吹き替え版はかなりひどいです。
声優の棒読み・キャスティングミス・字幕の誤字・セリフと字幕表示のタイミングの大幅なズレ・人物の口が動いているのにセリフが終了するというあり得ないシステム。
映画制作初期段階で間違って公開してしまったのでしょうか?
さらにひどいのがジャケット詐欺であること。
日本版のジャケットでは赤い目を光らせる犬が人骨を食べており、その後ろでは同じく赤い目を光らせているその犬の飼い主であろう太った男が腐った皮膚を剥き出しにして血を流しながら血の滴るスコップを持っています。これは100%正真正銘のゾンビですが、劇中、飼い主も犬もゾンビにはなりません。普通の汚いデブと可愛いワンちゃんです。明らかに詐欺です。大丈夫ですか?
B級映画らしい面白い笑えるおバカシーンは映画全体の10%ほどで、それ以外は意味不明なことを呟くシーンと共に薬物中毒者のイメージ映像のような映像が延々と続き、頭がイカレちまいそうでした。その後も女性を無惨に殺したり、死体とセックスしたり、通り魔で女を連れ去り強姦してそのまま殺害したり、惨くて気色悪いシーンが続きます。
劇中BGMはオマケ程度でしか流れていなく、殺人シーンに一切の緊張感もありません。効果音もかなり安っぽく粗雑で、少し足をぶつけた程度の物音でなぜか人が大量に血を流し死んでいます。マンボウでもこんなに簡単に死にません。やはり制作途中で公開してしまったのでしょうか?
そしてストーリーはかなり適当に作られています。これ以上この映画のためにレビューを書くのはしんどいのでこのレビューもこれくらいにして適当にしておきます。