苫米地さんの英語学習の基本は「英語を訳さないで学ぶ」ということ。
ぶっちゃけてしまうと、英語を英語で学ぶ前提が守られるのであれば苫米地さん本人も苫米地式を無視してかまわないと言っている。
ただ苫米地さんはよく著書の中で大量の読書をすること進めている(もしくは読書の習慣化)
本人曰く、大量の読書は新たな知識と視点を作るのでスコトーマ外しには良いそうです。特に古典といった歴史の名に残るような本を読んでほしいとのこと
私自身も古典を読みたいがために英語を学び始めた口なので、この本の中に記載されている「おすすめの古典(名著)」は非常に参考になる。なんといってもほとんどの古典がプロジェクトグーテンベルグにより無料で電子データ式で手に入れられるような凄い時代だ。
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 17pt
(1%)
配送料 ¥480 6月17日-21日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 17pt
(1%)
配送料 ¥480 6月17日-21日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥17¥17 税込
配送料 ¥350 6月7日-9日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥17¥17 税込
配送料 ¥350 6月7日-9日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
英語は訳さず学べ! キンドル・iPad・iPhone対応 ドクター苫米地の次世代英語脳のつくり方 単行本(ソフトカバー) – 2010/9/16
苫米地英人
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,650","priceAmount":1650.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,650","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"M5Gg%2BTJv3HuO9EBxPRgpijpwMK9bYrfqAj%2FoWwyrM4nJPeTamNc12C9aenF9QSR%2FX4yNRiXkY2si%2BfV6rErq6FVSfSxGzmx6Po3o0%2FTx%2FLCh434aTeyIVMw1E4h%2B5jfkT0XDLoA4J95tXJ43Ddr%2FSYh1izV8kkZcoEKot0TiyFo0Q4tfUW9U%2FA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥17","priceAmount":17.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"17","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"M5Gg%2BTJv3HuO9EBxPRgpijpwMK9bYrfqB8U6WQnsdUw7OotOX71xU3n2ibdr6scMOZaImPoW0b19V4t9WA8QuurG2JS%2B4seIosxqL%2FF62cx4O35PGUY3RgzTtYqeAqbiZvibgAsYHSa2cWNpoKDK%2Fm6rIZi%2FiZGwGJoziYxcc3MVNUct7NtcsA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
『英語は逆から学べ!』の著者が贈る最新メソッド。 視覚を使った「英語脳」のつくり方を伝授! いつでも、どこでも、だれでもカンタンに・・・・・・! 革命的な英語学習ツール、キンドル、iPad、iPhoneであなたの人生が大きく変わる!! ポイント1 「日本語脳」の活性化を抑える方法 ポイント2 英語をシャワーのように浴びる方法 ポイント3 脳が「勝手に」英語を学ぶ方法
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2010/9/16
- ISBN-104198630186
- ISBN-13978-4198630188
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 英語は訳さず学べ! キンドル・iPad・iPhone対応 ドクター苫米地の次世代英語脳のつくり方
¥1,650¥1,650
6月 17 - 21 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
¥1,760¥1,760
最短で6月6日 木曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥1,570¥1,570
最短で6月6日 木曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
話題のキンドル、iPadを使った、苫米地流の画期的な英語学習法と英語速読法を図解入りで解説。手軽に入手できる豊富な英語コンテンツをシャワーのように浴びて「英語脳」をつくれ! キンドル、iPadを駆使して、あなたもたちまち英語の達人に。
著者について
1959年東京都生まれ。 脳機能学者・分析哲学者・認知心理学者。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同コンサルタント、実業家。 上智大学外国語学部英語学科卒業。2年間の三菱地所勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学。人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。その後、コンピューター科学の分野で世界最高峰であるカーネギーメロン大学大学院に転入。計算言語学の博士号を取得(日本人初)。 帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員等を歴任。 現在、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人The BetterWorld Foundation日本代表(一般財団法人BWFジャパン代表理事兼任)南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会理事。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2010/9/16)
- 発売日 : 2010/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 210ページ
- ISBN-10 : 4198630186
- ISBN-13 : 978-4198630188
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,656位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 221位外国語学習法・旅行会話集 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
苫米地氏の本はじゃんじゃん出るので、彼の主張を理解するために
ほとんど買っています。
これまで出ていた「英語は逆から〜」から始まっていた主張では、
1.英語は英語の中で理解しないとダメ
2.英語を話しているときには、英語の人格が形成される
3.英語DVDを見て、シャドーイングをしろ
てな内容だったと思います。(あいまいな記憶ですが)
が、氏の最近の主張は「英語を話せるようになる必要はない」
「英語を読み、理解できないと、真の自由が得られない」
というものです。
え?しゃべれなくていいの?読めるようになればいいんだ??
という話なんですね。この本は。
つまり、限られた国の限られた情報だけしか与えられていない
人(日本人のこと)では、そもそもその中の情報でしか
選択権がないわけで、そのなかで何を選んだとしてもそれは
自由ではない、という主張(らしい)。
というわけで、世界の情報を得るために、今はいいツールがあると。
それが、キンドルであり、iPadだと。
まぁ、それはその通りですね。
なので、両方買ってみました。
iPadがあるからいいと思っていたのですが、キンドルも。
で、結論ですが、キンドルの使い方については、結構かかれていて、
参考になりました。
氏にしたがって、New York Timesも定期購読しました。
確かに、生の情報に触れられるのはいいですね。
これで英語ができるようになるかはまだよくわかりませんが、少なくとも
iPad、キンドルを使った英語の効果的な勉強手法について書かれた
先駆的な本だとは言えると思います。
さらっと読める本なので、その点は良いですね。
ほとんど買っています。
これまで出ていた「英語は逆から〜」から始まっていた主張では、
1.英語は英語の中で理解しないとダメ
2.英語を話しているときには、英語の人格が形成される
3.英語DVDを見て、シャドーイングをしろ
てな内容だったと思います。(あいまいな記憶ですが)
が、氏の最近の主張は「英語を話せるようになる必要はない」
「英語を読み、理解できないと、真の自由が得られない」
というものです。
え?しゃべれなくていいの?読めるようになればいいんだ??
という話なんですね。この本は。
つまり、限られた国の限られた情報だけしか与えられていない
人(日本人のこと)では、そもそもその中の情報でしか
選択権がないわけで、そのなかで何を選んだとしてもそれは
自由ではない、という主張(らしい)。
というわけで、世界の情報を得るために、今はいいツールがあると。
それが、キンドルであり、iPadだと。
まぁ、それはその通りですね。
なので、両方買ってみました。
iPadがあるからいいと思っていたのですが、キンドルも。
で、結論ですが、キンドルの使い方については、結構かかれていて、
参考になりました。
氏にしたがって、New York Timesも定期購読しました。
確かに、生の情報に触れられるのはいいですね。
これで英語ができるようになるかはまだよくわかりませんが、少なくとも
iPad、キンドルを使った英語の効果的な勉強手法について書かれた
先駆的な本だとは言えると思います。
さらっと読める本なので、その点は良いですね。
2010年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はこの本の構成は大きく3つに分けられると思います。序盤は他の方もコメントされているクリティカル・エイジ(機能発達の上限年齢)についての話、中盤はテーマでもあるipadとキンドルを使った実践方法そして、終盤はそれらの機器を利用した速読方法とその実践について。私も著者・前作を何冊が読んだ経験がありましたので、序盤は見覚えのある言葉が見受けられましたが、あらたな視点として「文字空間」についての提案は興味深く思いました。
序盤・中盤には日本語を用いた英語学習の問題点について指摘されていますが、事例のなかで「metaphysics→形面上学」といったような翻訳をあえて複雑化している点を指摘するなど同感する点が多々ありました。この本の中で私が一番興味深かったのは、終盤のipad&キンドルを使用した速読術「ハイ・サイクルリーディング」です。私はフォトリーディングの受講経験やその他速読関連の書籍を数多く読みました。それら速読に対する特長として、興味のある事柄やキーワードを読み取るが、その反面、著者の大事な主張などが盲点として見過ごす可能性があるとの意見を示されます。私もこの点は常々割り切れない感を持ち続けていました。それに対し、「ハイ・サイクルリーディング」は米国などでも存在する方法と機器類の特性を活かした機能を併せて、著者がより具体的に説明したものと思います。早速これを実施してみたいと感じました。
序盤・中盤には日本語を用いた英語学習の問題点について指摘されていますが、事例のなかで「metaphysics→形面上学」といったような翻訳をあえて複雑化している点を指摘するなど同感する点が多々ありました。この本の中で私が一番興味深かったのは、終盤のipad&キンドルを使用した速読術「ハイ・サイクルリーディング」です。私はフォトリーディングの受講経験やその他速読関連の書籍を数多く読みました。それら速読に対する特長として、興味のある事柄やキーワードを読み取るが、その反面、著者の大事な主張などが盲点として見過ごす可能性があるとの意見を示されます。私もこの点は常々割り切れない感を持ち続けていました。それに対し、「ハイ・サイクルリーディング」は米国などでも存在する方法と機器類の特性を活かした機能を併せて、著者がより具体的に説明したものと思います。早速これを実施してみたいと感じました。
2011年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
身の回りから日本語を完全に排除し、
大量の英語のシャワーを浴び続け、
多読すればある日突然英語が分かるように。
確かにkindle、iPadを利用すれば、
昔より低コストで英語の資料を手に入れることはできます。
ただ、日本語訳せずに英語は英語のままで、等の意見は、
特に最近では他の方達も主張している意見なので特に目新しくもなく。
普通に日本で仕事をしながら1日の中で少しずつ勉強している身としては、
この本から参考になる意見はほとんどありませんでした。
大量の英語のシャワーを浴び続け、
多読すればある日突然英語が分かるように。
確かにkindle、iPadを利用すれば、
昔より低コストで英語の資料を手に入れることはできます。
ただ、日本語訳せずに英語は英語のままで、等の意見は、
特に最近では他の方達も主張している意見なので特に目新しくもなく。
普通に日本で仕事をしながら1日の中で少しずつ勉強している身としては、
この本から参考になる意見はほとんどありませんでした。
2018年1月11日に日本でレビュー済み
『英語は逆から学べ!』や『英語は右脳で学べ!』に合わせて、リーディング力を上げたい方法を知りたい方にオススメです。
本書では「英会話力は多くの日本人にとって無意味」という記述がありますが、著者の次の本、『英語は右脳で学べ』では、「今の時代には必要である」という考えに変わっています。
しかし、10年経った今でも、一番オススメなのは代表作、『英語は逆から学べ』です。
本書では「英会話力は多くの日本人にとって無意味」という記述がありますが、著者の次の本、『英語は右脳で学べ』では、「今の時代には必要である」という考えに変わっています。
しかし、10年経った今でも、一番オススメなのは代表作、『英語は逆から学べ』です。
2010年10月15日に日本でレビュー済み
苫米地さんの著書をよく読んでいる大学生です。
方法論については、僕には良いのか悪いのかはわかりませんが、出版社がフォレスト出版ではなく、徳間書店だったので、それだけで安心してしまった自分がいました。
(フォレスト出版が悪いというわけではなく、教材やセミナーが学生の僕にとってはとても高額なので、あまり良い印象がありませんでした。)
また、本書の中に書かれていた英会話よりも英語を読む力が重要というところには、英会話信仰があった僕には目から鱗が落ちました。
ですから、満点とは行かないまでも高めの評価をさせて頂きました。
方法論については、僕には良いのか悪いのかはわかりませんが、出版社がフォレスト出版ではなく、徳間書店だったので、それだけで安心してしまった自分がいました。
(フォレスト出版が悪いというわけではなく、教材やセミナーが学生の僕にとってはとても高額なので、あまり良い印象がありませんでした。)
また、本書の中に書かれていた英会話よりも英語を読む力が重要というところには、英会話信仰があった僕には目から鱗が落ちました。
ですから、満点とは行かないまでも高めの評価をさせて頂きました。
2011年9月5日に日本でレビュー済み
本書は、前著『英語は逆から学べ!』(フォレスト出版刊)で主張した
英語学習法の具体策として、キンドルやiPadを利用した学習法を、その
利点とともに主張したものである。
著者の主張は極めて分かりやすい。
「なるべく日本語環境から隔絶し、英語づけにすることで「英語脳」の
回路を作り上げよ」ということである。前著より主張しているこの内容
を実行に移すために、便利なのがキンドルやiPadである、ということで
ある。これらを利用すれば、いつでもどこでも英語にふれられる英語環
境を作り出せる、というのである。
そして、現代社会で求められているのは、情報収集能力であり、この力
は、多読をすることで身につけられる、という。そして、キンドルやiPad
での多読には、古典が適している、というのである。他に、英語の新聞や
雑誌の読み方や速読法も紹介している。
ここまでの著者の主張は分かる。
しかしながら、この肉付の主張は現実的に無理があるのである。一例を
挙げれば、読む時は「臨場感」を高めて読み込むことが大切であるという。
読む本の時代背景を理解した上で、「可能ならその(本が書かれた)時代を
感じさせる小物を身の回りに置いて」みたり、「(著者が19世紀の人なら)
19世紀風の重厚な机を買って部屋に置いてもいい」(p. 150)となると、
そこまで臨場感を高める意義も分からないし、そもそも多読などできなく
なってくる。そして、皮肉にも、19世紀の机等を用意して「キンドルや
iPadで」本を読むことのミスマッチ(ここの臨場感はいいのだろうか?)
にはならないのだろうか?
総じて言えば、全体を通しての著者の主張は分かりやすいが、この一例を
出すまでもなく、現実的側面を冷静に鑑みれば、やはり無理があるし、
バランス感覚に欠けている印象を抱く本である。
英語学習法の具体策として、キンドルやiPadを利用した学習法を、その
利点とともに主張したものである。
著者の主張は極めて分かりやすい。
「なるべく日本語環境から隔絶し、英語づけにすることで「英語脳」の
回路を作り上げよ」ということである。前著より主張しているこの内容
を実行に移すために、便利なのがキンドルやiPadである、ということで
ある。これらを利用すれば、いつでもどこでも英語にふれられる英語環
境を作り出せる、というのである。
そして、現代社会で求められているのは、情報収集能力であり、この力
は、多読をすることで身につけられる、という。そして、キンドルやiPad
での多読には、古典が適している、というのである。他に、英語の新聞や
雑誌の読み方や速読法も紹介している。
ここまでの著者の主張は分かる。
しかしながら、この肉付の主張は現実的に無理があるのである。一例を
挙げれば、読む時は「臨場感」を高めて読み込むことが大切であるという。
読む本の時代背景を理解した上で、「可能ならその(本が書かれた)時代を
感じさせる小物を身の回りに置いて」みたり、「(著者が19世紀の人なら)
19世紀風の重厚な机を買って部屋に置いてもいい」(p. 150)となると、
そこまで臨場感を高める意義も分からないし、そもそも多読などできなく
なってくる。そして、皮肉にも、19世紀の机等を用意して「キンドルや
iPadで」本を読むことのミスマッチ(ここの臨場感はいいのだろうか?)
にはならないのだろうか?
総じて言えば、全体を通しての著者の主張は分かりやすいが、この一例を
出すまでもなく、現実的側面を冷静に鑑みれば、やはり無理があるし、
バランス感覚に欠けている印象を抱く本である。
2012年3月25日に日本でレビュー済み
Kindleを使っているので図書館から借りて読んだ。要は英語の本を読むとき日本語を排除しろということであり新鮮味は感じられなかった。今から二十年ほどに知人が英語学習の本を書き「英和辞典は使うな、日本語に訳すな」と言っていた。その本ではたくさんある項目の一つであったが、本書はそれだけが主題である。しかもその主題に辿り着くまでに冗長な文章が続く。ひと言で言って水で薄めた本である。
著者は1ページを1秒から2秒で読めるそうである。しかしそれは馴染んだ分野で予め内容の予想が付く書籍の場合である。知らない分野の本、難解な本であれば、英語であろうと日本語であろうと単語を逐一追い、場合によっては読み返す必要がある。著者の読み方で身に付く知識は、たとえば大衆向けの一度読んだらお終いの本を書く、あるいは講演会でその場では多くの聴衆を納得させる程度の話をする程度のものであろう。
本書に2箇所初歩的な間違いがあったので指摘しておく。Deviceを「端末」と言っているが、本来の意味は「考案されたもの」であり、現在の一般的な意味は「装置」である。小はIC一個から言う。本書のkindleはdeviceではあるが端末ではない。また形而上学を意味するmetaphysicsを「超物理」と言っているが、これも違う。アリストテレスの著作集にphysicaという巻があり、その次の巻に名前がなかったのでphysicaの次という意味でmetaphysicaと呼んだのが語源である。Metamathematicsは「数学そのものを対象とする数学」の意味であり超数学とも訳されるが、metaphysicsは「物理学を対象とする物理学」ではない。超数学と形而上学の内容を知っていればそういう間違いはしないはずである。つまり1ページを2秒で読めたとしても、その場限りの情報は得られても一生使える知識は身に付かないことの証左である。
英語の本を多読する。英和辞典は使わない。一々日本語に訳して理解しない。この点は大いに賛成であるが昔から言われてきたことで新鮮味がない。上述の主題の他に著者が勧める新聞、雑誌、書籍がわずかに紹介されている。古典を多く紹介しているが、単語の意味が現在と異なっていることに注意されたい。
著者は1ページを1秒から2秒で読めるそうである。しかしそれは馴染んだ分野で予め内容の予想が付く書籍の場合である。知らない分野の本、難解な本であれば、英語であろうと日本語であろうと単語を逐一追い、場合によっては読み返す必要がある。著者の読み方で身に付く知識は、たとえば大衆向けの一度読んだらお終いの本を書く、あるいは講演会でその場では多くの聴衆を納得させる程度の話をする程度のものであろう。
本書に2箇所初歩的な間違いがあったので指摘しておく。Deviceを「端末」と言っているが、本来の意味は「考案されたもの」であり、現在の一般的な意味は「装置」である。小はIC一個から言う。本書のkindleはdeviceではあるが端末ではない。また形而上学を意味するmetaphysicsを「超物理」と言っているが、これも違う。アリストテレスの著作集にphysicaという巻があり、その次の巻に名前がなかったのでphysicaの次という意味でmetaphysicaと呼んだのが語源である。Metamathematicsは「数学そのものを対象とする数学」の意味であり超数学とも訳されるが、metaphysicsは「物理学を対象とする物理学」ではない。超数学と形而上学の内容を知っていればそういう間違いはしないはずである。つまり1ページを2秒で読めたとしても、その場限りの情報は得られても一生使える知識は身に付かないことの証左である。
英語の本を多読する。英和辞典は使わない。一々日本語に訳して理解しない。この点は大いに賛成であるが昔から言われてきたことで新鮮味がない。上述の主題の他に著者が勧める新聞、雑誌、書籍がわずかに紹介されている。古典を多く紹介しているが、単語の意味が現在と異なっていることに注意されたい。