フースラーの記述はたしかに難解だ。しかし、近頃その通俗本が多くでている。また購入もAmazonのおかげで簡単だ。そのため現代では精読する負担がグッと減らす事ができる。この流れは哲学書や法学書を学ぶとき、まずは新書から入ることと同様である。
原著では同じ内容をあらゆる所で記述する。様々な内容との関わりを知るうちに、体系的な理解を獲得できるのだ。
例えば、原著を読むとフースラーメソッドは単なるアンザッツ反復練習ではない事が分かる。呼吸の章、咽頭解剖の章などのメカニズムの説明さえも、読み通すと実践を見越した説明だと理解できるのだ。
とにかく、この本は際限なく読み尽くせる名著である。
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うたうこと 発声器官の肉体的特質―歌声のひみつを解くかぎ 単行本 – 1987/6/1
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1:序
2:本書で用いている2、3の概念の説明
3:第1章: 基礎原理
4:第2章: まず聞く、それから知る
5:第3章: 統一
6:第4章: 解剖と生理
7:第1部: 喉頭
8:第2部: 咽頭懸垂(保持)機構-弾性枠
9:第3部: 呼吸器官
10:第5章: 唇-舌-口蓋-口蓋垂について
11:第6章: 声帯の「自発振動」
12:第7章: 声区
13:第8章: 「アンザッツ」
14:第9章: 「アインザッツ」
15:第10章: 声楽演奏のための種々な要素
16:第11章: 声種
17:第12章: 声の美しさ
18:第13章: 歌うことと話すこと
19:第14章: ふつうの発声器官にみられる欠陥、弱点、故障、合併症
20:第15章: 訓練の原則
21:第16章: アマチュア的「訓練」はどのようにして声を破滅させるか?
22:第17章: 監督のない練習
23:第18章: 声の疲労
24:第19章: 音声衰弱症
25:第20章: 声の老化
26:第21章: 合唱で歌うこと
27:第22章: 発声訓練教師の任務の領域
28:付録: カルーソー
29:*文献一覧/索引/訳者あとがき
2:本書で用いている2、3の概念の説明
3:第1章: 基礎原理
4:第2章: まず聞く、それから知る
5:第3章: 統一
6:第4章: 解剖と生理
7:第1部: 喉頭
8:第2部: 咽頭懸垂(保持)機構-弾性枠
9:第3部: 呼吸器官
10:第5章: 唇-舌-口蓋-口蓋垂について
11:第6章: 声帯の「自発振動」
12:第7章: 声区
13:第8章: 「アンザッツ」
14:第9章: 「アインザッツ」
15:第10章: 声楽演奏のための種々な要素
16:第11章: 声種
17:第12章: 声の美しさ
18:第13章: 歌うことと話すこと
19:第14章: ふつうの発声器官にみられる欠陥、弱点、故障、合併症
20:第15章: 訓練の原則
21:第16章: アマチュア的「訓練」はどのようにして声を破滅させるか?
22:第17章: 監督のない練習
23:第18章: 声の疲労
24:第19章: 音声衰弱症
25:第20章: 声の老化
26:第21章: 合唱で歌うこと
27:第22章: 発声訓練教師の任務の領域
28:付録: カルーソー
29:*文献一覧/索引/訳者あとがき
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社音楽之友社
- 発売日1987/6/1
- ISBN-104276142520
- ISBN-13978-4276142527
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登録情報
- 出版社 : 音楽之友社 (1987/6/1)
- 発売日 : 1987/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 182ページ
- ISBN-10 : 4276142520
- ISBN-13 : 978-4276142527
- Amazon 売れ筋ランキング: - 125,749位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 159位文学理論
- - 5,831位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- - 23,650位ノンフィクション (本)
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レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の状態が良かったです。
2020年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い本ですが、声楽をめざすなら、一度は目をとおすべき古典の名著だとおもいます。私は何回も再読して、そのたびに発見があります。
2019年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変貴重で有り難かった。大切に宝箱に入れておきたい。
2012年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
或るPro管楽器奏者と、声の響きと生理的な機能について私見を話しているとき、
一度は読めば合点が行く部分が多いと進められて購入しました。和訳の文体が
古めで難解な表現が多いのですが、それまで体を観察して疑問に思っていたこと、
経験的に、リラックス法等で会得していた事柄と一致する点も多く、参考になり
ました。声楽やVocalのProでも、理論的にかつ生理学に則った解説が
出来る先生は少ないので、これを先ず読んでみてもいいのではないかと思います。
最近のボイストレーニングを教えている先生からすると、少しメソッドとして
古い部分も有るとの事ですが、Popsやソウル系の発生の実践のレッスンを
取る前に、読んでおいても損は無いように思います。先生の解説が分かりにくかった
時、自分なりの理解をする助けにもなると思います。
これから仕事として歌う(または吹く)ことになる人、教えることになる人は、
きちんと研究している先輩達はこの中の内容を理解しているか、自然に会得している
と考えた方が良い、との事でしたので、買って良かったと思います。
一度は読めば合点が行く部分が多いと進められて購入しました。和訳の文体が
古めで難解な表現が多いのですが、それまで体を観察して疑問に思っていたこと、
経験的に、リラックス法等で会得していた事柄と一致する点も多く、参考になり
ました。声楽やVocalのProでも、理論的にかつ生理学に則った解説が
出来る先生は少ないので、これを先ず読んでみてもいいのではないかと思います。
最近のボイストレーニングを教えている先生からすると、少しメソッドとして
古い部分も有るとの事ですが、Popsやソウル系の発生の実践のレッスンを
取る前に、読んでおいても損は無いように思います。先生の解説が分かりにくかった
時、自分なりの理解をする助けにもなると思います。
これから仕事として歌う(または吹く)ことになる人、教えることになる人は、
きちんと研究している先輩達はこの中の内容を理解しているか、自然に会得している
と考えた方が良い、との事でしたので、買って良かったと思います。
2022年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入してから10年近く経ちますが、未だに画像部分しか読めていませんが、字が多い書籍が得意な方にはおすすめできます。
当時から情報も更新されているので、歴史や背景を知るにはすごく優良な書籍です。
また、喉や発声に関わる筋肉を知ったり、覚えたい方にもおすすめです。
当時から情報も更新されているので、歴史や背景を知るにはすごく優良な書籍です。
また、喉や発声に関わる筋肉を知ったり、覚えたい方にもおすすめです。
2013年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
声楽の専門的な知識が少ない初心者には内容的にむつかしいと思いますが、私の門下生には勧めています。
2015年11月25日に日本でレビュー済み
難しすぎる本。けれどもボーカリストなら必ず読むべき本。身体という楽器の成り立ちを知るというためには必要な知識が詰まってます。うたを楽器として扱う方は必読の一冊です。