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私が「白熱教室」で学んだこと ボーディングスクールからハーバード・ビジネススクールまで 単行本 – 2012/3/9
英語が苦手だった普通の女子高生が、約10年後、出産とほぼ同時にハーバード・ビジネススクールでMBAを取得し、IT業界での経験もないまま、グーグル米国本社に入社しました。
なぜ、そんなことが可能なのでしょうか?
そこには、アメリカで学生生活を送るなかで彼女が行なってきた、「勉強」の影響がありました。
アメリカでの勉強は、日本での勉強と何が違うのか?
その答え――成功し、夢を叶えるための「勉強」――が、本書にはあります。
石角友愛(いしずみ・ともえ)
暗記中心教育がイヤになり、東京のお茶の水女子大学附属高校を中退して、16歳で単身渡米。
ボーディングスクール(全寮制私立高校)に進学し、リベラルアーツ教育で有名な、オバマ大統領の母校でもあるオキシデンタル・カレッジを卒業した。
帰国して起業後、ハーバード・ビジネスクールへ。現在、シリコンバレーのグーグル本社で働く。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社CCCメディアハウス
- 発売日2012/3/9
- ISBN-104484122073
- ISBN-13978-4484122076
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : CCCメディアハウス (2012/3/9)
- 発売日 : 2012/3/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4484122073
- ISBN-13 : 978-4484122076
- Amazon 売れ筋ランキング: - 551,673位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,136位MBA(経営学修士)
- - 18,136位自己啓発 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が擁する3名のDXアドバイザーの一員として中長期DX戦略について助言を行う。
AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。
毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。
著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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読んでみて、米国の教育システム(正確には、エリート育成教育システム)が、日本の教育と比べて格段に優れていることを実感しました。
暗記中心の日本の教育は、自ら様々なアプローチから物事を考えたり、物事に対する考え方を深く掘り下げていく訓練をないがしろにしています。それは、自分が受けてきた日本の教育を振り返ってみても歴然とした事実です。
それに対して、米国のエリート教育は、ディスカッションをメーンに据え、こういった訓練を中学、高校といった早い段階から行い、徹底して思考力を鍛錬し、子供の中に眠っている創造力を顕在化させていきます。
この本は、著者の実体験に基づき、米国のエリート教育の実際について書かれているのみならず、米国のエリート教育の真髄とも言える部分についても触れられており、大変参考になりました。
この本を読むまでは、米国の教育に対する漠然とした憧れがあったに過ぎなかったのですが、読み終わって、自分の子供に米国のエリート教育をなんとしても受けさせたい(それも大学からでは遅すぎるので、高校、できれば中学からボーディングスクールに入れたい)、受けさせなくてはならない、と強く決意するに至りました。
理由は、前述したようにそもそもの思考力、創造力の育成のプロセスが日本と比べて格段に優れていること、さらには今後20年後には、英語を使えないと食べていけない時代になることが目に見えているから(そして日本の教育では使える英語は身に着かないから)です。
日本でこのような教育が行われていれば理想的なのですが、日本の教育制度の改革を待っているのでは、自分の子供、孫には間に合わない。
子供の教育について真剣に考える親御さんに、一人でも多くこの本を読んでもらい、日本の将来を牽引する優れた日本人を輩出してもらいたい、と切に願います。
この本に書かれている人生設計についても、友人のスタンフォード大学卒の旦那さんも新年に人生の目標を掲げるそうで、それが具体的で、
仕事以外の目標は例えば「娘と2人で年間○時間過ごす」と、父娘で旅行に行ったりしてるようで、アメリカの優秀な大学ではこういうマインドを学ぶのだろうか?とふと思いました。
アメリカの優秀な学校の教育は、長い人生を生きる上で大変為になるように思いました。
私はアメリカ何度も行ったことがあります。
娘の将来を考えしたら、アメリカの教育をさせたいです。
親の話をあまり聴きたくない娘にこの本を買ってあげました。
ただ、随所に「それに対して、日本の高校では」という比較・批判があるのがやや鼻につく、というか、これは不要だと思う。それは読者が判断できること。著者は日本の高校に1年しか通っていないのに、日本の高校ではこうだと断定的に言われると、「そうでもない高校もあるよ」と反論したくなったりもするものだ。
改行がやたらに多く、余白がすごく多いので数時間で読める。普通に書いて普通の本にすれば、薄い小冊子程度の内容をけっこう立派な装丁と値段にしている感じ。まあ、良くも悪くもないな、というのが読後の印象。そういう意味では『 レイコ@チョート校 ―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書) 』のほうが、断然内容が濃いし、「すごいなぁ」と思わせる本だった。
気になりますね。
「アメリカの授業、最高!」、「米国に住む、とある日本人の思い」というところでしょうか。
本文中、
1.米国の学校には、●●という仕組みがあります。
2.●●の内容は、▲▲▲というものです。すごくよかったです。
3.日本の高校や大学にはこういうもの、ありますかね?(ないですよね。)
という流れが、いくつも続きます。
米国の現状に照らして、日本のこの制度はこう改正すべきだという提言はなく、最後まで、「米国のやっているように日本もやりましょう!」と言い続けているようにしか、聞こえませんでした。
1,2は、米国の現状紹介として読めても、3の部分がとにかく薄いです。日本との対比をするには、日本での経験が少なすぎるのでしょう。
海外在住者が日常生活をブログで書いている感じです。
一定の対価を支払うレベルには達していないと思います。
英国在住中の自分も、1,2と同次元の事柄ならば、たくさん書くことはあります。そこから踏み込んで何を言えるのかが重要で、対価を投じる意味はここにあるのです。
最後に一点。日本の英語教育で行われていることは、翻訳と同じで、実はすごく大変なことを学生は課せられている、という点には共感します。
たしかに一理はあり、日本人は、プレゼンテーションやディベートといった面では弱みがあり、成果に対する自己主張や自己PRなども不得手です。
加えて、日本語のあいまい表現も加味して、ロジックを組み立てて主張するというロジカルシンキングも苦手とするところです。
また、大学においては、概ね入学は狭き門で、卒業は広き門であること、大人への第1歩の前に、キャンパスライフを楽しむことが青春謳歌として位置付けられてもいます。
理工学系では、大学院修士課程への進学が増えてはいますが、グローバル観点では、発明的な研究成果はわずかに限られており、ノーベル賞受賞者の多くはアメリカ帰りか滞在となっているのが現状です。
しかしながら、日本人は勤勉であり、努力家であり、外国人が見て面倒だと思うような緻密な作業を懸命にやり遂げる特異なキャラクターを持っています。
それは、ひとえに学校での丸暗記方式により、知識をコツコツと積み重ねていくという、泥臭いやり方だが決して惜しまない努力の賜物が結果を生むという考え方を踏襲しているものです。
アメリカは、多国籍であるため、言葉で具体的にアピールし伝えなければ理解してもらえないという文化であり、方や、日本は単一の島国であるため、あ・うんの呼吸で意思疎通できるという文化です。
最近、国内の大手企業では、ロジカルシンキング、ディベート、プレゼンテーション、英会話などを研修プログラムに組み入れ、実戦に向けて精力的に訓練するよう取り組んでおり、国際社会に向け、決しておざなりにしているわけでもありません。
したがって、日本の教育方式がグローバル観点から見て、茹でガエルではない限り、アメリカ方式に右に倣えすることが必ずしも正解だとは言えないと思います。
その意味では、タイトルはちょっと損していると思う。(白熱教室はちょっとおなかいっぱいな感じがあるので)
本書での「白熱教室」とはアメリカの教育スタイルそのものだということ(ある程度のレベル以上だとは思うが)。
著者自身が高校からハーバードビジネス・スクールまで、ひたすら受け続けたのが、自分で考え、発信、議論するというスタイル。
机上の勉強だけやっていればよいというものではなく、かなりサバイブしている。そんな感じが全編を包んでいる。
この手の留学物の本はいろいろあると思うけど、アメリカの高校やリベラルアーツについて解説、体験を紹介している本は少ないのではないだろうか。その意味でも貴重な情報だと思う。特に、留学を考えている人にとっては。
また、最近、注目度の高い秋田の国際教養大学やICUみたいなリベラルアーツがなぜ、重要なのか、どういった位置づけ、役割の大学なのかがよくわかる。
うーん。納得な内容。
専門性の前の基礎、人としての基礎、アイテンティティの基礎がいかに多様な人種であるアメリカでは重要なのか。
そして、このような問題はこれからは日本にいても重要になってくると思うよ。
子育てされる人には是非読んでほしい。
これからの(日本にいたとしても)国際社会へ出て行く子供たちにどういった教育がよいのか。
そして、女性の著者ということもあり、頑張っている女性には勇気づけられる本だと思う。
いちいち書かなくても読者は自分が受けてきた日本の教育方法と自然に比較しながら読んでいるだろう。
また、経済的に余裕のある家庭であることが読み取れるため、昨今の日本でも話題になっている「親の経済力による教育格差」について、つい考えてしまう。
とはいえ、親に言われたわけではなく自ら進学校中退そして留学という道を選んだ勇気やその後の努力は素晴らしい。
本書に込められたらメッセージには納得できるし、女性として素直に勇気づけられる内容だった。
アメリカの授業風景がイメージしやすい内容なので、子どもの教育に熱心な方が読むのもいいだろうが、向上心が高く自分の未来について真剣に考えている人に読んでほしい内容だ。