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TPPで日本は世界一の農業大国になる 単行本 – 2012/3/16
浅川 芳裕
(著)
TPPは農業大躍進の好機と著者は語る。農業界を蝕む衰退構造を暴き、国も農業も栄える「愛国の最強シナリオ」の全容が明らかに。生産者による「TPP賛成論」は大きな説得力あり。田原総一朗氏推薦!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2012/3/16
- ISBN-104584133972
- ISBN-13978-4584133972
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商品の説明
出版社からのコメント
TPPに参加することで、日本の農業は壊滅的打撃を受ける――。
このように声高に叫ばれて久しい。
さらには、「米は9割が外米になる」「食料自給率は10%台にまで下がる」「畜産業は壊滅」など、危機感を煽るような論調が続く。
果たして、TPPは日本の農業に対してどのような影響を与えるのだろうか?
本書は、ベストセラー『日本は世界5位の農業大国』で食料自給率の嘘を暴いた農業ジャーナリスト・浅川芳裕氏による、まったく新しい「TPP論」である。
著者は、TPPを日本の農業にとって脅威ではなく、むしろ大躍進するための好機であると語る。本書ではまず、反TPP論者の主張の虚偽や日本の農業界を蝕む利権構造を徹底的に暴く。その論拠は、緻密なデータと農業の現場を歩き、生産者の声にじかに接している著者の豊富な取材に基づくもので、実に大きな説得力をもつ。本書を開けば、いかに世間を賑わす「亡国論」が机上の空論であり農業の現状を無視したものであるか、そして農水省・農協を中心とする日本の農業界の構造がいかに農業の成長を妨げる要因となっているかを、つぶさに理解できるであろう。
さらに著者は、TPPをいかに「利用」し日本農業を大躍進させるか、具体的な提言を行っている。農水省や農協、反TPP論者、そして「食」の将来を憂う私たち国民、農業現場の方々にとって必見であろう。
農業が栄え、国も栄える「愛国の最強シナリオ」の全容を、ぜひご覧いただきたい。
このように声高に叫ばれて久しい。
さらには、「米は9割が外米になる」「食料自給率は10%台にまで下がる」「畜産業は壊滅」など、危機感を煽るような論調が続く。
果たして、TPPは日本の農業に対してどのような影響を与えるのだろうか?
本書は、ベストセラー『日本は世界5位の農業大国』で食料自給率の嘘を暴いた農業ジャーナリスト・浅川芳裕氏による、まったく新しい「TPP論」である。
著者は、TPPを日本の農業にとって脅威ではなく、むしろ大躍進するための好機であると語る。本書ではまず、反TPP論者の主張の虚偽や日本の農業界を蝕む利権構造を徹底的に暴く。その論拠は、緻密なデータと農業の現場を歩き、生産者の声にじかに接している著者の豊富な取材に基づくもので、実に大きな説得力をもつ。本書を開けば、いかに世間を賑わす「亡国論」が机上の空論であり農業の現状を無視したものであるか、そして農水省・農協を中心とする日本の農業界の構造がいかに農業の成長を妨げる要因となっているかを、つぶさに理解できるであろう。
さらに著者は、TPPをいかに「利用」し日本農業を大躍進させるか、具体的な提言を行っている。農水省や農協、反TPP論者、そして「食」の将来を憂う私たち国民、農業現場の方々にとって必見であろう。
農業が栄え、国も栄える「愛国の最強シナリオ」の全容を、ぜひご覧いただきたい。
著者について
浅川芳裕(あさかわ・よしひろ) 1974年、山口県に生まれる。月刊『農業経営者』副編集長。(株)農業技術通信社・専務取締役。1995年、エジプト・カイロ大学文学部東洋言語学科セム語専科中退。Sony Gulf(ドバイ)、Sony Maroc(カサブランカ)勤務を経て、2000年、農業技術通信社に入社。ジャガイモ専門誌『ポテカル』編集長、農業総合専門サイト『農業ビジネス』編集長を兼務。著書『日本は世界5位の農業大国』(講談社+α新書)はベストセラーとなり、同書で第2回政策分析ネットワーク賞(シンクタンク賞)を受賞する。その他、著書に『日本の農業が必ず復活する45の理由』(文藝春秋)、共著に『どうなる!日本の景気』(PHP研究所)、『農業で稼ぐ!経済学』(同)がある。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2012/3/16)
- 発売日 : 2012/3/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4584133972
- ISBN-13 : 978-4584133972
- Amazon 売れ筋ランキング: - 697,440位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の国の仕組みがまるで解っていなかったことを教えてくれました。
2014年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
227ページに「農家の夢の商品「GM作物」の栽培を解禁せよ」という章があります。
「GM作物」とは「遺伝子組み換え作物」です。
TPPの主要推進メンバーである米国のモンサント社が先頭に立っています。
なーんだ、「浅川 芳裕」さんってモンサントのひとなんだぁ。
だからTPP推進してるんだぁ。って事なのかな?
「GM作物」とは「遺伝子組み換え作物」です。
TPPの主要推進メンバーである米国のモンサント社が先頭に立っています。
なーんだ、「浅川 芳裕」さんってモンサントのひとなんだぁ。
だからTPP推進してるんだぁ。って事なのかな?
2013年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TPPは日本の農業が開国し、国際競争で生き残っていくための最後のチャンスではないだろうか
このまま農協の言う通り市場を開放しなかったら農業はつぶれてしまう
でもやはり守るべきところもしっかり守り、農業を育てる視点は必要だと感じた
分かりやすい説明がとてもいい本だった
このまま農協の言う通り市場を開放しなかったら農業はつぶれてしまう
でもやはり守るべきところもしっかり守り、農業を育てる視点は必要だと感じた
分かりやすい説明がとてもいい本だった
2021年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年米国離脱表明
2021年中国参加申請
上の通り「TPP亡国論」は論外だが、「TPPで日本は世界一の農業大国になる」も大概である。
実際のところ自由貿易で農業がシェアを伸ばすかどうかは、戦後間もないころに日本が自動車大国になることを予想したり、1986年に日本半導体シェアが世界第一位になった直後に2020年には世界市場シェアが6%になることを予想できたかということと同じように難しい。
個別の産業がどのように発展するか?予測するのは難しく、1961年(昭和36年)に通産省が打ち出した自動車業界の再編案はホンダの例をみればわかる通り、ものの見事に外している。
さて、国際貿易を「標準マクロ経済学」から見ると、例えば「クルーグマンマクロ経済学」という本で書かれているが、比較優位と生産可能性フロンティアの分析で説明される。比較優位とはどの国でも優位な財と劣位な財があること。生産可能性フロンティアとはわかりやすく言うと、国の資源や労働者には限りがあるのでAという財を多く生産すると、Bという財は多く生産できないトレードオフの関係にあるということ。このことから国際貿易は自国に優位な財を生産することに特化し、劣位な財は輸入で賄うことが導かれ、結果、世界全体ですべての財の生産が増す。
また関税についても「クルーグマンマクロ経済学」の説明の通り国内生産者にとっては利益となるが消費者にとっては損失となり、さらには消費者が購入をあきらめたり、非効率な生産者を生んで、社会にとっての死荷重になる。
という風に「標準マクロ経済学」では個別産業には言及しないので「TPPで日本は世界一の農業大国になる」という話は「TPP亡国論」同様の与太話に過ぎない。
2021年中国参加申請
上の通り「TPP亡国論」は論外だが、「TPPで日本は世界一の農業大国になる」も大概である。
実際のところ自由貿易で農業がシェアを伸ばすかどうかは、戦後間もないころに日本が自動車大国になることを予想したり、1986年に日本半導体シェアが世界第一位になった直後に2020年には世界市場シェアが6%になることを予想できたかということと同じように難しい。
個別の産業がどのように発展するか?予測するのは難しく、1961年(昭和36年)に通産省が打ち出した自動車業界の再編案はホンダの例をみればわかる通り、ものの見事に外している。
さて、国際貿易を「標準マクロ経済学」から見ると、例えば「クルーグマンマクロ経済学」という本で書かれているが、比較優位と生産可能性フロンティアの分析で説明される。比較優位とはどの国でも優位な財と劣位な財があること。生産可能性フロンティアとはわかりやすく言うと、国の資源や労働者には限りがあるのでAという財を多く生産すると、Bという財は多く生産できないトレードオフの関係にあるということ。このことから国際貿易は自国に優位な財を生産することに特化し、劣位な財は輸入で賄うことが導かれ、結果、世界全体ですべての財の生産が増す。
また関税についても「クルーグマンマクロ経済学」の説明の通り国内生産者にとっては利益となるが消費者にとっては損失となり、さらには消費者が購入をあきらめたり、非効率な生産者を生んで、社会にとっての死荷重になる。
という風に「標準マクロ経済学」では個別産業には言及しないので「TPPで日本は世界一の農業大国になる」という話は「TPP亡国論」同様の与太話に過ぎない。
2012年4月18日に日本でレビュー済み
浅川芳裕は国基研客員研究員です。
いわずと知れた櫻井よしこさんのシンクタンクですね。
廣宮孝信氏のブログで氏の著書の主張に疑問が呈されています。
大変参考になりますので、興味のある方はご覧ください。
[・・・]
おそらく浅川さんはこれにまともに反論できないでしょう。
彼はある食料品会社のTPP討論会で持論を展開していましたが、
その主張は明らかに、単なる新自由主義者そのものでした。
「TPPに入らないなら鎖国するのか!」「日本だけ鎖国するなんて許されない」
などわけの分からないことをおっしゃっていました。
もちろん、同席していた反対派に明確な反論はできておらず、上記のような
思想を述べるだけでした。
日本はすでに自由貿易国です、戦略物資である穀物の自給率の低さを考えれば、日本がどれだけ開かれた国であるか分かるはずです。
氏の農業改革に向ける情熱は分かりますが、TPPとからめる必要はありません。
また、農業のために他の23分野、特に金融、投資で日本に不利益をこうむってはたまりませんし、ISD条項も論外です。
いわずと知れた櫻井よしこさんのシンクタンクですね。
廣宮孝信氏のブログで氏の著書の主張に疑問が呈されています。
大変参考になりますので、興味のある方はご覧ください。
[・・・]
おそらく浅川さんはこれにまともに反論できないでしょう。
彼はある食料品会社のTPP討論会で持論を展開していましたが、
その主張は明らかに、単なる新自由主義者そのものでした。
「TPPに入らないなら鎖国するのか!」「日本だけ鎖国するなんて許されない」
などわけの分からないことをおっしゃっていました。
もちろん、同席していた反対派に明確な反論はできておらず、上記のような
思想を述べるだけでした。
日本はすでに自由貿易国です、戦略物資である穀物の自給率の低さを考えれば、日本がどれだけ開かれた国であるか分かるはずです。
氏の農業改革に向ける情熱は分かりますが、TPPとからめる必要はありません。
また、農業のために他の23分野、特に金融、投資で日本に不利益をこうむってはたまりませんし、ISD条項も論外です。
2014年3月30日に日本でレビュー済み
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世界及び日本の経済動向の指標及び農業情勢を知る本として大いに参考になります。
2015年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の農業の実態(高い能力と問題点)と農水省や農協の内情(TPPに反対する理由)を知ることができます。
2013年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説得力のあるのは認めるが、現実に農業をやっているがどうかなと思う