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登録情報

メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
製品サイズ ‏ : ‎ 13.41 x 10.39 x 1.19 cm; 40.82 g
発売日 ‏ : ‎ 2012/8/23
ASIN ‏ : ‎ B0087NFZAC
製造元リファレンス ‏ : ‎ VLJS-00022

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蒼天海

可もなく不可もなく

2023年9月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

最初にお伝えしたいのは、個人的にはとても楽しめたという事です。
ただ一話のみが妙に重いというかちょっとテンポが悪いというか、うまく言えないですが微妙です。
2話以降は普通にオカルト、陰謀論的なストーリーでその手の話が好きな方は楽しめると思います。
主要キャラも無難に魅力的ですし値下げ幅が大きければお勧めできます。

2013年8月13日に日本でレビュー済み

最近、VITAを購入して、それからなんとなく買いました。本当に面白くて4日間睡眠時間を削ってやってました!!トロフィーコンプした感想です。

良かった点

キャラがそれぞれ立っている事。主に登場人物が6人なのでキャラを覚える手間がないですし、また、世界観が狭くて広いので不満を感じにくいと思います。その中でも番組プロデューサーがいい意味で空気を読まない(笑)最高の癒しです!

嫌味っぽいキャラは敵というか対立するキャラクターの中にはたくさんいますけど、主役級にはいないと思います。そのキャラクター達も作品が氾濫する今の時代にあって、きちんと個性が出ていると思います。

ストーリーは各話構成でありがちなオカルト、空想科学、UMA、UFO、心霊など多岐にわたるフィクションジャンルですが、大筋のストーリーときちんと話を絡めていてどれもムダがなく、こうまとめてきたか!?とうまさがあって面白い!と感じました。後半はくどいですが、きちんと読めば理解できる範疇だと思います。

また、報道を扱った各種イベント、「マテリアルチェック」と「プログラムディレクション」は他にはない報道の仕事の気分を味わえるので面白いと思いました。

悪かった点

スキップ機能が使いづらいと思いました。トロフィーを集めるときにはちょっと面倒に感じました。オートスキップはまだいいのですが、シーンスキップは次の「マテリアルチェック」の直前まで飛んで欲しいと感じました。

また、いつでもカメラを通した画像という事になっていましたので、REC状態がわかりにくく、せっかくのVITAでの綺麗な画像がもったいないので、REC状態になったときだけでもいいと思いました。

あとは全7話と人によってはボリューム不足と感じるかもしれません。意外と短いと感じるか丁度いいと感じるかは人次第です。それでも1話の中に二つ少し違う視点の話があるので、個人的には丁度いいと感じました。

総合

悪い点はありましたが、そこはあまり気にならないほどに楽しかったです!!さすがに定価で買うにはきついかもしれませんが、4000円くらいの価値はあると感じました!!VITAみたいな携帯機とADVは抜群の相性なので、VITAを持ってる方はぜひ一度はプレイして欲しいと思います。

14人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

domingo

1話がもったいない

2012年8月25日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

流行り神、一柳和の受難シリーズが好きで予約購入しました。

【全体的に】
テレビ局のADが主人公で、オカルトチックな「特殊なネタ」を報道する「特殊報道部」を舞台に、番組を制作するためにいろんな特殊な事象に巻き込まれる、という内容です。
全7話、最終話は複数エンディング分岐、それ以外はそれぞれ2種類のエンディングがあり、総プレイ時間は15時間前後といったところです。

ざっくりした印象としては、良くも悪くも「ポップな流行り神」という感じでしょうか。
流行り神は「謎は謎のままだから都市伝説やオカルトは面白い」と思う方向け、
今作は「ありきたりでもいいから決着をつけてほしい」と思う方向け、とでもいいましょうか。
今作の方が年齢的にも幅広いユーザー向けかと思います。

ただ、後で理由を書きますが、1話がちょっとバランスが悪い気がするので、そこで止めずに2話以降もプレイしてみてもらえればと思います。

【システム】
クイックセーブあり、文書スキップ、シーンスキップあり（既読のみか未読もスキップか選択可能）、オートモードあり、
チャートなし、クリア済みストーリーの選択プレイ可能

システムデータのみをセーブすることはできないようなので、
選択肢を間違えてプレイしなおしたい場合などは一度適当に新規セーブして再プレイすると既読スキップできます。

今作でも流行り神のように１つの話しで２つのエンディングが用意されていますが、
番組制作するための「企画書」が2種類提示され、どちらを選ぶかでエンディングが分岐します。
流行り神に比べると非常に分岐がわかりやすくなっています。
また、流行り神では基本的にオーソドックスな選択肢による分岐が採用されており、その分岐を俯瞰できるチャートも備わっていましたが、
今作では取材中に撮影した映像や音声の「違和感」を画面上で指摘することでゲームが進みます。
（最終話だけは企画書ではなく映像等の指摘箇所でエンディング分岐する部分があります）
そのためか、チャートがなく、各話の2種類のエンディングをプレイするためには分岐直前（企画書提出）でセーブをしておかないとストーリーの頭から再プレイする必要があります。
※ようするに各話の企画書提出シーンで個別のセーブ（デフォルトで△を押すとセーブ可能）をしておくと後々楽です。

（追記）
データベース（TIPS）がないのが少し寂しい感じがします。
用語自体は作中でも多少説明があるのでさして難しくはありません。
逆に言うと、対象年齢の敷居を低くするためにわざとデータベースが必要なほどの専門用語などを頻出させなかったのかと思います。

【絵】
パッケージの絵は微妙な気がしたんですが、ゲームプレイする上では特に気になりませんでした。
ただ、各話の最後に「トクホウ」という番組を放送することになるのですが、このシーンに出演しているアナウンサー（異常な巨乳、気持ち悪い）が、
番組開始時にお辞儀をするシーンの絵が、立ち絵とお辞儀の2種類しかないため、腰骨あたりからポキッと折れたようなお辞儀をするのが気持ち悪いと思いました。
あと、背景絵についてですが、写真をトレースしていると思しき絵は見栄えがいいのですが、最終話で登場する名古屋？の町並みが酷すぎる。
子供が描いた上手な絵、といった感じ。売り物にしてはいけないレベル。主人公もその風景を見てストーリー上驚くのですが、私も驚きました。
でもそれ以外は特に興をそがれることはなかったので、十分楽しめるレベルだと思います。

【音楽】
音質の問題かわかりませんが、昭和くさいといいますか、なんとなくスカスカ感が強いといいますか、特に1話においてシーンと合わない感じがありちょっと気持ち悪い感じがしました。
2話以降は気にならなかったので、曲そのものの問題よりもシーンとのミスマッチが原因かと思います。
ただ、トップ画面の音楽がざわざわした感じといいますか、不快感を煽る曲で（曲のクオリティの問題ではなく）、トップ画面に戻るたびにイライラしました。
あと、1話は随所にチュートリアルが入るのですが、チュートリアルの曲が軽い感じで、シリアスなシーンでもチュートリアルが入ると急に軽くなるので違和感が酷かったです。
先にも書きましたが、1話で投げずに2話もやってみてもらいたいと思います。

【シナリオ】
主人公主観な点と会話中心なシナリオのため、テンポよく読めます。またテキストもさほど癖がなくいい文章だと思います。
プロットはちょっと無茶な点もあり若干興ざめする話もありましたが、全体的に深くはないけれどもぎりぎり軽すぎない程度に物語の深度もあり、楽しめました。
プレイヤーの対象年齢を広げたいという思惑があるのなら、それなりに成功していると思います。

【1話について】
1話がもったいないと思う点は以下の通り。

１．曲とシーンが合っていない
２．主要登場人物の女子高生の声が合っていない
３．背景に描かれている黒服の男がマッチ棒に書いた落書きみたい

１．については先に書いたとおり。
２．については、声優さんはお上手だと思うんですが、どう贔屓目に見ても20代後半の女性の声にしか聞こえない。
物語前半は叫んだりわめいたりしているので違和感は少しですが、後半に甘えた声でねっとりしたしゃべり方になると気持ち悪くて仕方ない。
セーラー服着たおばさんが出演するAVを想起しました。需要が少ないというか。
ゲームの声にこだわりとかはないので、滅多に「この声合ってないな」と思うことはないのですが
（有名俳優が声をあてていて下手くそだなと思うことはありますが）
声優さんの演技はお上手だと思うので、キャスティングミスだと思います。
３．はまあ見たままといいますか、なかなか衝撃的な下手くそさです。それも最終話の町並みの絵に比べればまだましに思えますが。

上記した部分だけでも投げるには十分な理由になる方もいらっしゃると思いますが、ここが最低ラインだと思って2話以降もプレイしてみてもらいたいです。

【最後に】
ボリュームが少ないなと思いましたが、それもゲームを楽しめたから「もっと楽しみたかった」という思いからくるのかなと思います。
謎解きが難しいわけでもないので、ある意味「雰囲気ゲー」ですが、流行り神が好きな方ならお金に余裕があればプレイしてみていただければと思います。

31人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

よんど

佳作かな・・・

2012年8月25日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

良かった点
・番組編集、映像からの矛盾点探しなど、ただ読ませるだけになりがちなADVにこれらの要素を入れたこと

・ロードが殆どない

・セーブが手軽にいつでも出来る

・超常現象を題材にした様々なバリエーションのシナリオ(ホラーも入ってたのは個人的には嬉しかった)

悪かった点
・印象に残るキャラクターが少ない(キャラがたっていたと思うのは佐曽利くらい)

・流行り神の流れを汲んでいると宣伝しているにもかかわらず、データベースがない

・番組編集で違う映像を流した時のアナの反応のバリエーションが少ない

・一部の絵がショボい

総評
最初のUFOのシナリオをやった時は大丈夫か?と不安になりましたが、徐々に興味を引く話が出てきたので安心しました
しかし、上述したように流行り神(1、2)の小暮刑事や霧崎先生、ゆうかさんなどのキャラクターより目立つ人物がいなかったのがなんとも残念でした
次回はこの系統ではなく、流行り神の続編かセカンドノベルのライターさんの新作がやりたいです

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

何をやりたいのか再現できずに空中分解した駄作。でも惜しい。

2015年1月21日に日本でレビュー済み

このスタッフの旧作である「流行り神」は具体的なジャンルの方向性を示していたが、
これはどの要素も中途半端で、非常に薄っぺらい。

しかも、キャラデザの方向性を変えてるだけで、やってることは「流行り神」の焼き直し。

スタッフは結局オカルト、ホラー、SF、何をやりたかったのか？

女性キャラが多く、ギャルゲーみたいなキャラデザなのに反して、恋愛要素も全く無いし、キャラも接点や会話が薄く、とても味気無いゲーム。

特徴の全く無いステレオタイプのキャラクター達が交流を深めるわけでもなく、淡々と会話するのも、全く中身が無い。

かくいう私も、主人公と、主人公の服を摘んだヒロインが空を見上げている公式絵を見て、
これは何か物凄い恋愛+SFなゲームなんだ！とグっときて、
SFラブロマンスみたいなものを想像していたから、あまりの内容の陳腐さに、驚いた…
他にもそういうユーザー、多いんじゃないかな？

売上もたった6000本で、全く売れなかった。

続編はまず無さそうだなあ…。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

hanyahanya

ちょっと手抜きが……

2012年12月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

日本一ということで「アクが凄く強いけどどこか未完成。でもそれがいい！」的な
流行り神や一柳和のシリーズの様なゲームを期待して買ったのですが全方位に対してビミョーでした。

「良かった点」
・ハードが良いからか絵が綺麗。とくにこの絵師のファンで買った方は涎ものかと。
・ヒロインは可愛いです。
・番組ものというのはADVとしては珍しい立ち位置。

「微妙な点」
・これ、元々前情報だともっと記者寄りのゲームだと思っていたんですね。
しかしフタを開けてみると最後の方にある番組編成というモードがものすごいおざなりで
良くなかったです。報道が主体のゲームでこれ？って思いました。
・UMA、オカルト、SFなど色んなジャンルの話が混ざっているのですが浅く広くでどれも中途半端。
特にユーザーに深い怖さを感じさせる前に話を撤収してしまう事が多く、演出として駄目。
切り口は面白い話が多いのですが踏み込まないんです。
・演出がどうも中途半端に感じられたのはグラフィックの用意した枚数が少ないから。
絵は綺麗だけども、一枚絵のままテキストだけ流れる残念なシーンが非常に多い。
・最後まで終わっても分からない事が多すぎる。意図的にそういう作り方をしているゲームも多いですが
これに関しては単純に制作時間（制作費）の問題でそうなってるのがハッキリと分かります。
全く練り込んでない。

結局、キャラゲーとして見るしか無いのではないでしょうか？

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