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ひとり旅ひとり酒 単行本 – 2009/11/3
太田 和彦
(著)
居酒屋巡礼の先駆者であり、大家である大田和彦氏が京阪神はもちろん、金沢、岡山など西日本を徹底的に飲み歩く紀行本。普段は取材拒否の名店の心をもほだし、掲載許可に至らしめる氏の情感溢れる文章をぜひ。文章もさることながらオールカラーで空気感が漂う写真も豊富で、さらに店データと地図も掲載、西日本の名酒場ガイドとしても秀逸なんです!
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社京阪神Lマガジン
- 発売日2009/11/3
- 寸法15.1 x 1.7 x 21 cm
- ISBN-104874353061
- ISBN-13978-4874353066
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登録情報
- 出版社 : 京阪神Lマガジン (2009/11/3)
- 発売日 : 2009/11/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4874353061
- ISBN-13 : 978-4874353066
- 寸法 : 15.1 x 1.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 473,106位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男はつるまないと誰かが言ってた。同感だ。決まった話相手がいない旅と酒。そこがいいと太田さんも言ってます。
2010年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
CSの日本百名居酒屋で遅まきながら太田さんの人柄に惹かれ著書も幾つか買わせて頂きましたが、全くもって著書も素晴しいです。番組での語り口も抑制の効いたなんとも優しい印象ですが、書物にはそれ以上のユーモアと枯れた情景描写には文学的な香りさえ漂い、酒好きでなくても楽しめる内容であり、酒好きならば完全に陶酔の世界に引込まれ、恍惚感さえ味わえること間違いなしです。
私も居酒屋大好き中年ですが、昨今の巧妙にチェーン店化された大規模店と、きれいなメニューだけど同じ様な中身にうんざりし、学生時代(遠い昔ですが)はあれほど一般的だった居酒屋が淘汰され消えつつある現代に悲しくもあり、効率優先の社会の行く付く果ての危機感みたいなものを感じていました。
太田さんが探されているような店を探していましたが毎日飲み歩ける訳でもないし、地方に出張と言っても効率で宿泊先を決めるだけで中々良い居酒屋を見つけるのは大変なことだと思います。このような中、体を張った精力的な取材にはいくら酒好きとはいえ頭が下がる思いと同時に、もうそれなりにお年なので体悪くされないのか心配にもなります。
この様な書籍を通し少しでも日本の居酒屋文化が盛返してくれればと思うと同時に、この本の何店かでも訪ねることが出来ればと思います。
地方の寂れた街の居酒屋で、ふと隣の席に太田さんが座っていたなんてことがあれば楽しいでしょうね。
でも興味本位で声掛けちゃ駄目ですよ。
私も居酒屋大好き中年ですが、昨今の巧妙にチェーン店化された大規模店と、きれいなメニューだけど同じ様な中身にうんざりし、学生時代(遠い昔ですが)はあれほど一般的だった居酒屋が淘汰され消えつつある現代に悲しくもあり、効率優先の社会の行く付く果ての危機感みたいなものを感じていました。
太田さんが探されているような店を探していましたが毎日飲み歩ける訳でもないし、地方に出張と言っても効率で宿泊先を決めるだけで中々良い居酒屋を見つけるのは大変なことだと思います。このような中、体を張った精力的な取材にはいくら酒好きとはいえ頭が下がる思いと同時に、もうそれなりにお年なので体悪くされないのか心配にもなります。
この様な書籍を通し少しでも日本の居酒屋文化が盛返してくれればと思うと同時に、この本の何店かでも訪ねることが出来ればと思います。
地方の寂れた街の居酒屋で、ふと隣の席に太田さんが座っていたなんてことがあれば楽しいでしょうね。
でも興味本位で声掛けちゃ駄目ですよ。
2010年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
街や店の雰囲気に太田さんの文章があいまって とても癒されます
2012年5月20日に日本でレビュー済み
日本中を訪れている太田和彦氏が西日本の居酒屋を訪れた旅を記したエッセイでした。
太田氏の人柄が感じられるようなほのぼのとした語り口調が好きです。通常のガイドブックとは視点が違い、地元の愛好するお店を、筆者の嗅覚で探し出しているようでした。写真も豊富で、酒のさかなの多彩さを知らされる本でもありました。旅っていいなあ、という雰囲気が文からも写真からも伝わってきます。癒し系の旅記録と言う感じでしょうか。
一仕事を終えて、ここに掲載された町の居酒屋に寄りたいという思いが募ってきます。地元の料理が並びますし、地酒が中心ですから、普段着の居酒屋さんが紹介してありました。グルメとは一線を画す取り繕わない感じが好感を呼びます。
勿論本書を片手に訪れることができるように、紹介の後に地図と住所、電話番号、定休日などが記されています。非公開の店はその旨記載してありました。
本書は、雑誌『西の旅』に5年、20回連載したものを1冊にまとめたものだそうです。『居酒屋味酒覧』同様、居酒屋を好きな方にとっては必読の本でしょう。
本書の訪れた町とその取り上げた中身を列挙します。京都、ミニマリズムとグラマー弁天。 金沢でトビウオを食べそこなう。 境港の煮干にひかれて妖怪参り。 和歌山、アロチのジャックローズ。 広島の鯛の鯛とフランス文学。 富山の昆布〆と未亡人の夢。 博多、ラストダンスは私と。 松江、月とイングリッド・バーグマン。 大阪ミナミ、オールドなにわ三大酒場。 岡山、ミモザとけんかえれじい。 長崎美人とステンドグラス。 高知のカツオとマダム・ロゼ。 小浜の鯖は、乾く間もなし。 益田、浦島太郎と日本一の居酒屋。 佐世保、星屑の町のハンバーガー。 鹿児島の薩摩おとこに演歌ながれて。 長浜、湖北の光に女形の色気が。 倉敷、温かな夜、温かな人。 松山の勞研饅頭とちあきなおみ。 神戸、ハートのカプチーノ。
太田氏の人柄が感じられるようなほのぼのとした語り口調が好きです。通常のガイドブックとは視点が違い、地元の愛好するお店を、筆者の嗅覚で探し出しているようでした。写真も豊富で、酒のさかなの多彩さを知らされる本でもありました。旅っていいなあ、という雰囲気が文からも写真からも伝わってきます。癒し系の旅記録と言う感じでしょうか。
一仕事を終えて、ここに掲載された町の居酒屋に寄りたいという思いが募ってきます。地元の料理が並びますし、地酒が中心ですから、普段着の居酒屋さんが紹介してありました。グルメとは一線を画す取り繕わない感じが好感を呼びます。
勿論本書を片手に訪れることができるように、紹介の後に地図と住所、電話番号、定休日などが記されています。非公開の店はその旨記載してありました。
本書は、雑誌『西の旅』に5年、20回連載したものを1冊にまとめたものだそうです。『居酒屋味酒覧』同様、居酒屋を好きな方にとっては必読の本でしょう。
本書の訪れた町とその取り上げた中身を列挙します。京都、ミニマリズムとグラマー弁天。 金沢でトビウオを食べそこなう。 境港の煮干にひかれて妖怪参り。 和歌山、アロチのジャックローズ。 広島の鯛の鯛とフランス文学。 富山の昆布〆と未亡人の夢。 博多、ラストダンスは私と。 松江、月とイングリッド・バーグマン。 大阪ミナミ、オールドなにわ三大酒場。 岡山、ミモザとけんかえれじい。 長崎美人とステンドグラス。 高知のカツオとマダム・ロゼ。 小浜の鯖は、乾く間もなし。 益田、浦島太郎と日本一の居酒屋。 佐世保、星屑の町のハンバーガー。 鹿児島の薩摩おとこに演歌ながれて。 長浜、湖北の光に女形の色気が。 倉敷、温かな夜、温かな人。 松山の勞研饅頭とちあきなおみ。 神戸、ハートのカプチーノ。
2009年11月17日に日本でレビュー済み
東男が西の旅に。あたかも「東男に京女」のようだ。
武張った関東から見るとやはり西国は艶やかに映るが、文章からも写真からも
その辺の消息がうかがえて興味深い。装丁と本体の落差もその辺を狙っている
のだろうか。
雑誌「西の旅」の連載を再構成したらしいこの本で太田和彦氏が旅した都市は、
京都、金沢、境港、和歌山、広島、富山、博多、松江、大阪ミナミ、岡山、
長崎、高知、小浜、益田、佐世保、鹿児島、長浜、倉敷、松山、神戸の20都市。
以前旅をして訪問したことのある店、街があればその思い出が酒の肴になるし、
まだ見ぬ店、街のことを思いながら一杯やる楽しみもこの本にはあるように思われる。
けっしてそっけない装丁に素通りすることのないように。芳醇な時間が待っていますぞ。
武張った関東から見るとやはり西国は艶やかに映るが、文章からも写真からも
その辺の消息がうかがえて興味深い。装丁と本体の落差もその辺を狙っている
のだろうか。
雑誌「西の旅」の連載を再構成したらしいこの本で太田和彦氏が旅した都市は、
京都、金沢、境港、和歌山、広島、富山、博多、松江、大阪ミナミ、岡山、
長崎、高知、小浜、益田、佐世保、鹿児島、長浜、倉敷、松山、神戸の20都市。
以前旅をして訪問したことのある店、街があればその思い出が酒の肴になるし、
まだ見ぬ店、街のことを思いながら一杯やる楽しみもこの本にはあるように思われる。
けっしてそっけない装丁に素通りすることのないように。芳醇な時間が待っていますぞ。
2009年12月12日に日本でレビュー済み
太田和彦ウオッチャーである私が、過去最高傑作であると断言します!
この本は大切にしたくなる一冊です。
味わい深い文章と、その場の空気感が伝わる美しい写真。
読み進めていくうちにあたかも自分が旅をしているような錯覚さえ覚えます。
遠い町に一人で赴き、散策をしながら町の空気を感じ、
地元の人に愛される名店の暖簾をくぐり、肩の力を抜いてゆっくりと盃を傾ける。
いい酒、いい人、いい肴・・・。
何かと忙しない世の中でこれほどの贅沢な時間があろうか。
絶対に旅に出たくなりますよ。
この本は大切にしたくなる一冊です。
味わい深い文章と、その場の空気感が伝わる美しい写真。
読み進めていくうちにあたかも自分が旅をしているような錯覚さえ覚えます。
遠い町に一人で赴き、散策をしながら町の空気を感じ、
地元の人に愛される名店の暖簾をくぐり、肩の力を抜いてゆっくりと盃を傾ける。
いい酒、いい人、いい肴・・・。
何かと忙しない世の中でこれほどの贅沢な時間があろうか。
絶対に旅に出たくなりますよ。
2009年11月16日に日本でレビュー済み
太田さんとは年代も性別も違うが旅にでて、おいしいお酒をひとりですすりたくなる本です。
京都、大阪、神戸、博多、金沢、広島、長崎、倉敷、、登場都市は20!
ひとつの都市の観光本ではないので、手にとった時はまとまりがないかなと思ったが
読んでみると、誰もが一度は訪れたいと心にとめている都市ばかり。
そうそう、あそこも行きたいと思ってた!と旅心が復活。
読み進めてみるといわゆるガイドブックとは違った「人」と「酒」と「旨いもの」との出会いが
独特の語り口で書かれていておもしろい。
旅しながら読みたい。でも載ってる店とは違う町の食堂を発見したい!
そんなふうに思ってしまう本です。
京都、大阪、神戸、博多、金沢、広島、長崎、倉敷、、登場都市は20!
ひとつの都市の観光本ではないので、手にとった時はまとまりがないかなと思ったが
読んでみると、誰もが一度は訪れたいと心にとめている都市ばかり。
そうそう、あそこも行きたいと思ってた!と旅心が復活。
読み進めてみるといわゆるガイドブックとは違った「人」と「酒」と「旨いもの」との出会いが
独特の語り口で書かれていておもしろい。
旅しながら読みたい。でも載ってる店とは違う町の食堂を発見したい!
そんなふうに思ってしまう本です。
2009年11月13日に日本でレビュー済み
前に松江を旅したときにこの本があったら、また違う味わい深い旅ができたのになぁ あらためてこの本もって行ってみよう 益田にも岡山にも