英語が全てだと思う人はこの本は読まないと
思うが、少しでも疑う人は手に取るべき。
我々は日本人なのです。
2600年続く日本なのです。
その日本で、あたかも植民地になりたかった
などの意見が出て、英語崇拝が止まらない。
日本語もろくに出来ないものが英語が出来るようになっても、中途半端で終わります。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 99pt
(6%)
無料お届け日:
3月30日 土曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 99pt
(6%)
無料お届け日:
3月30日 土曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥193
中古品:
¥193

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由 単行本 – 2011/7/1
津田幸男
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,650","priceAmount":1650.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,650","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"pZgyOTxbuvpdhBvvHnZuVZ8Sk4yXIWqK5E6GHTbK9neCMh2kTR5ITZjj%2BcyC4N1iTz3ensK8NytPXwiHKh7jFzopWoJV66gaPdtjhmGRMyx2VMCnAsa2WAf3pq%2Fb5BYEUEuex3o0RRU%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥193","priceAmount":193.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"193","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"pZgyOTxbuvpdhBvvHnZuVZ8Sk4yXIWqKCqy7VkAzyG6Rcjzc5zH1CGJDlLsGkEfgRm62dpzCipzHCUuU8OsZtvpwKmZBxQYpZsnDL69v%2BH%2B3gTYNfCbBKCDG7BzeNThbFkEjUGWSMJg2HARGcqqhvwoGow9qJjAPHfjsD9KmEylt6MV%2FdhvECA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
英語の社内公用語化が日本を救う? とんでもない! 英語の公用語は日本を衰退させかねない危険をはらんでいます。
グローバル化の側面だけではわからない
英語社内公用語の「危険性」を考えるための必読書。
楽天とユニクロが英語を社内公用語にするというニュースを知った津田幸男・筑波大学教授は、なんとしてもこれを止めなければ、と両社に抗議文を送りつけた。
本書では、その抗議文を掲載するとともに、英語公用語化がなぜ問題なのかを徹底的に追及。
英語を単なる道具だと考えている人は多いが、言語にはそれ以上の大きな役割がある。英語によって社会格差が拡大し、日本語で考える権利を奪われるとしたら……。
<「本文」より>
英語を純粋無垢な道具ととらえて、ただ勉強すればよいと思っている人は星の数ほどいるでしょうが、そのような単純な言語観では英語の正体はつかめません。
現在、英語は大きな権力になっています。英語をつかむ者はのし上がり、そうでない者は落ち目になるというように、「格差」と「序列」と「不平等」を生む権力なのです。ですから安易に英語を社内公用語などにしてはいけないのです。
この大きな権力を安易に日本の中に根付かせることは、日本社会の根幹を揺るがすような影響をもたらします。私たちはこの権力としての英語の「恐ろしさ」を忘れずに、英語への警戒心をしっかり持つべきです。
グローバル化の側面だけではわからない
英語社内公用語の「危険性」を考えるための必読書。
楽天とユニクロが英語を社内公用語にするというニュースを知った津田幸男・筑波大学教授は、なんとしてもこれを止めなければ、と両社に抗議文を送りつけた。
本書では、その抗議文を掲載するとともに、英語公用語化がなぜ問題なのかを徹底的に追及。
英語を単なる道具だと考えている人は多いが、言語にはそれ以上の大きな役割がある。英語によって社会格差が拡大し、日本語で考える権利を奪われるとしたら……。
<「本文」より>
英語を純粋無垢な道具ととらえて、ただ勉強すればよいと思っている人は星の数ほどいるでしょうが、そのような単純な言語観では英語の正体はつかめません。
現在、英語は大きな権力になっています。英語をつかむ者はのし上がり、そうでない者は落ち目になるというように、「格差」と「序列」と「不平等」を生む権力なのです。ですから安易に英語を社内公用語などにしてはいけないのです。
この大きな権力を安易に日本の中に根付かせることは、日本社会の根幹を揺るがすような影響をもたらします。私たちはこの権力としての英語の「恐ろしさ」を忘れずに、英語への警戒心をしっかり持つべきです。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社CCCメディアハウス
- 発売日2011/7/1
- 寸法13.5 x 1.3 x 18.9 cm
- ISBN-104484112140
- ISBN-13978-4484112145
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1950年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。
専門は英語支配論、言語政策、国際コミュニケーション論。
都立高校の英語教師を務めた後、1985年に南イリノイ大学で博士号を取得。
名古屋大学教授などを経て、2001年より現職。
著書に『英語支配の構造』(第三書館)、『侵略する英語 反撃する日本語』(PHP研究所)、『英語支配とは何か』(明石書店)、『日本語防衛論』(小学館)など。
専門は英語支配論、言語政策、国際コミュニケーション論。
都立高校の英語教師を務めた後、1985年に南イリノイ大学で博士号を取得。
名古屋大学教授などを経て、2001年より現職。
著書に『英語支配の構造』(第三書館)、『侵略する英語 反撃する日本語』(PHP研究所)、『英語支配とは何か』(明石書店)、『日本語防衛論』(小学館)など。
登録情報
- 出版社 : CCCメディアハウス (2011/7/1)
- 発売日 : 2011/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4484112140
- ISBN-13 : 978-4484112145
- 寸法 : 13.5 x 1.3 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,181,718位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 788位ビジネス英文レター・Eメール
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年6月23日に日本でレビュー済み
この著者は日本が現在接しているグローバル化の最前線が肌身でわかっていない。
英語はただの言語、ツールであって、権力などにはなりえない。
たかだか英語が、それほどの力を持つことはない。
何か巨大な権力に怯え、ギャーギャーわめく左翼の臭いがプンプンする。
こんな妄想を語っている間にも、ビジネスの前線は大変な状況になっている。
平和ボケの島国がグローバル化にさらされ、英語を公用語にでもしないと勝ち残っていけないのだ。
外国語の公用語化など、鎖国江戸時代にすら一部あった。
海外に接している部分は、宣言などされなくても公用語化していた。
現代でも、海外とやり取りのある会社の前線部門は、宣言するまでも無く公用語化されている。
ユニクロは全社がグローバル化にさらされているから、全社で取り組みを始めたに過ぎない。
英語が出来ない、英語がきらいなら、英語に触れる必要の無いドメスティックな会社に勤めればいい。
そんな会社は山のようにある。
そうしたら著者が怯える英語権力もおよばないだろう。
国全体が英語を公用語化する、あるいは全く英語に関係ない会社が公用語化するなら問題もあるだろう。
なぜなら必要ないからだ。
英語が出来なければ首になる。
英語が必要な会社では当たり前だ。
ソフト会社でソフトが書けなければ首になるのと同じだ。
英語は極めて平等な世界を作り出す。
努力したものが評価されるからだ。
語学は努力しなければできるようにならない。
言語学者は怠慢だ。
ビジネスの前線で四苦八苦しているものに、なんの福音ももたらしてこなかった。
だからなかなか英語ができるようにならない。
どうやったら忙しいビジネスマンが効率よく英語を習得できるかを考えるほうが、よっぽど重要だろう。
言語学者よ!
もっと自分の仕事しろ!
英語はただの言語、ツールであって、権力などにはなりえない。
たかだか英語が、それほどの力を持つことはない。
何か巨大な権力に怯え、ギャーギャーわめく左翼の臭いがプンプンする。
こんな妄想を語っている間にも、ビジネスの前線は大変な状況になっている。
平和ボケの島国がグローバル化にさらされ、英語を公用語にでもしないと勝ち残っていけないのだ。
外国語の公用語化など、鎖国江戸時代にすら一部あった。
海外に接している部分は、宣言などされなくても公用語化していた。
現代でも、海外とやり取りのある会社の前線部門は、宣言するまでも無く公用語化されている。
ユニクロは全社がグローバル化にさらされているから、全社で取り組みを始めたに過ぎない。
英語が出来ない、英語がきらいなら、英語に触れる必要の無いドメスティックな会社に勤めればいい。
そんな会社は山のようにある。
そうしたら著者が怯える英語権力もおよばないだろう。
国全体が英語を公用語化する、あるいは全く英語に関係ない会社が公用語化するなら問題もあるだろう。
なぜなら必要ないからだ。
英語が出来なければ首になる。
英語が必要な会社では当たり前だ。
ソフト会社でソフトが書けなければ首になるのと同じだ。
英語は極めて平等な世界を作り出す。
努力したものが評価されるからだ。
語学は努力しなければできるようにならない。
言語学者は怠慢だ。
ビジネスの前線で四苦八苦しているものに、なんの福音ももたらしてこなかった。
だからなかなか英語ができるようにならない。
どうやったら忙しいビジネスマンが効率よく英語を習得できるかを考えるほうが、よっぽど重要だろう。
言語学者よ!
もっと自分の仕事しろ!
2012年5月24日に日本でレビュー済み
筆者は英語公用語化に反対する理由として、大きく分けて
・日本語の衰退を招く
・格差を生み、拡大する
・言語権を侵害する
の3点を挙げている。
あまりにも当然の主張である。
私は楽天やユニクロに聞いたわけではないが、
英語公用語化など、しなくて済むのならそれに越したことはない。
日本語が「消える」ことのダメージぐらいわかる。
しかし、「食えなく」なるのなら、そんなこと言ってられないだろう。
人材面でも経済面でも日本が劣勢になっていく中で、
企業が世界に活路を見出すことは至極当然のことであり、
その際日本語がネックになることもこれまた当然である。
要は「しょうがない」のである。
筆者は「企業の社会的責任」を持ち出すが、
社会的責任も「食える」ことが前提だ。
つまり、企業が消えてしまったら、
社会的責任どころではない。
学校の教授の立場としてこういった主張を行うこと自体は否定はしないが、
ビジネスの現場には通用しない意見だな、というのが率直な感想である。
筆者の日本語と日本への愛情を加味して☆2つ。
・日本語の衰退を招く
・格差を生み、拡大する
・言語権を侵害する
の3点を挙げている。
あまりにも当然の主張である。
私は楽天やユニクロに聞いたわけではないが、
英語公用語化など、しなくて済むのならそれに越したことはない。
日本語が「消える」ことのダメージぐらいわかる。
しかし、「食えなく」なるのなら、そんなこと言ってられないだろう。
人材面でも経済面でも日本が劣勢になっていく中で、
企業が世界に活路を見出すことは至極当然のことであり、
その際日本語がネックになることもこれまた当然である。
要は「しょうがない」のである。
筆者は「企業の社会的責任」を持ち出すが、
社会的責任も「食える」ことが前提だ。
つまり、企業が消えてしまったら、
社会的責任どころではない。
学校の教授の立場としてこういった主張を行うこと自体は否定はしないが、
ビジネスの現場には通用しない意見だな、というのが率直な感想である。
筆者の日本語と日本への愛情を加味して☆2つ。
2013年2月13日に日本でレビュー済み
本書は、近年の英語の影響力の強まりによって、英語公用語化や英語
帝国主義に至ってしまうことへの危機感を、多くのご著書の中で以前
より指摘されている著者が、英語を社内公用語にしてはならない理由
や、日本の今後の進むべき方向性などについてまとめた本である。
本書の構成と概要としては、第1章で、ユニクロや楽天に代表される
英語社内公用語の実態についてまとめている。第2章では、英語公用
語論について、森有礼や志賀直哉や2000年に巻き起こった英語第二公
用語論にふれながらまとめている。そして、第3章〜第5章が本書の
中心を成し、ここで、英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由
をそれぞれ述べている。そして第6章では、英語が実際に社内公用語
になってしまった場合の対応例が書かれ、第7章では、日本語優先主
義についてまとめられている。最後の終章では、今後の日本人の生き
方として、経済至上主義を脱し、文化至上主義を提案している。
本書の主張は実に明確で非常に分かりやすい。「日本語・日本文化の
軽視」「社会的格差や不平等の助長と固定化」「言語権の侵害」とい
う3つを、社内英語公用語化の反対材料として挙げて、日本の文化や
アイデンティティーの根本となる日本語を大切に優先的に用いるべき
であるというものである。著者は以前より一貫してこの主旨の主張を
されており、著者の強い信念も感じることができる。
ただ、「国際化とは欧米化」(p. 173)や「日本人とは日本語人であ
る」(p. 168)など、著者が述べているいくつかは、現在の現実を見
た場合、やや行き過ぎている印象を受けるものもあった。また、本書
はあくまで英語支配論や言語政策という研究者という立場でまとめた
ものなので、現実のビジネス現場の切実さとは乖離があるかもしれない。
さらに、著者が述べる今後の日本の方向性としての文化至上主義も、
このまま経済が縮小し続け、給与が下がり続けてってしまうのならば、
現実としてより世知辛くなり、なかなか達成しづらいのかもしれない。
総じていえば、英語支配論の立場から、英語の社内公用語化に警鐘を
鳴らした本として興味深い本である。
帝国主義に至ってしまうことへの危機感を、多くのご著書の中で以前
より指摘されている著者が、英語を社内公用語にしてはならない理由
や、日本の今後の進むべき方向性などについてまとめた本である。
本書の構成と概要としては、第1章で、ユニクロや楽天に代表される
英語社内公用語の実態についてまとめている。第2章では、英語公用
語論について、森有礼や志賀直哉や2000年に巻き起こった英語第二公
用語論にふれながらまとめている。そして、第3章〜第5章が本書の
中心を成し、ここで、英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由
をそれぞれ述べている。そして第6章では、英語が実際に社内公用語
になってしまった場合の対応例が書かれ、第7章では、日本語優先主
義についてまとめられている。最後の終章では、今後の日本人の生き
方として、経済至上主義を脱し、文化至上主義を提案している。
本書の主張は実に明確で非常に分かりやすい。「日本語・日本文化の
軽視」「社会的格差や不平等の助長と固定化」「言語権の侵害」とい
う3つを、社内英語公用語化の反対材料として挙げて、日本の文化や
アイデンティティーの根本となる日本語を大切に優先的に用いるべき
であるというものである。著者は以前より一貫してこの主旨の主張を
されており、著者の強い信念も感じることができる。
ただ、「国際化とは欧米化」(p. 173)や「日本人とは日本語人であ
る」(p. 168)など、著者が述べているいくつかは、現在の現実を見
た場合、やや行き過ぎている印象を受けるものもあった。また、本書
はあくまで英語支配論や言語政策という研究者という立場でまとめた
ものなので、現実のビジネス現場の切実さとは乖離があるかもしれない。
さらに、著者が述べる今後の日本の方向性としての文化至上主義も、
このまま経済が縮小し続け、給与が下がり続けてってしまうのならば、
現実としてより世知辛くなり、なかなか達成しづらいのかもしれない。
総じていえば、英語支配論の立場から、英語の社内公用語化に警鐘を
鳴らした本として興味深い本である。
2011年8月3日に日本でレビュー済み
p075
「英語信仰」→「英語重視」→「日本語軽視」
なるほどそのとおりっ!!!
まず日本語をちゃんと学習させましょう。
バカほど「英語」をありがたがるのです。
だからアメリカに頭があがらないのです。
日本語をちゃんと勉強させましょうよ。
「やばい」とか「ガチ」とか、そんな言葉ばかり使っていると
「ガチで馬鹿」になってしまいますね。
「英語信仰」→「英語重視」→「日本語軽視」
なるほどそのとおりっ!!!
まず日本語をちゃんと学習させましょう。
バカほど「英語」をありがたがるのです。
だからアメリカに頭があがらないのです。
日本語をちゃんと勉強させましょうよ。
「やばい」とか「ガチ」とか、そんな言葉ばかり使っていると
「ガチで馬鹿」になってしまいますね。
2014年4月2日に日本でレビュー済み
英語を社内公用語にしたらどうするべきか?
の「対応策」が書いてあります。
対応策は、3つあり「順応」「抵抗」「分離」です。
災害と同じように私達で準備しましょう。
の「対応策」が書いてあります。
対応策は、3つあり「順応」「抵抗」「分離」です。
災害と同じように私達で準備しましょう。
2012年4月19日に日本でレビュー済み
普遍語として英語が世界を席巻してゆく流れを、今や誰も阻止することなど出来ないのではないだろうか。
だが、今すぐ日本が英語の侵出に対して過剰に対応する必要があるとは、私には思えないのである。
確かにインドなどの多言語国家では、インド人同士でも言葉が通じないから英語がツールとして重用されてきたし、英語を話せる人たちと話せない人たちの格差社会がますます進んで行っているのは事実であろう。
著者は、西欧列強が植民地に於いて、その国の言語を駆逐していったように、英語が日本に侵略してきた先駆けとして「社内英語公用語化」を楽天やユニクロが始めたのではないかと本書で危惧している。
この問題をこのまま容認してゆくと未来の日本では、日本語が英語に占領され、やがて日本の伝統や文化も崩壊してしまうとも、本書で著者は危惧している。
世紀単位で考えれば、著者の危惧もよく理解できるのだが、「社内英語公用語化」を、法的に禁止すべきだと極論していたが、そこまでする必要があるとは、私には思えないのである。
日本は、日本語という一言語国家であるから、インドなどと同列でこの問題を論じるのは、すこし飛躍しているのではないだろうか。
楽天もユニクロも英語至上主義に徹するなら、今すぐにでも楽天HPもユニクロの店員も英語ですべて対応するようにしたら?と私は両社に言いたくなってしまった。
が、英語大好きな楽天もHPで未だに日本語で商売しているし、ユニクロの店に行っても店員は日本語で対応しているのが現実なのです。
昨年、私は、水村美苗著『日本語が亡びるとき』という本を読んだのですが、著者の水村美苗氏は、日本の小学校で国語教育が疎かにされていることに危機感を憶えると説いていました。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの先進諸国での小学校の国語の授業が週5時間以上行われているのに対して、日本の小学校では、たった3時間だけしか国語の授業が行われていないからです。
それを知った先進国の言語学者たちが非常に驚いてしまった、とその本で水木美苗氏も嘆いていました。(本書で水村美苗氏の本については、P164〜P165で著者も多少引用していた)
日本の子供たちに英語の大切さより、まず日本語の大切さを教えることの方が喫緊の課題だと私には思えてなりません。
日本の小学校で、週に国語の授業がたった3時間という現実のほうが「英語社内公用語化」などを危惧する以前に、ゆゆしき重大な問題ではないかと文部科学省へ提言したい、との思いを強くしながら本書を読み終わりました。
だが、今すぐ日本が英語の侵出に対して過剰に対応する必要があるとは、私には思えないのである。
確かにインドなどの多言語国家では、インド人同士でも言葉が通じないから英語がツールとして重用されてきたし、英語を話せる人たちと話せない人たちの格差社会がますます進んで行っているのは事実であろう。
著者は、西欧列強が植民地に於いて、その国の言語を駆逐していったように、英語が日本に侵略してきた先駆けとして「社内英語公用語化」を楽天やユニクロが始めたのではないかと本書で危惧している。
この問題をこのまま容認してゆくと未来の日本では、日本語が英語に占領され、やがて日本の伝統や文化も崩壊してしまうとも、本書で著者は危惧している。
世紀単位で考えれば、著者の危惧もよく理解できるのだが、「社内英語公用語化」を、法的に禁止すべきだと極論していたが、そこまでする必要があるとは、私には思えないのである。
日本は、日本語という一言語国家であるから、インドなどと同列でこの問題を論じるのは、すこし飛躍しているのではないだろうか。
楽天もユニクロも英語至上主義に徹するなら、今すぐにでも楽天HPもユニクロの店員も英語ですべて対応するようにしたら?と私は両社に言いたくなってしまった。
が、英語大好きな楽天もHPで未だに日本語で商売しているし、ユニクロの店に行っても店員は日本語で対応しているのが現実なのです。
昨年、私は、水村美苗著『日本語が亡びるとき』という本を読んだのですが、著者の水村美苗氏は、日本の小学校で国語教育が疎かにされていることに危機感を憶えると説いていました。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの先進諸国での小学校の国語の授業が週5時間以上行われているのに対して、日本の小学校では、たった3時間だけしか国語の授業が行われていないからです。
それを知った先進国の言語学者たちが非常に驚いてしまった、とその本で水木美苗氏も嘆いていました。(本書で水村美苗氏の本については、P164〜P165で著者も多少引用していた)
日本の子供たちに英語の大切さより、まず日本語の大切さを教えることの方が喫緊の課題だと私には思えてなりません。
日本の小学校で、週に国語の授業がたった3時間という現実のほうが「英語社内公用語化」などを危惧する以前に、ゆゆしき重大な問題ではないかと文部科学省へ提言したい、との思いを強くしながら本書を読み終わりました。
2011年10月14日に日本でレビュー済み
著者は、留学経験もある英語教師。
普通なら英語化論者になりそうだが、逆に社内公用語化への懸念を警鐘する
所が興味深く、説得力もある。
「公用語」とは使用が約束されることであり、使用の義務化ではない。
この件を読んだときに、「そうだったのか」と自分の勘違いに気づいた。
気づくと共に、何と多くの経営者も言葉の意味を取り違えているものかと、
その日本語力の甘さにあきれてしまった。
しかし、著者がどんなに弊害を主張しようにも、英語ができる人との
格差は広がるばかりだ。
この裏づけがある限り、日本の英語化は進むだろう。
私の職場にも海外の人がいるが、その人曰く、
日本語を母国語とする人が、互いに英語で無理矢理会議をすることに
どんな意味があるのかわからないらしい。
自己啓発なら時間外でやるべきだし、限られた時間で成果を上げるためには、
この行動はナンセンスと感じているようだ。
徹底的に海外に迎合するのは日本の伝統でもあるが、
実際の現状も踏まえて、うまく英語と付き合っていく方策を
考えて欲しいものと感じた。
普通なら英語化論者になりそうだが、逆に社内公用語化への懸念を警鐘する
所が興味深く、説得力もある。
「公用語」とは使用が約束されることであり、使用の義務化ではない。
この件を読んだときに、「そうだったのか」と自分の勘違いに気づいた。
気づくと共に、何と多くの経営者も言葉の意味を取り違えているものかと、
その日本語力の甘さにあきれてしまった。
しかし、著者がどんなに弊害を主張しようにも、英語ができる人との
格差は広がるばかりだ。
この裏づけがある限り、日本の英語化は進むだろう。
私の職場にも海外の人がいるが、その人曰く、
日本語を母国語とする人が、互いに英語で無理矢理会議をすることに
どんな意味があるのかわからないらしい。
自己啓発なら時間外でやるべきだし、限られた時間で成果を上げるためには、
この行動はナンセンスと感じているようだ。
徹底的に海外に迎合するのは日本の伝統でもあるが、
実際の現状も踏まえて、うまく英語と付き合っていく方策を
考えて欲しいものと感じた。