予告編を見て「とてもリアルで面白そうだ!」と思い、レンタルでしたが、最新作の金額でも良いと思え借りました。
感想は…とてもダメダメでした。
前半はとても面白かった!
「エクソシスト」のように最初から悪魔という存在を肯定し戦うのかと思ったら、それを信じない神父のドキュメンタリーという、良い意味で予想を裏切った設定で、斬新でした。
誰が本当のことを言っているのか、誰がまともな人間なのか、わからずハラハラドキドキ…
ラストに向け、「あぁ、そうだったのか…」と、終わると思ったら、またどんでん返し。
「え、結局誰が正しいんだ!?」
と思い、ラストに直面すると…
今までの現実味を帯びていて重厚な雰囲気をぶち壊す見事なラストでした。
最後の最後に陳腐な「映画」でしたちゃんちゃんな終わり方でとても残念です。
「エクソシスト」のように、介護疲れで悪霊を信じていないが、実際に悪魔憑きを目の当たりにし戦うも、もどかしい攻防戦が続くリアルさ
「第9地区」のように、エイリアンの人権を説く人たちがいて、立ち退きには署名が必要、なんて変なところにまで徹底されたリアルさ
こういうのが好きな方にはおすすめしません、自分も現実のことのようなストーリー展開を期待していました。
結局は、ただのホラー「映画」でした。