音楽担当は、シリーズ前作「M:i:3」「スター・トレック」「LOST」などj j エイブラムス作品を中心に、
最近では「スピードレーサー」「モールス」「カールじいさんの空飛ぶ家」など
着実に実績を重ねつつあるマイケル・ジアッキノです。
本シリーズには必須のいつ聴いてもカッコイイ!!
ラロ・シフリン作曲の「スパイ大作戦」のテーマ曲と、
そのフレーズを、キメの部分で実に気持ちよく引用しながら、
同じく、オリジナル「スパイ大作戦」のサブテーマともいえる「プロット」と
呼ばれる作戦準備・遂行・作戦完了のテーマ曲も随所で使用するという
「スター・トレック」や「スピードレーサー」でも見られた、オリジナル作曲家への
きめの細かいリスペクトと映画ファン目線が、
映画音楽の作曲家として非常に信用できる人柄を想像させてくれます。
他にもワールドワイドな本作品世界に欠かせない、
ロシアやインドなど世界各国の異国情緒を取り入れた手堅い音楽作りと、
それだけではなく、もちろんアクションの見せ場の連続に合わせた、
盛り上がるメロディなど、あきさせない1枚になっています。
それにしてもモノクロ4ページの日本語解説がついただけで、
日本盤は、1000円アップとは大疑問・・・マイナス☆1です。
輸入盤を買いましょう。