オルカ [DVD]
フォーマット | ワイドスクリーン, 吹き替え, 色, 字幕付き |
コントリビュータ | マイケル・アンダーソン, ピーター・ホーテン, リチャード・ハリス, ロバート・キャラダイン, ウィル・サンプソン, シャーロット・ランプリング, スコット・ウォーカー, キーナン・ウィン, ボー・デレク 表示を増やす |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 32 分 |
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商品の説明
地上最強の動物・オルカ対人間の巨大なドラマが始まった!
「ジョーズ」と並ぶ海洋動物パニック・アクション大作、待望の初DVD化!!
【スタッフ】
監督:マイケル・アンダーソン(「クロスボー作戦」「80日間世界一周」)/海洋監督:フォルコ・クィリチ(「チコと鮫」「青い大陸」)/製作・脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ(「マレーナ」「アマゾネス」)/製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス(「ハンニバル」「砂の惑星」)/共同脚本:セルジオ・ドナティ(「夕陽のギャングたち」)/撮影:テッド・ムーア(「タイタンの戦い」「007/黄金銃を持つ男」)/音楽:エンニオ・モリコーネ(「ニュー・シネマ・パラダイス」「荒野の用心棒」)
【キャスト】
ノーラン(リチャード・ハリス)=宮部昭夫/レイチェル(シャーロット・ランプリング)=二宮さよ子/ウミラク(ウィル・サンプソン)=塩見竜介/アニー(ボー・デレク)=佐久間あい/ケン(ロバート・キャラダイン)=塩沢兼人/ノバック(キーナン・ウィン)=大久保正信/ポール(ピーター・ホーテン)=日高晤郎/スウェイン(スコット・ウォーカー)=江角英明
【ストーリー】
アメリカとの国境に近いカナダ東海岸沖で海底調査を続けている海洋学者のレイチェル(C・ランプリング)は、潜水中、ホワイト・シャークに襲われそうになる。だが、それを救ったのは、近くを通りかかったバンポ号のエンジン音だった…
【関連情報】
HDリマスターの高画質映像で名作が蘇る!DVD名作劇場 5作品連続リリース!各税抜¥3800
6/24発売
「オルカ(HDリマスター版)」(初DVD化)GNBF-7550
「ル・ジタン(HDリマスター版)」GNBF-7551
7/24発売
「ソルジャー・ブルー(HDリマスター版)」GNBF-7552
「バラキ(HDリマスター版)」GNBF-7553
8/21発売
「XYZマーダーズ(HDリマスター版)」(初DVD化)GNBF-7554
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 99.79 g
- EAN : 4988102655839
- 監督 : マイケル・アンダーソン
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 吹き替え, 色, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 32 分
- 発売日 : 2009/6/24
- 出演 : リチャード・ハリス, シャーロット・ランプリング, ウィル・サンプソン, ボー・デレク, ロバート・キャラダイン
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B0026O1JDK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,376位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 202位外国のパニック映画
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シャチは人間以上に賢く、家族で生きる哺乳類。
もし自分の家族が捕らえられ水族館で奴隷のように生かされたらどう思う?
もし自分の家族が殺されたらどう思う?
金目当てで捕えると言うのなら、同じ哺乳類として最低の部類。
それこそ生きる価値の無い命。
自然界に敬意を払え。
十年以上前、鴨川シーワールドで出産前のお母さんシャチを観たお陰で、尚更印象深くなりました。
オスのシャチが、リチャード・ハリスをしっかりと目に焼き付けて、仇として認識する瞬間が印象的です。
全体的に叙情的で、エンニオ・モリコーネがいい仕事をしており、楽曲が耳に残ります。
「なぜ?なぜ?」という部分も確かにあり、もう少し徹底した描写をすると完成度が上がったように思います。惜しいと思いました。
オーバーなのは鳴き声だけ。
昔の映画なのにシャチの生態もしっかり描かれていて感動した。
強烈に記憶に刻まれている映画。
本編で流れる哀愁をおびた歌、主演の
リチャードハリスの悲壮感、すべてが
素晴らしい。
CGの無い時代、これだけ迫力のある
シャチの映像をどうやって撮ったのか?
只々脱帽である。
前半で語られる学術的なシャチの生態、そして残酷な描写。メスのシャチに訪れた不幸に切ない気持ちになる。その後、人間さながらの知性とイマジネーションを駆使したオスのシャチによる復讐劇、それは無理だろうと思いつつ、力業で見せる画力はある。
この物語は単なるパニックムービーではない。主人公であるリチャード・ハリス扮する船長が過去に追った悲しい傷と、このシャチのつがいには同じような悲しい出来事があった。
立場は違えど同じ境遇を味わう船長、そしてラストはシャチと対峙するという展開になるのだが…
ここからがもの凄くストーリーが弱くない。シャーロット・ランプリング扮する海洋生物学者らも、同行してシャチと海洋で対決するのだが、全然理にかなっていない。
例えば、船長はダイナマイトでシャツを倒そうとするが、女性学者に阻止される。そして仲間が一人食い殺される。その直後から、この問題でパニックなることもなく、当たり前のように受け取り物語は進む。
そしてシャチと一生に氷河の海峡へと向かう。帰りの燃料もなく、運命をシャチに委ねるという展開だ。
そして仲間が一人、二人と命を落とすのだが、そこに因果や必然性を感じない。
もっと言えば知性豊かなシャチは何故、この場所で復讐劇を遂げたいのかが全然伝わらない。
だから?????マークが頭の上に大量に浮き上がり、全然飲み込めない。
ラストに向かいハラハラドキドキのスリルもない、だからと言って悲しみを抱えた船長とシャチによる、心理的なスリルもない。同情するほど悲しいエピソードも描いていない。
だから、ラストに向けダラダラと流れるだけだ。また、女性学者の一人称な語りもあるので、彼女は死なないのだろうというネタバレもあるから、余計にラストに向けての描き方は重要だ。
この物語は助手の女性が足を喰われるところまでは☆5だった。
しかし、最後の30分は面白くない。誰にも感情移入が出来ない。自然に対する畏怖、そういう崇高な演出もない神秘もスリルもない中で人間ドラマがあるわけでもない。
どこに主眼を置いて終わらせるのかが見えなかった。残念である。
監督としては単なるパニックムービーとは異なる演出をしたのだろう、演者は頑張っていた。しかしメッセージ性があるようでなかったのは大幅な減点になるだろう。
昨今流行のD級海洋パニックムービー、とくにサメ系は目に余るものがある。それだけに、この手の映画はネタにされつつある。
またオルカは地上波でも再放送されない。それだけに知名度は低いのだが見るべき価値のある作品だ。
R・ハリス S・ランプリング のスター俳優を配し、復讐鬼と化したシャチを単なる動物として捉えないストーリーに説得力を与え、凄惨な内容に反したE・モリコーネの抒情的なスコアも作品の質を高めている。ブレイク前のB・デレクが見れるのも往年の映画ファンには嬉しいポイントだ。
海洋生物の復讐物”ジョーズ87”で落胆した方は、是非、口直しに見ていただきたい作品だ。現在の眼で見ると、演出術が古臭く感じる所も散見するが、製作陣のパッションを感じ、アイデアと熱量で面白い映画が作れることが良く判る作品だ。
DVDにして保存したかったので買いました。2本買って映画好きの友達にもあげました。
人を襲うオルカを他の作品でありがちな、無差別に人を襲う怖い動物としてではなく、妻子を殺された復讐のためと言う理由と、高度な知能や感情を持ち、特に家族愛&夫婦愛とも言うべき「愛情」という感情を持った動物として描き、作品全体がエンターテイメント性の中にも芸術性を込めた作風として描かれているので、他のパニック系映画とは一味違った見応えがあります。
映像面も素晴らしくて、数々の映像は詩的な美しさがあり、夕日の沈む海を泳ぐ二頭のオルカの映像等は溜息が出るほど美しく、特に復讐相手がオルカの大きな瞳に映る映像は、オルカの恐ろしいまでの怖さを観る側に伝える強烈な演出効果があり、まさに『目は口ほどに物を言う』と言う言葉通りの迫力満点の映像です。
また、オルカが傷つけられるシーン等は、当時はまだCGがない代わりに動物の動きを電子工学を用いてぬいぐるみ等で再現する、アニマトロニクス技術を使い、それ以外はNepo(オス)とYaka(メス)と言う名前の調教されたシャチを使うという、実写と特撮の使い分けも見事です。
そして、映画全編に流れるE.モリコーネの哀愁を帯びた音楽がより一層、作品全体に詩的な美しさと哀しさをもたらしています。
そんなオルカが憎むべき相手に恐怖を与えながら、ジワリジワリと追い詰めていく様子は怖さたっぷりで、一瞬足りとも目が離せない緊張感溢れる展開です。
また、オルカに狙われる役を演じた故R.ハリスの演技も素晴らしく、最近では「グラディエーター(00年)」でのローマ皇帝役や「ハリーポッター1(01)&2(02)」の初代ダンブルドア校長役で、円熟味のある味わい深い演技を見せてくれましたが、本作品では「ジャガーノート(74)」「カサンドラ・クロス(76)」「ワイルド・ギース(78)」等で見せた知的で男っぽい演技で、オルカに狙われ精神的に追い詰められていく人間の不安や恐怖、心の葛藤を見事に演じていて見応え満点です。
というわけで、エンターテイメント性の中にも詩的で美しい芸術性を込めた作風で描かれ、他のパニック映画とは一味違う本作品は、ラストのオルカの悲しげな瞳が心に切なく響く、素晴らしい作品だと思います。
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