親の期待に応えて、親の望みを叶えてやっても
親が満足することはない。
人の欲求には限りがないからだ。
いつまでも次の望みを持ち続ける。
進学も就職も結婚もすべて親の期待に沿うように決めても、
その努力は全く報われない。
するだけ損。
子供は「親を喜ばせたい、褒められたい」という気持ちから
つい理想の娘路線に乗ってしまうことがあるが、
「そんなことをしても損だ」と自分に言い聞かせ、なるべく
親や周囲の期待とは無関係に「やりたいようにやる」
「決めたいように決める」ことが大切だ。
他人の目はしばしば私たちの気持ちや行動を支配する。
しかし他人はあなたの人生の責任は負わない。
自分は何がしたいのか。
私は自分の人生をどう生きたいのか。
「自分でもわからないから、あなたが決めて」という態度は×。
幸せになるために自分のことは自分で決める。
学力や環境に恵まれた人たちは、個人の欲求と周囲の期待、両方を追求しながら
努力を続けることになる。(雅子さま?)
「無理をして周囲の期待に沿う生き方」は「自らの幸福と離れていく」
人の目、使命感、義務感、心配、あせり、不安、
人に好かれたい気持ち、自分をよく見せたい気持ちetc…
「死ぬときに後悔すること」
人目を気にせずにもっと自分らしく生きればよかった。
もっとやりたいことをすればよかった。
私たちには、精神の自由、身体の自由、経済活動に自由があるということを
忘れないで、後悔しない人生を送りたいと思いました。

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〈雅子さま〉はあなたと一緒に泣いている (ちくま文庫 か 22-6) 文庫 – 2009/5/11
香山 リカ
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2009/5/11
- ISBN-10448042606X
- ISBN-13978-4480426062
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/5/11)
- 発売日 : 2009/5/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 205ページ
- ISBN-10 : 448042606X
- ISBN-13 : 978-4480426062
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,587,515位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,134位ちくま文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年札幌市生まれ。
東京医科大学卒業。精神科医として病院での診察に携わりながら、立教大学現代心理学部映像身体学科教授として教壇にも立つ。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を鋭く分析し、きめ細かな解決策を提示する。ほかにも、政治・社会批評、サブカルチャー批評、皇室問題から趣味のプロレスに関する批評まで、幅広いジャンルで活躍する。事務所では住み着いたノラ猫1匹、自宅では犬1匹と猫5匹と同居。
カスタマーレビュー
星5つ中3.3つ
5つのうち3.3つ
3グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年10月13日に日本でレビュー済み
エピローグにあるとおり、「雅子さまをあくまでひとつの手がかりとして現代の女性たちが直面している問題について考えるために書かれた」本。正直、あえて雅子さまのケースを引き合いに出す必要があったのかな・・・と感じた。また、この内容はできれば精神科医が書くよりも、社会学者に書いて欲しかった。というわけで、女性と仕事・結婚についての内容ではなく、雅子さまのケースについて触れたところについてのみ感想をいくつか。
第一章「仕事と恋愛 古くて新しい対立」の「3 女どうしの友情はまぼろしか」の59ページからの「雅子さまと紀宮の関係」の文章。お二人の距離感が最初とは少しずつ変わっていったのではないか、と香山先生は言うのだが、お立場上、初めからお二人の関係は「友情」ではないだろう。この章で引き合いに出すのはどうだろう。2005年の新年の一般参賀で、雅子さまが隣にいた紀宮様にしきりに話しかけていたのは自分も記憶している。それに対して紀宮様は「小さくうなづいたり短い返答をしたりしているだけのようだった(本文より引用)。」。それも記憶している。それを香山先生は、紀宮様が婉曲に示した距離感ではないか、と言う。あの時、確かに雅子さまは極度の緊張からしきりに紀宮様に話しかけていた。しかし自分が見た限りでは、紀宮様は「今は一般参賀に来てくれている国民に顔を向け、手を振って応えるのが優先」と言う意味をこめてそう(小さくうなづいたり短い返答を)していたように見えた。お二人の距離感とか不仲とか、そういった感じではなかったように感じた。
もうひとつ、同じ第一章「仕事と恋愛 古くて新しい対立」の中の68ページから73ページに出てくる「大学時代からの親友」のKさんについて。この方については、自分もいつも「本当に親友なのだろうか。それならなぜ、興味本位の雑誌に雅子さまの不利になるようなことを暴露するのか」と気になっていた。このKさん、果たして雅子さまの了解を取っているのだろうか。「友だちとしての発言なのか?」という香山先生の疑問に、自分も同意する。
第二章「結婚 取り組むべき三つの課題」の中の108ページから始まる「雅子さまの姑問題」。これについては外からは見えないので何とも言えないのだが、天皇・皇后両陛下のコメントから推測すると、やはり東宮ご夫妻との距離が非常に遠いようだ。雅子さまの体調不良と時を同じくして足が遠のいているとのことだが、せめて皇太子様が愛子様を連れて両陛下を時々訪問することはできないものか。皇太子様は確かに全力で雅子さまをお守りしていると思う。しかし、それであれば、天皇・皇后両陛下との関係を密に保つのも、雅子さまの心の負担軽減になるのではないか。第三者が勝手にもの申すのもなんだが、そのあたりが気になる昨今だ。
他にも触れるべき点はあったかもしれないが、とりあえず目についた部分についてコメントした。読み応えはある本だった。
第一章「仕事と恋愛 古くて新しい対立」の「3 女どうしの友情はまぼろしか」の59ページからの「雅子さまと紀宮の関係」の文章。お二人の距離感が最初とは少しずつ変わっていったのではないか、と香山先生は言うのだが、お立場上、初めからお二人の関係は「友情」ではないだろう。この章で引き合いに出すのはどうだろう。2005年の新年の一般参賀で、雅子さまが隣にいた紀宮様にしきりに話しかけていたのは自分も記憶している。それに対して紀宮様は「小さくうなづいたり短い返答をしたりしているだけのようだった(本文より引用)。」。それも記憶している。それを香山先生は、紀宮様が婉曲に示した距離感ではないか、と言う。あの時、確かに雅子さまは極度の緊張からしきりに紀宮様に話しかけていた。しかし自分が見た限りでは、紀宮様は「今は一般参賀に来てくれている国民に顔を向け、手を振って応えるのが優先」と言う意味をこめてそう(小さくうなづいたり短い返答を)していたように見えた。お二人の距離感とか不仲とか、そういった感じではなかったように感じた。
もうひとつ、同じ第一章「仕事と恋愛 古くて新しい対立」の中の68ページから73ページに出てくる「大学時代からの親友」のKさんについて。この方については、自分もいつも「本当に親友なのだろうか。それならなぜ、興味本位の雑誌に雅子さまの不利になるようなことを暴露するのか」と気になっていた。このKさん、果たして雅子さまの了解を取っているのだろうか。「友だちとしての発言なのか?」という香山先生の疑問に、自分も同意する。
第二章「結婚 取り組むべき三つの課題」の中の108ページから始まる「雅子さまの姑問題」。これについては外からは見えないので何とも言えないのだが、天皇・皇后両陛下のコメントから推測すると、やはり東宮ご夫妻との距離が非常に遠いようだ。雅子さまの体調不良と時を同じくして足が遠のいているとのことだが、せめて皇太子様が愛子様を連れて両陛下を時々訪問することはできないものか。皇太子様は確かに全力で雅子さまをお守りしていると思う。しかし、それであれば、天皇・皇后両陛下との関係を密に保つのも、雅子さまの心の負担軽減になるのではないか。第三者が勝手にもの申すのもなんだが、そのあたりが気になる昨今だ。
他にも触れるべき点はあったかもしれないが、とりあえず目についた部分についてコメントした。読み応えはある本だった。