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最期のキス 単行本 – 2004/3/1
古尾谷 登志江
(著)
「こうなってほしかったんでしょ!お母さん」
遺体を前にして娘の麗は私に向かって叫んだ。
家族には誰にも打ち明けられない秘密がある。
傷つけあい、いたわりあいながら生きていく家族には家族しか知らない家族の履歴がある。不況、リストラ、ローン地獄、うつ病……そうした時代を生きる夫婦と子供たち。45歳の働き盛りで死を選んだ、古尾谷雅人という一人の人間を知る旅が、いま始まる――。
遺体を前にして娘の麗は私に向かって叫んだ。
家族には誰にも打ち明けられない秘密がある。
傷つけあい、いたわりあいながら生きていく家族には家族しか知らない家族の履歴がある。不況、リストラ、ローン地獄、うつ病……そうした時代を生きる夫婦と子供たち。45歳の働き盛りで死を選んだ、古尾谷雅人という一人の人間を知る旅が、いま始まる――。
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/3/1
- ISBN-104062123355
- ISBN-13978-4062123358
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
自殺から1年。俳優・古尾谷雅人夫人、全真相を綴る。「こうなって欲しかったんでしょ! お母さん」 父親の遺体を前にして、娘の麗は私に向かって叫んだ。トラウマ、うつ病、DV…。愛と憎しみの家族「再生の物語」。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/3/1)
- 発売日 : 2004/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4062123355
- ISBN-13 : 978-4062123358
- Amazon 売れ筋ランキング: - 833,087位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,697位タレント本(総合)
- - 5,123位演劇 (本)
- - 43,684位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古尾谷さん家族のことなど、自身についてなど、人間が生きると言う事を学びました。とても人生に勇気が湧いてくる作品です、ファンの方のみならず、みなさんにお薦めいたします。
2014年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日活ロマンポルノ出身で、この本の著者もその俳優の妻で、元ロマンポルノの女優、
職場結婚だ。
で、後に「ヒポクラテスたち」などの秀作に主演しながら、
人生がうまくいかなくて、自殺してしまった。
期待していた俳優なのに。
奥様は、ナイスバデイのポルノ女優だったが、ご主人を愛しておられたらしい。
ご主人は、仕事がうまくいかず、また多重人格であったようだ。
やさしいこともあるし、凶暴なこともある。
読んでいて、せつなくなってくる。
本に印刷された著者の写真は、現役の時の、溌剌としたナイスバデイからは
遠く離れた、(生活にくたびれた:実に無礼な表現で、申し訳ない)写真である。
ロマンポルノをリアルタイムで見ていた世代としては、俳優も観客も、年をとったなあと
実感する本である。
職場結婚だ。
で、後に「ヒポクラテスたち」などの秀作に主演しながら、
人生がうまくいかなくて、自殺してしまった。
期待していた俳優なのに。
奥様は、ナイスバデイのポルノ女優だったが、ご主人を愛しておられたらしい。
ご主人は、仕事がうまくいかず、また多重人格であったようだ。
やさしいこともあるし、凶暴なこともある。
読んでいて、せつなくなってくる。
本に印刷された著者の写真は、現役の時の、溌剌としたナイスバデイからは
遠く離れた、(生活にくたびれた:実に無礼な表現で、申し訳ない)写真である。
ロマンポルノをリアルタイムで見ていた世代としては、俳優も観客も、年をとったなあと
実感する本である。
2013年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奥様の女優時代を知っているもので購入しましたが、奥様の気持ちが素直に表現されています。。
2004年5月25日に日本でレビュー済み
自死を遂げた有名俳優の素顔。それは彼をスクリーンでしか知らない我々にとっては意外なものであった。
不幸ともいえる生い立ちによるものか、彼の生来の性格によるのか、おそらくはその両方であろうが、彼は心に抱えてきた爆弾を演技によって爆発させる。壮絶な内容に衝撃を受けると同時に、妻である筆者の確かな文章力にも引き込まれる。一気に読み終えた。
不幸ともいえる生い立ちによるものか、彼の生来の性格によるのか、おそらくはその両方であろうが、彼は心に抱えてきた爆弾を演技によって爆発させる。壮絶な内容に衝撃を受けると同時に、妻である筆者の確かな文章力にも引き込まれる。一気に読み終えた。
2004年3月31日に日本でレビュー済み
働かない父と継母に育てられた不幸で、それゆえに影があり、その影のゆえに性格俳優として一定の地位を築きながらも、おそらくはアダルトチルドレン故の苦悩を背負ったまま最後まで治癒せず、結局自ら命を絶った、俳優古尾谷雅人の性格および一緒に過ごした日々を、妻の立場から、身内とは思えない驚くべき客観さで描いている。同じような精神の病に悩まされている者にも励みになる。
2012年2月3日に日本でレビュー済み
古尾谷雅人、という人は映画に出たくて俳優になった人で、
映画がすたれて、自分がテレビでしかほぼ必要とされない
事を苦にして、自殺された方です。
そんな雅人さんを、後ろから支え続けた奥さんの手記、
涙なしには読めません。
古尾谷さん、軽い仕事ならオファーいっぱいあったのに
断って、自分を貫いて、死にました。
映画「宇宙の法則」を監督した、井筒和幸さんが
関西の大御所芸人がテレビで、
「人間40過ぎてから人生始まるのに、矢先に死ぬなんて」
と否定的コメントされてたのを激怒されてましたが、
僕も同感です。
死んだ人にはそれなりの理由がある。
端から見て軽口叩く奴は馬鹿だと思います。
なんにせよ、古尾谷雅人さんの死は日本の芸能界の
大きな損失でした・・・。
追悼するならやっぱり映画「宇宙の法則」ですよ・・・。
あの主人公と古尾谷さん自身がダブって見えてしょうがない・・・。
合掌!!
映画がすたれて、自分がテレビでしかほぼ必要とされない
事を苦にして、自殺された方です。
そんな雅人さんを、後ろから支え続けた奥さんの手記、
涙なしには読めません。
古尾谷さん、軽い仕事ならオファーいっぱいあったのに
断って、自分を貫いて、死にました。
映画「宇宙の法則」を監督した、井筒和幸さんが
関西の大御所芸人がテレビで、
「人間40過ぎてから人生始まるのに、矢先に死ぬなんて」
と否定的コメントされてたのを激怒されてましたが、
僕も同感です。
死んだ人にはそれなりの理由がある。
端から見て軽口叩く奴は馬鹿だと思います。
なんにせよ、古尾谷雅人さんの死は日本の芸能界の
大きな損失でした・・・。
追悼するならやっぱり映画「宇宙の法則」ですよ・・・。
あの主人公と古尾谷さん自身がダブって見えてしょうがない・・・。
合掌!!