渡部昇一先生の帯びの推薦文、
「ウソの歴史に拳骨氏がゲンコをくらわせた」
との言葉にひかれて買いました。
感想としては、目からウロコという感じです。
「日本の文化は中国、韓国がつくった」という俗説に対し、著者は韓国にある前方後円墳などの発掘データをもとに、韓国にあった日本の文化を明らかにしていきます(国王の王冠にだけ、日本の玉石が使われていたなど)
また、中国では詩聖とよばれた李白が安倍仲麻呂からもらった日本の衣をきて喜んでいる姿や、日本の出版技術や衣、建築技術、絵画や書、武器にいたるまで、中国や韓国が大絶賛をしていたことを当時の史料に基づいて明らかにしています。
また朝鮮通信使は日本に文化を伝えたというのは韓国の自画自賛によるもので、日本の儒者(レベルが高い人々)からすれば、とるにたらない相手であり、朝貢使として幕府の権威付に利用された以外の何物でもないことを立証しています。
戦争についても、現代中国の国家戦略にたいし日本がどう進むべきかを、日中韓の歴史教訓からときあわらし、竹島・尖閣諸島などの領土問題にかかわる歴史問題も、極めて端的でわかりやすく解説をしており、なぜこれだけこじれているのか、どのように反論すればいいかを明確に教えてくれています。
日中韓2000年の歴史を新書一冊で表すというのは、おそらく著者からしても、難しい作業出会ったと思いますが、要点をかいつまんで、わかりやすいうえ、おもしろいです。
日本人なら一読する価値のある本だと思います。
今度は、著者が韓国史について1冊をまとめてくれるのを期待しています!

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日中韓2000年の真実 ~なぜ歴史のウソがまかり通るのか~ (扶桑社新書) 新書 – 2011/12/1
拳骨 拓史
(著)
いつも歴史認識の問題が政治問題化する日本と中国と韓国。
本書は戦後教育の中で正しく伝えられて来なかった古代から現代までの日本と中国・韓国の3カ国間の歴史の真実を論じる本。
併せて、現在進行中で解決の目途がたっていない尖閣諸島・竹島の領土問題の経緯も紹介する。
日本の歴史を否定したがる中国・韓国に対し正しく反論するための知識が得られる一冊。渡部昇一氏推薦。
第一章 古代日本のウソ
自国の歴史に無知な韓国人/韓国を建国した日本人/日本は古代、韓国を凌駕していた/日韓ほぼ同時にはじまった鉄器の利用
第二章 受容文化国のウソ
中国が驚嘆した日本の工芸品/朝鮮が日本から学ぼうとした産業/思想面からの中国を凌駕した日本/中国に伝承した日本の武術/朝貢使だった朝鮮通信使…
第三章 戦争責任のウソ
中国が進める海洋覇権戦略/侵略される沖縄本島と真珠の首飾り戦略/中国が負けを認めた文禄・慶長の役/白村江の戦い~中国を誘致した末路~
第四章 領土問題のウソ
石油発見で始まった中国の主張/尖閣諸島の台湾帰属論/竹島問題は鬱陵島の帰属問題/沖ノ鳥島の危機/中国の最大の脅威にさらされる沖縄
第五章 日中韓、忘れ得ぬ人々
日韓のかけ橋~李王朝最後の皇太子妃~/中韓のリーダーたちは知日派/流転の王妃、愛新覚羅浩
<目次より>
本書は戦後教育の中で正しく伝えられて来なかった古代から現代までの日本と中国・韓国の3カ国間の歴史の真実を論じる本。
併せて、現在進行中で解決の目途がたっていない尖閣諸島・竹島の領土問題の経緯も紹介する。
日本の歴史を否定したがる中国・韓国に対し正しく反論するための知識が得られる一冊。渡部昇一氏推薦。
第一章 古代日本のウソ
自国の歴史に無知な韓国人/韓国を建国した日本人/日本は古代、韓国を凌駕していた/日韓ほぼ同時にはじまった鉄器の利用
第二章 受容文化国のウソ
中国が驚嘆した日本の工芸品/朝鮮が日本から学ぼうとした産業/思想面からの中国を凌駕した日本/中国に伝承した日本の武術/朝貢使だった朝鮮通信使…
第三章 戦争責任のウソ
中国が進める海洋覇権戦略/侵略される沖縄本島と真珠の首飾り戦略/中国が負けを認めた文禄・慶長の役/白村江の戦い~中国を誘致した末路~
第四章 領土問題のウソ
石油発見で始まった中国の主張/尖閣諸島の台湾帰属論/竹島問題は鬱陵島の帰属問題/沖ノ鳥島の危機/中国の最大の脅威にさらされる沖縄
第五章 日中韓、忘れ得ぬ人々
日韓のかけ橋~李王朝最後の皇太子妃~/中韓のリーダーたちは知日派/流転の王妃、愛新覚羅浩
<目次より>
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2011/12/1
- ISBN-104594065201
- ISBN-13978-4594065201
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登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2011/12/1)
- 発売日 : 2011/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 254ページ
- ISBN-10 : 4594065201
- ISBN-13 : 978-4594065201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,350,717位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 457位扶桑社新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は自分自身の認識する範囲内だが、それが確認できたことは良かった。
しかし今後は一般庶民に知らされていない、新聞やその他メディアが書かないこと又は書けないことも忌憚なく発表した歴史書などが読みたいものだ。
しかし今後は一般庶民に知らされていない、新聞やその他メディアが書かないこと又は書けないことも忌憚なく発表した歴史書などが読みたいものだ。
2013年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在中国と韓国が日本に対して、歴史認識をよく考えろとか言っていますが、この本を韓国語や中国語に翻訳してバラ撒いたらいいのではないでしょうか。それと日本人自体が本当に日本国を大切に思うなら日本の歴史、特に近代史を学び直さなくてはならないと思います。
2015年11月26日に日本でレビュー済み
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いろいろな方の執筆による史実と歴史を知る上で参考になる図書だと思います。
2013年7月5日に日本でレビュー済み
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著者の拳骨氏は、本書で新説を唱えているわけではありません。
今まで意図的に、伝えられることのなかったことを書いているだけです。
しかし、それは今まで主流・流布されていた説を根底から覆すものになるでしょう。
要は、学校や一般の書籍では片手落ち、または嘘しか教えられていないということです。
今まで意図的に、伝えられることのなかったことを書いているだけです。
しかし、それは今まで主流・流布されていた説を根底から覆すものになるでしょう。
要は、学校や一般の書籍では片手落ち、または嘘しか教えられていないということです。
2012年9月20日に日本でレビュー済み
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タイトル以上のものはありませんが、たとえいくら内容が良いものでも日本語が今ひとつだと、それだけで信頼性が低下してしまいます。出版社も含めてしっかりチェックしてほしいと思います。
2012年3月22日に日本でレビュー済み
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民主党政権の姿勢に乗じてか(?)、竹島・尖閣列島・南京事件・慰安婦問題他、過去に解決済み等とされていたことが、またまた大きな問題となってきている現状、これらの問題に感情的でなく、真面目に対処するにはまず、本当のことを知ることが出発点です。
が、これらを知ろうとしても学校では教えてくれません。また、マスコミでも殆どは触れないどころか、”提灯持ち”あげくは”マッチポンプ”で外国に利をもたらせ続けてきているものが大マスコミとして存在し続けているのが現在の状況です。
本当でない、ウソを基とした関係は、日中韓それぞれにとって不幸なことです。
ただ、本当のことを調べることは大変労力と時間を要し、また調べる問題が多ければ多いいほど大変で、一般の人にはなかなか手がでません。
そこで、本書をまず理解をし、おかしいと感じれば更に別に調べるという手を用いればよいと考えます。
小生、団塊の世代で定年を過ぎていますが、我が国をおかしくしない、おかしくなって欲しくない、立派な国として子供たちに残したいとの考えから、まだまだ勉強と、これに伴う行動をとりたいと感じています。
特にこれからの日本をしょって立ってくれる若い人(著者は35・6歳です。更なる活躍に大いに期待です)たちが本当のことを知り、それをベースとして判断・行動をし、結果として、日中韓が本当の良き隣国関係が構築出来ます様、まず本書を読んで頂けることを期待しています。
が、これらを知ろうとしても学校では教えてくれません。また、マスコミでも殆どは触れないどころか、”提灯持ち”あげくは”マッチポンプ”で外国に利をもたらせ続けてきているものが大マスコミとして存在し続けているのが現在の状況です。
本当でない、ウソを基とした関係は、日中韓それぞれにとって不幸なことです。
ただ、本当のことを調べることは大変労力と時間を要し、また調べる問題が多ければ多いいほど大変で、一般の人にはなかなか手がでません。
そこで、本書をまず理解をし、おかしいと感じれば更に別に調べるという手を用いればよいと考えます。
小生、団塊の世代で定年を過ぎていますが、我が国をおかしくしない、おかしくなって欲しくない、立派な国として子供たちに残したいとの考えから、まだまだ勉強と、これに伴う行動をとりたいと感じています。
特にこれからの日本をしょって立ってくれる若い人(著者は35・6歳です。更なる活躍に大いに期待です)たちが本当のことを知り、それをベースとして判断・行動をし、結果として、日中韓が本当の良き隣国関係が構築出来ます様、まず本書を読んで頂けることを期待しています。
2014年2月26日に日本でレビュー済み
この書籍は、日本では卑弥呼の時代に該当する時期から太平洋戦争までの長い期間を対象として、中国や朝鮮半島での歴史について記述されていて、その歴史の中で日本が関わった事象について解説が加えられています。秀吉の朝鮮征伐について日本での通説とは異なる史実が明国の史書から解説し直されていたり、中国と朝鮮半島における白村江の戦について当時の日本の関わりや日本での歴史的位置づけについて説明されていたりと、中韓の歴史的事件や日本との関わり合いについて単発的に丁寧に解説されているように思いました。その中で日本に関する「歴史のウソ」を指摘しています。
タイトルから想像されるような「現在の歴史解釈における日中韓の真っ向勝負」といった趣のみではなく、著者が述べているように「自国を不当に批判し続ける反日日本人へ」の解説書といった印象を持ちました。興味深く読みました。勉強になりました。
タイトルから想像されるような「現在の歴史解釈における日中韓の真っ向勝負」といった趣のみではなく、著者が述べているように「自国を不当に批判し続ける反日日本人へ」の解説書といった印象を持ちました。興味深く読みました。勉強になりました。