この時期あまりゆずは聴いてませんでした。
しかし近年聞き直すと、もしかしてゆず最高傑作の一つと言っても良いと思います。
▼楽曲の方向転換
これはトビラ時代を引きずりながらも、あらたなゆずの方向性の萌芽がみられます。
3カウントの底抜けの明るさ、季節外れの転調コード進行。
▼多彩なスタジオミュージシャン
いままで以上に様々な方が参加しています。イチオシは「無力」の高水健司さん、元はっぴいえんどの鈴木茂さん。
曲の雰囲気を最大限に伸ばしてくれています。
思えばこの頃からゆずは自分達の楽曲のコアが固まってきたのではないでしょうか。
発売から10年以上経って、名盤だと気づきました。