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REAL 12 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2012/11/22
井上 雄彦
(著)
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購入オプションとあわせ買い
車イスバスケのキャンプにエントリーしたタイガースの清春とリョウ。そこには、二人にとって様々な試練が待ち構えていた。一方、初めてバスケ用の車イスに乗った久信は、ある目標ができて…?
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/11/22
- 寸法12.8 x 1.8 x 18.2 cm
- ISBN-104088794567
- ISBN-13978-4088794563
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすくいえば、このリアルという物語は、戸川清春、野宮朋美、高橋久信の3人の視点から
物語が複合的に語られていく物語である。
戸川は自分の行き詰まっていることを打破するキッカケをつかむために
車椅子バスケットボール「A-CAMP」に参加することに。
だが、そこでも、以前、自分でチームを壊してしまったことを思い起こさせることに直面する。
しかし、戸川は自分自身で、かつてチームを壊してきた自分を変えたい、と言葉に出し、
バスケットボールは自分一人だけの力では勝てないことを理解し、受け入れることができた。
安積もまだ何を目指しているのか不明だが、戸川に置いていかれないように、と自分の進路を決断し
行動を起こす。
高橋もリハビリにも積極的になり、そして、車椅子バスケットボールというものに出会い、
それにチャレンジしていこうとしている。
高橋が以前、母にひどい言葉をかけてしまい後悔していたが、勇気を振り絞り、母親に謝ることができた。
そして、母親はリハビリをしている息子の高橋をみて、今まで自分が何も見えていなかったことに気がつく。
父親も、もう一度、息子と関わることができるなら、よろこんで全てをさしだせる、と言葉を放つ。
この「リアル」というものは決して単純な青春ものではないし、ましてや、身近、
もしくは自身に障害がある読者にとっては、色々と考えさせれる部分が多い。
スコーピオン白鳥はこう言った。
「リングに立たなきゃならん。最後に奴らに伝えることがある」と。
花咲はその言葉を聞いて、おそらく色々なことを理解したに違いない。
単行本の最終話では、スコーピオン白鳥の復帰試合に高橋と花咲がリングサイトで観戦し
いよいよ・・・といった所で終わってしまうが、単行本派の私としては一年後まで
待ち遠してくてたまらない。
物語が複合的に語られていく物語である。
戸川は自分の行き詰まっていることを打破するキッカケをつかむために
車椅子バスケットボール「A-CAMP」に参加することに。
だが、そこでも、以前、自分でチームを壊してしまったことを思い起こさせることに直面する。
しかし、戸川は自分自身で、かつてチームを壊してきた自分を変えたい、と言葉に出し、
バスケットボールは自分一人だけの力では勝てないことを理解し、受け入れることができた。
安積もまだ何を目指しているのか不明だが、戸川に置いていかれないように、と自分の進路を決断し
行動を起こす。
高橋もリハビリにも積極的になり、そして、車椅子バスケットボールというものに出会い、
それにチャレンジしていこうとしている。
高橋が以前、母にひどい言葉をかけてしまい後悔していたが、勇気を振り絞り、母親に謝ることができた。
そして、母親はリハビリをしている息子の高橋をみて、今まで自分が何も見えていなかったことに気がつく。
父親も、もう一度、息子と関わることができるなら、よろこんで全てをさしだせる、と言葉を放つ。
この「リアル」というものは決して単純な青春ものではないし、ましてや、身近、
もしくは自身に障害がある読者にとっては、色々と考えさせれる部分が多い。
スコーピオン白鳥はこう言った。
「リングに立たなきゃならん。最後に奴らに伝えることがある」と。
花咲はその言葉を聞いて、おそらく色々なことを理解したに違いない。
単行本の最終話では、スコーピオン白鳥の復帰試合に高橋と花咲がリングサイトで観戦し
いよいよ・・・といった所で終わってしまうが、単行本派の私としては一年後まで
待ち遠してくてたまらない。
2012年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今巻は様々な場面で頑張る姿が描かれており、闘う場所こそ違えども頑張る姿が、
本当にカッコイイものだと素直に感動しました。
それぞれ各々が抱えている物があり、そして、それぞれが目標としている物があり、
このままだと手に入らないかもしれないという不安を抱えています。
そんな中で各々が「合宿」という形で一堂に会し、それぞれの胸に秘めた思いを乗せ、
欠けている何かを求めて必死に切磋琢磨し合います。
知らない人間同士が3日間という短い期間でチームを組み、今の自分の姿を見せつけあい、
今の自分の姿に気づかされ、当然のように失望したり諦めそうになる人たちもいます。
それでも車イスバスケを通じて、各々が自分に欠けていたものを見つけていくことで、
さらに自らを高めチームの中の自分を意識し、自分たちにできる役割を見つけることで、
居場所を見つけようと各々が自覚し始めます。
そういう意識改革も手伝って、各々が欠けていたものを掴み始め、徐々に自信を深めて、
高めあいながら成長していく姿に、胸を熱くさせられました。
そして、仲間になった者たちは見据えている先の景色が同じであるなら、離れていても
巡り巡って形を変えて関係してくる、そんなストーリーにも涙が自然と溢れ出ていました。
今巻の車イスバスケに携わる全てのキャラクターに本当に熱い魂を感じます。
次巻以降の物語にも期待が持てる、お奨めの良作です。
本当にカッコイイものだと素直に感動しました。
それぞれ各々が抱えている物があり、そして、それぞれが目標としている物があり、
このままだと手に入らないかもしれないという不安を抱えています。
そんな中で各々が「合宿」という形で一堂に会し、それぞれの胸に秘めた思いを乗せ、
欠けている何かを求めて必死に切磋琢磨し合います。
知らない人間同士が3日間という短い期間でチームを組み、今の自分の姿を見せつけあい、
今の自分の姿に気づかされ、当然のように失望したり諦めそうになる人たちもいます。
それでも車イスバスケを通じて、各々が自分に欠けていたものを見つけていくことで、
さらに自らを高めチームの中の自分を意識し、自分たちにできる役割を見つけることで、
居場所を見つけようと各々が自覚し始めます。
そういう意識改革も手伝って、各々が欠けていたものを掴み始め、徐々に自信を深めて、
高めあいながら成長していく姿に、胸を熱くさせられました。
そして、仲間になった者たちは見据えている先の景色が同じであるなら、離れていても
巡り巡って形を変えて関係してくる、そんなストーリーにも涙が自然と溢れ出ていました。
今巻の車イスバスケに携わる全てのキャラクターに本当に熱い魂を感じます。
次巻以降の物語にも期待が持てる、お奨めの良作です。
2014年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心を揺さぶる激しい展開だった11巻に比べると、
12巻で少し雰囲気が軽くなりました。
井上雄彦さんに心境の変化があったのか、
あえてそうしているのかはわかりませんが、
厳しい現実を厳しいままに伝えるというのも
難しいことではあるので、
こういう巻があってもいいとも思います。
タイガースにやってきた新マネージャーは
今後の展開を予想させるものであり、
ワクワクさせられます。
12巻で少し雰囲気が軽くなりました。
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難しいことではあるので、
こういう巻があってもいいとも思います。
タイガースにやってきた新マネージャーは
今後の展開を予想させるものであり、
ワクワクさせられます。
2016年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんな困難も諦めずに戦えばいつか、乗り越えられると、この漫画を通して学びました。
2015年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見たい時にすぐ見れました。本もきれいな状態で、素早い対応、有り難かったです。
2016年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バスケットボールの躍動感はいつ見ても楽しませてくれます。次が待ち遠しいです。
2012年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それぞれ個性の異なる人間が、異なる環境で、生きているのが「リアル」。
人は足で歩いて移動する生物、とすると車いすで移動する人たちはハンディを背負って生きていることになる。
しかし、それは「人は足で歩いて移動する生物」である、という前提に立った場合のみの話になる。
車いすで移動せざる得ない人間にとっては、それが「リアル」だ。
それぞれ個性の異なる人間が、異なる環境で、生きている「リアル」を、たくさん味あわせてくれる漫画です。
人は足で歩いて移動する生物、とすると車いすで移動する人たちはハンディを背負って生きていることになる。
しかし、それは「人は足で歩いて移動する生物」である、という前提に立った場合のみの話になる。
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