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後白河院 (新潮文庫) 文庫 – 1975/10/1
井上 靖
(著)
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激動の平安末期に跋扈した怪人物の真の姿。井上歴史文学の傑作、今甦る。
朝廷・公卿・武門が入り乱れる覇権争いが苛烈を極めた、激動の平安末期。千変万化の政治において、常に老獪に立ち回ったのが、源頼朝に「日本国第一の大天狗」と評された後白河院であった。保元・平治の乱、鹿ヶ谷事件、平家の滅亡……。その時、院は何を思いどう行動したのか。側近たちの証言によって不気味に浮かび上がる、謎多き後白河院の肖像。明晰な史観に基づく異色の歴史小説。
用語、時代背景などについての詳細な注解を付す。
【目次】
第一部(語り手・平信範〔のぶのり〕)
第二部(語り手・建春門院中納言)
第三分(語り手・吉田経房〔つねふさ〕)
第四部(語り手・九条兼実〔かねざね〕)
注解
解説:磯田光一
帝への畏怖:縄田一男
本書「解説」より
作者の透徹した眼光は、さらに深いところに届いているように思われる。それは後白河院という人間の、役割りと気質とをつなぐ孤独の領域といったらいいであろうか。だれにも信用を置かず、政治権力の興亡盛衰を冷然とみながら、諸勢力の破滅になかば残忍な喜悦を感じているような後白河院は、ある意味では人間の心に宿る破壊への悪魔的衝動の具象化という面をもっていないわけでもない。にもかかわらず、〝冷たい焔(ほのお)〟とでも呼びたい情熱をもっていた彼は、頼朝にだけは勝ちたいと思って、無念の想いをいだいていたのである。
――磯田光一(文芸評論家)
井上靖(1907-1991)
旭川市生れ。京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。
朝廷・公卿・武門が入り乱れる覇権争いが苛烈を極めた、激動の平安末期。千変万化の政治において、常に老獪に立ち回ったのが、源頼朝に「日本国第一の大天狗」と評された後白河院であった。保元・平治の乱、鹿ヶ谷事件、平家の滅亡……。その時、院は何を思いどう行動したのか。側近たちの証言によって不気味に浮かび上がる、謎多き後白河院の肖像。明晰な史観に基づく異色の歴史小説。
用語、時代背景などについての詳細な注解を付す。
【目次】
第一部(語り手・平信範〔のぶのり〕)
第二部(語り手・建春門院中納言)
第三分(語り手・吉田経房〔つねふさ〕)
第四部(語り手・九条兼実〔かねざね〕)
注解
解説:磯田光一
帝への畏怖:縄田一男
本書「解説」より
作者の透徹した眼光は、さらに深いところに届いているように思われる。それは後白河院という人間の、役割りと気質とをつなぐ孤独の領域といったらいいであろうか。だれにも信用を置かず、政治権力の興亡盛衰を冷然とみながら、諸勢力の破滅になかば残忍な喜悦を感じているような後白河院は、ある意味では人間の心に宿る破壊への悪魔的衝動の具象化という面をもっていないわけでもない。にもかかわらず、〝冷たい焔(ほのお)〟とでも呼びたい情熱をもっていた彼は、頼朝にだけは勝ちたいと思って、無念の想いをいだいていたのである。
――磯田光一(文芸評論家)
井上靖(1907-1991)
旭川市生れ。京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1975/10/1
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101063206
- ISBN-13978-4101063201
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猟銃・闘牛 | 敦煌 | あすなろ物語 | 風林火山 | 氷壁 | 天平の甍 | |
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価格 | ¥605¥605 | ¥649¥649 | ¥572¥572 | ¥693¥693 | ¥1,100¥1,100 | ¥649¥649 |
【新潮文庫】井上靖 作品 | ひとりの男の十三年間にわたる不倫の恋を、妻・愛人・愛人の娘の三通の手紙によって浮彫りにした「猟銃」、芥川賞の「闘牛」等、3編。〈芥川賞受賞〉 | 無数の宝典をその砂中に秘した辺境の要衝の町敦煌──西域に惹かれた一人の若者のあとを追いながら、中国の秘史を綴る歴史大作。〈毎日芸術賞受賞〉 | あすは檜になろうと念願しながら、永遠に檜にはなれない”あすなろ”の木に託し、幼年期から壮年までの感受性の劇を謳った長編。 | 知略縦横の軍師として信玄に仕える山本勘助が、秘かに慕う信玄の側室由布姫。風林火山の旗のもと、川中島の合戦は目前に迫る……。 | 前穂高に挑んだ小坂乙彦は、切れるはずのないザイルが切れて墜死した──恋愛と男同士の友情がドラマチックにくり広げられる長編。 | 天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した五人の若い僧──鑒真来朝を中心に歴史の大きなうねりに巻きこまれる人間を描く名作。〈芸術選奨受賞〉 |
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蒼き狼 | 楼蘭 | 風濤 | 額田女王 | 後白河院 | 幼き日のこと・青春放浪 | |
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価格 | ¥935¥935 | ¥693¥693 | ¥737¥737 | ¥1,100¥1,100 | ¥605¥605 | ¥605¥605 |
全蒙古を統一し、ヨーロッパへの大遠征をも企てたアジアの英雄チンギスカン。闘争に明け暮れた彼のあくなき征服欲の秘密を探る。 | 朔風吹き荒れ流砂舞う中国の辺境西域──その湖のほとりに忽然と消え去った一小国の運命を探る「楼蘭」等12編を収めた歴史小説。 | 朝鮮半島を蹂躙してはるかに日本をうかがう強大国元の帝フビライ。その強力な膝下に隠忍する高麗の苦難の歴史を重厚な筆に描く。〈読売文学賞受賞〉 | 天智、天武両帝の愛をうけ、”紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)”とうたわれた万葉随一の才媛、額田女王の劇的な生涯を綴り、古代人の心を探る。 | 武門・公卿の覇権争いが激化した平安末期に、権謀術数を駆使し政治を巧みに操り続けた後白河院。側近が語るその謎多き肖像とは。 | 血のつながらない祖母と過した幼年時代──なつかしい昔を愛惜の念をこめて描く「幼き日のこと」他、「青春放浪」「私の自己形成史」。 |
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価格 | ¥990¥990 | ¥1,045¥1,045 | ¥935¥935 | ¥880¥880 | ¥737¥737 | ¥649¥649 |
戦乱の春秋末期に生きた孔子の人間像を描く。現代にも通ずる「乱世を生きる知恵」を提示した著者最後の歴史長編。〈野間文芸賞受賞〉 | 野草の匂いと陽光のみなぎる、伊豆湯ヶ島の自然のなかで幼い魂はいかに成長していったか。著者自身の少年時代を描いた自伝小説。 | 両親と離れて暮す洪作が友達や上級生との友情の中で明るく成長する青春の姿を体験をもとに描く、『しろばんば』につづく自伝的長編。 | 高校受験に失敗しながら勉強もせず、柔道の稽古に明け暮れた青春の日々──若き日の自由奔放な生活を鎮魂の思いをこめて描く長編。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1975/10/1)
- 発売日 : 1975/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4101063206
- ISBN-13 : 978-4101063201
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 170,779位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1907-1991)旭川市生れ。
京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。
「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月18日に日本でレビュー済み
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I am very interested in history of Japan in the 12th and 13th and 14th century.
2023年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史的に話題性の大きな人物、深掘りしてみたかったのですが
四人の語り手からの追憶みたいな独特の文体
少ない予備知識を深めるのには少し無理が…
第三部での源平の移り変わりの描写と
孤独なリーダー像の推量が興味深かったです
四人の語り手からの追憶みたいな独特の文体
少ない予備知識を深めるのには少し無理が…
第三部での源平の移り変わりの描写と
孤独なリーダー像の推量が興味深かったです
2021年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後白河院に一貫して流れる秘めたる思い、皇統を継ぐものにしか分らない考え「皇統を脅かす者は全て院にとって朝廷にとって敵」を本書の最後の部分で兼実に言わせるところなどはさすがです。さすがは井上靖です。信頼と信西を争わせ、平家を葬り、そして義仲を翻弄し、義経と頼朝の仲を裂く。皇統を危うくする者を次々と葬っていく後白河像がみえてきます。兵範記、吉記、玉葉などの廷臣たちの目を通しての記録に拠った内容なだけにノン・フィクションとしての重みもあり、それが一層読むものを引き付ける。
2020年9月26日に日本でレビュー済み
保元・平治の乱を生き抜き、最後は、源頼朝と協調関係を築いた後白河院は怪物だ。井上靖自身も自覚していたことと思うが、この怪物を語るには、本書は質量共に不足している。
2005年3月5日に日本でレビュー済み
頼朝をして日本一の大天狗と言わしめた、後白河院について、
同時代を生きた四人の人物を語り部として、物語は進行します。
全て当時の人物の言葉で語られるため、分かりにくい表現もあり、
若干とっつきにくいところがありますが、この設定自体が本書の持ち味ですので、
いたし方のないところでしょう。
それを補う意味でも、予め源平時代についての予備知識を仕入れておいたほうが、
楽しめるかと思います。
平治の乱から頼朝将軍宣下の直前までの激動の時代は、
後白河院が存在したからこそ激動の時代となったのか、
或いは、激動の時代であったからこそ後白河院の活躍があったのか、
考えさせられます。
同時代を生きた四人の人物を語り部として、物語は進行します。
全て当時の人物の言葉で語られるため、分かりにくい表現もあり、
若干とっつきにくいところがありますが、この設定自体が本書の持ち味ですので、
いたし方のないところでしょう。
それを補う意味でも、予め源平時代についての予備知識を仕入れておいたほうが、
楽しめるかと思います。
平治の乱から頼朝将軍宣下の直前までの激動の時代は、
後白河院が存在したからこそ激動の時代となったのか、
或いは、激動の時代であったからこそ後白河院の活躍があったのか、
考えさせられます。
2022年1月25日に日本でレビュー済み
この小説の特徴的な処は
普通の歴史小説や時代小説であれば
タイトルの主人公を中心に描かれるのでしょうが
この小説では後白河法皇について直接描くのでは無く
四部制を採ってそれぞれ
第一部が平信範
第二部が建春門院中納言
第三部が吉田(藤原)経房
第四部が九条兼実
に拠る独白の形を採って居る処です
それぞれがそれぞれの視点からの主観で以て物語り
しかも後白河法皇について直接言及する話では無い形で
それで居て後白河法皇について語って居ると云う不可思議かつ巧妙な小説と為って居ます
陰謀術数の限りを尽くして時代の英雄豪傑権力者を翻弄し続けたと批評され
源頼朝をして「日本一の大天狗」と言わしめた後白河法皇を
本人を直接描かずにその深淵まで描いた作品です
平安末期の保元の乱・平治の乱と後白河天皇即位の経緯から
源頼朝の征夷大将軍就任を入滅まで拒否し続けた
後白河法皇の孤独な生涯を巧みに描いた名作と云えるでしょう
私的には井上靖の小説は「額田女王」が一番好きですし最高傑作だと思っては居りますが
この「後白河院」と云う作品は
小説を文学芸術として見事に仕上げた稀有の作品として
田辺聖子の「隼別王子の乱」と並ぶ双璧を為す
文学芸術作品だと評価して居ます
本篇は正味180頁足らずですが
その濃さは絶品です
普通の歴史小説や時代小説であれば
タイトルの主人公を中心に描かれるのでしょうが
この小説では後白河法皇について直接描くのでは無く
四部制を採ってそれぞれ
第一部が平信範
第二部が建春門院中納言
第三部が吉田(藤原)経房
第四部が九条兼実
に拠る独白の形を採って居る処です
それぞれがそれぞれの視点からの主観で以て物語り
しかも後白河法皇について直接言及する話では無い形で
それで居て後白河法皇について語って居ると云う不可思議かつ巧妙な小説と為って居ます
陰謀術数の限りを尽くして時代の英雄豪傑権力者を翻弄し続けたと批評され
源頼朝をして「日本一の大天狗」と言わしめた後白河法皇を
本人を直接描かずにその深淵まで描いた作品です
平安末期の保元の乱・平治の乱と後白河天皇即位の経緯から
源頼朝の征夷大将軍就任を入滅まで拒否し続けた
後白河法皇の孤独な生涯を巧みに描いた名作と云えるでしょう
私的には井上靖の小説は「額田女王」が一番好きですし最高傑作だと思っては居りますが
この「後白河院」と云う作品は
小説を文学芸術として見事に仕上げた稀有の作品として
田辺聖子の「隼別王子の乱」と並ぶ双璧を為す
文学芸術作品だと評価して居ます
本篇は正味180頁足らずですが
その濃さは絶品です