親子とは。いのちとは。脳死とは。臓器提供とは。。。。
とても深く考えさせられます。
父と子の深い思いに、切なくなります。
出会えてよかった本です。
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わが息子・脳死の11日 犠牲 (文春文庫 や 1-15) 文庫 – 1999/6/10
柳田 邦男
(著)
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第43回菊池寛賞受賞。冷たい夏の日の夕方、25歳の青年が自死を図った。意識が戻らないまま彼は脳死状態に。生前、心を病みながらも自己犠牲に思いを馳せていた彼のため、父親は悩んだ末に臓器提供を決意する。医療や脳死問題にも造詣の深い著者が最愛の息子を喪って動揺し、苦しみ、生と死について考え抜いた11日間の感動の手記。「実は、去年の夏、息子を喪くしまして、自分で命を断ったのですが、息子のためにその追悼記を書いてやりたいのです。25歳の次男のほうです。心を病んでたんです……。まだ一年もたっていないんですが、このところ急に追悼記を書いてやりたいという思いがこみ上げてきましてね。書くことしかできない作家の業というのかなぁ。(あとがきより)
- ISBN-104167240157
- ISBN-13978-4167240158
- 出版社文藝春秋
- 発売日1999/6/10
- 言語日本語
- 本の長さ304ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1999/6/10)
- 発売日 : 1999/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4167240157
- ISBN-13 : 978-4167240158
- Amazon 売れ筋ランキング: - 26,154位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 353位文春文庫
- - 3,902位文学・評論 (本)
- - 6,632位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1936年栃木県生まれ。NHK記者を経て作家活動に入る。72年『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞、79年『ガン回廊の朝』で第1回 講談社ノンフィクション賞、95年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』などで菊池寛賞、97年『脳治療革命の朝』で文藝春秋読者賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 新・がん50人の勇気 (ISBN-13: 978-4163709802 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、脳死や子供に死に対する親の葛藤が中心に書かれている。
私が関心が持ったのは、なぜ、息子が死を選択したのかという点である。しかし、その点は、よくわからない。誰にも、わからないし、死んだ本人も、よくわからないことかもしれない。たぶん、親のせいではないだろう。
もし、日本以外の国に生まれ、まったく別の社会環境のもとで生きていれば、死ぬことはなかったかもしれない。もし、ブータンで生まれていれば、死ぬことはなかったかもしれない。人間が、「自然」であることは難しい。多くの動物の中で、なぜ、人間だけが自殺するのか。
気質や本人の感受性なども関係するが、日本の集団的で閉鎖的な学校、失敗を許さない社会環境などが関係しているのではないか。
人間関係がうまくいかなくて、当たり前。個性があるのだから。社会に認められなくても、けっこう。ものごとがうまくいかなくても、よいではないか。引きこもりの何が悪いのか。人は、さまざま。生きていることが、最大の幸福。北欧では、太陽の光を浴びることを幸せだとと感じる人がいる。しかし、そうはいかないところが、心の病なのだろう。
親として、どうすればよかったのか。その回答はないのだろう。
12歳の時にうつ病になった子供の親として、考えさせられることが多かった。
私が関心が持ったのは、なぜ、息子が死を選択したのかという点である。しかし、その点は、よくわからない。誰にも、わからないし、死んだ本人も、よくわからないことかもしれない。たぶん、親のせいではないだろう。
もし、日本以外の国に生まれ、まったく別の社会環境のもとで生きていれば、死ぬことはなかったかもしれない。もし、ブータンで生まれていれば、死ぬことはなかったかもしれない。人間が、「自然」であることは難しい。多くの動物の中で、なぜ、人間だけが自殺するのか。
気質や本人の感受性なども関係するが、日本の集団的で閉鎖的な学校、失敗を許さない社会環境などが関係しているのではないか。
人間関係がうまくいかなくて、当たり前。個性があるのだから。社会に認められなくても、けっこう。ものごとがうまくいかなくても、よいではないか。引きこもりの何が悪いのか。人は、さまざま。生きていることが、最大の幸福。北欧では、太陽の光を浴びることを幸せだとと感じる人がいる。しかし、そうはいかないところが、心の病なのだろう。
親として、どうすればよかったのか。その回答はないのだろう。
12歳の時にうつ病になった子供の親として、考えさせられることが多かった。
2016年12月11日に日本でレビュー済み
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これまでに何度も読んだことのある作品だが、改めて手に取ってみた。
「他人の笑うときに笑い、他人の泣くときに泣くような機知をぼくはそなえていなかった。」という箇所を読み、洋二郎さんにとってはそれが機知であったのだという事実に、胸が締め付けられるようだった。
精神科医療、脳死、臓器移植、家族・遺族へのケア、ターミナルケアなど、現代日本が抱える大切なテーマが数多く示されている。
たとえどれほど科学が進歩しようとも、科学だけでは答えを見つけることが難しい問題もある。
"indestructibility"(破壊し得ないこと)という言葉の意味を、これからも考え続けていきたい。
「他人の笑うときに笑い、他人の泣くときに泣くような機知をぼくはそなえていなかった。」という箇所を読み、洋二郎さんにとってはそれが機知であったのだという事実に、胸が締め付けられるようだった。
精神科医療、脳死、臓器移植、家族・遺族へのケア、ターミナルケアなど、現代日本が抱える大切なテーマが数多く示されている。
たとえどれほど科学が進歩しようとも、科学だけでは答えを見つけることが難しい問題もある。
"indestructibility"(破壊し得ないこと)という言葉の意味を、これからも考え続けていきたい。
2005年5月26日に日本でレビュー済み
神経症を患い続けた末、自殺を図り脳死状態に陥った息子についての11日間のドキュメンタリー。かなり古い本書がいまだ増刊されている理由は東大出の新聞記者である作者、柳田邦男氏が息子の死にぶつかり知識人としてではなく父としての感情を正直に吐露したところにあるように思う。息子の死の前での臓器提供等に関する判断は膨大な医学的知識に基づくのではなく結局父としての愛情が先立ったことを告白している。立花氏の「脳死」は最先端の科学をつめこんだ優れた本であるが時間の流れと医学の進歩と共にいつか古びてしまうだろうのではないだろうか。本書は読んでいると柳田氏が真摯で生真面目過ぎて胸が苦しくなる。けれど本書はこれからも脳死に立ち向かう家族たちの心の支えになるような気がする。
2017年4月13日に日本でレビュー済み
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リアルに、いや本当の意味でのリアルでは無いと思いますが、心に辛く入って来ます。
2017年2月26日に日本でレビュー済み
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他には何もできないとき、本書を必死で読みました。繊細な子との暮らし、愛する人の自死、医療現場、脳死と臓器提供など、多くの観点があると思いますが、家族を亡くした時に、ただ ただ「共感を持って読む」ことで、読んでいる間、自分の時間を耐えることができました。
一度あった生について「破壊し得ないもの」との言葉が支えとなりました。
一度あった生について「破壊し得ないもの」との言葉が支えとなりました。
2014年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は脳死のことをわかったつもりでいたが、息子の死へのプロセスを見つめるうち、脳死とは何なのかがわからなくなった、ということを仰っていますが、私もまたこの本を読み進めるうちに深く考えさせられる点が多く、迷いが出てきました。
脳死に対してあまりに知識がなく、また医学的な意味での脳死というイメージしか持っていなかったため、脳死に対して家族の「生きている実感が持てなくなった時には延命をせず人の役に立ててほしい」という言葉を日常会話の中で素直に受け止めてはいたものの、もし著者と同じ状況に置かれたとき、様々な葛藤が出てくるだろうと思いました。
出来事として単なる偶然とは思えない部分もあり、後半は読みながら涙が止まりませんでしたが、私もまたこの本と洋二郎さんに心を動かされた一人として、彼の死は悔やまれますが、しかし多くの人に影響を与え大きな意味を持っていたこと、そして父である著者のこの本に動かされた人も多かったのだと、実感しました。
装画は「よだかの星」だそうですが、洋二郎さんもまたよだかのように短い命を燃やし、また彼に共鳴し20年経った今もその星を見つめる人々がいることと思います。
脳死に対してあまりに知識がなく、また医学的な意味での脳死というイメージしか持っていなかったため、脳死に対して家族の「生きている実感が持てなくなった時には延命をせず人の役に立ててほしい」という言葉を日常会話の中で素直に受け止めてはいたものの、もし著者と同じ状況に置かれたとき、様々な葛藤が出てくるだろうと思いました。
出来事として単なる偶然とは思えない部分もあり、後半は読みながら涙が止まりませんでしたが、私もまたこの本と洋二郎さんに心を動かされた一人として、彼の死は悔やまれますが、しかし多くの人に影響を与え大きな意味を持っていたこと、そして父である著者のこの本に動かされた人も多かったのだと、実感しました。
装画は「よだかの星」だそうですが、洋二郎さんもまたよだかのように短い命を燃やし、また彼に共鳴し20年経った今もその星を見つめる人々がいることと思います。
2005年12月16日に日本でレビュー済み
この本は典型的な「AC(アダルトチルドレン)を息子に持った父親」が書いた本である。
著者は潜在意識的には息子さんが生きようが死のうが、またどれだけ苦しもうがどうでも良く、全く関心が無いのだが、顕在意識的にはいわゆる社会常識が強く働き、本人自身無自覚に「息子の成長を見守り、相談には快くのり、理解ある父親」を演じてしまっている。
息子さんはその強烈なダブルバインドに本人自身無自覚的に苦しめられ、ついには自ら命を絶ってしまう。
息子さんが亡くなってしまった後にこの様なことを言っても仕方ないのだが、助けるにおいて著者が出来る唯一の方法としては、「自分から(心理的・地理的に)出来る限り遠ざけること」のみだったように思う。
無自覚なACの親がどのようにして子供を自殺に追い込んでいくかという、反面教師的な役割をこの本に期待したい。
著者は潜在意識的には息子さんが生きようが死のうが、またどれだけ苦しもうがどうでも良く、全く関心が無いのだが、顕在意識的にはいわゆる社会常識が強く働き、本人自身無自覚に「息子の成長を見守り、相談には快くのり、理解ある父親」を演じてしまっている。
息子さんはその強烈なダブルバインドに本人自身無自覚的に苦しめられ、ついには自ら命を絶ってしまう。
息子さんが亡くなってしまった後にこの様なことを言っても仕方ないのだが、助けるにおいて著者が出来る唯一の方法としては、「自分から(心理的・地理的に)出来る限り遠ざけること」のみだったように思う。
無自覚なACの親がどのようにして子供を自殺に追い込んでいくかという、反面教師的な役割をこの本に期待したい。