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死ねばいいのに 単行本 – 2010/5/15
京極 夏彦
(著)
「人の心ほど深く昏いものはない」
京極夏彦が紡ぐ究極の謎(ミステリー)。
死んだ女のことを教えてくれないか――。
無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実……。人は何のために生きるのか。
この世に不思議なことなど何もない。ただ1つあるとすれば、それは――
京極夏彦が紡ぐ究極の謎(ミステリー)。
死んだ女のことを教えてくれないか――。
無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実……。人は何のために生きるのか。
この世に不思議なことなど何もない。ただ1つあるとすれば、それは――
- 本の長さ402ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/5/15
- ISBN-104062161729
- ISBN-13978-4062161725
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/5/15)
- 発売日 : 2010/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 402ページ
- ISBN-10 : 4062161729
- ISBN-13 : 978-4062161725
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,240位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年生まれ。北海道小樽市出身。
日本推理作家協会 監事。世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。
1994年「姑獲鳥の夏」で衝撃的なデビューを飾る。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞、2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞を受賞。2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。2016年 遠野文化賞受賞。2019年 埼玉文化賞受賞。2022年 「遠巷説百物語」で第56回吉川英治文学賞受賞。
イメージ付きのレビュー

5 星
35歳ではじめて読んだミステリー小説
アサミの死が重要ではなくケンヤのセリフが重要ではなくアサミを取り巻く人達がアサミと共に同じ時間を過ごして来たのに、アサミがどんな気持ちになってどんな思いで一緒に過ごしてきたのか誰も気にもとめず自分にしか主観が向いてなくて…自分自身も含め今の世の中の人々の生きる姿、相手のキモチはどうでもよくて本当の意味で読み取れない浅はかさとかをとても描いてあるように感じました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほかのレビュー読んで先が想像できたのが残念
2021年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一人の人物の人生をそれを取り巻く人々の語りによって浮かび上がらせていく手法は面白い。質のいいオムニバス映画をみているよう。
読んでるうちにそれぞれの章の主人公の言い分にイライラしてくるのだが、表題の一言が放たれた瞬間、矢は主人公を通り越して読者の胸に突き刺さってることに気づかされる。思いがけず教訓めいた読後感を残してくれ、面白い読書体験だった。
読んでるうちにそれぞれの章の主人公の言い分にイライラしてくるのだが、表題の一言が放たれた瞬間、矢は主人公を通り越して読者の胸に突き刺さってることに気づかされる。思いがけず教訓めいた読後感を残してくれ、面白い読書体験だった。
2017年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5年ほど前に書店で見かけ、ぎょっとするタイトルに興味かひかれて単行本で購入しました。
それからしばらくして書棚の整理をしているうちに、いつの間にか手元からなくなり、ふとまた読みたくなったので、kindleで購入しました。
初めに読んだ時には、「俺、頭悪いっすから」と何度も前置きをして持論を話すケンヤ君の一言一句に激しくうなずき、深く共感していたことを覚えています。したり顔で偉そうに説教してくる大人たちがケンヤ君にバッサリと切って捨てられ、「死ねばいいのに」と決め台詞を叩きつけられてしぼんでいく様子を読んで、当時学生だった自分は胸がすく思いをしました。
社会人になった今読み返してみると、ケンヤ君に再び共感するどころか、むしろ反感を覚えている自分に気が付きました。ケンヤ君の対話相手としてそれぞれの章で登場する隣人や母親、警官、弁護士などの方に今度は感情移入してしまい、死ねってそんな言い方あるかよ…ちょっと一方的すぎない?理想はそうだけど、実際はそうもいかないのがなぜ分からないかな、と逆にケンヤ君に苛立ちを覚える場面が多々ありました。そこに、話のくどさが重なって一息に読み切ったというわけではありませんが、オムニバス形式になっているのでとても読み進めやすかったです。
また5年後に読み返すと違った感想になるのでしょうか。とても楽しみです。
それからしばらくして書棚の整理をしているうちに、いつの間にか手元からなくなり、ふとまた読みたくなったので、kindleで購入しました。
初めに読んだ時には、「俺、頭悪いっすから」と何度も前置きをして持論を話すケンヤ君の一言一句に激しくうなずき、深く共感していたことを覚えています。したり顔で偉そうに説教してくる大人たちがケンヤ君にバッサリと切って捨てられ、「死ねばいいのに」と決め台詞を叩きつけられてしぼんでいく様子を読んで、当時学生だった自分は胸がすく思いをしました。
社会人になった今読み返してみると、ケンヤ君に再び共感するどころか、むしろ反感を覚えている自分に気が付きました。ケンヤ君の対話相手としてそれぞれの章で登場する隣人や母親、警官、弁護士などの方に今度は感情移入してしまい、死ねってそんな言い方あるかよ…ちょっと一方的すぎない?理想はそうだけど、実際はそうもいかないのがなぜ分からないかな、と逆にケンヤ君に苛立ちを覚える場面が多々ありました。そこに、話のくどさが重なって一息に読み切ったというわけではありませんが、オムニバス形式になっているのでとても読み進めやすかったです。
また5年後に読み返すと違った感想になるのでしょうか。とても楽しみです。
2023年8月2日に日本でレビュー済み
読み易くそこそこ面白かった。
ただ人に勧めることはないかなと思う。
読了後ストレスは感じなかったんだけどなんだかなぁ。え?終わりみたいな感じでした。
個人的に魅力的な人物が居なかったし
感情移入できる人物もいなかったかな。
ただ人に勧めることはないかなと思う。
読了後ストレスは感じなかったんだけどなんだかなぁ。え?終わりみたいな感じでした。
個人的に魅力的な人物が居なかったし
感情移入できる人物もいなかったかな。
2016年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アサミの死が重要ではなく
ケンヤのセリフが重要ではなく
アサミを取り巻く人達がアサミと共に同じ時間を過ごして来たのに、アサミがどんな気持ちになってどんな思いで一緒に過ごしてきたのか誰も気にもとめず
自分にしか主観が向いてなくて…自分自身も含め今の世の中の人々の生きる姿、相手のキモチはどうでもよくて本当の意味で読み取れない浅はかさとかをとても描いてあるように感じました。
ケンヤのセリフが重要ではなく
アサミを取り巻く人達がアサミと共に同じ時間を過ごして来たのに、アサミがどんな気持ちになってどんな思いで一緒に過ごしてきたのか誰も気にもとめず
自分にしか主観が向いてなくて…自分自身も含め今の世の中の人々の生きる姿、相手のキモチはどうでもよくて本当の意味で読み取れない浅はかさとかをとても描いてあるように感じました。

アサミの死が重要ではなく
ケンヤのセリフが重要ではなく
アサミを取り巻く人達がアサミと共に同じ時間を過ごして来たのに、アサミがどんな気持ちになってどんな思いで一緒に過ごしてきたのか誰も気にもとめず
自分にしか主観が向いてなくて…自分自身も含め今の世の中の人々の生きる姿、相手のキモチはどうでもよくて本当の意味で読み取れない浅はかさとかをとても描いてあるように感じました。
ケンヤのセリフが重要ではなく
アサミを取り巻く人達がアサミと共に同じ時間を過ごして来たのに、アサミがどんな気持ちになってどんな思いで一緒に過ごしてきたのか誰も気にもとめず
自分にしか主観が向いてなくて…自分自身も含め今の世の中の人々の生きる姿、相手のキモチはどうでもよくて本当の意味で読み取れない浅はかさとかをとても描いてあるように感じました。
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2019年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みんな何かを我慢しては愚痴って人のせいにする気持ちは共感できるところがある。でも、アサミを知るために関係者に聞き回るケンヤの言っている事が普通なんだと思った。
2013年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨今のニートなどと言われ大人の型にはめられた若者を、鋭く且つ的確な描写でありありと表現し、
この若者達を見下すような各世代の代表として登場する人物達を、論破していく様子は愉快であり爽快です。
主人公の若者は現代版の又市と言っても良いかもしれません。
それにしても、主人公の描写が秀逸です。
京極氏は、よくここまで現代の若者の心と理屈を把握しているものだと関心至極。
現代へのアイロニーであり警鐘として書かれたような気がします。
この若者達を見下すような各世代の代表として登場する人物達を、論破していく様子は愉快であり爽快です。
主人公の若者は現代版の又市と言っても良いかもしれません。
それにしても、主人公の描写が秀逸です。
京極氏は、よくここまで現代の若者の心と理屈を把握しているものだと関心至極。
現代へのアイロニーであり警鐘として書かれたような気がします。
2023年1月11日に日本でレビュー済み
「死ねばいいのに」は初版で読みましたが、京極さんの作品にしてはつまらない内容でした。
他の人もおっしゃるように、タイトルが良かったので残念な気分でした。
京極さんの作品はほとんど読破しており、大切にコレクションしておりますが、本作は読んだ後、人に譲りました。京極さんの世界観に慣れていらっしゃらない方には読みやすい内容だと思います。
他の人もおっしゃるように、タイトルが良かったので残念な気分でした。
京極さんの作品はほとんど読破しており、大切にコレクションしておりますが、本作は読んだ後、人に譲りました。京極さんの世界観に慣れていらっしゃらない方には読みやすい内容だと思います。