著者さまの作風とは自分の好みが
合いませんでした。
残念ですが、全く頭にも心にも
入ってきませんでした、すみません。
自分の理解力がないだけだとおもいます

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最後の吐息 単行本 – 1998/1/1
星野 智幸
(著)
第34回(1997年) 文藝賞受賞
- 本の長さ161ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日1998/1/1
- ISBN-104309011969
- ISBN-13978-4309011967
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「わたし」は蜜にしてナイフ-ベラクルスの熱風、グアバの匂い、ハチドリの愉悦…中上健次のオマージュのもとに浮かびあがる、原色にむせぶメキシコの陶酔世界。島田雅彦他が絶賛する、各紙話題の第34回文芸賞受賞作。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (1998/1/1)
- 発売日 : 1998/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 161ページ
- ISBN-10 : 4309011969
- ISBN-13 : 978-4309011967
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,393,091位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32,972位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年、 アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、 早稲田大学卒業。2年半の新聞社勤務後、 メキシコに留学。97年『最後の吐息』で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、 03年 『ファンタジスタ』 で野間文芸新人賞、11年 『俺俺』 で大江健三郎賞、15年 『夜は終わらない』 で読売文学賞を受賞。『焔』『呪文』 『未来の記憶は蘭のなかで作られる』 など著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年12月4日に日本でレビュー済み
『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、『目覚めよと人魚は歌う』で
三島由紀夫賞を受賞し、『ファンタジスタ』に収録されている「砂の
惑星」で芥川賞候補にもなった作家・星野智幸の文藝賞を受賞したデ
ビュー作です。
メタフィクションの構造で語られる一つの濃密な物語。それは、ラテン
アメリカの作家ガルシア・マルケスの言わずと知れた大傑作『百年の孤
独』に対する一つの返答なのかもしれません。
「物語るために私は生まれてきた」とガルシア・マルケスは言いましたが、
この小説の主人公は何かを物語ることで自らがその物語を語るための活字
になろうとします。自らが文字となって、「最後の吐息」という物語を形
成していくのです。
三島由紀夫賞を受賞し、『ファンタジスタ』に収録されている「砂の
惑星」で芥川賞候補にもなった作家・星野智幸の文藝賞を受賞したデ
ビュー作です。
メタフィクションの構造で語られる一つの濃密な物語。それは、ラテン
アメリカの作家ガルシア・マルケスの言わずと知れた大傑作『百年の孤
独』に対する一つの返答なのかもしれません。
「物語るために私は生まれてきた」とガルシア・マルケスは言いましたが、
この小説の主人公は何かを物語ることで自らがその物語を語るための活字
になろうとします。自らが文字となって、「最後の吐息」という物語を形
成していくのです。
2008年6月24日に日本でレビュー済み
『最後の吐息』です。『紅茶時代』を併録しています。巻末解説は堀江敏幸。
いずれの作品も、ラテンアメリカらしい、濃厚なグアバの匂いがむんと漂う官能の陶酔に満ちている感じがします。
難解な作品ですが、一言で言えばそれにつきますね。
で、ガルシア・マルケスや中上健二へのオマージュ作品となっています。できれば『百年の孤独』あたりを読んでから本作品に取りかかった方が良いかもしれません。
表題作は、冒頭で主人公がまだ読んだことのない作家が死んだことを新聞で知ることから始まります。ひねくれてるなー、という感じもしますが、そこから手紙が始まり、変貌のきっかけとなります。
よくよく考えてみれば、メキシコに行ったことが無い人でも、本作品を読んでメキシコの鮮烈な愉悦の雰囲気を味わったりするのは、読まずにオマージュと似たようなものかもしれないと思ったりもしました。
↑というわけで、本作品を読まずにこんなレビューをぶちあけてみました。オマージュだと思ってください。
いずれの作品も、ラテンアメリカらしい、濃厚なグアバの匂いがむんと漂う官能の陶酔に満ちている感じがします。
難解な作品ですが、一言で言えばそれにつきますね。
で、ガルシア・マルケスや中上健二へのオマージュ作品となっています。できれば『百年の孤独』あたりを読んでから本作品に取りかかった方が良いかもしれません。
表題作は、冒頭で主人公がまだ読んだことのない作家が死んだことを新聞で知ることから始まります。ひねくれてるなー、という感じもしますが、そこから手紙が始まり、変貌のきっかけとなります。
よくよく考えてみれば、メキシコに行ったことが無い人でも、本作品を読んでメキシコの鮮烈な愉悦の雰囲気を味わったりするのは、読まずにオマージュと似たようなものかもしれないと思ったりもしました。
↑というわけで、本作品を読まずにこんなレビューをぶちあけてみました。オマージュだと思ってください。