ウェイト系のデッキで長年の人間関係の悩みを占ったところ、対策に『吊るされた男』が出て、日を変えて改めて占ってもまだ『吊るされた男』が。
「もうしんどいんやけど‥」と思いながら、ふと本棚を見ると以前購入して積んだままになっていたこの本が目に入り、パラパラめくってみたところタロット・ワークとやらが面白そうな事を発見。
「へぇー質問がはっきりしてなくてもいいんや‥」と早速マルセイユタロットの大アルカナを片手に「もう縁を切ってしまおうかな？」「でも大切な人やねんけどなぁ」とか相手のことを頭に浮かべながら本の通りに展開すると13番のカード、『死』が。
ここで「やっぱり縁切りか‥」とはならないのがこのタロット・ワークのメソッド（カードからの視点で考える）でページをめくり読んでみると‥
『かけがえのないものを失ったら、すべてが無になってしまう』
ハッとしました。
そうやん、そうやん！
なんでこの考え方ができへんかったんやろ？
大切な人を通り越してかけがえのない人になってたから、嫌になっても離れられへんのんやん‥
このワーク後は先の『吊るされた男』のメッセージも素直に受入れられるようになりました。
この本に載っているのは『占い』ではなく『別の視点からものを考える方法』です。
答えは自分の中にあると気づかせてもらえます。
本書はリーディング編とイコノグラフィー編の二部構成になっています。
リーディングといっても所謂『占い』をしたい方には向きませんので他の書籍をどうぞ、です。
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