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常識にとらわれない100の講義 単行本(ソフトカバー) – 2012/7/21
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2012/7/21
- ISBN-104479392297
- ISBN-13978-4479392293
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登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2012/7/21)
- 発売日 : 2012/7/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4479392297
- ISBN-13 : 978-4479392293
- Amazon 売れ筋ランキング: - 572,372位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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どれもいい本でした。
当然、全てに納得するわけではないですが、
概ね、いいこと、いい視点での思考を垣間見れて納得の一冊でした。
I could not agree some point but this is very important to know what he says.
物事の外面や装飾ではなく、本質だけをじっと捉える考え方は、とても興味深く面白いです。
それゆえに、ご本人は回りからは変人扱いをされているそうですが、アサーティブな考え方と経済的な成功でなんの問題もないようです。
ひとつひとつの話は2ページ半くらいの内容なので、電車の中でも寝る間際でもチラチラっと読むのに適していますし、隙間時間で脳の刺激ができます。
そういう意味では、読者は喜ぶであろうが、著者は自分への期待に応えられなかったのかもしれない(読んだ人であればわかるはず。34、35)。
個人的に好きだった講義は、4、45、53、81、90、そして100。
・「やればいい」というのが究極の方法だと思う
・非常識な行動ではなく、常識を覆す理屈に価値がある
・みんながユニークだと賞賛しているものの多くは、単なるファッションであって、僕から見ると、それは理屈のない「変わった飾りもの」でしかない。飾りものではなく、「本質」にこそ独創が必要であり、そこから本当の「新しさ」が生まれる
は特に気に入っている。
響く言葉を探すのもよいし、全体を眺めて自分の中での共通の何かを生み出すのもよいかと思う。
まろやかに書こうと思えば書けるところを、敢えて誤解されるような表現にしたのはどうしてだろう。
鈍感な読み手に気づかせるためか、あるいは意図的に読み手の感情を揺さぶるためか。
ジャンルを無理に分けるなら人生論や自己啓発に当てはまるのかもしれないけれど、
いわゆる読んだだけで幸せを錯覚させるような本ではないと思う。
本のタイトルにあるように「講義」なのかもしれない。
過激さのある表現から、読み手が何を見出すのかが問われている。
講義を聞くだけで自分の人生に応用して活かさないなんて、
授業に出ずに友達から講義ノートを貰って満足するようなものだろうし勿体ない。
数ヵ所、ぼくの今の生活において役立つ考え方が書いてあった。
その内のいくつかは早速応用として活かし始めたし、また、いくつかは今後の指針に使えるなぁと思った。
普段、ページの端を折ったり書き込んだり線を引いたりしながら本を読んで、
消化し終えたら捨てるのだけれど、今捨てるのは勿体ないなぁと思わせた。
今回ぼくが注目した箇所を活かして自分のモノにし終えたら、またいつか再読してみるかも。
そのときに新しい気づきがあるかもしれない。もしなかったら、ポイッと捨てるつもり。
ただ、それぐらいになれば、この本からぼくが自分によって価値あるものを得終わったということだし
充分すぎるぐらいだと思う。