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未来の見える階段 詩的寓話 人類の未来 その彼方に 単行本 – 2010/12/10
田坂広志
(著)
時代は23世紀。 物語の主人公「智恵子」と「賢治」の姉弟は、不況にあえぐ両親の姿に心を痛め、未来を見るための方法はないかと聖人のもとを訪ねます。 そこで聖人が言った言葉は、「この階段を登ってみなさい。 そうすれば、未来が見えるだろう」。 恐る恐る階段を登っていく智恵子と賢治。 そこで見たものとは? ドイツ観念論の哲学者ゲオルク・ヘーゲルの思想「弁証法」。 そのなかの1つの法則「螺旋的発展の法則」を理解していけば、世の中の本質がわかり、未来が見えてくるようになる! 社会起業家論の専門家としてだけでなく、近年では思想家として内外ともに活躍する著者が、新境地を開くべく紡ぎ出した「詩的寓話」の世界。 気鋭のイラストレーター権田章江氏の作品が物語のイメージをさらに拡げていきます。 読む者の心に小さな風を起こす新しいスタイルの作品です。
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社サンマーク出版
- 発売日2010/12/10
- 寸法13.7 x 2 x 19.4 cm
- ISBN-104763131133
- ISBN-13978-4763131133
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商品の説明
出版社からのコメント
「未来を予言することはできないが、予見することならできる」。田坂広志先生の講演を始めて聴いたとき、高圧電流が体を突き抜けるほどの衝撃を受けました。そこで語られた哲学者ヘーゲルの「螺旋的発展の法則」。書籍の編集だけでなく、ささやかながらイベントのプロデュースや映像制作を試みる私にとって、田坂先生からいただいたヒントは物事を考えるときに欠かせない「思想」となりました。今回、「詩的寓話」シリーズのひとつとして、この「螺旋的発展の法則」をもとに、小さな物語を創作していただきました。イラストレーター権田章江さんの幻想的な作品が物語の世界観をさらに深めています。
著者について
たさか・ひろし 思想家。詩人。多摩大学大学院教授。シンクタンク・ソフィアバンク代表、世界賢人会議ブダペスト・クラブ日本代表、世界経済フォーラム(ダボス会議) GACメンバー、米国ニューイングランド複雑系研究所ファカルティ。
登録情報
- 出版社 : サンマーク出版 (2010/12/10)
- 発売日 : 2010/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4763131133
- ISBN-13 : 978-4763131133
- 寸法 : 13.7 x 2 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,223,676位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 132,235位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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多摩大学大学院名誉教授。田坂塾 塾長。2005年米国Japan SocietyよりUS-Japan Innovatorsに選ばれる。2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Agenda Councilメンバーに就任。2010年世界賢人会議・ブダペストクラブ日本代表に就任。2011年東日本大震災に伴い、内閣官房参与に就任。シンクタンク・ソフィアバンク・President。詩人。思想家。著書は、国内外で、100冊余。
◇公式サイトhttp://hiroshitasaka.jp/
◇田坂塾 http://hiroshitasaka.jp/tasakajuku/
◇田坂広志チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCuM5UFGWYmH_mh79V2yh_pw
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここのレビューを見て購入しましたが、とても五つ星とは思えません。内容の切り口には成る程と思うところはありますが、正直本の値段ほどではありませんでした。
2010年12月16日に日本でレビュー済み
「
忘れられた叡智
」に続いての詩的表現で、余白がたっぷりで文章量は少なく厳選され研ぎ澄まされた言葉で語られています。
自分を取り巻く現状からは、語られている物語の情景は想像できません。
特に宗教に関してのくだりは、日本人なので理解は出来るが、腑に落ちません。
智恵子や賢治と一緒に階段を昇って眺めてみたい…。
この現状の延長線上ではない感覚こそが「予見」なのでしょうか。
右肩上がりの「直線」の価値観しか持ち合わせていない私が「螺旋」という違和感の問いを抱き続けることこそが大切とも読み取れます。
螺旋階段を逆方向に降りた世界、グローバリゼイションと貨幣経済そして宗教から奇跡的に隔離された種族「 ヤノマミ 」の価値観。
現代とは正反対、けれど本書と結びつくところがある。
まだ半周しか昇っていないのが現代なのか…。
平易な言葉で語られているが、悠久の時の流れのスケールに圧倒される。
寓話なのに、寓話だから、本質を突いた表現によって、思考が広がる、視野が広がる、足元を見つめ直す。
ほんの少し大局観に触れることが出来たような気にさせてくれる。
自分を取り巻く現状からは、語られている物語の情景は想像できません。
特に宗教に関してのくだりは、日本人なので理解は出来るが、腑に落ちません。
智恵子や賢治と一緒に階段を昇って眺めてみたい…。
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右肩上がりの「直線」の価値観しか持ち合わせていない私が「螺旋」という違和感の問いを抱き続けることこそが大切とも読み取れます。
螺旋階段を逆方向に降りた世界、グローバリゼイションと貨幣経済そして宗教から奇跡的に隔離された種族「 ヤノマミ 」の価値観。
現代とは正反対、けれど本書と結びつくところがある。
まだ半周しか昇っていないのが現代なのか…。
平易な言葉で語られているが、悠久の時の流れのスケールに圧倒される。
寓話なのに、寓話だから、本質を突いた表現によって、思考が広がる、視野が広がる、足元を見つめ直す。
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