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あなたは生きているだけで意味がある 単行本 – 2003/11/1

4.1 5つ星のうち4.1 11個の評価

『スーパーマン』を演じた著者は不慮の落馬事故を負い脊髄損傷になった。そして日々の闘いから奇跡の歩行を成しとげるまでの感動の手記。

年々増えつづける自殺者、生きることに希望を見出せない人々……それでも、なぜ人は生きつづけなければならないのか?その答えが、本書にある。
著者は、映画『スーパーマン』シリーズで「スーパーマンよりスーパーマンらしい」と絶賛されたクリストファー・リーヴ。しかし、著者は不慮の落馬事故により重度の脊髄損傷を負う。著者は、一時は自殺をも決意する。しかし、妻、子どもの支えがあり、生きることを決意したのである。
そして、奇蹟は起こった。リハビリの成果もあり、ついに水中歩行ながら自らの脚で歩くことにも成功したのである。重度の脊髄損傷患者が、自らの意志で指を動かし、まして水中歩行できるなど奇蹟に近い。
この奇蹟の回復は、全米の医学専門誌においても特筆すべき症例として、挙げられているほどである。そして、著者はみずからの回復のみにとどまらず、団体をつくり、他の脊髄損傷患者の治癒を訴えつづけている。
感動と希望を与える好著だ。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

映画「スーパーマン」シリーズが全世界で大ヒットし、人生の成功を手にしていたクリストファー・リーヴ。しかし、不慮の落馬事故で重度の脊髄損傷に。妻、子どもとの愛、生きる勇気、奇跡の回復を綴った感動の記録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2003/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 199ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569632599
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569632599
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 11個の評価

著者について

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クリストファー・リーブ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生きているということは、何ごとにも変えられない素晴らしいことだということを改めて感じた。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月11日に日本でレビュー済み
個人的には映画、MR.NOBODYがとても気に入り、それと絡み合う感じで読書。
思想感の部分が気になったので、ほかの人が焦点を当てそうにないところを備忘録。
P72からの考えとP165の考えの整合性に欠けるように感じました。

P72より抜粋

”善を行うと嬉しい。
悪を行うと辛い。
それが私の信仰である。

1860年 エイブラハム・リンカーン”

”正しい道というものはあるのだろうか

この数年間、数えきれないほど多くの人々から
「苦難に立ち向かうときは信仰が大きな支えとなるのではないか」
と訊かれてきた。
そして、
「あなたの宗教は何か」
とも。

これには私は困ってしまう。
なぜなら、私が非常に信仰深い人間に違いないと皆が期待しているのが手に取るように分かるからだ。

実を言うと、精神性という意味合いにおいてこれからの一生をかけて追求していけるような宗教に出会ったのは、つい最近のことなのだ。

。。。
プリンストン・ディ・スクール8,9年生の必修科目で習った2年間のコースは

世界の宗教、そして現代米国文化に密接に関わる宗教史を学ぶための入門編だった。
道教、神道、仏教など、東洋の宗教における教訓についての基礎を学ぶのが楽しみだった。

生きとし生けるものすべてを神聖なものとし、樹、花、大地、水、空に神が宿るという思想が好きだった。

しかし、西洋宗教史やその教えの多くは私にとって魅力ないものに映った。

10代の初めの頃、私は長老派教会のコーラスで歌っていたのだが、賛美歌のいくつかに歌われている恐ろしいイメージに怯えさせられた。

例えば「God the Father Almighty」(父なる全能の神)
「Onward Christian Soldiers Marching as to War」(いざ戦いに臨まんとするキリストの兵士たち)
「The Fateful Lightning of His Terrible Swift Sword」(神の恐るべき迅速なる剣が死をもたらす電光)などだ。

おそらくこの”神”たちは私たちー”彼”の子供たちーを愛しているのだろうが、私たちを規律に縛り付けるために脅迫的な戦略を使っているように私は感じたのだ。

もし私たちが貞淑で公正であると”彼”の目に映れば、私たちは安全なのである。

”彼”はわたしたちを守り、悪しきものから救い出してくれるだろう。

しかし、戒律を犯して”彼”の期待を裏切ったりしたならば、私たちはそれなりの罰を受けることになる。

この力学は私と父の関係に非常に似ていた。

だとすれば、わざわざ同じことを私が進んで選ぶ必要があるだろうか。

日曜学校の礼拝は叔父を喜ばせるためでもあり、自分の将来展望を広げるためであったが、多くを学べなかった。

学校での宗教に関する勉強は、権力に頭突きを食らわしたい育ち盛りの13歳の男の子としての願望もあいまって、組織化された宗教から私を徐々に離れさせていった。

授業で学んだのは、不寛容、抑圧、迫害、そして、貧困を強いられて教育を受けることのできない敬虔な信者たちを犠牲にした教権制度によって蓄積された莫大な富についてだった。

宗教が戦争を起こし、中世における十字軍の活躍が、実際はキリストの名の下に正当化された帝国主義による制服だったことを知ったのだ。

新世界を目指した16世紀の探検家や伝道師たちが、母国のために可能な限りの陸地を占有すること、そして”野蛮人”をキリスト教信仰へと改宗させることが自らに課せられた職務と信じていたことについて、書物を通じて知った。

生物学のクラスでは家族計画や受胎調節について学んだが、宗教の授業で現代のカトリック教義について学習したときには、ひどく理解に苦しんだものだ。
私は教師を質問攻めにした。結婚したことのない司祭が、どうして結婚についての相談に答えられるのか。最悪の状態で暮らさざるを得ない大家族がこれほど多いのは、後進国の貧しいカトリック信者が受胎調整を許されていないからではないのか。私たちが大人になる頃には、人口過剰や世界的飢餓が大きいな問題となっているのではないか。

人格形成期に受けた学校と教会の影響に加えて、父の無神論は私にとって重要な要素となった。宗教の基礎について無縁な環境で育ったのみならず、私には精神性と呼ばれるもののかけらすらなかった。
私は”今この瞬間”のこと、野心や自信といったものだけに囚われていた。そのまま大学に進み、その後は演技のキャリアを目指してニューヨークに移り住んだが、ついぞ”大きな疑問”に対する答えを探し求めはしなかった。なぜ私たちは、ここにいるのか。目的を持っているのだろうか。生きていくための正しい道というものがあるのだろうか。”

P164
ここでは反対の内容が。。。

私は自分が一神教信者になりつつあるとは考えもしなかった。
40代後半になって、信仰と組織的宗教にいつのまにか心が向かっていたのだ。。
ーーーー

一神教・普遍救済主義の何がいいのかというと、その扉を開いた人々が罪を犯したと仮定されていないからだ。、と私は話した。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月17日に日本でレビュー済み
頸椎損傷で首から下がほとんど動かないという、
およそ考え得る中でもっとも過酷と思われる身体の状況を、
彼は見事に克服してみせたと言える。

本書は知的な考察に彩られているが、
自身の気持ちを抑圧せず、喜怒哀楽に正直でもある。
そしてユーモアを失わない傑出した自伝だ。

ちなみに、重篤な後天性の麻痺患者の体験記として、
日本では世界的な免疫学者だった故多田富雄さんによる
「寡黙なる巨人」があるが、本書と比較して読むと
国民性?の違いがよく分かって、とても興味ぶかい。

多田さんは自らの障害と真っ向から対峙した。
身動きが取れない中での孤独かつ内省的な作業であり、
壮絶なリハビリの苦闘を経て、ついに自分の中に
別人格の新たな何かがうごめいていることを発見する。
「寡黙なる巨人」としか例えようのない異存在だった。

一方のリーブ氏。障害は多田さんよりもさらに重い。
リハビリの困難さも障害の程度に比例するというように、
それは筆舌を尽くしがたく、地獄だったろう。だが、
彼はいかなる試練も「オフコース」とチャレンジする。
そこに悲壮感はない。アメリカ人っぽい微笑すらたたえている。

この違いはどこから来るのだろうか。
ふたつの書を読み比べて思ったのは次のことだ。
リーブ氏の身体は身の回りの家族や周囲の人たち、
社会に開かれている、いや、投げ出されている。
そこで語られる障害は、湿り気を失ってユーモアとなり、
前向きにさえ捉えられる。もちろん克服すべきものとして。
多田さんが得体の知れない「巨人」と表現したものは、
リーブ氏にしてみれば異存在ではなく、等身大の自分そのもの。
だが、限界を乗り越えた姿はまさしくスーパーマンなのだ。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年4月19日に日本でレビュー済み
タイトルが最高ですね。
で、この人は映画スーパーマンの人。
落馬事故で重度の脊椎損傷を負う。
最悪の状態から奇跡の回復を遂げていく。
なぜ自分がこんな目に。と思う気持ちもあるだろうけど。
出来事を肯定的に捉えていく姿を感じる。
そしてそれが奇跡を呼び起こす。
さらにそれが貢献へと繋がっていく。
とても暖かくそして力づけをもらえる一冊
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年5月29日に日本でレビュー済み
彼は映画(スーパーマン)シリーズで一躍有名になった1980年代のスターでした、その甘いマスクと肉体美でスター性も十分で、成功は約束をされていたはずでした、私も大好きな俳優さんでした、それが、自宅の農場で乗馬中に馬から落ちて首から下が完全麻痺をしてしまいました、彼自身の伝記本です、事故にあってからの絶望の日々、自殺を考えた事、妻の愛で生きる自信を取り戻した事がこと細かく記述をされています、感動しました、写真も掲載されていて、痛々しかったけれど、そうした姿をさらす彼の勇気に心打たれました、頑張って生きて欲しい、あなたは生きているだけでも価値のあるひとだと心から思える名作でした、ですが、しばらくもしないうちに彼は死去、呼吸不全だったそうです、元気な彼の主演作がもっともっと観たかったですね、、、。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月12日に日本でレビュー済み
 先日の著者逝去の日に購読した。あの強かったスーパーマンとしかイメイジのない彼の闘病生活や、もはや死んでしまおうと思った件は、死と生が相反するものではなく、表裏一体なのだと実感した瞬間だった。 爽やか過ぎる性格の裏に隠れた生きようとする思いは、難病を患って闘病生活を続けている人々に必ずや勇気を与えるに違いない。
 原書を読んだ事がないのでその質は判らないが、訳者の淡々と綴る文にも共感を覚えた。こうした本はとかく大袈裟な文体で、まるでTVスポーツ中継のように読者を煽り立てるが、実はドラマチックなストーリーには、こうした淡々と語る語り部の方が感銘の勢いを増すという大変良い見本である。
 彼の深層心理を究明するのには大変良い本である。そして、さすがスーパーマン。散り際もとっても爽やかで、本書と同じだった。合掌。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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