読んでいて、とても丁寧に書かれている本だなというのが第一印象、内容についても丁寧に取材されているなと感じます。
本書に登場する16人のサッカー選手に実際に起きた人生のストーリーを、選手の周辺の人々(家族・指導者など)の声を交えて書かれたドキュメンタリーです。
ドキュメンタリーとしても秀逸ですが、涙が出てくるような絶望や落胆、そしてそこから見出した光明、心が折れそうになった時に読んで、サッカーが好きな方(私を含めて)にとって、生き方、考え方のヒントとなる言葉が記されています。
意外に分厚い本なので携帯性はあまり良くありませんが、逆にじっくりと腰を落ち着けて読む本であるということなのかもしれません。

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俺にはサッカーがある: 不屈のフットボーラー16人 単行本 – 2012/3/23
川本 梅花
(著)
鈴木啓太――今ある自分が現実の自分・自分らしいキャプテン像を求めて/榎本達也――プレーヤーである前に人として・アキレス腱断裂から復帰して得たもの/青木良太――思いわずらうことなく潔く生きる・幾度ものケガから立ち上がる強さ/宇留野純――ガンと闘うフットボーラー・苦しいときにいつも支えてくれた恩師との物語/岡崎慎司――兄弟の絆は永遠にある ストライカーが兄を越えていく日/駒野友一――亡き父の遺言、母の想いに背中を押されて/水沼宏太――自力で手に入れた代表のユニフォーム・偉大な父を凌駕する瞬間/シュナイダー潤之介――サッカー雑誌の公募から生まれたJリーガー・雑草は踏まれても強く生き抜いていく/新井健二――異国の地で取り戻した原点・シンガポールでサッカーと向き合う /瀬戸貴幸――明日の扉を開くために今日を生きる・ルーマニアの地で日本代表を目指す/坂本將貴――もらってきた言葉に感謝を・叱責を糧に成長していったキャプテン/古賀正絋――才能を開花させてくれた不本意なコンバートに感謝/小川佳純――殻を破って大きく育ってくれ、・コーチが託した背番号・エースナンバーが階段を駆け上がるとき/藤本主税――僕らにはサッカーしかない・僕らにはサッカーがある/波戸康広――サッカーによって築かれた人生・引退を前にして話された物語/小林慶行――屈辱から這い上がった先に見えた彼岸・僕が僕であるための叙事詩
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社出版芸術社
- 発売日2012/3/23
- 寸法13 x 2.4 x 18.8 cm
- ISBN-104882934213
- ISBN-13978-4882934219
商品の説明
著者について
サッカーライター。ジュネーヴ大学文学部言語学科博士課程留学。大正大学綜合佛教研究所研究員。『サッカー批評』(双葉社)、『フットボリスタ』(ソル・ メディア)、WEBサイト「スポーツナビ」などで執筆中。著書に『サッカープロフェッショナル超観戦術』(カンゼン)と『大宮アルディージャの反逆』(出版芸術社)がある。
登録情報
- 出版社 : 出版芸術社 (2012/3/23)
- 発売日 : 2012/3/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 318ページ
- ISBN-10 : 4882934213
- ISBN-13 : 978-4882934219
- 寸法 : 13 x 2.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,735,381位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 37,868位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月21日に日本でレビュー済み
サッカーが大好きな僕にとっては、サッカー選手のヒストリーや経験談は僕に勇気を与えてくれる。
この本は絶望を経験しながらも、そのなかで希望という光を見出だしていく16人のサッカー選手の物語である。
プロの世界、ピッチの試合だけでなく、怪我、練習、契約、体調管理、ピッチ外でも様々な戦いが待っている。そんな厳しい世界で日々戦い、生きていく男たち。本当にサッカーが好きだからこそ、様々な困難を乗り越えている事が分かる。
そしてサッカー選手としての生き方も十人十色。人生という長き試合を生き延びるためのヒントを与えてくれる。
俺には○○があるというストロングポイントがあるということは、大きな武器なのかもしれない。それは人生でシュートを放たなければいけないときの、心の支えになることだろう。
この本は絶望を経験しながらも、そのなかで希望という光を見出だしていく16人のサッカー選手の物語である。
プロの世界、ピッチの試合だけでなく、怪我、練習、契約、体調管理、ピッチ外でも様々な戦いが待っている。そんな厳しい世界で日々戦い、生きていく男たち。本当にサッカーが好きだからこそ、様々な困難を乗り越えている事が分かる。
そしてサッカー選手としての生き方も十人十色。人生という長き試合を生き延びるためのヒントを与えてくれる。
俺には○○があるというストロングポイントがあるということは、大きな武器なのかもしれない。それは人生でシュートを放たなければいけないときの、心の支えになることだろう。