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光のほうへ [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 23個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD [DVD]
¥4,525 ¥4,699
DVD 通常版
¥9,800 ¥5,335
DVD 1枚組
フォーマット ドルビー, 色
コントリビュータ モーテン・ローセ, ペーター・プラウボー, ヤコブ・セーダーグレン, トマス・ヴィンターベア, パトリシア・シューマン
言語 英語
稼働時間 1 時間 54 分

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登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988111241153
  • 監督 ‏ : ‎ トマス・ヴィンターベア
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, 色
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 54 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/1/13
  • 出演 ‏ : ‎ ヤコブ・セーダーグレン, ペーター・プラウボー, パトリシア・シューマン, モーテン・ローセ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 角川書店
  • ASIN ‏ : ‎ B005QWSNO2
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 23個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
泣くしかない。
2012年1月15日に日本でレビュー済み
デンマークの監督・トマス・ヴィンターベアによる最新作。アルコール依存症の母親からの虐待、幼い弟との死別を経験した兄弟のその
後の生き様を描いた作品。日本では宣伝文句に金子みすゞの詩「明るいほうへ」を用いたことでも話題となった。

兄ニックは見た目は剛強だが、精神不安定な元恋人の兄・イヴァンの世話を焼く等心根は優しい男。しかし自らの自暴自棄な行動が彼を
追い詰める。対し死別した妻との間に残した息子を育て上げる薬物中毒の弟。生活はカツカツでその日食べるものもままならない。本作
はニック兄弟と弟の息子・マーティン3人の行末が焦点となる。

まず映像が印象に残る。鮮度を落とした暗めでシャープな映像はデンマークの厳しい気候、兄弟の荒れた生き様やその象徴である刹那
的な性描写・流れる血のドス黒い色・血色の失せた白い顔等を強烈に伝える。また作品の運びが独特。母親の葬儀を起点とし、その後を
兄弟同時ではなく各々に焦点を当て順番に描き分ける。2人の時系列を結びつけるサイン(電話・TV番組の台詞)が随所に置かれること
で、次第に2人の物語が繋がりを見せる創りとなっている。

描かれるのはデンマークでも底辺層の暮らし。デンマークというと福祉国家の象徴として貧富の差無く一生安心という単純なイメージを抱
いていたが、本作の描写はそれとは大きくかけ離れたものだ。ソーシャルワーカーから療育権を第三者に預け生活保護を受ける様勧めら
れるが、息子だけが生きがいだと拒絶する弟の姿からは、当事者が求めない限り社会も手を差しのべるのは難しい福祉の限界を感じる。

邦題は「光のほうへ」となっているが、作中で描かれる兄弟の生き方は、敢えて光の方向から背を向けているかの様で実に痛々しい。彼ら
には何度か生き方を修正する機会が与えられるが、逆に兄は不必要に罪を背負い、弟はますます薬漬けに陥っていく。彼らの心情・行動
全てを理解することは正直難しいが、幼少期に受けたトラウマと罪の意識が彼らを閉じ込めてしまうのかもしれない。
そして長く離れて生きてきた兄弟2人の間にも一番肝心なことは話されない。彼らがある場所で対峙するシーンはそれを象徴しており悲しく
ももどかしい。それだけに物語の最後、やっとのことで見える光への歩み出しは非常に掛け替えなく感動的である。

地味な装いだがずっしりとした重みと観応えを感じる一作、一見の価値はある。
34人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月29日に日本でレビュー済み
ニックとその弟(彼の名前は映画でも原作でもついていない)。
「福祉国家デンマーク」のイメージとはかけ離れ、彼らの
生活は、幼少時からかなり悲惨なもの。父親は不在、
母親はアルコール依存症で育児放棄。仕事もしていないようで、
正体不明になるほど酔っては息子たちに暴力を振るう。
上の息子たちとかなり年の離れた、赤ん坊の末息子もいるが、
この母親がマトモに世話などするはずも無い。
ニックと弟が一所懸命に世話をしていたこの赤ん坊は結局死んでしまう。

彼らの住む地域はあちこちに落書きや割れたガラスが目立つし、
成人したニックが住むのは低所得者向けの寮のような所。
「デンマークにもこんな所があるのか。」と驚くような・・・。
ニックがかつて付き合っていた彼女は、目や肌の色が浅黒く、
外国からの移民であることが明らかだ。ニックと別れ、
サッサと金持ちと結婚して子供を授かっている。

ニックはといえば、寮のような施設で暮らしながら、別れた彼女の
(明らかに精神的に問題のありそうな)兄イヴァンの面倒を見続ける。
原作ではイヴァンはガリガリに痩せているという設定だったが、
なぜか映画では肥満体の鈍重そうな男性がイヴァンを演じている。

ニックの弟、名前すら与えられないこの弟の脆さ。
こんなに弱い彼が父親となり、一人で懸命に、幼い息子の世話をする。
とはいえ、彼は麻薬中毒。(息子の母はオーヴァードーズで亡くなったらしい。)
麻薬を使用していることが知れると、息子の親権を剥奪されるため、
ソーシャルワーカーとの面談や保育園などでは必死で「普通の生活」を取り繕う。
だが、夕食前の注射を打ちにトイレに入ったまま倒れて出てこられず、
待ちくたびれた息子が腹をすかせたまま床で寝ていたり、
息子と約束したことをコロッと忘れたり、金も無いのにプレゼントの約束をし、
万引きをしたり。金銭面も精神面も肉体的にももう限界である。そして・・・。

映画の冒頭から全体を通して言いようの無い寂寥感が漂う作品だったし、
実際に悲劇的なこともいくつも起こっているのですが、最後の最後に、
ほんの少しだけ、「光のほうへ」進んでゆけそうな期待がもたらされる。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート

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Amazon Customer
5つ星のうち4.0 Four Stars
2017年1月31日にカナダでレビュー済み
Amazonで購入
Excellent réalisateur
P. Tey
5つ星のうち5.0 Brooding, but rewarding viewing
2015年1月27日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Brooding, but rewarding viewing.
Yes, it's about two brothers who were severely traumatized in childhood. And yes, they have not been able to adjust and create a "normal" life, with one recently released from jail (the reason of which is not divulged ) and one an addict. But as somber as it may seem, both retained their "humanity", as manifested in their intact capacity to care and love. One taking the blame for a crime he didn't commit to protect a friend and the other caring and loving his son.Their love for each other also intact. The end, although maybe uncertain of the future, gives a sense of "closure" and love. Jakob Cedergren proves himself (as in other films) to be a formidable actor with a quiet but strong presence.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
Carlos
5つ星のうち5.0 Tienes que verla
2016年2月27日にスペインでレビュー済み
Amazonで購入
Un pais tan pequeño en tamaño y en habitantes como Dinamarca está produciendo desde hace algunos años un cine y unas series (The Killing, Borgen, The Bridge...) que ya qusieran los Estados Unidos. Submarino es un retrato muy duro de los submundos paralelos que tenemos al lado de casa incluso en paises ricos.Tierna, dura y real.
Arnaud Villeneuve
5つ星のうち5.0 Mon film préféré
2011年3月19日にフランスでレビュー済み
Amazonで購入
Une très belle oeuvre sur l'errance de deux frères qui galèrent dans l'existence. La faute est à allouer à une culpabilité mal gérée après un traumatisme enfantin. Les deux personnages principaux du film s'efforcent de mener leurs vies sans laisser déborder leur douleur qui, pourtant, les asphyxie. Les besoins de rédemption et d'expiation pour une faute trop lourde à porter, alors qu'ils ont fait du mieux qu'ils pouvaient, orientent leurs choix personnels pour le bien comme pour le pire.

Les interprètes des personnages sont parfaits dans leurs rôles. La réalisation retranscrit toute la substance de son sujet et ne perd jamais de temps dans des digressions inutiles. Bon film.
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
lector
5つ星のうち5.0 Buena buena buena!
2015年12月9日にスペインでレビュー済み
Amazonで購入
Me encanta este director que retrata las miserias del ser humano, cuando tocamos fondo. Este película es muy buena, es un canto a las relaciones familiares y a esos momentos en los que intentamos salir a flote cuando hemos tocado fondo. Intensa y recomendada.