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「スネ夫」という生きかた 単行本(ソフトカバー) – 2012/8/27
横山泰行
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「おべんちゃらを使う」
「自慢ばかりする」
「陰口をたたく」などなど、
嫌味ったらしくキザな奴という、イメージの悪いスネ夫。
ところがどっこい。
実はスネ夫、
人生をポジティブに、たくましく、
しなやかに生きる天才なのです!
しかも、特にしずちゃんとは仲良しで、
誰からも信頼されています。
そんなスネ夫からは、
生きるヒントを学ばない手はありません。
『ドラえもん』全1345話に登場するセリフをすべて
Excelに打ち込んでデータ化し分析をかけたという、
『ドラえもん』研究第一人者の横山泰行氏が、
スネ夫流の賢い生き方を紹介します。
しかも、誰もがちょっとした心がけで
実践できるものばかりです。
「自慢ばかりする」
「陰口をたたく」などなど、
嫌味ったらしくキザな奴という、イメージの悪いスネ夫。
ところがどっこい。
実はスネ夫、
人生をポジティブに、たくましく、
しなやかに生きる天才なのです!
しかも、特にしずちゃんとは仲良しで、
誰からも信頼されています。
そんなスネ夫からは、
生きるヒントを学ばない手はありません。
『ドラえもん』全1345話に登場するセリフをすべて
Excelに打ち込んでデータ化し分析をかけたという、
『ドラえもん』研究第一人者の横山泰行氏が、
スネ夫流の賢い生き方を紹介します。
しかも、誰もがちょっとした心がけで
実践できるものばかりです。
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社アスコム
- 発売日2012/8/27
- 寸法13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104776207435
- ISBN-13978-4776207436
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商品の説明
著者について
【横山泰行(ヨコヤマ ヤスユキ)】
・1942年岐阜県生まれ。1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。
・現在、富山大学人間発達科学部名誉教授。生涯スポーツ専攻。教育学博士。ドラえもんアナリスト。登場人物が夢や悩みなどにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする創造的営みを模索する「ドラえもん学」を研究。1999年、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。ドラえもんの誕生日である同年9月3日には、ホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。2004年、高岡市中央図書館と富山大学研究室に、1344点の雑誌初掲載時の作品のコピーと初版の単行本を置いた、「ドラえもん文庫」を開設。
・主な著書として『「のび太」という生きかた』『「のび太」が教えてくれたこと』(アスコム)があるが、2冊を合わせるだけでも30万部を突破している。
・1942年岐阜県生まれ。1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。
・現在、富山大学人間発達科学部名誉教授。生涯スポーツ専攻。教育学博士。ドラえもんアナリスト。登場人物が夢や悩みなどにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする創造的営みを模索する「ドラえもん学」を研究。1999年、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。ドラえもんの誕生日である同年9月3日には、ホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。2004年、高岡市中央図書館と富山大学研究室に、1344点の雑誌初掲載時の作品のコピーと初版の単行本を置いた、「ドラえもん文庫」を開設。
・主な著書として『「のび太」という生きかた』『「のび太」が教えてくれたこと』(アスコム)があるが、2冊を合わせるだけでも30万部を突破している。
登録情報
- 出版社 : アスコム (2012/8/27)
- 発売日 : 2012/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 198ページ
- ISBN-10 : 4776207435
- ISBN-13 : 978-4776207436
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 174,006位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 118,180位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
電子版で読んでいて、スネ夫の性格や人柄にこんなにも素晴らしい真似したいと思う事が多々あり、また読みたいと思ったので購入!
2018年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目からうろこでした。色々な見方が有るものだとカウンセリングにも生かせそうな内容でした。保護者にも購読を勧めました。
2014年8月9日に日本でレビュー済み
客 「……『「スネ夫」という生きかた』? 今日のきみは、いつも読んでるようなのとは、毛色の違ったものを紐解いているようだね」
主 「まあね。下らないことなんだけれども、最近、ドラえもんの実写パロディCMが話題になっているじゃないか。あれが、どうも心に引っかかるというか。「ドラえもん」コンテンツを受容していた世代の今の財力をアテにするのはわかるけれども、何かなあ、とね。まあ、暇つぶしにはちょうどいいから、「ドラえもん」関連の本をいくつか当たってみて、腑に落ちるかな、くらいなものでね」
客 「某自動車会社のCMだね。まあぼくも、正直ピンとこないねえ。クライアントの満足するような訴求性はあるのかね。何かビミョーにズレている感じがしなくもないけれども。……で、きみは、何で「スネ夫」に注目しているの?」
主 「いや、この本しか読んでないわけじゃないよ。この本の著者は「ドラえもん学」を提唱していて、ドラえもん、のび太をそれぞれフィーチャーしたものを著しているけれども、今度はスネ夫を取り上げた。しかも、「生きかた」を語る素材として。これは興味深い」
客 「スネ夫の生き方よりも、羨むのはその財力だよね」
主 「そりゃそうなんだが、でも、スネ夫が羨ましがられるのは、たとえば、新奇で高価なグッズや、有名人のサインなんかを見せびらかしたり、そんな有名人とのコネを誇示したりと、要するに、親の資力や人脈力を担保に、コミュニケーション力を行使しているところにあるんじゃないか。のび太とは対照的にさ」
客 「のび太が、ドラえもんの「ひみつ道具」を、ポジティブに活かせているかといえば……まあ、そんなことだったら、コミックにならんけれども」
主 「この本でも、スネ夫のコミュニカティブな面は、肯定的に扱われているけれども、今言ったみたいに、いわばブルジョワ性に担保されている面は否定できない。ただ、このことから、ブルジョワではないのび太が、ドラえもんの「ひみつ道具」に依存することの、時代的なメタファーが見えてくる」
客 「コリクツをこねはじめてきたね。聞こうか」
主 「まず肝心なことは、コミックとしての構造上、一話ごとに、のび太が、ドラえもんが新しく四次元ポケットから出す「ひみつ道具」を、使用というか、もっとはっきりいえば消費して、自己充足を図るわけだ。もちろん、そうでない話もたくさんあるけれども、基本的なパターンとしてね。そしてもうひとつ、忘れられがちなのが、この「ひみつ道具」は、購入したりレンタルしたりで、ドラえもんが手に入れている、ということだね。つまり、商品、なんだよ」
客 「ははん、きみの言いたいことが読めてきたぞ。要するに、消費者としてののび太、ということか」
主 「『ドラえもん』が始まったのは、この国の高度成長の終焉期だ。このコンテンツが伸びていったのは、低成長時代に突入して、80年代の高度消費社会を迎えていった時代なんだね。「ひみつ道具」という新しい「商品」を、次々に「消費」していくのび太というキャラクターは、確実に、新時代の消費主体のメンタリティーを形作るのに、貢献したと思うんだ。このとき、スネ夫というキャラは、イヤミなブルジョア性を前面化することによって、逆説的に、のび太の「消費」行動の正当化に寄与することになる」
客 「確かに、もしスネ夫がいなければ、のび太は、ドラえもんの「ひみつ道具」を浪費する、恵まれた家の子どもというイメージを持たれたかもしれないね。中流サラリーマン家庭なのに」
主 「ここのところは、作者の藤子Fの直観が正しかった。ジャイアンというメインのヒールのほかに、経済=消費のレベルでのヒールたるスネ夫を用意したことによって、のび太的消費主体を肯定的に描き出すことに成功したのさ。これは、作者の無意識の願望が、反映されてもいるのだろうね」
客 「だけど、そのヒール役のスネ夫が肯定的に捉えられる、というのは、やっぱり時代の変容なのかい?」
主 「詮無いことをいえば、90年代半ばから突入したネオリベ社会において、のび太的主体が「負け組」、スネ夫的主体が「勝ち組」に分けられたからさ。いまさら説明しなくてもわかると思うけれども、片やただただ「消費」に埋没していった中流サラリーマン家庭の子ども、片や金持ちの親の資力でコミュニケーション能力を養った子ども、これに学力差も加われば、格差社会の未来を透視するようじゃないか(笑)。ちなみに藤子Fは、ちょうどこのころ他界したんだね」
客 「のび太的主体の黄金時代の終わりを象徴しているような……」
主 「さっきのパロディCMの話に戻ると、のび太的主体が背負っているのは、高度消費社会チルドレンとネオリベ負け組という二重性で、しずかが側にいたところで、何も変わらない。ネオリベ負け組というのは、デフレ消費組のことでもあるから、何というか、そういうことを見越して、CMのコンセプトを練っているのかどうか、どうも、ねえ……」
客 「ただ、スネ夫的主体より、のび太的主体のほうが、頭数は多いはずだからね(笑)。マスが成立しなきゃ、CMを流す意味がない」
主 「もしかしたら、個性教育というか、かけがえのない自分的な充実した主体的意識を持てたのは、スネ夫的主体以外にはなかったのかも、ね。のび太的主体は、消費的自己実現の虚しさを、カリカチュアしているものかもしれない」
客 「うーん、『ドラえもん』も3D化されて、コンテンツ自体また新たな段階に入ったという感じがするけれども、今きみが延々と述べたような経済的な文脈は、この物語から脱色されるのかね。それとも、また回帰するのだろうか。そういったところにしか、興味が湧かなくなったな、きみの余計な話を聞いて(笑)」
主 「まあね。下らないことなんだけれども、最近、ドラえもんの実写パロディCMが話題になっているじゃないか。あれが、どうも心に引っかかるというか。「ドラえもん」コンテンツを受容していた世代の今の財力をアテにするのはわかるけれども、何かなあ、とね。まあ、暇つぶしにはちょうどいいから、「ドラえもん」関連の本をいくつか当たってみて、腑に落ちるかな、くらいなものでね」
客 「某自動車会社のCMだね。まあぼくも、正直ピンとこないねえ。クライアントの満足するような訴求性はあるのかね。何かビミョーにズレている感じがしなくもないけれども。……で、きみは、何で「スネ夫」に注目しているの?」
主 「いや、この本しか読んでないわけじゃないよ。この本の著者は「ドラえもん学」を提唱していて、ドラえもん、のび太をそれぞれフィーチャーしたものを著しているけれども、今度はスネ夫を取り上げた。しかも、「生きかた」を語る素材として。これは興味深い」
客 「スネ夫の生き方よりも、羨むのはその財力だよね」
主 「そりゃそうなんだが、でも、スネ夫が羨ましがられるのは、たとえば、新奇で高価なグッズや、有名人のサインなんかを見せびらかしたり、そんな有名人とのコネを誇示したりと、要するに、親の資力や人脈力を担保に、コミュニケーション力を行使しているところにあるんじゃないか。のび太とは対照的にさ」
客 「のび太が、ドラえもんの「ひみつ道具」を、ポジティブに活かせているかといえば……まあ、そんなことだったら、コミックにならんけれども」
主 「この本でも、スネ夫のコミュニカティブな面は、肯定的に扱われているけれども、今言ったみたいに、いわばブルジョワ性に担保されている面は否定できない。ただ、このことから、ブルジョワではないのび太が、ドラえもんの「ひみつ道具」に依存することの、時代的なメタファーが見えてくる」
客 「コリクツをこねはじめてきたね。聞こうか」
主 「まず肝心なことは、コミックとしての構造上、一話ごとに、のび太が、ドラえもんが新しく四次元ポケットから出す「ひみつ道具」を、使用というか、もっとはっきりいえば消費して、自己充足を図るわけだ。もちろん、そうでない話もたくさんあるけれども、基本的なパターンとしてね。そしてもうひとつ、忘れられがちなのが、この「ひみつ道具」は、購入したりレンタルしたりで、ドラえもんが手に入れている、ということだね。つまり、商品、なんだよ」
客 「ははん、きみの言いたいことが読めてきたぞ。要するに、消費者としてののび太、ということか」
主 「『ドラえもん』が始まったのは、この国の高度成長の終焉期だ。このコンテンツが伸びていったのは、低成長時代に突入して、80年代の高度消費社会を迎えていった時代なんだね。「ひみつ道具」という新しい「商品」を、次々に「消費」していくのび太というキャラクターは、確実に、新時代の消費主体のメンタリティーを形作るのに、貢献したと思うんだ。このとき、スネ夫というキャラは、イヤミなブルジョア性を前面化することによって、逆説的に、のび太の「消費」行動の正当化に寄与することになる」
客 「確かに、もしスネ夫がいなければ、のび太は、ドラえもんの「ひみつ道具」を浪費する、恵まれた家の子どもというイメージを持たれたかもしれないね。中流サラリーマン家庭なのに」
主 「ここのところは、作者の藤子Fの直観が正しかった。ジャイアンというメインのヒールのほかに、経済=消費のレベルでのヒールたるスネ夫を用意したことによって、のび太的消費主体を肯定的に描き出すことに成功したのさ。これは、作者の無意識の願望が、反映されてもいるのだろうね」
客 「だけど、そのヒール役のスネ夫が肯定的に捉えられる、というのは、やっぱり時代の変容なのかい?」
主 「詮無いことをいえば、90年代半ばから突入したネオリベ社会において、のび太的主体が「負け組」、スネ夫的主体が「勝ち組」に分けられたからさ。いまさら説明しなくてもわかると思うけれども、片やただただ「消費」に埋没していった中流サラリーマン家庭の子ども、片や金持ちの親の資力でコミュニケーション能力を養った子ども、これに学力差も加われば、格差社会の未来を透視するようじゃないか(笑)。ちなみに藤子Fは、ちょうどこのころ他界したんだね」
客 「のび太的主体の黄金時代の終わりを象徴しているような……」
主 「さっきのパロディCMの話に戻ると、のび太的主体が背負っているのは、高度消費社会チルドレンとネオリベ負け組という二重性で、しずかが側にいたところで、何も変わらない。ネオリベ負け組というのは、デフレ消費組のことでもあるから、何というか、そういうことを見越して、CMのコンセプトを練っているのかどうか、どうも、ねえ……」
客 「ただ、スネ夫的主体より、のび太的主体のほうが、頭数は多いはずだからね(笑)。マスが成立しなきゃ、CMを流す意味がない」
主 「もしかしたら、個性教育というか、かけがえのない自分的な充実した主体的意識を持てたのは、スネ夫的主体以外にはなかったのかも、ね。のび太的主体は、消費的自己実現の虚しさを、カリカチュアしているものかもしれない」
客 「うーん、『ドラえもん』も3D化されて、コンテンツ自体また新たな段階に入ったという感じがするけれども、今きみが延々と述べたような経済的な文脈は、この物語から脱色されるのかね。それとも、また回帰するのだろうか。そういったところにしか、興味が湧かなくなったな、きみの余計な話を聞いて(笑)」
2014年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもしろ半分で購入しましたが状態も良く気持ちよく読みました。
2012年10月14日に日本でレビュー済み
ドラえもんは、もちろん知っていたものの
こういう見方をしたことがなかったので
とても面白く、一気に読み切ってしまいました。
ドラえもんをただの娯楽作品と言ってしまえば、それまでかもしれませんが
娯楽作品でも、こんな風に角度を変えて
自分を顧みながら、愉しむことができるのだな…とひたすら感心しました。
普段、ハウツー本はあまり読みませんが、文体も難しくないので
気楽に「ふむふむ、そうかも」と読み進めることができると思います。
読み終わったあと、ドラえもんの登場人物のなかで
実は一番すごいのはスネ夫なんじゃ…と思うくらい
スネ夫の素晴らしさで埋め尽くされています。
スネ夫の見方も変わり、目から鱗の読書体験でした。
こういう見方をしたことがなかったので
とても面白く、一気に読み切ってしまいました。
ドラえもんをただの娯楽作品と言ってしまえば、それまでかもしれませんが
娯楽作品でも、こんな風に角度を変えて
自分を顧みながら、愉しむことができるのだな…とひたすら感心しました。
普段、ハウツー本はあまり読みませんが、文体も難しくないので
気楽に「ふむふむ、そうかも」と読み進めることができると思います。
読み終わったあと、ドラえもんの登場人物のなかで
実は一番すごいのはスネ夫なんじゃ…と思うくらい
スネ夫の素晴らしさで埋め尽くされています。
スネ夫の見方も変わり、目から鱗の読書体験でした。