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監督ザッケローニの本質 単行本(ソフトカバー) – 2011/9/17
★デル・ピエーロ、アルベルティーニ、サッキ、モラッティ......キーパーソンが語る「監督ザッケローニの本質」とは!?
■就任以来、強豪アルゼンチンの撃破に始まり、アジアカップ優勝を経て、無敗のままワールドカップ予選に挑むザックJAPAN。順調そのものといえる船出をした指揮官は、いかにして現在のスタイルを築いてきたのか。
→イタリアの地方チームからスタートして、ACミラン、インテルミラノ、ユヴェントスというビッグクラブまで、20年のキャリアを通して築き上げてきた監督ザッケローニのサッカー哲学、戦術観がこの1冊ですべてわかる!
■イタリア人敏腕記者と現地在住16年の日本人ジャーナリストが18人の関係者に徹底取材。有名選手から監督、コーチ、クラブ会長、実の息子まで、長期取材で引き出した、監督ザッケローニの知られざる実像とは!?
→現地記者によるインタビューを基に、日本とイタリア両国の事情に詳しい日本人ジャーナリストが執筆した客観的かつ詳細なバイオグラフィ。イタリアで、そして日本でザッケローニが支持される理由がわかる!
■「日本が持つ向上心は何にも勝るアドバンテージだ。日本の最大の強みは、自分たちはサッカーを学ぶ立場にあると考えているところだ」
→日本のサッカーに対する第一印象から、優勝したアジアカップでのエピソード、そして今後の展望まで、監督ザッケローニが1時間半に渡って語った独占インタビューを収録。
☆☆ワールドカップ予選、そして2014年ブラジル大会に向けて、日本サッカーのこれからを見届けていくために、いま必読の1冊!
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2011/9/17
- ISBN-104334976646
- ISBN-13978-4334976644
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2011/9/17)
- 発売日 : 2011/9/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 273ページ
- ISBN-10 : 4334976646
- ISBN-13 : 978-4334976644
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,579,862位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 35,697位スポーツ (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ステップアップしていった経緯を、膨大な数の関係者のインタビューを基に書いている力作。
サッカー選手としての実績がほぼ皆無であるザックが、苦労して今の地位にたどり着いたのだ
ということが良くわかる。
正直不満なのは、どの関係者もザックを評価し、「素晴らしい名将だが、環境に恵まれずに
結果を出せなかった」的なコメントを出している点。
結局、ウディネーゼ時代とACミランでスクデットを獲得した以外に見るべき実績は少ない。「途中
から監督を任せられ続けた事の不運」ともあるが、何故もっと本格的にこの「名将」にチームを
任せようとする人がイタリアにはいなかったのか?そういった負の側面には全く触れられていない。
あまりにも「名将・ザック」というスタンスに則りすぎていて、個人的には微妙です。だってこの
本に書かれている通りの「名将」なのだとしたら日本代表はW杯でベスト8くらいにならないと説明が
つかないから・・・
複数のインタビューからまず浮かび上がるのは,「サッカーの偉大なマエストロ」と評されるサッカーそのものについての見識の高さ.多くの関係者が,緻密で,ディテールにフォーカスし,個別の状況をパターン化して噛み砕いた彼のトレーニングメソッドを,「彼以前の監督にはなかった」ものとして賞賛しています.ACミランの名MFだったアルベルティーニは「彼はサッカーのコンセプトをチームに浸透させる監督」「チームマネジメントによってではなく,サッカーを教えることによって勝利をもたらす監督」と話しています.
そしてもうひとつ明らかにされるのが,「真摯」「誠実」「尊敬すべき人物」という彼の人柄です.上から命令して力で服従させるのではなく,常に選手との対話を重んじ,選手にポジティブな気持ちとモチベーションを与えることでその能力を引き出そうとする彼の振る舞いが,多くの関係者から賞賛されています.彼のもとで選手,スタッフとして過ごしたロベルト・ロッシは,「練習中や試合中も,声を荒げて怒鳴るようなことはまったくない.しかし緊密な対話を通じて,そして常に自らすべての責任を担い決して他人に転嫁しない毅然とした姿勢を通じて,内側にどれだけ強い意志と確信を持っているかを周囲にはっきりと示す」と語っています.
また,日本の書籍のためのインタビューということもあって,日本サッカーとの関わりについて触れるインタビューも多いです.「彼が監督になって日本がアジアカップで優勝したことを知っても,まったく驚かなかった(当然だと思った)」「彼の人柄は日本の文化にマッチしている」「彼は必ず日本サッカーに進歩をもたらす」といった証言が紹介されています.
著者は,ザッケローニが優れた監督であるだけでなく,彼が日本の文化,日本のサッカーをリスペクトしている点についても触れ,このような監督が日本代表を率いることの幸福を指摘しています.
本書を通じて,ザッケローニを信じて,彼に任せてみよう,という気にさせられました.ザッケローニは,過去に日本代表を率いたハンス・オフトやイビチャ・オシムといった監督たちと同様に,教師型の監督に類型されるように思いますが,オフトやオシムが到達しなかった新たな高みへ日本を導いてくれることを期待します.
蛇足ながら,企業人としては,期待されるリーダー像,という点についても考えさせられた一冊でした.
ザックさんへのインタビューで終わります。
どこを読んでもザックさんが日本の監督をするために
神様がタイミングを計っていたとしか思いません。
原さんを見直してしまいました。
日本がこの先どのように成長していくのか楽しみでならなくなる本です。