メディア掲載レビューほか
初回出荷枚数が日本の音楽史上最高の300万枚であったり、発売元がいよいよ発足されたジャニーズ・エンタテイメントであるなど話題が先行した感のあるKinKiのCDデビュー。得意のダンス・チューンあり、せつな系ラヴ・ソングあり、歌謡ロック路線あり、ハイパーに仕上げた笠置シヅ子のカヴァー(!!)ありとヴァラエティに富んだラインナップだけど、この2人、もともと歌は下手じゃないからどれもキチンと形になって聴きやすい。(2)(4)(7)(9)は出演したドラマのエンディング曲、ほかの曲もコンサートですでに披露済みとのことで熱狂的なファンには馴染み深い曲ばかりらしいけど、初体験組には超アイドルの知らなかった側面に新鮮さを覚えるはず。同時リリースのシングル「硝子の少年」(と(2))もブロデューサーに山下達郎を抜擢しているだけに、ポップスの王道を行く好ナンバーが彼らにピッタリだ。あとは1曲でもいいから本人たちの作詞or作曲が欲しかったなと思っちゃったのはワガママ? (ささきまる) --- 1997年08月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
発売と同時に大ヒットを記録した初アルバム。ロック・ギター炸裂する曲やダンサブルな曲,関西弁のやつに胸キュンもののバラッド……と,親しみやすい彼らの魅力が滲む多彩な曲が次々飛び出す。②は山下達郎作曲・制作によるメロウなラップも聴ける1曲。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)