漫画の裏側の世界。
連載をとるまでの漫画家と編集者の関係などを複数人へのインタビュー形式で綴られています。
私は漫画家ではありませんし、漫画も描いていません。
漫画雑誌で必ず目にする新人賞。
それを通過すれば安泰、なんて思っていましたがそうではないんですね…!
漫画家の苦労の上に書店に並ぶ漫画があるのだと思うと漫画の見方が変わります

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マンガで食えない人の壁 単行本 – 2012/2/29
NPO法人NEWVERY内 トキワ荘プロジェクト
(著),
園田ゆり
(イラスト)
おおひなたごう(ギャグ漫画家)
「実は、ダメ出しをされないように描こうとするからダメ」
樹崎聖(漫画家/『10年メシが食える漫画家入門』著者)
「良い作品というのは、一つのことしか言っていない」
(本文より抜粋)
マンガで食えない人の壁とは何か?
プロ13人が語る「私はこうして漫画家になった!」
漫画家志望者、必読の書!
◆こんな漫画家志望者にオススメ!
・とにかくマンガで食べていけるのか不安な人
・持ち込みや投稿をしても結果がイマイチな人
・編集者との付き合い方に悩んでいる人
・受賞したのに、ずっと作品が掲載されない人
表紙マンガ 園田ゆり(アフターヌーン四季大賞受賞)
◆掲載陣(敬称略)
樹崎聖、鍋島雅治、田中圭一、緒方てい、大崎充、おおひなたごう、江本晴、野間美由紀、深谷陽、川田潮、稀見理都、うめ/小沢高広、すがやみつる
「実は、ダメ出しをされないように描こうとするからダメ」
樹崎聖(漫画家/『10年メシが食える漫画家入門』著者)
「良い作品というのは、一つのことしか言っていない」
(本文より抜粋)
マンガで食えない人の壁とは何か?
プロ13人が語る「私はこうして漫画家になった!」
漫画家志望者、必読の書!
◆こんな漫画家志望者にオススメ!
・とにかくマンガで食べていけるのか不安な人
・持ち込みや投稿をしても結果がイマイチな人
・編集者との付き合い方に悩んでいる人
・受賞したのに、ずっと作品が掲載されない人
表紙マンガ 園田ゆり(アフターヌーン四季大賞受賞)
◆掲載陣(敬称略)
樹崎聖、鍋島雅治、田中圭一、緒方てい、大崎充、おおひなたごう、江本晴、野間美由紀、深谷陽、川田潮、稀見理都、うめ/小沢高広、すがやみつる
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社NEWVERY
- 発売日2012/2/29
- ISBN-104990545141
- ISBN-13978-4990545147
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商品の説明
著者について
漫画家支援団体。漫画家志望者に向け都内にシェアハウスを提供。これ迄200名ほどを支援、デビューした漫画家は18名。「漫画家のなり方」の研究し書籍発刊、2012年からはプロ向け支援「漫画家向け確定申告講座」など、活動範囲を広げている。
登録情報
- 出版社 : NEWVERY (2012/2/29)
- 発売日 : 2012/2/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4990545141
- ISBN-13 : 978-4990545147
- Amazon 売れ筋ランキング: - 672,386位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 837位コミック・アニメ研究
- - 301,126位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インタビューされている漫画家や原作者を調べればわかりますが、
ほとんどの方は割りと高齢です。そのため、
「昔は〜〜でよかったのに、今はそれがなくなって駄目」という意見が少し目立ちました。
これからの漫画界に挑戦する若い漫画志望者が本書を参考にするにあたって、
一昔前の漫画をとりまく状況はあまり必要ないかと思います。
個人的な意見ですが、本書の内容を100%妄信してしまう人は漫画家に向いていない気もします。
ただ、「がむしゃらさ」や「漫画を描くことの重要性」はとても説得力がありました。
漫画を描いていない志望者にとってはやる気を出すためにうってつけだと思います。
また気になった点として、作画として活躍された方の割合が少し多かった点があります。
原作者をつけての作画と、原作者を必要としない漫画家は似ているようで違います。
ただ絵や演出やコマ割を上達して漫画を描いていれば、作画できるようになりますが、
「魅力的で独創性のあるキャラ」「面白いストーリー」を作ることは難しいかと思います。
上記の点を注意して読んだほうがいいかと思います。
ほとんどの方は割りと高齢です。そのため、
「昔は〜〜でよかったのに、今はそれがなくなって駄目」という意見が少し目立ちました。
これからの漫画界に挑戦する若い漫画志望者が本書を参考にするにあたって、
一昔前の漫画をとりまく状況はあまり必要ないかと思います。
個人的な意見ですが、本書の内容を100%妄信してしまう人は漫画家に向いていない気もします。
ただ、「がむしゃらさ」や「漫画を描くことの重要性」はとても説得力がありました。
漫画を描いていない志望者にとってはやる気を出すためにうってつけだと思います。
また気になった点として、作画として活躍された方の割合が少し多かった点があります。
原作者をつけての作画と、原作者を必要としない漫画家は似ているようで違います。
ただ絵や演出やコマ割を上達して漫画を描いていれば、作画できるようになりますが、
「魅力的で独創性のあるキャラ」「面白いストーリー」を作ることは難しいかと思います。
上記の点を注意して読んだほうがいいかと思います。
2014年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家さんのインタビューがまとめられた一冊です。
トキワ荘プロジェクトに携わるインタビューアーと作家さんの間で様々な話がかわされます。
デビューや投稿作、編集者との関わり方、デビューまでに取り込んだこと、その時時の心構えや
考え方、なかなかに個性あるエピソードが飛び交い「ここまでやってるんだ!」と
言われているような読み応えのある一冊だと思います。
ただ、作家さんはかなり年代幅広く取り上げられているので、
どうしてもその時代ならではの部分や、
悪く言えば「最近のわかいもんは」的な流れも見れる気がします。
それでも内容としては気付かされる部分はありますし、
自分の気持を引き締める部分もあると思います。
今現在、自分の売り込み方を即手に入れたい!という方は若干期待とは違うかもしれません。
参考までに、というのには充分かと。
作品や編集者、雑誌の傾向、結局は本当にそれぞれなので、
やり方の1つとして読んでいくのがいいと個人的には思います。
トキワ荘プロジェクトに携わるインタビューアーと作家さんの間で様々な話がかわされます。
デビューや投稿作、編集者との関わり方、デビューまでに取り込んだこと、その時時の心構えや
考え方、なかなかに個性あるエピソードが飛び交い「ここまでやってるんだ!」と
言われているような読み応えのある一冊だと思います。
ただ、作家さんはかなり年代幅広く取り上げられているので、
どうしてもその時代ならではの部分や、
悪く言えば「最近のわかいもんは」的な流れも見れる気がします。
それでも内容としては気付かされる部分はありますし、
自分の気持を引き締める部分もあると思います。
今現在、自分の売り込み方を即手に入れたい!という方は若干期待とは違うかもしれません。
参考までに、というのには充分かと。
作品や編集者、雑誌の傾向、結局は本当にそれぞれなので、
やり方の1つとして読んでいくのがいいと個人的には思います。
2012年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名の通り、「漫画で食っていきたい」と思う、
ある程度実績のある、本気の漫画家志望者・デビューしたての漫画家の方にぴったりな本だと思います。
私自身は一応デビュー済みなのですが、編集さんと連載などのやりとりしていると、ネームの直しや考え方で
「他の漫画家さんはどうやって編集さんと付き合っているのだろう」と疑問が沸いている状態でした。
この本は、色々な漫画家さんがこの業界の中を戦ってきた上で語られる、頼もしく説得力のあるお話ばかりで、
迷っている私にまさにドンピシャ、納得のいく1冊でした。
新人の私にとって、このタイトルの本が棚に並んでいるのが少し恐いですが(汗
内容は本当に盛りだくさんです。
読んでいると、漫画家って本当常に四苦八苦して七転び八起きして、認められるまでが辛い!という感情が
ヒシヒシと感じられますが、同時に「描こう!やっぱり漫画が上手くなるのは、いっぱい描くことだ!」と奮起させられるような内容でした。
自分が一番知りたかった「編集者との付き合い方」なども、多くの漫画家さんが指南してくださっていて、
読んでからはより柔軟に編集さんと話せるようになった気がします。
その他にも、「賞を取った後の期間」についてや「漫画家にとって必要な信念」といった事を
生々しい体験と共に熱く語られているので、本当に勉強になりました。
自分の描くマンガの視野も広がったと思います。
漫画家はいくらでも失敗していい職業だし、それが全て作品の糧になると元気付けられたりもしました。
好きだった漫画を「商売」と考え始めて、これまでと違う考え方をしなければならないけれど
なおかつ「漫画を描くのが好きだ」という初心をも大切にしたくなるような、そんなありがたい1冊だと思います。
ある程度実績のある、本気の漫画家志望者・デビューしたての漫画家の方にぴったりな本だと思います。
私自身は一応デビュー済みなのですが、編集さんと連載などのやりとりしていると、ネームの直しや考え方で
「他の漫画家さんはどうやって編集さんと付き合っているのだろう」と疑問が沸いている状態でした。
この本は、色々な漫画家さんがこの業界の中を戦ってきた上で語られる、頼もしく説得力のあるお話ばかりで、
迷っている私にまさにドンピシャ、納得のいく1冊でした。
新人の私にとって、このタイトルの本が棚に並んでいるのが少し恐いですが(汗
内容は本当に盛りだくさんです。
読んでいると、漫画家って本当常に四苦八苦して七転び八起きして、認められるまでが辛い!という感情が
ヒシヒシと感じられますが、同時に「描こう!やっぱり漫画が上手くなるのは、いっぱい描くことだ!」と奮起させられるような内容でした。
自分が一番知りたかった「編集者との付き合い方」なども、多くの漫画家さんが指南してくださっていて、
読んでからはより柔軟に編集さんと話せるようになった気がします。
その他にも、「賞を取った後の期間」についてや「漫画家にとって必要な信念」といった事を
生々しい体験と共に熱く語られているので、本当に勉強になりました。
自分の描くマンガの視野も広がったと思います。
漫画家はいくらでも失敗していい職業だし、それが全て作品の糧になると元気付けられたりもしました。
好きだった漫画を「商売」と考え始めて、これまでと違う考え方をしなければならないけれど
なおかつ「漫画を描くのが好きだ」という初心をも大切にしたくなるような、そんなありがたい1冊だと思います。
2012年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書には以下の13人の方たちへのインタビューが掲載されています。
・樹崎聖(漫画家)
・鍋島雅治(原作者)
・田中圭一(漫画家)
・緒方てい(漫画家)
・大崎充(漫画家)
・おおひなたごう(漫画家)
・江本晴(漫画家)
・野間美由紀(漫画家)
・深谷陽(漫画家)
・川田潮(漫画家・大学准教授)
・稀見理都(ライター・プログラマー)
・うめ/小沢高広(漫画家)
・すがやみつる(漫画家・小説家)
インタビューでは、新人賞への投稿についてや持ち込みの仕方と頻度、アシスタントについて、どういう人が伸びるのか、編集者とのやりとり(とくに意見の相違が生じた場合のこと)、完璧な作品を描こうとすることの弊害、企画を立てること、読者の獲得についてなど、様々なことが語られています。
それぞれの方たちが長年苦労してつかんだ知恵や教訓を話しているので、参考になることがたくさんあります。
また、話が上手な方が多いので、内容がわかりやすく楽しんで読むことができます。
漫画家志望の方にとって、とてもためになる1冊だと思います。
・樹崎聖(漫画家)
・鍋島雅治(原作者)
・田中圭一(漫画家)
・緒方てい(漫画家)
・大崎充(漫画家)
・おおひなたごう(漫画家)
・江本晴(漫画家)
・野間美由紀(漫画家)
・深谷陽(漫画家)
・川田潮(漫画家・大学准教授)
・稀見理都(ライター・プログラマー)
・うめ/小沢高広(漫画家)
・すがやみつる(漫画家・小説家)
インタビューでは、新人賞への投稿についてや持ち込みの仕方と頻度、アシスタントについて、どういう人が伸びるのか、編集者とのやりとり(とくに意見の相違が生じた場合のこと)、完璧な作品を描こうとすることの弊害、企画を立てること、読者の獲得についてなど、様々なことが語られています。
それぞれの方たちが長年苦労してつかんだ知恵や教訓を話しているので、参考になることがたくさんあります。
また、話が上手な方が多いので、内容がわかりやすく楽しんで読むことができます。
漫画家志望の方にとって、とてもためになる1冊だと思います。
2016年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kindleで購入。
プロ漫画家のインタビュー集。
デビューに至るまでの道筋や苦労は、正直あまり参考にならないと思います。人それぞれですし、そもそもインタビュー自体、そこに主軸を置いていません。
それよりプロとして食べていくのには、超人的な努力と運が必要であることを本書は語ってくれます。
しかし読み終えて、こういう感想を述べるのは非常に酷だが、「現役の超売れっ子漫画家」の意見も聞いてみたいと思わずにはいられません。一線にいる彼らの思考や創作メソッドものぞいてみたいという渇望が生まれる本書でした。
プロ漫画家のインタビュー集。
デビューに至るまでの道筋や苦労は、正直あまり参考にならないと思います。人それぞれですし、そもそもインタビュー自体、そこに主軸を置いていません。
それよりプロとして食べていくのには、超人的な努力と運が必要であることを本書は語ってくれます。
しかし読み終えて、こういう感想を述べるのは非常に酷だが、「現役の超売れっ子漫画家」の意見も聞いてみたいと思わずにはいられません。一線にいる彼らの思考や創作メソッドものぞいてみたいという渇望が生まれる本書でした。
2018年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これを読んだから漫画家になれるというわけではないと思うのですが、プロの漫画家さんがどういった本を参考になさっているのかがわかるので勉強になります。
2014年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すでにプロとして活躍している漫画家のインタビュー集。プロを志向するアマチュア向けの指南本であり、漫画家志望の方は得るものが多いように思える。
漫画家というとアーティストのように考えられ、プロとして活動するための方法論などないように思えてた。才能のある一部の人だけが実現可能であり、建設的な努力など縁のない世界というのが本書を読む前の印象であった。
しかし、インタビューを読んでみると、どの漫画家も本質的には似たようなことをいっている。みな漫画を書くということに対して、色々と試行錯誤の苦労を重ねてきたのだろう。とりわけ、映画の構成や間のとり方などを漫画をかく上での参考として研究を行っている方が多いのが印象的であった。本書には出てこないがハンターハンターや幽遊白書で有名な冨樫義博も漫画の向上のために映画を研究しているという話を何処かで読んだことがある。
プロの漫画家になる、ということに対しても、大学受験のように、目標を設定し、対策を検討し、それに向かって建設的に努力を重ねる、というアプローチも可能なのかもしれない。
もちろんドラゴンボールやスラムダンクなど歴史に残る名作家になるのであればまた別であろうが、とりあえず漫画だけで生計をたてるという意味でのプロの漫画家には、十分努力によるアプローチが可能であると感じた。
漫画家というとアーティストのように考えられ、プロとして活動するための方法論などないように思えてた。才能のある一部の人だけが実現可能であり、建設的な努力など縁のない世界というのが本書を読む前の印象であった。
しかし、インタビューを読んでみると、どの漫画家も本質的には似たようなことをいっている。みな漫画を書くということに対して、色々と試行錯誤の苦労を重ねてきたのだろう。とりわけ、映画の構成や間のとり方などを漫画をかく上での参考として研究を行っている方が多いのが印象的であった。本書には出てこないがハンターハンターや幽遊白書で有名な冨樫義博も漫画の向上のために映画を研究しているという話を何処かで読んだことがある。
プロの漫画家になる、ということに対しても、大学受験のように、目標を設定し、対策を検討し、それに向かって建設的に努力を重ねる、というアプローチも可能なのかもしれない。
もちろんドラゴンボールやスラムダンクなど歴史に残る名作家になるのであればまた別であろうが、とりあえず漫画だけで生計をたてるという意味でのプロの漫画家には、十分努力によるアプローチが可能であると感じた。