
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
無意識の構造 (中公新書 481) 新書 – 1977/9/22
河合 隼雄
(著)
当店の商品は全て簡易クリーニングとビニールで 梱包をしてアマゾン管理ラベルを貼っています。 良好な状態です。 十分な検品をしてから出荷をしていますが、まれにチェック漏れによる 込や欠品がある場合がございます。その際はご連絡頂ければ対応を致しますのでご連絡をください。 発送はアマゾン配送センターから迅速・確実に実行されます。
- ISBN-104121004817
- ISBN-13978-4121004819
- 出版社中央公論新社
- 発売日1977/9/22
- 言語日本語
- 本の長さ191ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1977/9/22)
- 発売日 : 1977/9/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 191ページ
- ISBN-10 : 4121004817
- ISBN-13 : 978-4121004819
- Amazon 売れ筋ランキング: - 324,713位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無意識への理解を得ました。無意識の存在を大切にして生きたいと思います。
2016年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段、生活をしていて世の中変な人が多いなぁ~と感じていたり、
コンプレックスのありそうな人は接触が難しい、などなど、
ある程度自分なりの人間観を持っている人には裏付けになる本です。
おススメです。
1つ注意したいのは、他人を誹謗するという事ではなく、
他人の異変の原因を内部から”理解”していくという事です。
この本を一言でいうと深層心理の本です。
この本を読み終えると、大概は精神的過程における物が災いの種であることは100%だと分かります。
心の中、いや、精神的な、更に深く無意識に滞在しているわだかまりがその人の言動に深く結びついている。
それを放置せずに自分の中にある”見えない物”やメッセージに気が付いて、
いかに是正出来るかがその人間のレベルという事になると思います。
そして、自分なりの結論は、
目標を明確に持ち、しっかりと時間をかけて努力している人間はしっかりとした精神が育まれる、
そう思います。
無意識を、有意識へ。
コンプレックスのありそうな人は接触が難しい、などなど、
ある程度自分なりの人間観を持っている人には裏付けになる本です。
おススメです。
1つ注意したいのは、他人を誹謗するという事ではなく、
他人の異変の原因を内部から”理解”していくという事です。
この本を一言でいうと深層心理の本です。
この本を読み終えると、大概は精神的過程における物が災いの種であることは100%だと分かります。
心の中、いや、精神的な、更に深く無意識に滞在しているわだかまりがその人の言動に深く結びついている。
それを放置せずに自分の中にある”見えない物”やメッセージに気が付いて、
いかに是正出来るかがその人間のレベルという事になると思います。
そして、自分なりの結論は、
目標を明確に持ち、しっかりと時間をかけて努力している人間はしっかりとした精神が育まれる、
そう思います。
無意識を、有意識へ。
2016年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間の原動力を学ぶ上でも大変勉強になりました。無意識の中から人間の善さを感じました。
2015年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の本なので仕方無いかもしれませんが
文章にまとまりがなく
読み進めにくいです
内容は面白いところもあるんですが
文章にまとまりがなく
読み進めにくいです
内容は面白いところもあるんですが
2015年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今見たら、出品が全て中古になっていました。これ絶版になってのですか?キンドル版が出たとは言え、寂しい事です。
ユング心理学の真髄をこれほどシンプルにまとめた本を他に知りません。
ユング心理学の真髄をこれほどシンプルにまとめた本を他に知りません。
2014年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子育ての過程で、子供の無意識がどう構築されていくのかが気になって、読んでみたしだいです。
しかし、さすがユング。アニムス、グレートマザー、原型、聞いたことだけはあったですけども、ちょっと付いていけんかったでよ……。なんか幸福の科学の教義でも聞いてるようなイメージというか。何とでも言えらあなあ、ていう疑念が拭い切れなかったであります。
ページの角を折ったところを。
┏━━━━━━━━━━
(ヒステリー研究が売れなかった理由)それは彼の考えが画期的だった上に、無意識界にうごめく性の衝動をあからさまに取り扱ったことが反発を感じさせたことも大きい要因となっている。また、フロイトがユダヤ人であり、大学に勤務していなかったので、フロイトのグループがユダヤ人の私的な集まりのように見られ、アカデミックな世界から無視されていたことも大きいことであった。p8
┗━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━
われわれはいろんな劣等な部分を持ちながら、それが劣等感コンプレックスに関連しているものと、いないものがあることに気付かされる。
語学ができないことは自分も認めていてなんとも感じないのに、数学ができないことはコンプレックスになるとか。p20
┗━━━━━━━━━━
んで、個人的にはこれがいばちん出会えてよかった一文でありました。
┏━━━━━━━━━━
自分の劣等感に気付くことなく、むしろ、それを救ってほしい願望を他に投影し、やたらと他人を救いたがる人がいる。そのような行為の背後には、複雑な劣等感と優越感の絡み合いが存在しているが、他人がありがた迷惑がっていることも知らず、親切の押し売りをする。このようなコンプレックスをメサイヤ・コンプレックスという。
これは表面的には善意として表れるので、克服することの難しいコンプレックスである。このような人は、気の毒な人の救済に力をつくしていると信じているが、実のところ、救済される側がおのれのメサイヤ・コンプレックスの解消のための救済者(メサイヤ)であることを知ることは少ないようである。
┗━━━━━━━━━━
いわゆる共依存でありますよね、これ。人から依存されることに依存してしまうという。うちの妻さんの性格分析にぶち役立ちました。メサイヤ・コンプレクス。きちんと名前が付いている。ぶち得した気分。
本書の読み方としてはでんでん見当外れだと思われますけども、なことはどーでもいいんです。出会ったもん勝ち! 塞翁が馬!
しかし、さすがユング。アニムス、グレートマザー、原型、聞いたことだけはあったですけども、ちょっと付いていけんかったでよ……。なんか幸福の科学の教義でも聞いてるようなイメージというか。何とでも言えらあなあ、ていう疑念が拭い切れなかったであります。
ページの角を折ったところを。
┏━━━━━━━━━━
(ヒステリー研究が売れなかった理由)それは彼の考えが画期的だった上に、無意識界にうごめく性の衝動をあからさまに取り扱ったことが反発を感じさせたことも大きい要因となっている。また、フロイトがユダヤ人であり、大学に勤務していなかったので、フロイトのグループがユダヤ人の私的な集まりのように見られ、アカデミックな世界から無視されていたことも大きいことであった。p8
┗━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━
われわれはいろんな劣等な部分を持ちながら、それが劣等感コンプレックスに関連しているものと、いないものがあることに気付かされる。
語学ができないことは自分も認めていてなんとも感じないのに、数学ができないことはコンプレックスになるとか。p20
┗━━━━━━━━━━
んで、個人的にはこれがいばちん出会えてよかった一文でありました。
┏━━━━━━━━━━
自分の劣等感に気付くことなく、むしろ、それを救ってほしい願望を他に投影し、やたらと他人を救いたがる人がいる。そのような行為の背後には、複雑な劣等感と優越感の絡み合いが存在しているが、他人がありがた迷惑がっていることも知らず、親切の押し売りをする。このようなコンプレックスをメサイヤ・コンプレックスという。
これは表面的には善意として表れるので、克服することの難しいコンプレックスである。このような人は、気の毒な人の救済に力をつくしていると信じているが、実のところ、救済される側がおのれのメサイヤ・コンプレックスの解消のための救済者(メサイヤ)であることを知ることは少ないようである。
┗━━━━━━━━━━
いわゆる共依存でありますよね、これ。人から依存されることに依存してしまうという。うちの妻さんの性格分析にぶち役立ちました。メサイヤ・コンプレクス。きちんと名前が付いている。ぶち得した気分。
本書の読み方としてはでんでん見当外れだと思われますけども、なことはどーでもいいんです。出会ったもん勝ち! 塞翁が馬!
2013年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代科学が真であるという世界に生きていると、何か大切なものが欠けているという不安にかられる。
それは幼いときから私を苦しめ、陰陽論に出会って救われた思いがした。
まさか、ユングもまた陰陽論にインスパイアされているとは思いもしなかった。
河合隼雄さんに出会って、ずいぶんと感激し、色々と読んできたが、なぜ惹かれるのかが、この本を読んでわかった気がする。
人類は今、全体性を回復する『時』にきているのかもしれない。
それは無意識への旅に繋がるような、危険を孕んだものになるようだ。しかし、これは避けて通れない道なのかもしれない。
私は、この本を読んで、再び『昔話と日本人の心』について河合隼雄さんが書いた本を改めて読んでみたいと思った。
日本人の特異性も、これで受け入れられそうだ。
それは幼いときから私を苦しめ、陰陽論に出会って救われた思いがした。
まさか、ユングもまた陰陽論にインスパイアされているとは思いもしなかった。
河合隼雄さんに出会って、ずいぶんと感激し、色々と読んできたが、なぜ惹かれるのかが、この本を読んでわかった気がする。
人類は今、全体性を回復する『時』にきているのかもしれない。
それは無意識への旅に繋がるような、危険を孕んだものになるようだ。しかし、これは避けて通れない道なのかもしれない。
私は、この本を読んで、再び『昔話と日本人の心』について河合隼雄さんが書いた本を改めて読んでみたいと思った。
日本人の特異性も、これで受け入れられそうだ。
2013年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
[半分(P.95)まで読んだ感想 2013年11月4日記]
うつ病(感情障害)克服の一助になればと、カウンセラーに薦められて購入しました。
心理学、心理療法の分野に携わる人々は大いに啓蒙されるかもしれませんが、私のような門外漢はこの本から何を得られるのか? よくわかりません。
P.54
『十九世紀西洋の合理精神は、多くのシンボルを殺し、世界中の宗教はまるでシンボルの墓場の感を呈するようになった。』
『しかし、このようなシンボル殺しによって、人間にとって重要な生命力の一部分まで破壊されたのではないかという反省も、生じてきたのである。』
たしかにその通りなのかもしれませんが、それがわかったとして、あまりにも漠然としているので具体的に何かが好転するようには思えません。
***
[最後まで読んだ感想 2013年12月4日記]
なんども眠くなり、実際に眠ってしまいましたが、とにかく最後まで読み切りました。
ユングという方が何をおっしゃっていたのかはなんとなくわかりました。 ただ、どうしても「だからどうしたの?」という思いが消えません。
筆者のおっしゃりたかったことも、結語のP. 185にある:
『結局は、日本人としての個性化という点で、自ら考え自ら生きるということが重要であると思われる。 自ら体験し、自ら考えることこそ、ユングの言う個性化に他ならないと思うからである。」
この言葉に集約されていると思うのです。 ユング云々ではなく、他の方もおっしゃっている極<あたりまえのこと>ではないでしょうか? 188ページも費やしてごちゃごちゃと書く必要性が全く認められません。
心理学科への入学を目指す高校生、大学の学部で心理学のどの学派を基本とするかを決めかねている学生には役に立つかもしれません。 しかし、社会に出た人間が本書から何かを得ることは難しいでしょう。
うつ病(感情障害)克服の一助になればと、カウンセラーに薦められて購入しました。
心理学、心理療法の分野に携わる人々は大いに啓蒙されるかもしれませんが、私のような門外漢はこの本から何を得られるのか? よくわかりません。
P.54
『十九世紀西洋の合理精神は、多くのシンボルを殺し、世界中の宗教はまるでシンボルの墓場の感を呈するようになった。』
『しかし、このようなシンボル殺しによって、人間にとって重要な生命力の一部分まで破壊されたのではないかという反省も、生じてきたのである。』
たしかにその通りなのかもしれませんが、それがわかったとして、あまりにも漠然としているので具体的に何かが好転するようには思えません。
***
[最後まで読んだ感想 2013年12月4日記]
なんども眠くなり、実際に眠ってしまいましたが、とにかく最後まで読み切りました。
ユングという方が何をおっしゃっていたのかはなんとなくわかりました。 ただ、どうしても「だからどうしたの?」という思いが消えません。
筆者のおっしゃりたかったことも、結語のP. 185にある:
『結局は、日本人としての個性化という点で、自ら考え自ら生きるということが重要であると思われる。 自ら体験し、自ら考えることこそ、ユングの言う個性化に他ならないと思うからである。」
この言葉に集約されていると思うのです。 ユング云々ではなく、他の方もおっしゃっている極<あたりまえのこと>ではないでしょうか? 188ページも費やしてごちゃごちゃと書く必要性が全く認められません。
心理学科への入学を目指す高校生、大学の学部で心理学のどの学派を基本とするかを決めかねている学生には役に立つかもしれません。 しかし、社会に出た人間が本書から何かを得ることは難しいでしょう。