いろんな受験体験記を読みましたが、すごくできるお子さんの話だったり、びっくりするほどやる気がないお子さんを母親(または父親)が意地と力づくで受験させる話だったりと、どうも我が家の近い将来そうなるであろうという姿とかけ離れているものが多く、我が家は結局どんな風になるのだろうかと、常に我が家の将来図に近い体験本を探していたところ、この本に巡り合いました。
この本では
〇Y谷大塚(落ちついた老舗塾。年配の先生が多い。)、N能研(塾長が熱く、面倒見が良く、なにかと頼りになる。)、W稲アカ(体育会系でひたすら熱い。先生も若い。)といった各塾の特徴、具体的な授業の内容を実体験をもとにつづられている
〇塾間、同じ塾の間でも良い生徒を確保したいという塾の事情(営利を目的としている民間企業なので、当たり前と言えば当たり前なのですが。)
〇受験ママの孤独、焦り(ときにははげたり、、と、非常にリアル)
〇受験ママ同志の関係(著者である花鳥さんと風月さんは、自分の子供の成績が振るわないときに、相手のお子さんの成績が良いと、(相手のお子さんの奮闘ぶりを喜んであげたいのに、)喜んであげられない、と赤裸々に心情を述べる場面が何度かあり、よくもここまで書けたものだと感心します。よほどお互いのことを信頼しあっているのですね。)
〇二人の子供(花鳥さん、風月さんの子供)のそのとき、そのときの偏差値。(これもすごくリアル)
〇具体的な勉強時間や勉強内容(具体的なテキストの内容、勉強時間など)(二人ともかなり詰め込み式で、ここまでやらないと受からないのかしら、、、とすごく不安になりました。)
、、とかなりリアルな内容の体験本です。我が家がこんな勉強ができるかどうかは別として、参考になりました。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この私が合格させる!: 中学受験マザーズの超リアル奮戦記 単行本 – 2005/11/1
大人気ブログから飛び出した“戦友”母ふたりの中学受験奮戦記。成績不振のわが子が難関校に合格するまで、母はどう戦ったのか——偏差値アップの秘訣や塾とのつきあい方から、切なく苦しい胸の内までリアルな言葉で綴られた受験生活の全貌を公開!
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104575298573
- ISBN-13978-4575298574
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
受験母のあいだで大人気だったブログの中学受験体験記が大幅な書き下ろしを加えて本になりました。受験生の子どもをもつ母親のリアルな心理が共感を呼び、本音をまじえたギャグが笑いを誘い、そしてハラハラドキドキさせながら胸を打つラストシーンへ。二組の親子の愛と涙のドラマ、そして母親どうしの友情のドラマでもあります。家庭での学習方法や塾との付き合い方など、有益な情報もたっぷり。
著者について
十数年来の友人。ともに中学1年生の子どもを持つ母親。子どもの中学受験が終了した2005年2月、インターネット上のブログにて「花鳥風月」のハンドルネームでその体験記を公開。たちまち人気となり、最大で1日に5000アクセスを記録。その後個人サイト「NOSIDE2005」を立ち上げ、体験記掲載のほか、受験生の母たちとの交流の場にも。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 243ページ
- ISBN-10 : 4575298573
- ISBN-13 : 978-4575298574
- Amazon 売れ筋ランキング: - 662,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,110位幼児教育一般関連書籍
- - 16,471位教育学一般関連書籍
- - 36,224位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書籍として発刊するほどの内容とは思えず、深くひきこまれることはなかった。
受験生と親の葛藤などが赤裸々につづられているという勝手な読者の思い込みがそうさせたのかもしれない。
受験生と親の葛藤などが赤裸々につづられているという勝手な読者の思い込みがそうさせたのかもしれない。
2009年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「計算と漢字」の思い出に泣いてしまうという話に思わずこちらも泣けてきました。5百円禿げが出来てしまった話も心に残ります。欲を言えば、もっと具体的ノウハウ情報が欲しいと思いました。
2005年11月19日に日本でレビュー済み
人気ブログから飛び出た書籍というのは最近多いパターンで。
本書もネットから出されたもの。
ただし、ネットに全て掲載されたものではなく、
「中学受験体験記」の途中までがネットに掲載されているが
「続きは本で」ということで、どうにも気になって購入。
著者は花鳥・風月のお2人。
リレーでやる受験体験記というかたちです。
……泣けました。私は。
でも、これは、この本を読んだ人全ての人が泣けるというものではないと思います。
あくまで、中学受験生の母親の立場なら、泣ける、ということです。
共感の涙です。
私には実際、関係ない人からみれば「異常な」世界にいる
中学受験生の子どもがおり、試行錯誤しながらすすんでいます。
1日24時間、寝ている7時間を除いて、ほとんどの時間を
受験勉強に費やす我が子。
我が子に伴走する親。はたから見れば「異常」だと思います。
「これでいいのか」「こんなことでいいのか」
「なんでこんなにがんばっているのに、成績あがらないのか」
などなど、不安でいっぱいの私に
「それでいいと思う。がんばれ!」と本書は温かく背中を押してくれました。
中学受験生をもつ、母親が抱える不安・悩みを超リアルに
読みやすい言葉で書き、ツカムのがうまい。
ユーモアたっぷりの文体で、著者である花鳥さん、風月さんの
聡明さがにじみ出ています。
中学受験の体験記は、数多く出版されています。
この本は、勉強の方法論はあまりふれていません。
が、大手塾通塾体験に加えて、母親同士の著者おふたりの
友情についての揺れ動く心理がよく表されています。
その点でも一読の価値あり。
中学受験という世間のなかで特殊な世界で不安を抱えるお母さん、
必読だと思いますよ。
受験を数十日後に控えた今、きっと、勇気づけられます。
もちろん、受験を数年後に控えた低学年の方にもおすすめです。
本書もネットから出されたもの。
ただし、ネットに全て掲載されたものではなく、
「中学受験体験記」の途中までがネットに掲載されているが
「続きは本で」ということで、どうにも気になって購入。
著者は花鳥・風月のお2人。
リレーでやる受験体験記というかたちです。
……泣けました。私は。
でも、これは、この本を読んだ人全ての人が泣けるというものではないと思います。
あくまで、中学受験生の母親の立場なら、泣ける、ということです。
共感の涙です。
私には実際、関係ない人からみれば「異常な」世界にいる
中学受験生の子どもがおり、試行錯誤しながらすすんでいます。
1日24時間、寝ている7時間を除いて、ほとんどの時間を
受験勉強に費やす我が子。
我が子に伴走する親。はたから見れば「異常」だと思います。
「これでいいのか」「こんなことでいいのか」
「なんでこんなにがんばっているのに、成績あがらないのか」
などなど、不安でいっぱいの私に
「それでいいと思う。がんばれ!」と本書は温かく背中を押してくれました。
中学受験生をもつ、母親が抱える不安・悩みを超リアルに
読みやすい言葉で書き、ツカムのがうまい。
ユーモアたっぷりの文体で、著者である花鳥さん、風月さんの
聡明さがにじみ出ています。
中学受験の体験記は、数多く出版されています。
この本は、勉強の方法論はあまりふれていません。
が、大手塾通塾体験に加えて、母親同士の著者おふたりの
友情についての揺れ動く心理がよく表されています。
その点でも一読の価値あり。
中学受験という世間のなかで特殊な世界で不安を抱えるお母さん、
必読だと思いますよ。
受験を数十日後に控えた今、きっと、勇気づけられます。
もちろん、受験を数年後に控えた低学年の方にもおすすめです。
2007年8月7日に日本でレビュー済み
この本は、中学受験を今まさにしている、あるいはし終わったお母さん方が
「うちもそうだわ」と思って共感するための本だと思います。父親的な目から
見るとあまりにも母子一体になり過ぎている感もありますが、多くの家庭で
同じようなドラマが繰り広げられているのでしょう。
ほかの方のレビューにもありますが、これを読んで役に立つということはあまり
ありません。ほかの家庭も大変なんだという精神安定剤的効果はありそうですが。
「うちもそうだわ」と思って共感するための本だと思います。父親的な目から
見るとあまりにも母子一体になり過ぎている感もありますが、多くの家庭で
同じようなドラマが繰り広げられているのでしょう。
ほかの方のレビューにもありますが、これを読んで役に立つということはあまり
ありません。ほかの家庭も大変なんだという精神安定剤的効果はありそうですが。
2006年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まもなく塾学年の6年生を迎える娘を持つ私にとって、涙なしには読みきることができませんでした。娘が小学校3年生の2月に「受験したい」と言っていたにもかかわらず、中学受験の何たるかを調べることもせず、小学校4年生の11月になって初めて進学塾の門を叩いた私・・・。遅かった。結果苦しい思いを強いられているのは娘本人。この本と出合い、それぞれの家庭で、それぞれのドラマがあると確信し残り1年2ヶ月の受験生活を娘とともに戦っていく勇気を頂きました。受験生をお持ちの方、ティッシュボックス片手に読まれることをお勧めします。
2005年11月26日に日本でレビュー済み
読んでまず思ったことは「我が家は特別じゃない」ということです。
家の娘は、決して成績も良くありませんし、器用なタイプでもありません。
だけど頑張り屋なんです。目標とする学校に向かって、一生懸命に努力する子です。
けれど周囲の目は厳しいもので「母親に無理強いされて可哀相」などと言われます。
確かに成績には一喜一憂するダメな母親ですが、無理強いなどしていないし、娘の夢をかなえてやりたいとの思いだけで日々を過ごしています。
なのにわかってもらえない。
鬼のような恐ろしい母親と、イヤイヤ勉強する子ども。それが当然だと思われがちです。
以前読んだ体験記にも、そのような親子の姿が描かれていました。
でも花鳥さん・風月さんのこの著書によって救われました。
母と子が同じ方向を向いて、一緒に戦うが受験だと書いて下さっています。
決して母VS子のバトルではないのです。
くじけそうになったとき、きっと何度もこの本を読み返してしまうでしょう。
家の娘は、決して成績も良くありませんし、器用なタイプでもありません。
だけど頑張り屋なんです。目標とする学校に向かって、一生懸命に努力する子です。
けれど周囲の目は厳しいもので「母親に無理強いされて可哀相」などと言われます。
確かに成績には一喜一憂するダメな母親ですが、無理強いなどしていないし、娘の夢をかなえてやりたいとの思いだけで日々を過ごしています。
なのにわかってもらえない。
鬼のような恐ろしい母親と、イヤイヤ勉強する子ども。それが当然だと思われがちです。
以前読んだ体験記にも、そのような親子の姿が描かれていました。
でも花鳥さん・風月さんのこの著書によって救われました。
母と子が同じ方向を向いて、一緒に戦うが受験だと書いて下さっています。
決して母VS子のバトルではないのです。
くじけそうになったとき、きっと何度もこの本を読み返してしまうでしょう。
2007年1月2日に日本でレビュー済み
合格するためのノウハウあるいはスキルを期待して購入した。他の書評も良かったので期待していたので、落胆が大きい本だ。
この本にはいわゆる受験で勝つためのスキルは皆無であるといっていい。ようは受験生の母親が今はやりのブログ調の乗りで書いた本である。受験に疲れた母親が読んでホッとするのであろうが、合格させるための内容はまったく無い。それを期待する方は他を当たるほうが早道である。
この本を読んで子供が合格するのかというと、母親が自己満足してそれで終わりというレベルだろう。共感できる部分も確かにあるが、読者が読んで合格する前に泣いてなんになるんだと思ってしまう。
これだけ受験が厳しくなっているのだからもっとまともな体験記を期待したい。
この本にはいわゆる受験で勝つためのスキルは皆無であるといっていい。ようは受験生の母親が今はやりのブログ調の乗りで書いた本である。受験に疲れた母親が読んでホッとするのであろうが、合格させるための内容はまったく無い。それを期待する方は他を当たるほうが早道である。
この本を読んで子供が合格するのかというと、母親が自己満足してそれで終わりというレベルだろう。共感できる部分も確かにあるが、読者が読んで合格する前に泣いてなんになるんだと思ってしまう。
これだけ受験が厳しくなっているのだからもっとまともな体験記を期待したい。