時代劇できついメークをしていた際しか拝見していなかったのですが、この本や他のインタビュー記事などで伺える福本さんの素顔はチャーミングでかつ真摯な俳優で、とても心温まるものでした。
前作(『どこかで誰かが見ていてくれる』)と併せ、皆さんにもご一読いただきたい書籍です。

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おちおち死んでられまへん 斬られ役ハリウッドへ行く (集英社文庫) 文庫 – 2007/7/20
定年直前の斬られ役、ハリウッドデビュー!
15歳から47年、斬られ斬られて2万回の大部屋生活。定年直前にハリウッド映画の出演依頼が! 『ラスト サムライ』用心棒役の為、海外ロケに参加し…。涙と笑いの人生を語る感動ドキュメント。
15歳から47年、斬られ斬られて2万回の大部屋生活。定年直前にハリウッド映画の出演依頼が! 『ラスト サムライ』用心棒役の為、海外ロケに参加し…。涙と笑いの人生を語る感動ドキュメント。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/7/20
- ISBN-104087461920
- ISBN-13978-4087461923
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月9日に日本でレビュー済み
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2014年4月30日に日本でレビュー済み
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太秦ライムライトで注目されているが、時代劇ファンなら昔から知っている福本さん。
本を読んでますますファンに。
本を読んでますますファンに。
2016年2月12日に日本でレビュー済み
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前作「どこかで誰かが見ていてくれる」と同時購入。
インタビュアーがテープ起こししただけのような文章なので、読みやすいのですが、福本清三氏の俳優人生の素晴らしさに依存しすぎているというか・・・「これって筆者は楽だよなぁ」と思ってしまい、前作ほど感銘を受けませんでした。
とはいえ、福本清三氏のファンなら必読だと思います。
インタビュアーがテープ起こししただけのような文章なので、読みやすいのですが、福本清三氏の俳優人生の素晴らしさに依存しすぎているというか・・・「これって筆者は楽だよなぁ」と思ってしまい、前作ほど感銘を受けませんでした。
とはいえ、福本清三氏のファンなら必読だと思います。
2012年5月24日に日本でレビュー済み
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「どこかで誰かが見ていてくれる」を読んで、ぜひ続きが読みたくなって購入。この本のいいところは、小田さんの会話は入れずに、福本さんの答えだけをそのまま掲載していること。そのテンポがとてもいいのだ。
福本さんが「ラストサムライ」の撮影で数ヶ月、海外に滞在した話、アメリカの映画の撮り方を見て、日本とはずいぶん違うと思う反面、誇りを持って仕事をしているスタッフを見たときに、映画隆盛期の日本を思い出したという話。そして、なぜかキャンプ場で福本さんにカレーをつくってもらう著者の小田さん。そのときの福本さんの、何ともおかしみのあるテンポのいい語り口調には、何度も笑った。
「ラストサムライ」の撮影中に、60歳の誕生日を迎えた福本さん。みんなが祝ってくれたという。しかし、その日は、福本さんの東映での定年の日でもあった。彼にとっては、これから先の生活を考えなくてはならない。喜びも大きい反面、同時にこれからの不安がのしかかっていたと言う。
さらに、この本の中で福本さんが危惧しておられたとおり、ついに「水戸黄門」も無くなってしまった。これから、斬られ役の方々はどうなるのだろう。
福本さんが「ラストサムライ」の撮影で数ヶ月、海外に滞在した話、アメリカの映画の撮り方を見て、日本とはずいぶん違うと思う反面、誇りを持って仕事をしているスタッフを見たときに、映画隆盛期の日本を思い出したという話。そして、なぜかキャンプ場で福本さんにカレーをつくってもらう著者の小田さん。そのときの福本さんの、何ともおかしみのあるテンポのいい語り口調には、何度も笑った。
「ラストサムライ」の撮影中に、60歳の誕生日を迎えた福本さん。みんなが祝ってくれたという。しかし、その日は、福本さんの東映での定年の日でもあった。彼にとっては、これから先の生活を考えなくてはならない。喜びも大きい反面、同時にこれからの不安がのしかかっていたと言う。
さらに、この本の中で福本さんが危惧しておられたとおり、ついに「水戸黄門」も無くなってしまった。これから、斬られ役の方々はどうなるのだろう。
2014年3月28日に日本でレビュー済み
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下手な主役を完全にカバーして居る...まさに脇役の鏡ですね。 主役のアホらしさがよく見えてくる。
2009年5月1日に日本でレビュー済み
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今もこれまでと変わらず、主に東映京都で撮影される時代劇やドラマ、時には戦隊ものにも出演し、黙々とそのキャリアを積み重ねる福本さんだが、世界中どこへ行っても「あの『ラスト サムライ』で“ボブ”を演ってた人」と言えば、多くの人が「あー、はいはいはい」とわかってくれる(はず)。
これはやっぱり、スゴいことなのだ。
そんな、間違いなくベストバウトとなった映画を海外で撮影中に、福本さんは東映における定年を迎えた。
この2冊めとなる聞き書き本では、『ラスト サムライ』撮影時のこと(分量はそれほど多くないが、ものすごい臨場感がある)、そして“定年”を迎えて、これからの人生に関する想いなどが語られている。
その中からは、福本さんにしか語れない、あなたを励ましてくれる言葉を、いくつも見い出すことができるだろう。
ちょうどお盆に里帰りしていた福本さんが、地元のキャンプ場でカレーライスを作るところなどもあったりして、これがまた、いいクッションになっている。
巻末には、ある日の太秦映画村でのショー『福本清三・斬られる!』の写真ルポ、福本さんが写り込んでいるものを集めた出演作品スチール集(夏目雅子さんとのツーショットも…!)、そしてなんと、30ページ以上にわたる「みどころ」のワンポイント解説つきの《出演作品おすすめリスト》を掲載し、資料的価値も高い。
なお、現在の福本さんは嘱託として東映に籍をおいており、『福本清三ショー』は映画村の呼び物のひとつとなっている。
ところで、オレが買ったのは初版本だったのだが、小口研磨―本の端の、手が触れる部分にヤスリをかける行為。もしページをめくった時、ザラザラしていれば「小口研磨してある本」、ということ―の仕事が雑で、ページが大変めくりづらかった。もちろん、すべてがこの状態だとは思わないが、ホント、こういうのはカンベンしてほしい……。
これはやっぱり、スゴいことなのだ。
そんな、間違いなくベストバウトとなった映画を海外で撮影中に、福本さんは東映における定年を迎えた。
この2冊めとなる聞き書き本では、『ラスト サムライ』撮影時のこと(分量はそれほど多くないが、ものすごい臨場感がある)、そして“定年”を迎えて、これからの人生に関する想いなどが語られている。
その中からは、福本さんにしか語れない、あなたを励ましてくれる言葉を、いくつも見い出すことができるだろう。
ちょうどお盆に里帰りしていた福本さんが、地元のキャンプ場でカレーライスを作るところなどもあったりして、これがまた、いいクッションになっている。
巻末には、ある日の太秦映画村でのショー『福本清三・斬られる!』の写真ルポ、福本さんが写り込んでいるものを集めた出演作品スチール集(夏目雅子さんとのツーショットも…!)、そしてなんと、30ページ以上にわたる「みどころ」のワンポイント解説つきの《出演作品おすすめリスト》を掲載し、資料的価値も高い。
なお、現在の福本さんは嘱託として東映に籍をおいており、『福本清三ショー』は映画村の呼び物のひとつとなっている。
ところで、オレが買ったのは初版本だったのだが、小口研磨―本の端の、手が触れる部分にヤスリをかける行為。もしページをめくった時、ザラザラしていれば「小口研磨してある本」、ということ―の仕事が雑で、ページが大変めくりづらかった。もちろん、すべてがこの状態だとは思わないが、ホント、こういうのはカンベンしてほしい……。
2004年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作に続いて購入。あまりに面白いので,あっという間に読了。もっとゆっくり読めばよかったです。
他のレビューにも書かれているとおり,福本清三さんのお人柄が実によく表現されています。前作と同様,聞き書きのスタイルが成功しています。
定年間近の福本さんがハリウッドに呼ばれ,「ラスト・サムライ」に出演します。私たち読者は,福本さんの見聞を通して,ハリウッド映画の製作現場の心意気に触れることができます。とても面白いし,感動的です。
また,本書は,前作にも増して,福本さんの生い立ちや大部屋俳優としての人生を,定年を迎えた後まで,読者に熱く,そして温かく語ります。
この1冊で福本さんやご家族のことがよくわかりますし,日本映画の全盛期の頃の様子もうかがい知ることができます。福本さんのファン,隠れファンのみなさんや,邦画好きのみなさんだったら,本書を読まないテはありませんね。どうぞご一読して,ますます福本さんを好きになってください。そして日本映画に「がんばれっ」と声援を送ってください。
絶対に買って損はない1冊として推薦します。
他のレビューにも書かれているとおり,福本清三さんのお人柄が実によく表現されています。前作と同様,聞き書きのスタイルが成功しています。
定年間近の福本さんがハリウッドに呼ばれ,「ラスト・サムライ」に出演します。私たち読者は,福本さんの見聞を通して,ハリウッド映画の製作現場の心意気に触れることができます。とても面白いし,感動的です。
また,本書は,前作にも増して,福本さんの生い立ちや大部屋俳優としての人生を,定年を迎えた後まで,読者に熱く,そして温かく語ります。
この1冊で福本さんやご家族のことがよくわかりますし,日本映画の全盛期の頃の様子もうかがい知ることができます。福本さんのファン,隠れファンのみなさんや,邦画好きのみなさんだったら,本書を読まないテはありませんね。どうぞご一読して,ますます福本さんを好きになってください。そして日本映画に「がんばれっ」と声援を送ってください。
絶対に買って損はない1冊として推薦します。
2015年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代劇でおおぜい斬られる時、なんかあの人目立つな。
名前はなんていうのかな。と思っていた。
それが『福本清三』だとわかったのは、彼の特集があったからだ。
本の内容は飾らない人柄がわかるものだ。
これからも健康で活躍なさいますようにと心から祈る。
名前はなんていうのかな。と思っていた。
それが『福本清三』だとわかったのは、彼の特集があったからだ。
本の内容は飾らない人柄がわかるものだ。
これからも健康で活躍なさいますようにと心から祈る。