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『ブッダ 真理のことば』 2012年3月 (NHK100分de名著) ムック – 2012/2/25
佐々木 閑
(その他)
仏教は「心の病院」である
数ある仏教聖典のなかで、ブッダの語った言葉をそのまま日常に役立つ指針として説く「ダンマパダ」(邦訳「真理のことば」)。「修行することで自らの心を鍛える。それが苦しみから抜け出す唯一の道」と悟ったブッダの教えの本質を見る。
数ある仏教聖典のなかで、ブッダの語った言葉をそのまま日常に役立つ指針として説く「ダンマパダ」(邦訳「真理のことば」)。「修行することで自らの心を鍛える。それが苦しみから抜け出す唯一の道」と悟ったブッダの教えの本質を見る。
- 本の長さ112ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2012/2/25
- ISBN-104142230123
- ISBN-13978-4142230129
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登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2012/2/25)
- 発売日 : 2012/2/25
- 言語 : 日本語
- ムック : 112ページ
- ISBN-10 : 4142230123
- ISBN-13 : 978-4142230129
- Amazon 売れ筋ランキング: - 757,680位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44,393位絵本・児童書 (本)
- - 144,004位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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佐々木閑(ささき しずか)
1956年 福井県生まれ
1975年 福井県立藤島高校卒業
1979年 京都大学工学部工業化学科(野崎研究室)卒業
1982年 京都大学文学部哲学科仏教学卒業
1984年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
1987年 同 博士課程 単位取得満期退学
1988年から90年にかけて、米国カリフォルニア大学バークレー校に留学
1990年 花園大学文学部専任講師
1993年 同 助教授
2002年 同 教授 (現在に至る)
文学博士
日本印度学仏教学会賞および、鈴木学術財団特別賞受賞
著書
・『出家とはなにか』大蔵出版 1999年
・『インド仏教変移論』大蔵出版 2000年
・『犀の角たち』大蔵出版 2006年
・『日々是修行』筑摩書房 2009年
・『生物学者と仏教学者 七つの対論』ウェッジ 2009年
・『「律」に学ぶ生き方の智慧』新潮社 2011年
翻訳
・『鈴木大拙著 大乗仏教概論』岩波書店 2004年
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月28日に日本でレビュー済み
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仏教徒としても感動できる内容の本です。仏教関連の本はいろいろありますが、佐々木閑氏の仏教に対する考え方と、「釈迦の仏教」に関する説明の明快さは本当にすばらしい! 不勉強の僧侶よりもはるかに含蓄のある内容本です。
2014年2月25日に日本でレビュー済み
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年齢を重ね経験を積めば心の迷いというものは、なくなるものだと思いがちですが、なかなかそのようにうまくいかず、年齢や経験を重ねても、心の迷いは毎日のようにあります。
「ブッダ 真理のことば」本は、心の迷いを「自分の成長の種」となるような教えがあると思います。
日ごろ身の回りにある経済や法律、政情、人間関係など様々な事柄に関わり生活しておりますと、「ブッダ 真理のことば」本は、様々なことにいちいち対応する自分をふと見つめなおす時間を与えてくれる様な、心の迷いを鎮めてくれる様な気がします。
「ブッダ 真理のことば」本は、心の迷いを「自分の成長の種」となるような教えがあると思います。
日ごろ身の回りにある経済や法律、政情、人間関係など様々な事柄に関わり生活しておりますと、「ブッダ 真理のことば」本は、様々なことにいちいち対応する自分をふと見つめなおす時間を与えてくれる様な、心の迷いを鎮めてくれる様な気がします。
2013年8月5日に日本でレビュー済み
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妻が喜んで読んでいて 参考になると言っている 少しでも ブツタに近づければいいな
2013年4月23日に日本でレビュー済み
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とてもわかりやすく、書かれてあって、初心者の私でも理解しやすかった。
2012年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
簡潔にまとめられているので、時々番組をおもいだしながら気軽に読めるのでよい。
又、分厚い冊子ではないので、置き場所も気にせずいつでも手にとって読めます。
又、分厚い冊子ではないので、置き場所も気にせずいつでも手にとって読めます。
2012年5月22日に日本でレビュー済み
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NHKの番組”100分de名著”のテキストです.ブッダが実際に発した言葉に近いとされる経典”ダンマパダ”の平易な解説書で,実際にブッダは何を考えていたのかを知ることができる.日本に仏教(厳密には大乗仏教+α)が伝搬し,その後それぞれの時代の要請にあわせて変遷してきたのは理解できるが,開祖であるブッダ(ゴーダマ・シッタールタ)が教え諭した事と今日の日本の仏教が,まるでかけ離れたものであることが理解できるだろう.文化がどう伝搬し,どう変化し,どう受け入れられるかといった問題に興味のある方にも分かりやすい内容になっている.ただ.ある制限の元での解説であるためダイジェスト的な要素はぬぐえず,より全体の内容に接したい場合は 岩波文庫から出ている中村元先生の本がおすすめです.
2012年8月4日に日本でレビュー済み
著者は、科学者を目指して理工系で学び始めたものの、その後仏教学者へ転身したユニークな経歴がある。前著『犀の角たち』(大蔵出版、2006年刊)では、その経歴を生かし、仏教と科学との接点はともに「真理の発見」にある、という独自の仏教思想をまとめた。本書では、「仏教と科学とは、理解しあうことが可能である」という精神の下、ブッダの『ダンマパダ(真理のことば)』に立ち戻ることで、現代に相応しい仏教入門書を目指したものである。
よく知られているように、日本で普及している仏教の諸派はすべて大乗仏教である。大乗仏教は、ブッダの死後数百年後、「超越者」や「神秘現象」の存在を前提に、本来のブッダの教えとは全く異なる宗教としてインドで生まれ、中国や朝鮮を経て、日本に伝わったものである。一方、ブッダの教えに比較的近い仏教は、上座部仏教(「小乗仏教」とも呼ばれるが、これは大乗仏教側からの蔑称)としてタイやミャンマーに根付いた。本書では、ブッダの本来の教えに戻るという意味で「釈迦の仏教」を提唱し、その原典として『スッダニパータ』や『ダンマパダ』を推奨しており、特に『ダンマパダ』からの詩句を随所に引用している。
「釈迦の仏教」は、誰かに救いを求める宗教ではなく、「自分の道は自分で開け」という、ある意味では厳しい教えでもある。しかし、神頼みの宗教に飽き足らない人にとっては、むしろ受け入れやすいのではないだろうか。事実、最近アメリカでは、普段の生活に瞑想を取り入れ、自律的な生活を目指す人が増えているとのことである。本書は、大震災後の日本で、「真理のことば」を手掛かりに、自分らしい生き方を求めている人へ、具体的な日常の生き方へのヒントを提供している。藤田一郎氏(脳科学者)との対談や、読書案内も役立つ。
よく知られているように、日本で普及している仏教の諸派はすべて大乗仏教である。大乗仏教は、ブッダの死後数百年後、「超越者」や「神秘現象」の存在を前提に、本来のブッダの教えとは全く異なる宗教としてインドで生まれ、中国や朝鮮を経て、日本に伝わったものである。一方、ブッダの教えに比較的近い仏教は、上座部仏教(「小乗仏教」とも呼ばれるが、これは大乗仏教側からの蔑称)としてタイやミャンマーに根付いた。本書では、ブッダの本来の教えに戻るという意味で「釈迦の仏教」を提唱し、その原典として『スッダニパータ』や『ダンマパダ』を推奨しており、特に『ダンマパダ』からの詩句を随所に引用している。
「釈迦の仏教」は、誰かに救いを求める宗教ではなく、「自分の道は自分で開け」という、ある意味では厳しい教えでもある。しかし、神頼みの宗教に飽き足らない人にとっては、むしろ受け入れやすいのではないだろうか。事実、最近アメリカでは、普段の生活に瞑想を取り入れ、自律的な生活を目指す人が増えているとのことである。本書は、大震災後の日本で、「真理のことば」を手掛かりに、自分らしい生き方を求めている人へ、具体的な日常の生き方へのヒントを提供している。藤田一郎氏(脳科学者)との対談や、読書案内も役立つ。