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選書797 競争やめたら学力世界一 (朝日選書 797) 単行本 – 2006/5/10
福田誠治
(著)
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選書797 競争やめたら学力世界一
- ISBN-104022598972
- ISBN-13978-4022598974
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2006/5/10
- 言語日本語
- 寸法18.8 x 12.5 x 1.3 cm
- 本の長さ272ページ
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は世界一の学力を誇るとされるフィンランドの教育現場を取り上げた内容である。
予め断っておくと、小生はよく批判の槍玉になっているゆとり世代の人間ということをお伝えした上で
紹介したい。
なぜ学習時間が短いのにフィンランドは優秀な人材が輩出されるのか、
その核となるヒントが隠されていると感じる。
内容をざっくりと列挙すると
・学校の近くに食堂を設け、地域の人が連携して子供に朝食を提供する
・少数の生徒と教師で学習し、授業の構成は教師それぞれが考える
・能力が近い子供同士、考え方が合う子供同士で授業を受ける
など。
数十人に対して一人の教師の割合で、カリキュラムは文科省の指示通り、能力の違いがあれど基本的にはやることは同一
違いを挙げればきりがないが、フィンランドとは正反対の教育だったと振り返っている。
(もちろんその画一的な教育によって一定水準の教育レベルに達しているとも考えている)
プログラミングを、医学部に入学を、プロスポーツ選手など
子供を優れた人材にしようと熱心に取り組もうとしている方もいる。
しかしながら、学びの主体は子供にあることを忘れていないだろうか。
私は、大人はあくまで子供の学びに対するサポーターである、
このことが子供の教育に対する本質なのではと本書を読んで考えた。
確かに、フィンランドがこうして高い教育を可能にしたことは、
価値観の共有、国や自治体の制度、周囲の協力など、多くの人が一心となって絶えず改良し続けた結果にあると感じられ、
単に真似をすれば同じようにできるとは思わない。
しかしながら、優れた制度があるならば活かさない手はないし
もし子供を持つことになったら本書の内容を活かしたい。
最後に、教育事業に関わっている方はもちろん、子供の教育について考えたい親御さんに
ぜひお勧めしたい一冊である。
予め断っておくと、小生はよく批判の槍玉になっているゆとり世代の人間ということをお伝えした上で
紹介したい。
なぜ学習時間が短いのにフィンランドは優秀な人材が輩出されるのか、
その核となるヒントが隠されていると感じる。
内容をざっくりと列挙すると
・学校の近くに食堂を設け、地域の人が連携して子供に朝食を提供する
・少数の生徒と教師で学習し、授業の構成は教師それぞれが考える
・能力が近い子供同士、考え方が合う子供同士で授業を受ける
など。
数十人に対して一人の教師の割合で、カリキュラムは文科省の指示通り、能力の違いがあれど基本的にはやることは同一
違いを挙げればきりがないが、フィンランドとは正反対の教育だったと振り返っている。
(もちろんその画一的な教育によって一定水準の教育レベルに達しているとも考えている)
プログラミングを、医学部に入学を、プロスポーツ選手など
子供を優れた人材にしようと熱心に取り組もうとしている方もいる。
しかしながら、学びの主体は子供にあることを忘れていないだろうか。
私は、大人はあくまで子供の学びに対するサポーターである、
このことが子供の教育に対する本質なのではと本書を読んで考えた。
確かに、フィンランドがこうして高い教育を可能にしたことは、
価値観の共有、国や自治体の制度、周囲の協力など、多くの人が一心となって絶えず改良し続けた結果にあると感じられ、
単に真似をすれば同じようにできるとは思わない。
しかしながら、優れた制度があるならば活かさない手はないし
もし子供を持つことになったら本書の内容を活かしたい。
最後に、教育事業に関わっている方はもちろん、子供の教育について考えたい親御さんに
ぜひお勧めしたい一冊である。
2007年12月28日に日本でレビュー済み
フィンランドの学力水準は高い。
国際調査でもトップクラスだ。
しかし、詰め込み教育を徹底しているわけでもなく、学力別にクラス分けしているわけでもなく、進学塾が充実しているわけでもない。
むしろその逆だ。
授業中は、生徒が皆違うことをしており、その時間何もしなくても怒られるわけではない。16才までの義務教育期間で他の生徒と比較されることはなく、同じクラスに居ながら、学ぶのが早い子は早い子で、遅い子は遅い子で、マイペースで進む。教師は授業中、生徒達が学習するのをただ見つめているというのが、一般的だ。
「学習するのは、自分のためで、それは生涯続くのだ。」という基本哲学が浸透している様子だ。
さぁどこから手を付ければ、日本がここに近づけるかは、今の時点では分からないけど、こういった理想的な教育を戦略的に実践し、結果を出している国があるということは、心強いし興味深い。
まぁすぐ、国や他人(ひと)のせいにする自己責任に欠ける国柄ではしばらく無理だろうなぁ。
子供を育てるならフィンランド。
事実の真偽はともかく読んだらそう思う。
国際調査でもトップクラスだ。
しかし、詰め込み教育を徹底しているわけでもなく、学力別にクラス分けしているわけでもなく、進学塾が充実しているわけでもない。
むしろその逆だ。
授業中は、生徒が皆違うことをしており、その時間何もしなくても怒られるわけではない。16才までの義務教育期間で他の生徒と比較されることはなく、同じクラスに居ながら、学ぶのが早い子は早い子で、遅い子は遅い子で、マイペースで進む。教師は授業中、生徒達が学習するのをただ見つめているというのが、一般的だ。
「学習するのは、自分のためで、それは生涯続くのだ。」という基本哲学が浸透している様子だ。
さぁどこから手を付ければ、日本がここに近づけるかは、今の時点では分からないけど、こういった理想的な教育を戦略的に実践し、結果を出している国があるということは、心強いし興味深い。
まぁすぐ、国や他人(ひと)のせいにする自己責任に欠ける国柄ではしばらく無理だろうなぁ。
子供を育てるならフィンランド。
事実の真偽はともかく読んだらそう思う。
2006年7月4日に日本でレビュー済み
本書を読んで、フィンランドの教育がいかに成熟したものであり、
社会との深いパイプを持っているかと気付かされ、
教育が社会を写す鏡であるとするならば、その社会全体の成熟度にも感心させられた。
そして読み進めるほどに、日本の教育について案ぜざるを得ない気持ちになった。
教育とは社会と密接に関係しているべきものであり、社会に出て本当に必要な
力をつけるための場所が学校であるはずだ。
しかし、日本の教育は社会と切り離されていて、それまでは数字での判断が主だったのに、
それでいて社会に出る際には、「個性」を要求されると言う、とてもチグハグな状況である。
本書を読んでとても印象深かったのは、フィンランドの教育が自由であり、
教師による強制なしに一人一人のやる気を引き出すというやり方の背景として、
「自分が社会に受け止めてもらえるという安心感」があるということである。
日本に置き換えて考えてみると、自分の存在を認めてもらうための努力の一つとして、
いかに数字をあげるかということに力を注ぐのではないか。
そして、そこにうまく乗れなかった子どもたちが出てくるのも仕方ない。
しかしフィンランドの教育方針は、
「教育と言う船に乗った子どもは、一人たりとも落とさせない」
というものであり、根本的な考えの違いに気付かされ、感心させられる。
フィンランドの教育から我々が学び、考えるべきことはとても多い。
教育に関わる方、またそうでない方にも一読をお勧めします。
社会との深いパイプを持っているかと気付かされ、
教育が社会を写す鏡であるとするならば、その社会全体の成熟度にも感心させられた。
そして読み進めるほどに、日本の教育について案ぜざるを得ない気持ちになった。
教育とは社会と密接に関係しているべきものであり、社会に出て本当に必要な
力をつけるための場所が学校であるはずだ。
しかし、日本の教育は社会と切り離されていて、それまでは数字での判断が主だったのに、
それでいて社会に出る際には、「個性」を要求されると言う、とてもチグハグな状況である。
本書を読んでとても印象深かったのは、フィンランドの教育が自由であり、
教師による強制なしに一人一人のやる気を引き出すというやり方の背景として、
「自分が社会に受け止めてもらえるという安心感」があるということである。
日本に置き換えて考えてみると、自分の存在を認めてもらうための努力の一つとして、
いかに数字をあげるかということに力を注ぐのではないか。
そして、そこにうまく乗れなかった子どもたちが出てくるのも仕方ない。
しかしフィンランドの教育方針は、
「教育と言う船に乗った子どもは、一人たりとも落とさせない」
というものであり、根本的な考えの違いに気付かされ、感心させられる。
フィンランドの教育から我々が学び、考えるべきことはとても多い。
教育に関わる方、またそうでない方にも一読をお勧めします。
2008年1月19日に日本でレビュー済み
そもそも執筆者がフィンランドの教育を客観視せず、自らの価値観に合致する側面だけ取り上げているのが最大の欠点である。フィンランド教育を研究し日本に紹介した功績が大きいだけに実に残念である。
フィンランド教育を客観的に研究していれば、出てくる結論は明瞭で「税率を上げ、教育予算を増やし、教員を増やし、現在の公立学校教員の給与優遇を廃止して少人数学級を実現すること」であるはずだ。それなのに何故、筆者は「数値目標に反対」(フィンランドは予算と人員に物凄く拘っているのに!)や「教師が手づくりのテストを作成」や「学級づくりという伝統的な協同の知」のような皮相的な処方箋を出してくるのか。フィンランドと日本の教育の本質を知らないと言わざるを得ない。「上の教育哲学が貧困」とするのは正しいが、研究者の教育哲学、社会構築能力こそ貧困なのではないのか(日本の大学の教授会や人事慣行の実態を考えると結論は明白)。日本国民を広く説得できる論拠と現実的な提言こそが不足している。
そもそもフィンランドの教育の最大の特徴は、予算と人的資源を公教育に集中投資していることであって、「競争しないこと」では全くない。アメリカと並び先進国中で最も教育費が高く、人員に予算をかけない我らが日本とは全く対極にある国である。(ついでに言えば、教員の給与に関しては、年功序列を堅持する日本の方が高くなっている!)
個人的には、日本では人口密度が高くてあらゆる側面で競争的になりがちであること、合理性よりも感情的な判断に左右され、冷静な議論を行う習慣に欠けていること、先を見据えた戦略的思考が弱く、失敗や欠点ばかり追及する後ろ向き発想をしがちであること、無意識に価値観の等質性を他人に要求して価値の多元性への拒否反応が強いこと、以上の四点から、フィンランドの教育をそのまま日本に取り入れるのは困難と考える。
また、EUの戦略、或いはフィンランドの国家戦略は根本的に小国が国際競争に勝ち抜くためのものである(※)。著者はなぜ露骨にその事実を無視するのだろうか。例えばフィンランド政府が自国を代表するグローバル企業のノキアをなぜあれほど優遇するのか、少しは考えるべきではないか。
※ この側面に関しては、『受けてみたフィンランドの教育』の方が遥かに参考になる。
受けてみたフィンランドの教育
ただでさえ教育学はファンタジーまがいの言説を過剰生産しがちな分野である。教育史や教育社会学のように客観視を重んじた研究を望みたい。
フィンランド教育を客観的に研究していれば、出てくる結論は明瞭で「税率を上げ、教育予算を増やし、教員を増やし、現在の公立学校教員の給与優遇を廃止して少人数学級を実現すること」であるはずだ。それなのに何故、筆者は「数値目標に反対」(フィンランドは予算と人員に物凄く拘っているのに!)や「教師が手づくりのテストを作成」や「学級づくりという伝統的な協同の知」のような皮相的な処方箋を出してくるのか。フィンランドと日本の教育の本質を知らないと言わざるを得ない。「上の教育哲学が貧困」とするのは正しいが、研究者の教育哲学、社会構築能力こそ貧困なのではないのか(日本の大学の教授会や人事慣行の実態を考えると結論は明白)。日本国民を広く説得できる論拠と現実的な提言こそが不足している。
そもそもフィンランドの教育の最大の特徴は、予算と人的資源を公教育に集中投資していることであって、「競争しないこと」では全くない。アメリカと並び先進国中で最も教育費が高く、人員に予算をかけない我らが日本とは全く対極にある国である。(ついでに言えば、教員の給与に関しては、年功序列を堅持する日本の方が高くなっている!)
個人的には、日本では人口密度が高くてあらゆる側面で競争的になりがちであること、合理性よりも感情的な判断に左右され、冷静な議論を行う習慣に欠けていること、先を見据えた戦略的思考が弱く、失敗や欠点ばかり追及する後ろ向き発想をしがちであること、無意識に価値観の等質性を他人に要求して価値の多元性への拒否反応が強いこと、以上の四点から、フィンランドの教育をそのまま日本に取り入れるのは困難と考える。
また、EUの戦略、或いはフィンランドの国家戦略は根本的に小国が国際競争に勝ち抜くためのものである(※)。著者はなぜ露骨にその事実を無視するのだろうか。例えばフィンランド政府が自国を代表するグローバル企業のノキアをなぜあれほど優遇するのか、少しは考えるべきではないか。
※ この側面に関しては、『受けてみたフィンランドの教育』の方が遥かに参考になる。
受けてみたフィンランドの教育
ただでさえ教育学はファンタジーまがいの言説を過剰生産しがちな分野である。教育史や教育社会学のように客観視を重んじた研究を望みたい。
2007年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルも結構衝撃的ですが、読めば納得できると思います。北欧の小国を規模が小さいという理由で”比較できない”という意見もありましたが、文化比較に多分規模は関係の無い事だと私は思います。これから人口減少を経験するであろう日本にとって、今後は社会の成熟度合いが問われると思うのです。その点、本書に書かれた教育に関する工夫やそのプロセス等からはフィンランドの成熟度合いを十分に理解できます。フィンランドは一人あたりGDPも日本より高く、食品自給率だってはるかに上。日本が優秀な国なのは事実かも知れませんが、内容は大きな差がある様に思えて仕方がありません。
又、かつては今の日本と同じ習熟度別クラス編成だったという事からも、これからの日本の教育のあり様を考える題材としては十分だと思います。(フィンランドと同じ様にする事の良し悪しは別として)塾や有名私学に行けばそれなりの大学に行けてしまう教育システムや、そこに見事に乗ってお金で学力(学歴)を買っている日本人は十分に反省すべきなのかも知れません。読み終えて考えれば考える程今の日本の教育に不安を覚えます。
又、かつては今の日本と同じ習熟度別クラス編成だったという事からも、これからの日本の教育のあり様を考える題材としては十分だと思います。(フィンランドと同じ様にする事の良し悪しは別として)塾や有名私学に行けばそれなりの大学に行けてしまう教育システムや、そこに見事に乗ってお金で学力(学歴)を買っている日本人は十分に反省すべきなのかも知れません。読み終えて考えれば考える程今の日本の教育に不安を覚えます。
2007年6月29日に日本でレビュー済み
これは教育を担当するフィンランド人に取材をして書き上げられた本です。で、フィンランドについて大まかなことについては大体理解できました。そういう点では読んで納得できます。
しかし、問題はじゃあ「日本はどういう点を学べばよいか」という視点が提供されていないわけです。「フィンランドに学べ」という主張は、PISAテストの結果だけがその合理性の根拠となっていますが、本当でしょうか?一例を挙げれば、少なくとも日本がフィンランドと同じ教育制度にするためには、相当な増税をしなければ絶対に不可能ですが、その提案を日本国民は支持するのでしょうか?そういったもう少し巨視的な観点が、日本との比較という点において足りないので、読後に不満を覚えます。
「フィンランドに学べ」ということを言う人がやたら多いのですが、それが生徒や親や教育関係者を含めた、日本国民全体にどの程度貢献するのかをきちんと説明しなければ、そもそもフィンランドの制度を日本に紹介する意義も無いでしょう。
しかし、問題はじゃあ「日本はどういう点を学べばよいか」という視点が提供されていないわけです。「フィンランドに学べ」という主張は、PISAテストの結果だけがその合理性の根拠となっていますが、本当でしょうか?一例を挙げれば、少なくとも日本がフィンランドと同じ教育制度にするためには、相当な増税をしなければ絶対に不可能ですが、その提案を日本国民は支持するのでしょうか?そういったもう少し巨視的な観点が、日本との比較という点において足りないので、読後に不満を覚えます。
「フィンランドに学べ」ということを言う人がやたら多いのですが、それが生徒や親や教育関係者を含めた、日本国民全体にどの程度貢献するのかをきちんと説明しなければ、そもそもフィンランドの制度を日本に紹介する意義も無いでしょう。
2012年4月22日に日本でレビュー済み
教育制度に関しては素人ですが、大雑把にみても世界で教育成功国と評価される国には別の様々な共通要因があります。この本は偏りすぎですね。
そして題名からして可笑しい。
競争の激しい国でも国際機関に評価されている国はありますし、この仮説は成立しないと思います。
人様の本に、責任のない立場でここまで言うのも気が引けるのですが・・・こんなに酷いのは久しぶりに読みました。
こういう本が冷静に分析できない方達を煽るのでしょうね。とても悲しいと思います。
そして題名からして可笑しい。
競争の激しい国でも国際機関に評価されている国はありますし、この仮説は成立しないと思います。
人様の本に、責任のない立場でここまで言うのも気が引けるのですが・・・こんなに酷いのは久しぶりに読みました。
こういう本が冷静に分析できない方達を煽るのでしょうね。とても悲しいと思います。