この本を読んでも、書名にあるように「豊かになる」ことはのぞむべくも
ない。様々なデータを使って、不動産の現状と未来がいかに暗いか大いに
語ってくれてはいる。一方で、そういった状況下で具体的な処方箋を使えば
いいのかという点については、一般紙で書かれてある程度の一般論のみ。
正直、最後まで読んでガッカリした。
また、長く日本の景気低迷が続く中、不動産業界の先行きが厳しいことは、
この本を読まなくともなんとなく理解されているはずだが、それにしても
、悲観的に見過ぎではないかとも思う。この著者の他の著作を読んでないの
で、言い切るのも失礼だと思うが、この手の人達は、常に世論に迎合している
のではないかと勘ぐってしまう。金融危機まで続いていた不動産小バブルの
時、この著者がなんと言っていたのかを検証することで、今後も著作を読み続ける
べきかがわかると思う。
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不動産で豊かになる10年先の読み方 単行本 – 2011/1/1
幸田 昌則
(著)
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購入オプションとあわせ買い
大変貌する日本の不動産市場。将来の動きがわかれば、個人も企業も豊かになれる。どんな土地・建物の価値が高いのか。何が価格を動かすのか……。数多くのデータから、未来を読み解く。売る前、買う前に必読の1冊!
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2011/1/1
- 寸法11 x 1.5 x 17.4 cm
- ISBN-104532261090
- ISBN-13978-4532261092
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2011/1/1)
- 発売日 : 2011/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4532261090
- ISBN-13 : 978-4532261092
- 寸法 : 11 x 1.5 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,605,494位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,160位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年7月11日に日本でレビュー済み
著者の幸田さんのプロフィールを見ると、不動産業のコンサルなどをしている
不動産アナリストとあります。だから「不動産で豊かになる10年先の読み方」
というタイトルになったのでしょうが、本の中身は資産としての不動産の価値は
この先も目減りしていく、ということにつきます。
その点では、本のタイトルはとは異なり、中身は正直に書かれており、著者の誠実さ
が感じられます。不動産コンサルとして苦しい立場だったでしょう。
図表やグラフが多用されていますが、それぞれの図表の解説をまとめたものに
過ぎず、面白くはありません。それぞれのデータは見方によりいろいろな解釈が
できますが、著者はごく当たり前の解説しかしていないので新味に欠けます。
ともかく不動産は資産価値が見込めず、買うなということです。まして投資目的
などとんでもない、というわけです。
著者の指摘にはほとんど賛成するところですが、(しかしこの先どうなるかなんて
誰にも分かりません。バルブの頃にこんな時代が来るとは誰も想像していなかった
し、現在では景気が回復して不動産価格がどんどん値上がりするなどとは誰も想像
していないはずです。ですが何が起きるか分かりません)不動産については生活を
豊かにするために必要な場合もあると思います。
リゾートを含む田舎物件など資産価値はゼロかもしれませんが、例えば定年退職者
であれば、300万円程度で中古別荘を買うことで、週末を有意義に過ごせれば
十分に価値がある買い物になるはずです。
そういう人生を豊かにする投資という視点も欲しかったと思います。値上がりや
賃貸収入、税金対策などの価値がないからと言って不動産には価値がないとは
いえないのではないでしょうか。
不動産アナリストとあります。だから「不動産で豊かになる10年先の読み方」
というタイトルになったのでしょうが、本の中身は資産としての不動産の価値は
この先も目減りしていく、ということにつきます。
その点では、本のタイトルはとは異なり、中身は正直に書かれており、著者の誠実さ
が感じられます。不動産コンサルとして苦しい立場だったでしょう。
図表やグラフが多用されていますが、それぞれの図表の解説をまとめたものに
過ぎず、面白くはありません。それぞれのデータは見方によりいろいろな解釈が
できますが、著者はごく当たり前の解説しかしていないので新味に欠けます。
ともかく不動産は資産価値が見込めず、買うなということです。まして投資目的
などとんでもない、というわけです。
著者の指摘にはほとんど賛成するところですが、(しかしこの先どうなるかなんて
誰にも分かりません。バルブの頃にこんな時代が来るとは誰も想像していなかった
し、現在では景気が回復して不動産価格がどんどん値上がりするなどとは誰も想像
していないはずです。ですが何が起きるか分かりません)不動産については生活を
豊かにするために必要な場合もあると思います。
リゾートを含む田舎物件など資産価値はゼロかもしれませんが、例えば定年退職者
であれば、300万円程度で中古別荘を買うことで、週末を有意義に過ごせれば
十分に価値がある買い物になるはずです。
そういう人生を豊かにする投資という視点も欲しかったと思います。値上がりや
賃貸収入、税金対策などの価値がないからと言って不動産には価値がないとは
いえないのではないでしょうか。
2011年4月9日に日本でレビュー済み
一番手堅い資産と考えられていた不動産だが、昨今の経済構造の変化により考え方が変わってきている。 今後の不動産の付き合い方を種々のデータを元に導き出す本。
不動産は未来永劫価値を持つ物、または持っていれば価値の上がる物というイメージがあるが、ここ数年のデフレ経済下で様相は大きく変化してきている。 また、人口少子化・高齢化、晩婚化に伴う日本社会構造の変化が不動産の意義を大きく変化させている。 本書では単純に不動産に係わるデータだけでなく、社会構造の変化を示す各種データを紹介しつつ、日本で何が起こっており、それが不動産にどの様に影響を与えているかを解説している。
経済成長期には一戸建ての家を買うことがステータスとなっていたが、今はその考え方がそぐわなくなっている。 自らの経済状態も踏まえ、持たない、という選択肢も重要となってきている。
著者が結論づけている内容を見ていると、不動産投資的な視点と合致する。 つまりは自分の持ち家を買うときに考えることは、”売る”ことも考えて、資産価値が高い、又は下がりにくい物件を選ぶ。その判断が出来る目を養うことが重要なのだろう。
不動産は未来永劫価値を持つ物、または持っていれば価値の上がる物というイメージがあるが、ここ数年のデフレ経済下で様相は大きく変化してきている。 また、人口少子化・高齢化、晩婚化に伴う日本社会構造の変化が不動産の意義を大きく変化させている。 本書では単純に不動産に係わるデータだけでなく、社会構造の変化を示す各種データを紹介しつつ、日本で何が起こっており、それが不動産にどの様に影響を与えているかを解説している。
経済成長期には一戸建ての家を買うことがステータスとなっていたが、今はその考え方がそぐわなくなっている。 自らの経済状態も踏まえ、持たない、という選択肢も重要となってきている。
著者が結論づけている内容を見ていると、不動産投資的な視点と合致する。 つまりは自分の持ち家を買うときに考えることは、”売る”ことも考えて、資産価値が高い、又は下がりにくい物件を選ぶ。その判断が出来る目を養うことが重要なのだろう。
2011年2月1日に日本でレビュー済み
本書は、安易な不動産購入に対して警鐘をならすものです。人口減少やグローバル化といった経済・社会環境の変化を受け、不動産市場は大きな変貌を遂げ始めていることを、様々なデータを用いて指摘します(例えば、空室率の上昇、住宅着工戸数の減少、テナント料の低下など)。そして、リーマンショック以降停滞している住宅市場が今後「もとに戻ることはない」と結論づけます。データに基づいて論理的に説明していくので、その結論には一定の説得力があります。
一方で、「では個人はどうすればよいのか」という点については、正直若干議論が浅いと感じました。著者は、住宅価格の上昇が見込めない中では安易に住宅を購入すべきでないとリスクの面は強調するものの、「では実際に住宅を購入したい人が何に気を付ければよいのか」という処方箋は提示していません。本の表題を見て個人レベルの処方箋を期待した人にとっては、ちょっと物足りない内容と言えるでしょう。
総合的にみれば、住宅市場を取り巻く環境をマクロの視点からざっくりと知りたい方にとっては有益な本だと思います。
一方で、「では個人はどうすればよいのか」という点については、正直若干議論が浅いと感じました。著者は、住宅価格の上昇が見込めない中では安易に住宅を購入すべきでないとリスクの面は強調するものの、「では実際に住宅を購入したい人が何に気を付ければよいのか」という処方箋は提示していません。本の表題を見て個人レベルの処方箋を期待した人にとっては、ちょっと物足りない内容と言えるでしょう。
総合的にみれば、住宅市場を取り巻く環境をマクロの視点からざっくりと知りたい方にとっては有益な本だと思います。
2011年2月15日に日本でレビュー済み
少子高齢化、単世帯化などなど、社会の仕組み的に不動産の資産としての価値について
考察しているのがわりと新鮮です、
無意識に「土地=資産」と考えられる時代はとうに過ぎ去っているのは確か。
社会の情勢を見て、株式と同じように不動産を売買する、そんな当たり前のことですが
なかなか気付きません。そういった点で参考になるかと。
考察しているのがわりと新鮮です、
無意識に「土地=資産」と考えられる時代はとうに過ぎ去っているのは確か。
社会の情勢を見て、株式と同じように不動産を売買する、そんな当たり前のことですが
なかなか気付きません。そういった点で参考になるかと。