伊勢と伊良湖の間にある神島
この小説の舞台になった小さな島
この島に訪れる前に、是非読んでおきたい小説です
この『潮騒』映画化を何本もされていたんですね
また、中田敦彦のYoutube大学で三島由紀夫の生涯も知ると、この島に渡った時に、なんだか震えが来ました。
感動的な島旅ができました

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潮騒 (新潮文庫) 文庫 – 2005/10/1
三島 由紀夫
(著)
文明から孤絶した、海青い南の小島――潮騒と磯の香りと明るい太陽の下に、海神の恩寵あつい若くたくましい漁夫と、美しい乙女が奏でる清純で官能的な恋の牧歌。人間生活と自然の神秘的な美との完全な一致をたもちえていた古代ギリシア的人間像に対する憧れが、著者を新たな冒険へと駆りたて、裸の肉体と肉体がぶつかり合う端整な美しさに輝く名作が生れた。
- ISBN-104101050074
- ISBN-13978-4101050072
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日2005/10/1
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ224ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4101050074
- ISBN-13 : 978-4101050072
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 165,665位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威。
1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。
主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初の三島。自分の拙い三島像から、勝手に悲劇と思い込んで読み進んでいった。ライバルが現れれば「こいつに邪魔されるな。」レイプされれば「自殺するな。」台風に巻き込まれれば「死ぬな。」と。しかし、艱難辛苦を乗り越えて結ばれる二人の結末は、とても爽やかな後味。最後、自分の力と思うヒロインを否定する主人公に成長を感じる。三島由紀夫への先入観を捨て去って読んでみてもらいたい。あと、情景描写の美しさが三島の特徴と言われてた気がするが、個人的に文章の美しさを一番感じたのは、海女同士のおっぱい比べのシーンだった。
2020年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三島由紀夫の作品の中でも、異質の青春時代の恋愛小説を読み、終戦後の昭和時代を思い返すことが出来た。
小さな島の自然豊かな環境の中で希望に満ちてはつらつとして暮らす若者の姿が描かれ、ほっとさせられた。
文庫本も古びてはいるが、年代を感じるもので、破損もないので、今後、大切に保管したい。
小さな島の自然豊かな環境の中で希望に満ちてはつらつとして暮らす若者の姿が描かれ、ほっとさせられた。
文庫本も古びてはいるが、年代を感じるもので、破損もないので、今後、大切に保管したい。
2016年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
潮騒=時に穏やかで、時に荒々しい、古き良き近代化する前の田舎の小さな漁村の全てを育む神としての海。そこで紡がれる恋愛。神社に祀られる綿津見命(水神)、それに頻繁に手を合わせる主人公、水平線に浮かぶ雲を神と例えたり、神と共に生きていた時代の恋愛小説。今の私たちにはもう見ることのできない一切の原理を包含する神としての海を描こうとしているようにも見える。ここに描かれる純愛は、三島由紀夫の自分自身への無垢、純粋さへの痛切な思いを感じる。新治の姿を自分自身に追い求めていたのではないか。不真面目な現代人へのアンチテーゼとして。
と、かってに解釈してみた。
と、かってに解釈してみた。
2017年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太宰治に「走れメロス」があるように、三島由紀夫には「潮騒」がある。
片や男同士の友情物語、片や若い男女の純愛物語という相違はあるにせよ、爽やかな読後感から、そう思ってしまいました。
共に古典からインスパイアされた作品であるようですし。
伊勢湾に浮かぶ歌島(現在の神島)を舞台にしたこの物語には、もちろん鳥羽市も伊良湖岬も登場します。
伊勢湾フェリーで伊良湖から鳥羽の水族館まで、何度か遊びに出掛けたことがあるためか、物語が進むにつれて、登場人物には親近感が増すばかり。
次に鳥羽方面に行く機会があれば、是非、神島を訪れ、主人公の新治と初江が、互いの愛を確認し合った監的哨跡(旧日本陸軍の施設跡)や、新治が初江との恋の成就を祈った八代神社、その2人の将来を照らし出すような存在として描かれる神島灯台などの観光名所を訪れてみたいと思いました。
何度も映画化されたことが充分うなずける、美しい映像を喚起させる文章表現は、天才・三島由紀夫ならでは。
さて、「潮騒」の英訳は「The Sound of Waves」だそうです。
説明調な英訳を目にすると、「潮騒」の2文字で、寄せては返す波の音、おおらかな自然と共存する人々の姿まで連想させる日本語の表現の豊かさに感心致しました。
片や男同士の友情物語、片や若い男女の純愛物語という相違はあるにせよ、爽やかな読後感から、そう思ってしまいました。
共に古典からインスパイアされた作品であるようですし。
伊勢湾に浮かぶ歌島(現在の神島)を舞台にしたこの物語には、もちろん鳥羽市も伊良湖岬も登場します。
伊勢湾フェリーで伊良湖から鳥羽の水族館まで、何度か遊びに出掛けたことがあるためか、物語が進むにつれて、登場人物には親近感が増すばかり。
次に鳥羽方面に行く機会があれば、是非、神島を訪れ、主人公の新治と初江が、互いの愛を確認し合った監的哨跡(旧日本陸軍の施設跡)や、新治が初江との恋の成就を祈った八代神社、その2人の将来を照らし出すような存在として描かれる神島灯台などの観光名所を訪れてみたいと思いました。
何度も映画化されたことが充分うなずける、美しい映像を喚起させる文章表現は、天才・三島由紀夫ならでは。
さて、「潮騒」の英訳は「The Sound of Waves」だそうです。
説明調な英訳を目にすると、「潮騒」の2文字で、寄せては返す波の音、おおらかな自然と共存する人々の姿まで連想させる日本語の表現の豊かさに感心致しました。
2016年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うーん。なんとも言えない・・
読んでいる最中はありきたりな恋愛ストーリーだと高をくくり、少し飽き飽きしていたのだが、
読後はその海の様に、何とも言えない清々しさに包まれ、何となく惹きつけられる・・そんな作品です。
大きな驚きはない平和な作品。ただその静寂さに心を奪われた時、見方が変わるかもしれません・・。
読んでいる最中はありきたりな恋愛ストーリーだと高をくくり、少し飽き飽きしていたのだが、
読後はその海の様に、何とも言えない清々しさに包まれ、何となく惹きつけられる・・そんな作品です。
大きな驚きはない平和な作品。ただその静寂さに心を奪われた時、見方が変わるかもしれません・・。
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Rosa
5つ星のうち5.0
Una pasada
2017年2月6日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
magnífico libro, magnífica presentación. Lo recomiendo a todos aquellos estudiantes de japonés o a aquéllos que adoren la cultura japonesa