日本のフリーメーソンリーの幹部自身の筆になる本書は、あらゆる意味で、フリーメーソンに何らかの関心を持つ者の必読書です。今や、本書を読まずに日本人がフリーメーソンを語ることは出来ないと言えます。本書の刊行は、通俗的な陰謀論や初歩的な誤解を一掃してくれる快挙です。
メーソン自身にとってさえ未知の部分だったメーソンリーの歴史の発掘と再構成の仕事は、巨大なジグソーパズルを解くような地味で複雑な作業の連続だったでしょう。著者のご苦労が偲ばれますが、ご苦労されただけの価値はある本に間違いありません。
ただそれだけに、本書が現時点で品切・重版未定であり、古本市場での相場が大変なことになっているのは、かえすがえすも残念です。このような事態は本書の著者にとって全く不本意であるはずの陰謀論や誤解をかえって増長させるおそれさえあるでしょうから。

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入門フリーメイスン全史: 偏見と真実 単行本 – 2007/2/1
片桐 三郎
(著)
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社アムアソシエイツ
- 発売日2007/2/1
- ISBN-104903388204
- ISBN-13978-4903388205
登録情報
- 出版社 : アムアソシエイツ (2007/2/1)
- 発売日 : 2007/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4903388204
- ISBN-13 : 978-4903388205
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,262,410位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,857位社会学概論
- - 102,356位ビジネス・経済 (本)
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2006年11月19日に日本でレビュー済み
フリーメイスン=秘密結社、ユダヤの陰謀、その他、面白半分の「トンデモ」本が日本では非常に多い中で、日本グランドロッジのパスト・グランド・マスターである筆者が書き下ろしたフリーメイスン史の入門書。フリーメイスンと呼ばれる前の石工団体の歴史から、ドイツ、スコットランド、イングランド、アイルランドでのロッジ形成の流れ、更にグランド・ロッジとしてフリーメイスンが如何に組織化されてきたか、ヨーロッパから植民地としての新大陸アメリカへどの様に拡がって行ったか、等を史実に忠実に従う姿勢で説き起こしている。
更に、江戸時代、明治時代から現代にかけて日本でのフリーメイスンの組織的活動が如何にあったか、というメイスンリーの内側からの発信であり、非常に興味深い作品である。
多くの人にお進めしたい。
更に、江戸時代、明治時代から現代にかけて日本でのフリーメイスンの組織的活動が如何にあったか、というメイスンリーの内側からの発信であり、非常に興味深い作品である。
多くの人にお進めしたい。