研修医時代の話を冷静に淡々と描かれたものです。
特に大きなハプニングもなく、事実をありのままに書き綴ったもので
表紙の絵からちょっとしたハプニングの記載もあるのかと期待する向きには読み続けるのが辛いです。

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禁断の大学病院、白衣の日常 女医裏物語 (文春文庫 し 51-1) 文庫 – 2011/6/10
神 薫
(著)
私立K大医学部卒の女医が医学部と研修医時代の笑撃の秘話を明かす。病院・病気のトリビアから医療現場のナマの実態まで満載
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/6/10
- ISBN-104167801345
- ISBN-13978-4167801342
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/6/10)
- 発売日 : 2011/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 291ページ
- ISBN-10 : 4167801345
- ISBN-13 : 978-4167801342
- Amazon 売れ筋ランキング: - 345,865位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,481位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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静岡県出身。
私立K大学医学部卒業、同大大学病院にて研修医となる。
駆け落ちのため退職、医学部・研修医時代のエピソードを2009年「女医裏物語 かけ出し女医のトホホ体験記」(バジリコ)にまとめる。同書は2011年、加筆の上「女医裏物語 禁断の大学病院、白衣の日常」として文春文庫入りした。
怪談をこよなく愛し、単著に「FKB怪幽録 骸拾い」「FKB怪談女医」、共著に平山夢明監修「FKB饗宴」1,2,4,7および「FKB怪・百物語」「怪 異形夜話」「FKB恐怖女子会 不祥の水」がある。
サークル「女医風呂」として、医療・医学情報や創作小説ジャンルにて同人活動中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月15日に日本でレビュー済み
なんとなく陰湿な雰囲気のあるタイトルですが、中味はあっけらかんとした医学生〜研修医時代の女医さんの日常を描いています。むしろ陰湿な雰囲気を著者に要求するのは無理なようです。
ヘレン・ケラーとナイチンゲールの混同やら、犬に対する愛着、KO太郎さんの話も印象に残りました。
最初は「私立K大学医学部」とは、北里大かなと思いながら読んでいましたが、途中から慶応大学であることがわかってきます。著者の現在の年齢は40歳くらいではないでしょうか。
著者の選んだ専門は眼科。患者から医師とみられないことや、当直の話など結構大変な女医の姿が描かれています。
ヘレン・ケラーとナイチンゲールの混同やら、犬に対する愛着、KO太郎さんの話も印象に残りました。
最初は「私立K大学医学部」とは、北里大かなと思いながら読んでいましたが、途中から慶応大学であることがわかってきます。著者の現在の年齢は40歳くらいではないでしょうか。
著者の選んだ専門は眼科。患者から医師とみられないことや、当直の話など結構大変な女医の姿が描かれています。
2016年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
慶應義塾大学医学部と卒後研修のことはよくわかります。面白いエピソードもそれなりにあります。
しかし、こんなに苦労して医者になったのに、結婚退職とは…そりゃあ人生は自由ですが、仕事に誇りをもって医者人生を全うする人に医学部に入ってほしいものです。結婚退職せざるを得ないような日本社会が悪いのかもしれませんがね。
しかし、こんなに苦労して医者になったのに、結婚退職とは…そりゃあ人生は自由ですが、仕事に誇りをもって医者人生を全うする人に医学部に入ってほしいものです。結婚退職せざるを得ないような日本社会が悪いのかもしれませんがね。
2012年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもしろくなかった。
この方の目線での、医療現場・・・いやだな
この方の目線での、医療現場・・・いやだな
2011年6月15日に日本でレビュー済み
最初にこの本を書店で見つけたとき、スワッ!これは美人女医の禁断の愛を描いた小説かと思い、タイトルだけで買ってしまいました。(・・エロビデオの見過ぎや!!)しかし、内容はじつに真面目で、1人の女性、美人?がK大医学部(多分慶応だと思います)に入学し、卒業し、無事国試に受かり、研修医として活躍するまでを、悲喜交々、記憶に残った事、解ってほしいこと等色々述べておられます。
お年寄りの大腿骨骨折を家族が渋るのに治療し逆に恨まれたこと・・実はこの老人、徘徊癖があり、暴力を振るう。・・悪いけど寝たきりのほうが良かったんです。習慣性肩脱臼癖を持つ超美人の悲劇。口唇紋が犯罪捜査に役に立つ事(そう言えば、牛にも鼻紋があります。)。K大では、医学部女子は、メイクも控えめで服装もコンサバな子が多い事。解剖学実習で、壁に耳ありを実際行った人がいた・・らしい。骨実習で、頭蓋骨を持ち帰り、電車に忘れて大騒ぎになった・・・当の本人は、シラをきり続け、後内科の教授になった。開腹手術を受けた彼女の横で添い寝をし、咎めたら、「俺は○○新聞の記者だ」と逆ギレした男。先輩が高級焼肉をおごってくれたが、食べ始めるや否やポケベル(懐かしい!!)がなり、おじゃんになった話し・・・等興味深い話が満載です。
実は、私もこの世界に少し関係があり、また、親戚にも医師、眼科医もいます。医学系は進学課程のときだけ時間に余裕がありますが、それ以降は講義、実習で遊ぶ暇は殆どありません!また、解剖実習についていけず、転部、転校する人も少なからずいます。そして、やっと国試に合格し、研修医、しかし、これはまさに体力勝負で、運よく家に帰ると即バタンキュウらしいです。また、患者訴訟も近年結構増加してきて、その面でも大変らしいです。
神さんは、その辺を解りやすく、面白く述べておられ、非常に面白く読ませていただきました。
お年寄りの大腿骨骨折を家族が渋るのに治療し逆に恨まれたこと・・実はこの老人、徘徊癖があり、暴力を振るう。・・悪いけど寝たきりのほうが良かったんです。習慣性肩脱臼癖を持つ超美人の悲劇。口唇紋が犯罪捜査に役に立つ事(そう言えば、牛にも鼻紋があります。)。K大では、医学部女子は、メイクも控えめで服装もコンサバな子が多い事。解剖学実習で、壁に耳ありを実際行った人がいた・・らしい。骨実習で、頭蓋骨を持ち帰り、電車に忘れて大騒ぎになった・・・当の本人は、シラをきり続け、後内科の教授になった。開腹手術を受けた彼女の横で添い寝をし、咎めたら、「俺は○○新聞の記者だ」と逆ギレした男。先輩が高級焼肉をおごってくれたが、食べ始めるや否やポケベル(懐かしい!!)がなり、おじゃんになった話し・・・等興味深い話が満載です。
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神さんは、その辺を解りやすく、面白く述べておられ、非常に面白く読ませていただきました。