美品でした。
本なので、いかに新品に近いかで、嬉しさが変わってくると思います。
ネタバレするので本の内容には触れませんが、楽しく読めました。
海棠尊のファンに、オススメの一冊です。上下巻そろえて一気読みしたい作品です。

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極北クレイマー 上 (朝日文庫) 文庫 – 2011/3/20
海堂 尊
(著)
財政破綻にあえぐ極北市。赤字5つ星の極北市民病院に赴任した非常勤外科医・今中が見たのは、対立する院長と事務長、意欲のない病院職員、不衛生な病床にずさんなカルテ管理…。やがて病院閉鎖の危機を迎えた極北市民病院。今中は医療崩壊の現場を再生できるのか? 医療エンターテインメント街道を驀進する著者の会心作、待望の文庫化。(解説・村上智彦)
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2011/3/20
- ISBN-104022645970
- ISBN-13978-4022645975
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2011/3/20)
- 発売日 : 2011/3/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 239ページ
- ISBN-10 : 4022645970
- ISBN-13 : 978-4022645975
- Amazon 売れ筋ランキング: - 997,799位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,301位朝日文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年千葉県生まれ。医学博士。
第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて2006年デビュー。
著書に『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ジェネラル・ルージュの伝説』『イノセント・ゲリラの祝祭』、医師の立場から書いた『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(以上宝島社)、『極北クレイマー』(朝日新聞出版)、『マドンナ・ヴェルデ』(新潮社)他、多数。『死因不明社会』(講談社)で、第3回科学ジャーナリスト賞受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月9日に日本でレビュー済み
09年朝日新聞社から刊行された作品の文庫版。
書かずにはいられなかったのでかなり長文になってしまいますが、ご容赦を・・・。
評者は生粋の北海道民。幼い頃は父親の転勤で、現在は自身の転勤で全道各地を転々としている。そんな評者にとって、小説の出来以前に、この作品で書かれる「北海道」に興醒めしてしまった。たとえそれが、極北市という「架空」の舞台であっても、だ。
架空の舞台であっても、小説の出来映え以前に最低限守るべきことはあると思う。
また、小説の出来映えもどうかと思う(理由は後述)。イライラしっぱなしの読書となった。
一点目は、方言。ほんの一例を挙げてみる。
「極北市民病院へようこそ。いんや、先生のようなご立派な方にお越しいただけて、職員一同大変喜んでおるっす。けんど・・・・・・」(上巻p12)。
「おーい、平松君はいるっすかあ?こっちさ、来てくれろ」(上巻p13)
「三階の階段曲がってすぐ、内科の奥っしょ(上巻p59)。」
「おるっす」「けんど」「くれろ」は北海道弁ではない。なまりのきつい道南沿岸部でもつかっていないはず。
「○○(っ)しょ」は確かに北海道弁で、助動詞の「○○でしょう」に該当する言葉だ。例えば、「あの建物が見えるっしょ?」といった、相手に確認を求めるような場面で使われることが多い言葉である。前記「内科の奥っしょ」は質問に対する答えとして使われているが、そういう使い方はしない。
この「○○っしょ」はある登場人物の口癖なのだが、こんな使われ方ばかりなのでイライラする。
二点目。極北市の商業施設はどれも独占企業なのか?
この小説のモデルとなっている都市は、北海道の夕張市なのだが、こう書かれている。
「人口10万(上巻p30)」。
「スーパーは極北市に一軒。コンビに以外は、文房具店と本屋を兼ねた店が一軒、洋品店が一軒、酒屋が二軒、居酒屋が二軒、寿司屋が一軒。どこに行くにも車が必要(p35)。
人口10万でこの店舗数はあり得ないほど少ない。現実離れにも程がある。それとも、本州では人口10万でこの店舗数が常識なのか?
実際の夕張市の人口は、再建団体となった頃で約1万3千人。集落が分散しているし、近隣町村との距離もある。それでもまぁ、この人口であれば店の数もこんな感じで許される範囲のような気がする。
しかし、著者は人口を10万と書いている。これではどの店も独占企業だ。儲かって仕方がないだろう。
三点目。極北市はいったい北海道のどこに存在しているのか?
極北市という(北海道の)架空の都市を舞台としているが、札幌市という現実にある地名も出てくる。極北市から札幌市へは車で小一時間の距離(下巻p45)。で、極北市郊外に車を走らせるとそこにはオホーツク海(下巻p56)。是非、地図を見ていただきたい。
一体、極北市はどこにあるのか。極北市は、彷徨える湖ロプ・ノールなのだろうか。
それでも、小説自体がよければ、以上の点は、まぁしょうがない、と諦めるのだが、この作品は小説としてもどうかと思う。
結局、あの登場人物達は何の為に存在していたのか?
日本医療業務機能評価機構を呼んだ理由はなんだったのか。その謎は最後に書かれているが、評者はただの辻褄合わせだと思っている。結局この団体の無意味さを著者が主張したいばかりに登場させたが、それが物語上まったく活かせなかっただけだと思う。
消化不良のことばかりだ。やっつけ仕事感が漂ってしようがない。
極北市の財政破綻後の職員達の行動を読むに至ったとき、後藤の生い立ちに何の意味があったのか、並木にそういう行動を取らせるに至った伏線や性格付けがされていたのだろうかと、思わず考えてしまった。
院長の行動には確かに伏線があるにはあったが、無理やりだろう。著者としては病院と行政の癒着を言いたいのかもしれないが、院長がそういう才覚のある人物のように描かれていたとは思えない。
たしかに、この作品にも、他のバチスタシリーズ同様、その作品の本筋で起こっている事件(出来事)の周辺で起きている出来事が次作への布石となっているという巧さはある。また、それに相応しい人も登場してくる。桜宮サーガと称される世界だ。本筋でおきていることよりもそっちのほうにばかり興味が行ってしまった。
著者はエンターテインメントを通じて医療行政の問題を多くの人に知らしめようと努力し、数多くの読者を得た。
批判されるのを承知で書くが、評者を含めた多くの読者は、著者の「おもしろい小説」を読むことによって医療の問題を知るのであって、医療の問題を知りたくて著者の小説を読むのではないと思う。
著者にはまだまだ書きたいことはあるだろうし、書く材料もあるはずだ。しかし、肝心の小説がおもしろくなければ、読者は著者の小説から離れていってしまうような気がしてならない。
書かずにはいられなかったのでかなり長文になってしまいますが、ご容赦を・・・。
評者は生粋の北海道民。幼い頃は父親の転勤で、現在は自身の転勤で全道各地を転々としている。そんな評者にとって、小説の出来以前に、この作品で書かれる「北海道」に興醒めしてしまった。たとえそれが、極北市という「架空」の舞台であっても、だ。
架空の舞台であっても、小説の出来映え以前に最低限守るべきことはあると思う。
また、小説の出来映えもどうかと思う(理由は後述)。イライラしっぱなしの読書となった。
一点目は、方言。ほんの一例を挙げてみる。
「極北市民病院へようこそ。いんや、先生のようなご立派な方にお越しいただけて、職員一同大変喜んでおるっす。けんど・・・・・・」(上巻p12)。
「おーい、平松君はいるっすかあ?こっちさ、来てくれろ」(上巻p13)
「三階の階段曲がってすぐ、内科の奥っしょ(上巻p59)。」
「おるっす」「けんど」「くれろ」は北海道弁ではない。なまりのきつい道南沿岸部でもつかっていないはず。
「○○(っ)しょ」は確かに北海道弁で、助動詞の「○○でしょう」に該当する言葉だ。例えば、「あの建物が見えるっしょ?」といった、相手に確認を求めるような場面で使われることが多い言葉である。前記「内科の奥っしょ」は質問に対する答えとして使われているが、そういう使い方はしない。
この「○○っしょ」はある登場人物の口癖なのだが、こんな使われ方ばかりなのでイライラする。
二点目。極北市の商業施設はどれも独占企業なのか?
この小説のモデルとなっている都市は、北海道の夕張市なのだが、こう書かれている。
「人口10万(上巻p30)」。
「スーパーは極北市に一軒。コンビに以外は、文房具店と本屋を兼ねた店が一軒、洋品店が一軒、酒屋が二軒、居酒屋が二軒、寿司屋が一軒。どこに行くにも車が必要(p35)。
人口10万でこの店舗数はあり得ないほど少ない。現実離れにも程がある。それとも、本州では人口10万でこの店舗数が常識なのか?
実際の夕張市の人口は、再建団体となった頃で約1万3千人。集落が分散しているし、近隣町村との距離もある。それでもまぁ、この人口であれば店の数もこんな感じで許される範囲のような気がする。
しかし、著者は人口を10万と書いている。これではどの店も独占企業だ。儲かって仕方がないだろう。
三点目。極北市はいったい北海道のどこに存在しているのか?
極北市という(北海道の)架空の都市を舞台としているが、札幌市という現実にある地名も出てくる。極北市から札幌市へは車で小一時間の距離(下巻p45)。で、極北市郊外に車を走らせるとそこにはオホーツク海(下巻p56)。是非、地図を見ていただきたい。
一体、極北市はどこにあるのか。極北市は、彷徨える湖ロプ・ノールなのだろうか。
それでも、小説自体がよければ、以上の点は、まぁしょうがない、と諦めるのだが、この作品は小説としてもどうかと思う。
結局、あの登場人物達は何の為に存在していたのか?
日本医療業務機能評価機構を呼んだ理由はなんだったのか。その謎は最後に書かれているが、評者はただの辻褄合わせだと思っている。結局この団体の無意味さを著者が主張したいばかりに登場させたが、それが物語上まったく活かせなかっただけだと思う。
消化不良のことばかりだ。やっつけ仕事感が漂ってしようがない。
極北市の財政破綻後の職員達の行動を読むに至ったとき、後藤の生い立ちに何の意味があったのか、並木にそういう行動を取らせるに至った伏線や性格付けがされていたのだろうかと、思わず考えてしまった。
院長の行動には確かに伏線があるにはあったが、無理やりだろう。著者としては病院と行政の癒着を言いたいのかもしれないが、院長がそういう才覚のある人物のように描かれていたとは思えない。
たしかに、この作品にも、他のバチスタシリーズ同様、その作品の本筋で起こっている事件(出来事)の周辺で起きている出来事が次作への布石となっているという巧さはある。また、それに相応しい人も登場してくる。桜宮サーガと称される世界だ。本筋でおきていることよりもそっちのほうにばかり興味が行ってしまった。
著者はエンターテインメントを通じて医療行政の問題を多くの人に知らしめようと努力し、数多くの読者を得た。
批判されるのを承知で書くが、評者を含めた多くの読者は、著者の「おもしろい小説」を読むことによって医療の問題を知るのであって、医療の問題を知りたくて著者の小説を読むのではないと思う。
著者にはまだまだ書きたいことはあるだろうし、書く材料もあるはずだ。しかし、肝心の小説がおもしろくなければ、読者は著者の小説から離れていってしまうような気がしてならない。
2014年7月27日に日本でレビュー済み
北海道極北市の市民病院を舞台に繰り広げられる様々な出来事。
どこの地方にもありそうな医師不足と、慢性、陳腐化した医療問題。
幸い非常勤の外科部長が派遣されたことで、病院内の雰囲気が少し変わったかに見え始めたが、厚生省役人医師が派遣されたのをきっかけに病院の態度が変わり始めたが、医療事故と絡み経営問題を含め新たな展開が起き始める。
一般文学通算1248作品目の感想。2014/07/27 17:35
どこの地方にもありそうな医師不足と、慢性、陳腐化した医療問題。
幸い非常勤の外科部長が派遣されたことで、病院内の雰囲気が少し変わったかに見え始めたが、厚生省役人医師が派遣されたのをきっかけに病院の態度が変わり始めたが、医療事故と絡み経営問題を含め新たな展開が起き始める。
一般文学通算1248作品目の感想。2014/07/27 17:35
2011年3月28日に日本でレビュー済み
「解説」で「夕張医療センター」を立ち上げた村上智彦さんが、書かれているのですが、「フィクションがノンフィクションになってしまった」という事実、しかも作者は、「最悪」を想定して書いているというところに、恐ろしさを感じます。
作品は、あくまでエンターテイメントで、面白おかしく誇張を交えて書かれています。
しかし、そこに書かれている事実は、現実の社会を見る時、笑っていられない薄ら寒さを感じます。
地域医療の問題にしても、医療事故の問題にしても、私たちの目の前にある決して虚構ではない事実です。
普通なら、絵空事として読めるエンターテイメントの小説が、何かザラザラとしたものを私たちの胸に残してゆくのは、笑っていられない事実だからでしょう。
その意味では、多くの人たちに「医療」の実態を知ってもらう良い作品です。
しかし、作者の作品中でも一番胸のザラザラ感を感じるのは、一番身近なテーマを書いた小説だからでしょう。
改めて作者が提起している「日本医療」の今後が心配になってしまう、そんな作品でした。
作品は、あくまでエンターテイメントで、面白おかしく誇張を交えて書かれています。
しかし、そこに書かれている事実は、現実の社会を見る時、笑っていられない薄ら寒さを感じます。
地域医療の問題にしても、医療事故の問題にしても、私たちの目の前にある決して虚構ではない事実です。
普通なら、絵空事として読めるエンターテイメントの小説が、何かザラザラとしたものを私たちの胸に残してゆくのは、笑っていられない事実だからでしょう。
その意味では、多くの人たちに「医療」の実態を知ってもらう良い作品です。
しかし、作者の作品中でも一番胸のザラザラ感を感じるのは、一番身近なテーマを書いた小説だからでしょう。
改めて作者が提起している「日本医療」の今後が心配になってしまう、そんな作品でした。
2011年4月21日に日本でレビュー済み
この作家の作品を読むのは「バチスタ」以来。「バチスタ」はベストセラーになり、映画、TVにもなり大成功したのだろう。しかし、その後の作品まで読もうとは思わなかった。医療物には興味はあるのだが、ストーリーも登場人物も漫画チックでは暇つぶしにしかならない。今回の「極北」は医療問題がテーマになっているのだろうと読んでみた。登場人物は相変わらず。「キャラが立っている」などと言われるのかもしれないが、リアリティーを犠牲にして特徴が誇張されていて、似顔絵のようでやはり漫画的。ストーリーは近年の医療を取り巻く事件、話題がつぎつぎに並べられている。病院とくに公立病院の赤字。医療事故。地方から医師を奪うことになった研修制度「改革」。医療機関の外部評価。救急医療の過酷さ。病院の老人ホーム化。etc.そういうとそんな事件もあったなとモデルになった事件が思い出されたり、この部分はあの街がモデルに使われているのだなと思えたりもする。扱われ方が間違っていたり、状況はますます悪化しているのかもしれないが、それだけ医療は社会の関心事でもある。推理小説よりは読む意味があるかもしれない。
間違った北海道弁だけは何とかして欲しい。漫画以下だ。
間違った北海道弁だけは何とかして欲しい。漫画以下だ。
2011年3月20日に日本でレビュー済み
海堂作品が好きで、これまで刊行されたほとんどの作品を読んできました。
バチスタシリーズの主人公たちを中心にして、徐々に拡大していく人物相関図を追いかけながら
ここまでついてきましたが、この作品を読んでちょっと立ち止まってしまいました。
あまりにも広げすぎた風呂敷状態の人物相関図となってしまい、どうやってたたむのか(収拾する)
のか不安になるとともに、作品自体の濃度がどんどん薄くなってきているようで残念です。
ジェネラル・ルージュ速水も隣町の救急センターにいるようですが、一度だけ救急患者移送について
やりとりがあるだけですし、医療事故で告訴される三枝医師が「マドンナ・ヴェルデ」のマリア・
クリニックの院長先生の息子で清川教授と学友であることがわかりますが、それはサイドストリーに
すぎません。
海堂作品にとっての新参者の主人公をオールスターキャストで固めたのはいいのですが、主体性のない
主人公に魅力がなく、過疎地医療問題あり、医療過誤問題あり、研修医制度問題ありで小説そのものの
テーマが絞り込めてないため、読了後にきつねにつままれたような気がしました。
「イノセント・ゲリラの祝祭」あたりから中途半端な終わり方の小説スタイルに変わってきているよう
です。「...つづく」よりもひとつの作品が「完」で終わる小説を読みたい私としては、読了時の満足感
が著しく不足する作品でした。
バチスタシリーズの主人公たちを中心にして、徐々に拡大していく人物相関図を追いかけながら
ここまでついてきましたが、この作品を読んでちょっと立ち止まってしまいました。
あまりにも広げすぎた風呂敷状態の人物相関図となってしまい、どうやってたたむのか(収拾する)
のか不安になるとともに、作品自体の濃度がどんどん薄くなってきているようで残念です。
ジェネラル・ルージュ速水も隣町の救急センターにいるようですが、一度だけ救急患者移送について
やりとりがあるだけですし、医療事故で告訴される三枝医師が「マドンナ・ヴェルデ」のマリア・
クリニックの院長先生の息子で清川教授と学友であることがわかりますが、それはサイドストリーに
すぎません。
海堂作品にとっての新参者の主人公をオールスターキャストで固めたのはいいのですが、主体性のない
主人公に魅力がなく、過疎地医療問題あり、医療過誤問題あり、研修医制度問題ありで小説そのものの
テーマが絞り込めてないため、読了後にきつねにつままれたような気がしました。
「イノセント・ゲリラの祝祭」あたりから中途半端な終わり方の小説スタイルに変わってきているよう
です。「...つづく」よりもひとつの作品が「完」で終わる小説を読みたい私としては、読了時の満足感
が著しく不足する作品でした。
2015年3月11日に日本でレビュー済み
この本で作者は、何が書きたいのだろう。
現在の地方病院の惨状?
産婦人科医に対する理不尽な仕打ち?
ミステリー?
新キャラ紹介?
どれにしても、中途半端感があると思います。
問題定義しておいて、さっぱり解決してないような…。
ハッキリ分かるのは、「このキャラたち使ってまた話書くからよろしくね!!」と、いう事。
一つよかった点は、この本のカバーの触り心地がスベスベしていて好きでした。
現在の地方病院の惨状?
産婦人科医に対する理不尽な仕打ち?
ミステリー?
新キャラ紹介?
どれにしても、中途半端感があると思います。
問題定義しておいて、さっぱり解決してないような…。
ハッキリ分かるのは、「このキャラたち使ってまた話書くからよろしくね!!」と、いう事。
一つよかった点は、この本のカバーの触り心地がスベスベしていて好きでした。
2011年4月8日に日本でレビュー済み
エンタメになってるから読む気になる。マスコミのこととか。コメンテーターしてた人が書いたのだから、納得感あるよね。