敢えて推しましょう。
『哲学』が日常から離れて久しい昨今。
文系の大多数では、高校の倫理の教科書で人名とキーワードだけ覚えて終了。
理系でも、実験的新事実が実在論の中で考えうるレベルを超越した次元で絶賛展開中。
プロの哲学者でさえ、ソーカル事件は論外としても、互いの主張を理解することさえ
困難になりつつある。
脱構築を積み重ねた末に、もはや素人たる一般人には「何処へ向かっているのか」さえ
理解困難でつかみどころが無くなりつつある『哲学』。
この本は、(少々どころか結構間違い内包しているけれども)いちおうの『形を持った』
イメージの雑多な集まりとして、「哲学ってなんなの? わけがわからないよ」というヒトに
哲学を提供する力はあるのかもしれない。ゆえに、全ての欠点に目をつぶって☆5。
人選がおかしい? その通り!
茂木健一郎はクオリアには言及していたけれど、4コマでは単なるギャグキャラ扱いだった!
最澄がいて空海がいないし、西田幾多郎がいて鈴木大拙がいないのもおかしい!
イラストがわけわからない? その通り!
老子ちゃんが「は〜、水って偉いねんなぁ〜」とか呟いてる絵が脳にこびりついて離れない!
冒頭のキャラ解説分が不謹慎? その通り!
ディオゲネスちゃんがアレクサンドロスちゃんに××を教えているシーンなんて笑えない!
でも、全然知らないよりはマシ。
興味が出てきたら、もっと高度な本を読めばいいのだから。

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哲学ガールズ 単行本(ソフトカバー) – 2012/3/16
飲茶
(監修),
フィロソフィー学園出版会
(編集)
一緒に真理を語りましょう
古今東西の思想家・哲学者90人を萌え美少女化! 萌える哲学ガールたちの思想・哲学・キャラクターをキュートにナビゲート。「史上最強の哲学入門」の飲茶氏監修! 氏のコラム、哲学4コマ漫画(原作)も収録。哲学娘たちを「フィロソフィー学園」の学生と設定して展開。
古代クラス タレス、ヘラクレイトス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ゼノン……
中世クラス アウグスティヌス、トマス・アクィナス、オッカム、マキャベリ、モア……
近代クラス デカルト、カント、ベーコン、スピノザ、ルソー、パスカル、マルクス……
現代クラス ニーチェ、サルトル、ソシュール、レヴィナス、ウィトケンシュタイン…総勢90名収録!
あなたはどの娘と哲学(デート)しますか?
古今東西の思想家・哲学者90人を萌え美少女化! 萌える哲学ガールたちの思想・哲学・キャラクターをキュートにナビゲート。「史上最強の哲学入門」の飲茶氏監修! 氏のコラム、哲学4コマ漫画(原作)も収録。哲学娘たちを「フィロソフィー学園」の学生と設定して展開。
古代クラス タレス、ヘラクレイトス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ゼノン……
中世クラス アウグスティヌス、トマス・アクィナス、オッカム、マキャベリ、モア……
近代クラス デカルト、カント、ベーコン、スピノザ、ルソー、パスカル、マルクス……
現代クラス ニーチェ、サルトル、ソシュール、レヴィナス、ウィトケンシュタイン…総勢90名収録!
あなたはどの娘と哲学(デート)しますか?
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2012/3/16
- ISBN-104569779840
- ISBN-13978-4569779843
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2012/3/16)
- 発売日 : 2012/3/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4569779840
- ISBN-13 : 978-4569779843
- Amazon 売れ筋ランキング: - 492,272位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,322位哲学の歴史・学派
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月10日に日本でレビュー済み
他のレビューにも散見されるように、哲学入門書としてはもちろん、近年勃興しつつある、萌えつつ学問を学ぶシリーズとしても出来がよいとは言えません。
哲学者美少女化としても微妙です。特に私は、フーコーちゃんがスキンヘッドでもタートルネックでもないことに3時間ほど悩まされました。
しかし、「堅苦しい」「難しそう」といった、哲学への漠然としたイメージをお持ちの方で、なおかつ美少女キャラクターが好きな方はオススメできる書籍です。
どんな入門書でも、それを読んだだけでは哲学を理解できません。哲学とは自ら考え、求めていくものです。
この書籍を読んで、「本当にそうなのだろうか」「この美少女の元となった人間は、どんな人だったのだろうか」――このような疑問を抱いたなら、あなたはもう、哲学することの楽しさを見出し始めているでしょう。
そういった意味で、本書は間違いなく哲学の入門書であります。
哲学者美少女化としても微妙です。特に私は、フーコーちゃんがスキンヘッドでもタートルネックでもないことに3時間ほど悩まされました。
しかし、「堅苦しい」「難しそう」といった、哲学への漠然としたイメージをお持ちの方で、なおかつ美少女キャラクターが好きな方はオススメできる書籍です。
どんな入門書でも、それを読んだだけでは哲学を理解できません。哲学とは自ら考え、求めていくものです。
この書籍を読んで、「本当にそうなのだろうか」「この美少女の元となった人間は、どんな人だったのだろうか」――このような疑問を抱いたなら、あなたはもう、哲学することの楽しさを見出し始めているでしょう。
そういった意味で、本書は間違いなく哲学の入門書であります。
2016年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰の学説が正しいとか間違っているとか、そういうのはそれなりの大学の学部や院でやってればいいのです。
一般教養レベルでいい人や、それなりの大学にすらいけなかった人、知識欲のある中高生がとっかかるには総花的で薄い本があれば十分なんです。
一般教養レベルでいい人や、それなりの大学にすらいけなかった人、知識欲のある中高生がとっかかるには総花的で薄い本があれば十分なんです。
2012年3月16日に日本でレビュー済み
試しにヘーゲルのページを見てみると、主な著作として『倫理学』なるものが挙がっていたり、『精神現象学』をシェリングと共著で出したことになっていたりと滅茶苦茶です。このようなことを書いてしまうという事は、著者は哲学の学説の流れを全く理解していない筈です。
女の子のイラストが気に入った人と、間違い探しゲームをしたい人は買ってもいいかもしれません。
女の子のイラストが気に入った人と、間違い探しゲームをしたい人は買ってもいいかもしれません。
2012年4月2日に日本でレビュー済み
萌えと哲学?
イメージ的には「軽」と「重」。
果たして合うのだろうか……と、おそるおそるページを開いてみると、なんだ、相性バッチリじゃないですか!
もともと哲学って、現実の生活にはどうでもいいようなことに、「なぜ?」「どうして?」と疑問を投げかけるところからスタートした学問。
それはピュアな子供的好奇心なわけで、あどけない萌え美少女のイメージと、ピッタリ重なるのではないでしょうか。
難しく考える必要なんて、サラサラありません。
先ずは、お気楽にページをパラパラめくって美少女のイラストを鑑賞。気になったところで手を止めて、本文を拾い読みしつつ、ちょこっとお勉強。で、またパラパラと美少女鑑賞して、萌える。
ほら、ちょうど図鑑を眺める感覚で、ワクワクしますよ!
イメージ的には「軽」と「重」。
果たして合うのだろうか……と、おそるおそるページを開いてみると、なんだ、相性バッチリじゃないですか!
もともと哲学って、現実の生活にはどうでもいいようなことに、「なぜ?」「どうして?」と疑問を投げかけるところからスタートした学問。
それはピュアな子供的好奇心なわけで、あどけない萌え美少女のイメージと、ピッタリ重なるのではないでしょうか。
難しく考える必要なんて、サラサラありません。
先ずは、お気楽にページをパラパラめくって美少女のイラストを鑑賞。気になったところで手を止めて、本文を拾い読みしつつ、ちょこっとお勉強。で、またパラパラと美少女鑑賞して、萌える。
ほら、ちょうど図鑑を眺める感覚で、ワクワクしますよ!
2012年8月29日に日本でレビュー済み
『哲学ガールズ』です。
いつか誰かがやると思った、古今東西の哲学者を萌え美少女化するという企画。
フィロソフィー学園という設定の中でそれぞれの哲学者を良い具合にデフォルメして萌えキャラ化して、一般からイラストを募ったのがナイスな企画だったと思います。
個性的でバラエティに富んだイラストが集まっていますし、どれも美麗です。本書はこのイラストを楽しむ本、という位置づけでいいと思います。
残念な点としては。
個々の哲学者を紹介する内容なので、哲学史の全体的な流れは、どうしても掴みにくい構成です。
途中で数本挟まれている四コマ漫画は面白かったのですが、そちらの数が少ないのも惜しかったです。
各哲学者の生い立ちや思想を説明する文章が、初版では商業出版としては水準が低く、また間違いも多いというのも残念です。そこの文章を書いたのは監修者ではなく、フィロソフィー学園出版会らしいですが。
再度言いますが、本書はイラストで萌えて楽しむ本です。
評価は、良い点と短所を勘案して★3です。
いつか誰かがやると思った、古今東西の哲学者を萌え美少女化するという企画。
フィロソフィー学園という設定の中でそれぞれの哲学者を良い具合にデフォルメして萌えキャラ化して、一般からイラストを募ったのがナイスな企画だったと思います。
個性的でバラエティに富んだイラストが集まっていますし、どれも美麗です。本書はこのイラストを楽しむ本、という位置づけでいいと思います。
残念な点としては。
個々の哲学者を紹介する内容なので、哲学史の全体的な流れは、どうしても掴みにくい構成です。
途中で数本挟まれている四コマ漫画は面白かったのですが、そちらの数が少ないのも惜しかったです。
各哲学者の生い立ちや思想を説明する文章が、初版では商業出版としては水準が低く、また間違いも多いというのも残念です。そこの文章を書いたのは監修者ではなく、フィロソフィー学園出版会らしいですが。
再度言いますが、本書はイラストで萌えて楽しむ本です。
評価は、良い点と短所を勘案して★3です。
2012年12月22日に日本でレビュー済み
例えば、ニーチェの思想に出てくる「超人」を萌えキャラ化しているのがニーチェちゃんです。
だけど、哲学者1人につき2ページではやっぱり足りない。
超人だけではなく「永劫回帰ちゃん」や「ルサンチマンちゃん」なども出して、
彼女たちの関係から哲学がわかりやすく学べる、といった形式にした方が良かった気がする。
取り上げる人数を減らしてでも、もっと詳しく書いてほしかった。
だけど、哲学者1人につき2ページではやっぱり足りない。
超人だけではなく「永劫回帰ちゃん」や「ルサンチマンちゃん」なども出して、
彼女たちの関係から哲学がわかりやすく学べる、といった形式にした方が良かった気がする。
取り上げる人数を減らしてでも、もっと詳しく書いてほしかった。
2012年9月10日に日本でレビュー済み
哲学界の巨人達を、萌え系女性コミックキャラに見たてて、あたかも百科事典の様に解説している書。
見開きの左がキャラのイラスト他で、右が解説となっているのだが、左右のページには何の脈絡もなく、キャラが起用されている理由も乏しい。もう一捻りして、ストーリー性のあるもの(例えばまんがで読破シリーズなど)を期待したい。
見開きの左がキャラのイラスト他で、右が解説となっているのだが、左右のページには何の脈絡もなく、キャラが起用されている理由も乏しい。もう一捻りして、ストーリー性のあるもの(例えばまんがで読破シリーズなど)を期待したい。