらえると思います。あるいは『告白』パート2か、と思われるかもしれません。
つまりは所謂イヤミス系の作品であります。
筋は色々なところに書いてあろうかと思いますので敢えて書きませんが、とある少女の殺人事件を巡り、その友達たちが人生を狂わせていくという話です。
・・・
さて。ふと、湊さんの作品の「イヤミス」の「イヤ」の理由が気になりました。
いやな気になるのは読後でなく、読中で既にそうなんですが、なぜこんなに作中人物に嫌悪感?違和感?を感じるのか。なぜこんなにいやらしい人物であると感じるのかと。
で、私が一番感じたのは登場人物の「独善性」ということです。
本作のメインキャラは女性4人と、その友達だった亡くなった子の母親、計5人です。作品の構成上、各章がそれぞれこの5人の独白の形式になっていることも独善的雰囲気を強める結果にはなっているかとは思います。
どういうことか。
この5人が5人とも、「〇〇する方が良いと思った」というような口調なのです。しかし、その感じた・思ったという判断は、コニュニケーションを経て判断したということでなく、そう感じたから・普通そうでしょ、といった印象判断である雰囲気が強いのです。そこに自分を疑う・過誤の可能性を疑うことがないことから、独善的態度の印象が強くなります。
また、こういう態度は確かに「ありがち」であることが、読者を(良い意味で)イヤーな気持ちにして離さないのかもしれません。かくいう私の家内や母親も「良かれと思って」動くタイプ。いや迷惑なんだけど・・・、何で話してくれないのかな・・・みたいな。善意から始まる「はた迷惑」と言っては申し訳ないのですが、そういう雰囲気。
フィクションなので、多少過剰感はあるのですが、あながち居てもおかしくない位の独善さがイヤーな感じにさせます。
・・・
もう一つ。映像美が頭に浮かぶ!
むべなるかな、本作はWOWOWでドラマ化されていますが、映像化が非常に合いそうだなあと感じました。
空気がきれいだと、それだけが取り柄の超ド田舎の街。そこに越してきた都会っ子。その都会っ子と仲良くなる四人。計五人のグループはとある夏休み、学校の校庭で遊ぶ。工事のおじさんという不審者。不審者と手をつないで消えていく都会っ子。
こうした夏の暑い日の状況が自然と頭の中に浮かびました。あるいはこの舞台設定が昭和的日本人に刺さるというだけかもしれませんが笑。
なお、キャストを見るとこれまた魅力的な皆様です。読後にドラマで見返すのも乙なものです。
・・・
ということで湊氏のイヤミス系作品でした。
最近キリスト教系の本ばかり読んでいるためか贖罪というとAtonementというキリストが人類の罪を代わりにかぶってくれたという話を想起するのですが、そういうものではありませんでした。
猛暑の今、夏休みの今、舞台設定と同様の季節です。木陰の下や帰省の行き来など、類似の設定でスリラーを楽しんでいただけたら幸いです。
つまりは所謂イヤミス系の作品であります。
筋は色々なところに書いてあろうかと思いますので敢えて書きませんが、とある少女の殺人事件を巡り、その友達たちが人生を狂わせていくという話です。
・・・
さて。ふと、湊さんの作品の「イヤミス」の「イヤ」の理由が気になりました。
いやな気になるのは読後でなく、読中で既にそうなんですが、なぜこんなに作中人物に嫌悪感?違和感?を感じるのか。なぜこんなにいやらしい人物であると感じるのかと。
で、私が一番感じたのは登場人物の「独善性」ということです。
本作のメインキャラは女性4人と、その友達だった亡くなった子の母親、計5人です。作品の構成上、各章がそれぞれこの5人の独白の形式になっていることも独善的雰囲気を強める結果にはなっているかとは思います。
どういうことか。
この5人が5人とも、「〇〇する方が良いと思った」というような口調なのです。しかし、その感じた・思ったという判断は、コニュニケーションを経て判断したということでなく、そう感じたから・普通そうでしょ、といった印象判断である雰囲気が強いのです。そこに自分を疑う・過誤の可能性を疑うことがないことから、独善的態度の印象が強くなります。
また、こういう態度は確かに「ありがち」であることが、読者を(良い意味で)イヤーな気持ちにして離さないのかもしれません。かくいう私の家内や母親も「良かれと思って」動くタイプ。いや迷惑なんだけど・・・、何で話してくれないのかな・・・みたいな。善意から始まる「はた迷惑」と言っては申し訳ないのですが、そういう雰囲気。
フィクションなので、多少過剰感はあるのですが、あながち居てもおかしくない位の独善さがイヤーな感じにさせます。
・・・
もう一つ。映像美が頭に浮かぶ!
むべなるかな、本作はWOWOWでドラマ化されていますが、映像化が非常に合いそうだなあと感じました。
空気がきれいだと、それだけが取り柄の超ド田舎の街。そこに越してきた都会っ子。その都会っ子と仲良くなる四人。計五人のグループはとある夏休み、学校の校庭で遊ぶ。工事のおじさんという不審者。不審者と手をつないで消えていく都会っ子。
こうした夏の暑い日の状況が自然と頭の中に浮かびました。あるいはこの舞台設定が昭和的日本人に刺さるというだけかもしれませんが笑。
なお、キャストを見るとこれまた魅力的な皆様です。読後にドラマで見返すのも乙なものです。
・・・
ということで湊氏のイヤミス系作品でした。
最近キリスト教系の本ばかり読んでいるためか贖罪というとAtonementというキリストが人類の罪を代わりにかぶってくれたという話を想起するのですが、そういうものではありませんでした。
猛暑の今、夏休みの今、舞台設定と同様の季節です。木陰の下や帰省の行き来など、類似の設定でスリラーを楽しんでいただけたら幸いです。